JP2872022B2 - 紙葉類厚さ検知機構 - Google Patents
紙葉類厚さ検知機構Info
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- JP2872022B2 JP2872022B2 JP5298808A JP29880893A JP2872022B2 JP 2872022 B2 JP2872022 B2 JP 2872022B2 JP 5298808 A JP5298808 A JP 5298808A JP 29880893 A JP29880893 A JP 29880893A JP 2872022 B2 JP2872022 B2 JP 2872022B2
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- Japan
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- thickness
- sheet
- roller
- displacement
- scale
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- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙葉類厚さ検知機構に
関し、特に、検知ローラの変位をエンコーダで検出しデ
ジタル量で厚さを検出する機能を備えた紙葉類厚さ検知
機構に関する。
関し、特に、検知ローラの変位をエンコーダで検出しデ
ジタル量で厚さを検出する機能を備えた紙葉類厚さ検知
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の紙葉類厚さ検知機構は、図2に示
すように、基準ローラ1と、紙葉類の厚さにより変位す
る検知ローラ2と、検知ローラ2の変位を拡大する検知
レバー8と、磁気センサ9とを有している。なお、検知
ローラ2は基準ローラ1から紙葉類の厚さ間隔分広げた
位置に設定されている。
すように、基準ローラ1と、紙葉類の厚さにより変位す
る検知ローラ2と、検知ローラ2の変位を拡大する検知
レバー8と、磁気センサ9とを有している。なお、検知
ローラ2は基準ローラ1から紙葉類の厚さ間隔分広げた
位置に設定されている。
【0003】次にこの従来例の動作について説明する。
【0004】処理開始トリガセンサ10で紙葉類が検知
されると厚さ検知処理が開始される。基準ローラ1と検
知ローラ2との間に紙葉類が搬送されると、紙葉類の厚
さにより検知ローラ2が変位する。紙葉類の厚さが、あ
らかじめ決められた厚さ以下の場合は、検知ローラ2は
変位しない。セロハンテープなどで修正された、厚さに
異常のある紙葉類や、重送された紙葉類の場合、検知ロ
ーラ2が変位し、その変位が検知レバー8によって拡大
される。検知レバー8の先端部の変位を磁気センサ9が
検知する。検知部が、磁気センサ9の電圧変化を厚さ異
常とすべき電圧レベルと比較することにより、厚さ異常
を検知する。
されると厚さ検知処理が開始される。基準ローラ1と検
知ローラ2との間に紙葉類が搬送されると、紙葉類の厚
さにより検知ローラ2が変位する。紙葉類の厚さが、あ
らかじめ決められた厚さ以下の場合は、検知ローラ2は
変位しない。セロハンテープなどで修正された、厚さに
異常のある紙葉類や、重送された紙葉類の場合、検知ロ
ーラ2が変位し、その変位が検知レバー8によって拡大
される。検知レバー8の先端部の変位を磁気センサ9が
検知する。検知部が、磁気センサ9の電圧変化を厚さ異
常とすべき電圧レベルと比較することにより、厚さ異常
を検知する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の紙葉類
厚さ検知機構では、紙葉類が重送されたとき、重送であ
ることは判別できても、それが2枚か3枚かといった枚
数の判別は不可能である。また、磁気センサの取り付け
調整や出力調整が困難であるという問題点がある。
厚さ検知機構では、紙葉類が重送されたとき、重送であ
ることは判別できても、それが2枚か3枚かといった枚
数の判別は不可能である。また、磁気センサの取り付け
調整や出力調整が困難であるという問題点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の紙葉類厚さ検知
機構は、紙葉類を検知して厚さ検知処理が開始する処理
開始トリガセンサと、基準ローラと、前記基準ローラか
ら紙葉類の厚さ間隔だけ広げた位置に設定され、前記基
準ローラに沿って突入する紙葉類の厚さに応じて変位
し、厚さに異常のある紙葉類や重送された紙葉類が搬送
された場合に回転する検知ローラと、変位方向に垂直に
等間隔に並んだスリットがあるスケールと、ギア比,ア
ーム比に応じて前記検知ローラの変位を拡大して前記ス
ケールに伝えるギア手段と、前記スリットの明暗をカウ
ントし、そのカウント数と同一の矩形波パルスを出力す
るエンコーダとを具備することを特徴とするものであ
る。
機構は、紙葉類を検知して厚さ検知処理が開始する処理
開始トリガセンサと、基準ローラと、前記基準ローラか
ら紙葉類の厚さ間隔だけ広げた位置に設定され、前記基
準ローラに沿って突入する紙葉類の厚さに応じて変位
し、厚さに異常のある紙葉類や重送された紙葉類が搬送
された場合に回転する検知ローラと、変位方向に垂直に
等間隔に並んだスリットがあるスケールと、ギア比,ア
ーム比に応じて前記検知ローラの変位を拡大して前記ス
ケールに伝えるギア手段と、前記スリットの明暗をカウ
ントし、そのカウント数と同一の矩形波パルスを出力す
るエンコーダとを具備することを特徴とするものであ
る。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0008】図1は本発明による紙葉類厚さ検知機構の
一実施例を示す側面図である。この紙葉類厚さ検知機構
は、紙葉類の厚さを検出するために、基準ローラ1と、
紙葉類の厚さにより上下に変位可能な検知ローラ2と、
検知ローラ2の変位を拡大するためのギア4,ギア5,
スケール6とを配列し、スケール6をカウントするエン
コーダ7を有している。
一実施例を示す側面図である。この紙葉類厚さ検知機構
は、紙葉類の厚さを検出するために、基準ローラ1と、
紙葉類の厚さにより上下に変位可能な検知ローラ2と、
検知ローラ2の変位を拡大するためのギア4,ギア5,
スケール6とを配列し、スケール6をカウントするエン
コーダ7を有している。
【0009】次にこの実施例の動作について説明する。
【0010】紙葉類の厚さ検知機構部に搬送された紙葉
類が処理開始トリガセンサ10に検知されると、厚さ検
知処理が開始される。紙葉類が基準ローラ1と検知ロー
ラ2の間に突入すると、紙葉類の厚さに応じて検知ロー
ラ2が変位する。このとき、あらかじめ基準ローラ1か
ら紙葉類の厚さ間隔だけ広げた位置に検知ローラ2を設
定しておく。このために、あらかじめ決められた厚さ以
下の紙葉類が搬送された場合は検知ローラ2は変位しな
い。セロハンテープなどで修正された、厚さに異常のあ
る紙葉類や、重送された紙葉類が搬送された場合は、検
知ローラ2は回転中心3を中心に回転し、ギア4,ギア
5を介し、スケール6を変位させる。このとき、ギア
比,アーム比に応じて検知ローラ2の変位は拡大してス
ケール6に伝えられる。検知ローラ2の変位を正確に伝
達するためギア5を2個重ねてギア4とかみ合わせバッ
クラッシをなくすようにしておく。スケール6には、ス
ケールの変位方向に垂直に等間隔に並んだスリットがあ
り、エンコーダ7はスケール6のスリットの明暗をカウ
ントする。そのカウント数と同一の矩形波パルスがエン
コーダ7から出力される。厚さによってスリットが何カ
ウントされるかを算出しておけば、エンコーダ7から出
力される矩形波パルスによって紙葉類の厚さが検知でき
る。
類が処理開始トリガセンサ10に検知されると、厚さ検
知処理が開始される。紙葉類が基準ローラ1と検知ロー
ラ2の間に突入すると、紙葉類の厚さに応じて検知ロー
ラ2が変位する。このとき、あらかじめ基準ローラ1か
ら紙葉類の厚さ間隔だけ広げた位置に検知ローラ2を設
定しておく。このために、あらかじめ決められた厚さ以
下の紙葉類が搬送された場合は検知ローラ2は変位しな
い。セロハンテープなどで修正された、厚さに異常のあ
る紙葉類や、重送された紙葉類が搬送された場合は、検
知ローラ2は回転中心3を中心に回転し、ギア4,ギア
5を介し、スケール6を変位させる。このとき、ギア
比,アーム比に応じて検知ローラ2の変位は拡大してス
ケール6に伝えられる。検知ローラ2の変位を正確に伝
達するためギア5を2個重ねてギア4とかみ合わせバッ
クラッシをなくすようにしておく。スケール6には、ス
ケールの変位方向に垂直に等間隔に並んだスリットがあ
り、エンコーダ7はスケール6のスリットの明暗をカウ
ントする。そのカウント数と同一の矩形波パルスがエン
コーダ7から出力される。厚さによってスリットが何カ
ウントされるかを算出しておけば、エンコーダ7から出
力される矩形波パルスによって紙葉類の厚さが検知でき
る。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、紙葉類
厚さ検知機構において、検知ローラの変位をエンコーダ
がカウントしデジタル量として示すので、重送時の紙葉
類の枚数の検出が可能になり、また、厚さ異常とすべき
判別カウント値を変えれば、厚さの異なる紙葉類の厚さ
検知にも対応でき、また、従来の磁気センサの取り付け
調整や出力調整が不要となるという効果を奏する。
厚さ検知機構において、検知ローラの変位をエンコーダ
がカウントしデジタル量として示すので、重送時の紙葉
類の枚数の検出が可能になり、また、厚さ異常とすべき
判別カウント値を変えれば、厚さの異なる紙葉類の厚さ
検知にも対応でき、また、従来の磁気センサの取り付け
調整や出力調整が不要となるという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例の側面図である。
【図2】従来例の側面図である。
1 基準ローラ 2 検知ローラ 3 回転中心 4 ギア 5 ギア 6 スケール 7 エンコーダ 8 検知レバー 9 磁気センサ 10 処理開始トリガセンサ
Claims (1)
- 【請求項1】 紙葉類を検知して厚さ検知処理が開始す
る処理開始トリガセンサと、基準ローラと、前記基準ロ
ーラから紙葉類の厚さ間隔だけ広げた位置に設定され、
前記基準ローラに沿って突入する紙葉類の厚さに応じて
変位し、厚さに異常のある紙葉類や重送された紙葉類が
搬送された場合に回転する検知ローラと、変位方向に垂
直に等間隔に並んだスリットがあるスケールと、ギア
比,アーム比に応じて前記検知ローラの変位を拡大して
前記スケールに伝えるギア手段と、前記スリットの明暗
をカウントし、そのカウント数と同一の矩形波パルスを
出力するエンコーダとを具備することを特徴とする紙葉
類厚さ検知機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5298808A JP2872022B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 紙葉類厚さ検知機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5298808A JP2872022B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 紙葉類厚さ検知機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07151534A JPH07151534A (ja) | 1995-06-16 |
JP2872022B2 true JP2872022B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=17864491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5298808A Expired - Fee Related JP2872022B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 紙葉類厚さ検知機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2872022B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8328192B2 (en) | 2010-02-26 | 2012-12-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet thickness detection device and image forming apparatus |
US8360424B2 (en) | 2010-02-26 | 2013-01-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet thickness detection device and image forming apparatus |
JP2016132078A (ja) * | 2015-01-21 | 2016-07-25 | デュプロ精工株式会社 | 連続用紙処理装置及び連続用紙処理方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011022019A (ja) * | 2009-07-16 | 2011-02-03 | Kodenshi Corp | 物体検出装置 |
CN110645944A (zh) * | 2019-10-27 | 2020-01-03 | 重庆融豪太视科技有限公司 | 超宽pc片材的在线测厚系统 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS604804A (ja) * | 1983-06-23 | 1985-01-11 | Tokyo Keiki Co Ltd | 紙葉類のダブルフイ−ド検出方法 |
JPH0585643A (ja) * | 1991-06-03 | 1993-04-06 | Fujitsu Ltd | 紙葉類厚さ検出機構及びそれを用いた紙葉類厚さ検出方法 |
JP3044609U (ja) * | 1997-06-20 | 1998-01-06 | 錠成股▲ふん▼有限公司 | 旅行鞄の牽引用伸縮棒の位置決め装置 |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP5298808A patent/JP2872022B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8328192B2 (en) | 2010-02-26 | 2012-12-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet thickness detection device and image forming apparatus |
US8360424B2 (en) | 2010-02-26 | 2013-01-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet thickness detection device and image forming apparatus |
JP2016132078A (ja) * | 2015-01-21 | 2016-07-25 | デュプロ精工株式会社 | 連続用紙処理装置及び連続用紙処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07151534A (ja) | 1995-06-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981124 |
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