JPH0585643A - 紙葉類厚さ検出機構及びそれを用いた紙葉類厚さ検出方法 - Google Patents

紙葉類厚さ検出機構及びそれを用いた紙葉類厚さ検出方法

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JPH0585643A
JPH0585643A JP6738492A JP6738492A JPH0585643A JP H0585643 A JPH0585643 A JP H0585643A JP 6738492 A JP6738492 A JP 6738492A JP 6738492 A JP6738492 A JP 6738492A JP H0585643 A JPH0585643 A JP H0585643A
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Nobuhiko Onda
信彦 恩田
Hidetoshi Nogo
英俊 野吾
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は紙葉類を取扱う紙葉類取扱装置に使
用される紙葉類厚さ検出機構に関し、簡易機構で小スペ
ース化し、高精度な紙葉類厚さの検出を行うことを目的
とする。 【構成】 紙葉類22を繰り出すフィードローラ21
と、該フィードローラ21上に係合し、該紙葉類22を
所定厚さで調整して一枚毎に分離する揺動可能な分離部
23と、該分離部23の揺動の変化を検出する変位検出
部24と、該変位検出部24からの変位信号により該紙
葉類22の厚さを検出する信号処理部25とを有するよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙葉類を取り扱う紙葉
類取扱装置に使用される紙葉類厚さ検出機構及びそれを
用いた紙葉類厚さ検出方法に関する。近年、現金自動支
払機(CD)、現金自動入出金機(ATM)や印刷装置
等においては、紙幣等の紙葉類を計数、鑑定するため
に、該紙葉類を一枚ずつ搬送部に送り出す機構が設けら
れている。
【0002】しかし、たまには複数枚の紙葉類が重なっ
て繰り出されたり(以下「ダブルフィード」という)、
少しずれた状態で重なって繰り出される(以下「連鎖」
という)場合があり、この時には計数や鑑定が不可能と
なることから、紙葉類の厚さを測定してダブルフィード
や連鎖の有無を検出し、これらの処理を即座に行う必要
がある。
【0003】
【従来の技術】図10に、従来の紙葉類厚さ検出機構を
説明するための図を示す。図10(A)は構成図であ
り、図10(B)は厚さ検出のタイムチャートである。
図10において、紙葉類厚さ検出機構1は、搬送路2の
上方にレバー3が回転軸4に固定され、このレバー3の
先端には可動ローラ5が取り付けられている。可動ロー
ラ5はバネ6によって搬送路2の下部に設けられた固定
ローラ7に押し付けられている。搬送路2には、紙葉類
8を搬送する駆動ローラ9と押えローラ10が設けられ
ている。回転軸4にはポテンショメータ11が取付けら
れており、ポテンショメータ11の出力は検出部12に
接続されている。検出部12はポテンショメータ11か
らの出力電圧の変化を測定して、紙厚に対応して設定さ
れた判定基準電圧、即ち、紙葉類8の一枚の厚さの回転
角度に対応する電圧変化と比較してダブルフィードや連
鎖が生じたかどうかを判定する。
【0004】ここで、図10(B)により上述の動作を
説明する。紙葉類8が駆動ローラ9と押えローラ10に
よって搬送されて、可動ローラ5と固定ローラ7の間を
通過すると、紙葉類8の厚さだけ可動ローラ5は押し上
げられ、レバー3が揺動して回転軸4が回転する。その
回転角度に応じてポテンショメータ11からの出力電圧
が変化するので、検出部12で電圧変化Vを測定し、図
10(B)に示すように判定基準電圧VR1(1枚検
出),VR2(2枚検出)と比較してダフルフィード、連
鎖か否かを判定するものである。
【0005】ところで、上述のような検出機構1は、紙
葉類8が繰出し機構(図示せず)により繰り出されて搬
送される経路の途中部分に専用機構として設けられるの
が一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ダブルフィードや連鎖
は紙葉類が繰り出し機構から繰り出されて該厚さ検出機
構を通過した時点で始めて検出されるが、上述のように
繰出し機構と紙葉類厚さ検出機構1とは離隔しているこ
とから、ダブルフィードや連鎖が連続して発生した場
合、該繰出し機構を停止させるまでに時間を要し、この
間に複数組のダブルフィードや連鎖が発生するという問
題がある。
【0007】また、上述のATM装置、CD装置等に当
該紙葉類厚さ検出機構を取付ける場合に、新たなスペー
スが必要となり、該装置等が大型化するという問題があ
る。そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
簡易機構で小スペース化し、紙葉類の厚さを高精度で検
出することができる紙葉類厚さ検出機構及びそれを用い
た紙葉類厚さ検出方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1に、本発明の原理説
明図を示す。図1の紙葉類厚さ検出機構20において、
21はフィードローラであり紙葉類22を繰り出す。2
3は揺動可能な分離部であり、該フィードローラ21上
に係合し、紙葉類22を所定厚さで調整して一枚毎に分
離する。24は変位検出部であり、分離部23の揺動の
変化を検出する。25は信号処理部であり、変位検出部
24からの変位信号により紙葉類22の厚さを検出す
る。そして、26は外部装置である。
【0009】また、変位検出部24は、分離部23に光
を照射してその反射光を検出し、又は該分離部に高周波
磁界を印加して発生する渦電流からの磁束を検出して、
該分離部との距離を測定する。また、信号処理部25
は、外部装置26からの指令に基づき変位検出部24か
らの基準変位信号を記憶する記憶手段と、該記憶手段に
記憶された基準変位信号と前記紙葉類22の通過による
該変位検出部24からの変位信号とにより該通過する紙
葉類22の厚さ信号を算出する算出手段と、該厚さ信号
により該紙葉類22の枚数を判定する判定手段と、を有
する。
【0010】
【作用】図1に示すように、紙葉類22を分離部23に
より1枚毎に分離してフィードローラ21により繰り出
す際に、該分離部23が紙葉類22が通過するごとに上
下に揺動する。この分離部23の揺動を変位検出部24
により検出し、変位信号に基づいて信号処理部25によ
り紙葉厚さを測定する。
【0011】すなわち、分離部23近傍に変位検出部2
4を設け、信号処理部25により厚さを測定することか
ら、構成が簡易であり、小スペース化を図ることが可能
となる。また、該検出機構20は紙葉類22を供給する
位置に設けられることから、ダブルフィードや連鎖が発
生しても直ちにフィードローラ21を停止させられ、複
数組のダブルフィードや連鎖の発生を防止することが可
能となり、高精度に紙葉類の厚さを測定することが可能
となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照
し、具体的に説明する。 〔実施例1〕図2に、本発明の実施例1における紙葉類
厚さ検出機構の構成図を示す。図2の紙葉類厚さ検出機
構20において、分離部23は、セパレータ支持体30
に設けられたセパレータ31がフィードローラ21の軸
方向に、フィードローラ21と交互に並設されており、
セパレータ31はその円弧がフィードローラ21の外周
に一部オーバーラップしている。セパレータ支持体30
にはベアリング32が取付けられている。また、セパレ
ータ支持体30は回転軸33を中心として揺動する構造
になっており、バネ34によってベアリング32をフィ
ードローラ21に押付けている。このベアリング32は
セパレータ31を位置決めしてセパレータ31とフィー
ドローラ21のオーバーラップ量を設定するためのもの
である。そして、セパレータ31とフィードローラ21
の間に紙葉類22が進入すると、セパレータ31とフィ
ードローラ21間の隙間を通過する際に、セパレータ3
1との間に摩擦が作用してフィードローラ21側の一枚
だけが通過して紙葉類22の分離が行われる。なお、本
発明の紙葉類厚さ検出機構20は、フィードローラ21
と分離部23で構成される紙葉類繰出し機構と一体をな
している。
【0013】一方、セパレータ支持体30の平坦部上方
に、距離L0 で変位検出手段であるセンサ24が配置さ
れる。センサ24は、支持部品等により位置決め固定さ
れるもので、例えばレーザ光をセパレータ支持体30に
照射して平坦面での光スポットを光検出器で受光する構
造で、光検出器上の光スポットの位置から該セパレータ
支持体30との距離を測定するものである。また別の方
法として、セパレータ支持体30に高周波磁界を印加し
て渦電流をつくり、その渦電流から磁束を検出してセパ
レータ支持体30との距離を測定するものである。
【0014】センサ24の出力信号は、信号処理部25
に入力し、信号処理部25は外部装置であるコンピュー
タ26と信号の入出力を行う。信号処理部25は、セン
サ24からの出力信号を、紙葉類の繰出し機構を制御す
るコンピュータ26からの指令により記憶手段40に記
憶し、算出手段41においてセンサ24からの出力信号
と記憶手段40からの記憶した信号とにより厚さ信号を
算出する。厚さ信号は判定手段42に入力され、判定基
準値43と比較し、その結果を状態信号としてコンピュ
ータ26に出力するものである。
【0015】そこで、図3に、本発明の実施例1の動作
を説明するための図を示し、図2と共に詳述する。図3
(A)は検出部分を示したもので、図3(B)は検出状
態を示したタイムチャートである。まず、紙葉類22が
図示してないピックローラによってセパレータ31とフ
ィードローラ21の間に繰り出されてくると、紙葉類2
2は次にベアリング32とフィードローラ21の間を通
過する。ベアリング32はフィードローラ21に押付け
られているので、紙葉類22が通過する時にはベアリン
グ32は紙葉類22の厚さ分だけ上方へ変位し、ベアリ
ング32が取り付けてあるセパレータ支持体30も従っ
て上方に紙葉類22の厚さ分だけ変位する。この変位を
セパレータ支持体30の上方に設けられたセンサ24で
検出する。
【0016】コンピュータ26が紙葉類22を繰り出す
直前で記憶手段40に記憶指令信号を出力すると、記憶
手段40は変位信号の現在位置(基準変位信号)を記憶
する。この値は紙葉類22がベアリング32を押し上げ
てない状態でのセンサ24とセパレータ支持体30の距
離L0 を示している。紙葉類22がベアリング32とフ
ィードローラ21の間に進入するとセパレータ支持体3
0は変位する。この時の変位信号の値をL1 とすると、
算出手段41からは、L=|L0 −L1 |なる厚さ信号
Lが出力される。装置の組立や保守作業でセンサ24と
セパレータ支持体30の距離は規定の値に対してばらつ
きが生じるが、上述した動作によってそのばらつきは吸
収され、算出手段41からは常に紙葉類22の厚さを示
す信号Lが出力される。
【0017】判定手段42では厚さ信号Lを予め定めた
複数の判定基準値43と比較するとともに、厚さ信号L
の時間変化も測定して紙葉類22の状態(一枚かダブル
フィードか連鎖か)を判定して状態信号をコンピュータ
26へ出力する。一枚通過、ダブルフィード、連鎖の場
合の厚さ信号のパターンのタイムチャートが図3(B)
に示される。図3(B)において、t1 は1枚目の先
端、t2 は1枚目の後端、t3 は2枚目の先端、t4
2枚目の後端を示している。なお、紙葉類厚さ検出機構
20は、紙葉類22がダブルフィード、連鎖したか否か
を検出するものであって、測定した値が、(紙葉一枚の
厚さ×枚数)の値に正確に一致しなくても、枚数に比例
した量であれば検出目的は達せられるものである。
【0018】すなわち、回転軸33と測定ポイントの距
離をD1、回転軸33とベアリング32の距離をD2、
紙葉の厚さをT、測定値をT0 とすると、T0 =(D1
/D2)・Tの関係があり、T0 はTに比例する。従っ
て、センサ24の位置は、ベアリング32の位置と一致
させなくても厚さ検出は可能で、測定に都合のよい場所
を選んでセンサ24を取りつければよい。
【0019】このように、紙葉類22を一枚ずつ分離す
る分離部23で紙葉の厚さを検出するので、センサ24
以外には厚さ測定のための特別な機構は必要なく、AT
MやCDの装置構成が簡易になる。また、ダブルフィー
ドや連鎖が連続して発生した場合、それを直ちに検出す
るため繰り出し機構の動作停止等の措置を短時間で行う
ことができ、従ってダブルフィードや連鎖した紙葉類が
搬送部へ複数組送られてしまうのを防ぐことができるも
のである。
【0020】ところで、以上述べたような実施例1の紙
葉類厚さ検出機構は、以下のような2つの問題点があ
る。 図3で説明したセパレータ支持体30は、ベアリング
32を介してフィードローラ21に接している。フィー
ドローラ21の外周は通常ゴム材料で構成されているの
で、ローラ半径は一定でなく、0.1〜0.2mm程度
のばらつきがある。また、円筒状のゴム材料の中心が回
転軸の中心から0.1〜0.2mm程度偏心する場合も
ある。したがって、セパレータ支持体30は、フィード
ローラ21に偏心と真円からのずれがあるため、図4の
ようにフィードローラ21の回転に同期して周期的に上
下運動をしてしまう。
【0021】図4は、紙葉類がない時に、センサ24が
検出するセパレータ支持体30の変位およびピックロー
ラの回転角を表したグラフである。このグラフは、縦軸
に変位(mm)と回転角度(deg)、横軸に時間(m
s)を示している。グラフ中、上側の波線は、セパレー
タ支持体30の変位を示している。また、下側の階段状
の線は、ピックローラの回転角度を示している。ピック
ローラは60°回転した後、一定の間停止する。という
ことを繰り返している。
【0022】紙葉類が、ベアリング32とフィードロ
ーラ21間に進入する時と抜け出す時に、セパレータ支
持体30は紙葉類の厚さ分だけ上下に変位すると共に、
振動が発生する。したがって、セパレータ支持体30の
変位はとにより影響を受けるため、紙葉類がセパレ
ータ部を通過する時には、図5のように、図3(B)の
波形と図4の波形が重畳された波形がセンサ24から出
力される。
【0023】図5は、紙葉類がある時に、センサ24が
検出するセパレータ支持体30の変位およびピックロー
ラの回転角を表したグラフである。このグラフも図4と
同様に、縦軸に変位(mm)と回転角度(deg)、横
軸に時間(ms)を示している。グラフ中、上側の波線
は、セパレータ支持体30の変位を示しており、A点は
進入する時の振動、B点は抜け出す時の振動である。ま
た、下側の階段状の線は、ピックローラの回転角度を示
している。ピックローラは、60°回転するごとに紙葉
類を1枚づつ送るようになっている。
【0024】以上のことから、図3(B)に示したよう
に、センサ24の出力を一定の基準値と比較しただけで
は、紙葉類の1枚通過、ダブルフィード、連鎖を識別す
ることは困難である。そこで次に、上記の問題点を解決
して、高精度で安定に紙葉類の厚さを検出する機構につ
いて、実施例2,3を用いて説明する。
【0025】〔実施例2〕本発明の実施例2は、図6お
よび図7に示される。図6は本発明の実施例2における
紙葉類厚さ検出機構の構成図である。図中、実施例1で
説明した図2の符号と同一の符号は、同じものを示して
いる。44は回転角度検出手段で、フィードローラ21
の回転角度45を検出するもので、例えばロータリエン
コーダでフィードローラ21の回転角度を直接検出する
機構である。ロータリエンコーダとは、モータによって
回転可能なガラスの円盤を挟むように、発光素子と受光
素子を設けたものである。この円盤の円周方向には多数
の孔が開いており、円盤を回転させることによって、光
が遮られたり、光が通ったりする。これを利用して、光
が通った時にパルスを発生させ、このパルス数をカウン
タで数えることにより回転角度が分かる。また別の方法
として、フィードローラ21の駆動モータがパルスモー
タの場合には、モータへの入力パルス数をカウントして
回転角度に変換する機構がある。
【0026】46は補正用記憶手段で、フィードローラ
21を空回り、すなわち、紙葉類22が繰り出されない
ように、図示してないピックローラは停止させた状態で
フィードローラ21だけ回転させて、その時のフィード
ローラ21の回転角度45とセンサ24からの変位信号
L1aの関係を記憶するものである。上記記憶動作は、
コンピュータ26からの記憶指令信号で実行される。
【0027】47は減算手段で、紙葉類22がセパレー
タ31を通過していく時の変位信号L1aから、補正記
憶手段46から出力される補正用変位信号L1bを減算
する手段である。48は低域通過フィルタで、減算手段
47の出力である第一の厚さ信号L1cからセパレータ
支持体の振動分を除去して第二の厚さ信号L1dを出力
する。
【0028】そこで、図7に、実施例2の動作を説明す
るためのグラフを示し、図6と共に詳述する。図7
(a)〜(d)は、縦軸に変位,横軸に回転角または時
間をとったグラフであり、図7(a)は補正用変位信号
L1bに、図7(b)は変位信号L1aに、図7(c)
は第一の厚さ信号L1cに、図7(d)は第二の厚さ信
号L1dに、それぞれ対応している。
【0029】図6参照。まず、コンピュータ26から補
正用記憶手段46に、記憶指令信号を出力する。次に、
フィードローラ21を空回しして、そのときのフィード
ローラ21の回転角度45とセンサ24の変位との対応
関係を、補正用記憶手段46に記憶させる(図7(a)
参照)。そして、紙葉類22が図示してないピックロー
ラによってセパレータ31とフィードローラ21の間に
繰り出されてくると、紙葉類22は次にベアリング32
とフィードローラ21の間を通過する。ベアリング32
はフィードローラ21に押付けられているので、紙葉類
22が通過する時にはベアリング32は紙葉類22の厚
さ分だけ上方へ変位し、ベアリング32が取り付けてあ
るセパレータ支持体30も従って上方に紙葉類22の厚
さ分だけ変位する。この変位をセパレータ支持体30の
上方に設けられたセンサ24で検出する。センサ24の
出力は、変位信号L1aとして、減算手段47に入力さ
れている(図7(b)参照)。
【0030】紙葉類22の厚さを検出する時は、フィー
ドローラ21の回転角度をキーとして、変位信号L1a
から、補正用記憶手段46内の補正変位信号L1bを減
算して、フィードローラ21の半径変化の影響を除去し
た第一の厚さ信号L1cを得る(図7(c)参照)。な
お、本減算によって、センサ24とセパレータ支持体3
0間の距離もキャンセルされて、第一の厚さ信号L1c
は紙葉の厚さだけを示す信号となる。すなわち、組立や
保守作業でセンサ24とセパレータ支持体30の距離は
規定の値を中心として変動するが、その変動も同時に補
正される。
【0031】次に、低域通過フィルタ48でセパレータ
支持体30の振動成分を除去して、厚さ検出に有効な第
二の厚さ信号L1dを得る(図7(d)参照)。これ以
後の動作は、実施例1と同様であるので省略する。 〔実施例3〕本発明の実施例3は、図8および図9に示
される。
【0032】これは図4に示したように、フィードロー
ラ21の半径変化によるセパレータ支持体30の変位は
一定の周波数成分をもっているので、フィルタリングに
よってこの振動成分を除去するようにしたものである。
図8は本発明の実施例3における紙葉類厚さ検出機構の
構成図である。図中、実施例1で説明した図2の符号と
同一の符号は、同じものを示している。
【0033】49は帯域阻止フィルタで、ある帯域の周
波数を除去するものである。また、フィードローラ21
の半径変化の程度は繰り出し機構毎に異なるので、した
がって変位信号L2aの波形も異なり、除去する周波数
成分も異なる。そこで、阻止周波数の設定値50をコン
ピュータ26で可変できるようにしてある。51はオフ
セット値で、センサ24とセパレータ支持体30間の距
離(=l)を示す値が記憶されている。オフセット値5
1は機構毎に異なるので、コンピュータ26でオフセッ
トの設定値51を可変できるようにしてある。
【0034】52はオフセット減算手段で、補正変位信
号L2bからセンサ24とセパレータ支持体30間の距
離(=l)を減算する手段である。53は低域通過フィ
ルタで、オフセット減算手段52の出力である第一の厚
さ信号L2cから、セパレータ支持体の振動分を除去し
て第二の厚さ信号L2dを出力する。
【0035】そこで、図9に、実施例3の動作を説明す
るためのグラフを示し、図8と共に詳述する。図9
(a)〜(d)は、縦軸に変位,横軸に時間をとったグ
ラフであり、図9(a)は変位信号L2aに、図9
(b)は補正変位信号L2bに、図9(c)は第一の厚
さ信号L2cに、図9(d)は第二の厚さ信号L2d
に、それぞれ対応している。
【0036】図8参照。まず、フィードローラ21を空
回しして、そのときのフィードローラ21の変位をセン
サ24で検出し、変位信号L2aとして帯域阻止フィル
タ49に出力する。このとき、フィードローラ21の回
転速度と、フィードローラ21の偏心により生じる変位
信号の周期的変動の周波数から、阻止周波数設定値50
を決める。帯域阻止フィルタ49において、フィードロ
ーラ21の偏心と真円からのずれにより生じる余分な振
動成分を除去すると、補正変位信号L2bは一定値
(l)を示す。この一定値をオフセット値51に記憶さ
せる。
【0037】次に、紙葉類22が図示してないピックロ
ーラによってセパレータ31とフィードローラ21の間
に繰り出されてくると、紙葉類22は次にベアリング3
2とフィードローラ21の間を通過する。ベアリング3
2はフィードローラ21に押付けられているので、紙葉
類22が通過する時にはベアリング32は紙葉類22の
厚さ分だけ上方へ変位し、ベアリング32が取り付けて
あるセパレータ支持体30も従って上方に紙葉類22の
厚さ分だけ変位する。この変位をセパレータ支持体30
の上方に設けられたセンサ24で検出する。センサ24
の出力は、変位信号L2aとして、帯域阻止フィルタ4
9に入力されている(図9(a)参照)。
【0038】帯域阻止フィルタ49において、変位信号
L2aは、フィードローラ21の偏心と真円からのずれ
により生じる余分な振動成分を除去された、補正変位信
号L2bとなる(図9(b)参照)。帯域阻止フィルタ
49の出力である補正変位信号L2bには、センサ24
とセパレータ支持体30間の距離(=l)がオフセット
としてのっているので、オフセット減算手段52でこの
オフセット値52を除去する。つまり、補正変位信号L
2bから、オフセット値51(=l)を減算して、オフ
セット値51を除去した第一の厚さ信号L2cを得る
(図9(c)参照)。
【0039】なお、組立や保守作業でセンサ24とセパ
レータ支持体30の距離は規定の値を中心として変動す
るが、その変動は本減算によって補正される。次に、低
域通過フィルタ53でセパレータ支持体30の振動成分
を除去して、厚さ検出に有効な第二の厚さ信号L2dを
得る(図9(d)参照)。これ以後の動作は、実施例1
と同様であるので省略する。
【0040】上述の如く、本発明の実施例2,3では、
フィードローラの半径変化によるセパレータ支持部の上
下動、および紙葉類通過時のセパレータ支持部の振動を
除去しているため、紙葉類の厚さを高精度で検出するこ
とができる。また、本発明の実施例2,3では、フィー
ドローラの半径変化によるセパレータ支持部の上下動を
除去した後、紙葉類通過時のセパレータ支持部の振動を
除去しているが、本発明ではこれに限らず、除去する順
序は逆でもよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように本願発明によれば、紙葉類
を分離部により1枚毎に分離してフィードローラにより
繰り出す際の該分離部の揺動を変位検出部により検出
し、変位信号に基づいて紙葉厚さを測定することによ
り、簡易構成で小スペース化を図ることができると共
に、高精度な紙葉類厚さの検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例1における紙葉類厚さ検出機構
の構成図である。
【図3】本発明の実施例1の動作を説明するための図で
ある。
【図4】紙葉類がない時に、センサが検出するセパレー
タ支持体の変位およびピックローラの回転角を示すグラ
フである。
【図5】紙葉類がある時に、センサが検出するセパレー
タ支持体の変位およびピックローラの回転角を示すグラ
フである。
【図6】本発明の実施例2における紙葉類厚さ検出機構
の構成図である。
【図7】本発明の実施例2の動作を説明するためのグラ
フである。
【図8】本発明の実施例3における紙葉類厚さ検出機構
の構成図である。
【図9】本発明の実施例3の動作を説明するためのグラ
フである。
【図10】従来の紙葉類厚さ検出機構を説明するための
図である。
【符号の説明】
20 紙葉類厚さ検出機構 21 フィードローラ 22 紙葉類 23 分離部 24 変位検出部(センサ) 25 信号処理部 26 外部装置 40 記憶手段 41 算出手段 42 判定手段 46 補正用記憶手段 47 減算手段 48,53 低域通過フィルタ 49 帯域阻止フィルタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類(22)を繰り出すフィードローラ
    (21)と、 該フィードローラ(21)上に係合し、該紙葉類(2
    2)を所定厚さで調整して一枚毎に分離する揺動可能な
    分離部(23)と、 該分離部(23)の揺動の変化を検出する変位検出部
    (24)と、 該変位検出部(24)からの変位信号により該紙葉類
    (22)の厚さを検出する信号処理部(25)と、 を有することを特徴とする紙葉類厚さ検出機構。
  2. 【請求項2】前記変位検出部(24)は、前記分離部
    (23)に、光を照射してその反射光を検出し、又は該
    分離部(23)に高周波磁界を印加して発生する渦電流
    からの磁束を検出して、該分離部(23)との距離を測
    定するように構成されていることを特徴とする請求項1
    記載の紙葉類厚さ検出機構。
  3. 【請求項3】前記信号処理部(25)は、 外部装置(26)からの指令に基づき前記変位検出部
    (24)からの基準変位信号を記憶する記憶手段(4
    0)と、 該記憶手段(40)に記憶された基準変位信号と前記紙
    葉類(22)の通過による該変位検出部(24)からの
    変位信号とにより該通過する紙葉類(22)の厚さ信号
    を算出する算出手段(41)と、 該厚さ信号により該紙葉類(22)の枚数を判定する判
    定手段(42)と、 を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の紙葉類厚
    さ検出機構。
  4. 【請求項4】紙葉類(22)を繰り出すフィードローラ
    (21)と、 該フィードローラ(21)上に係合し、該紙葉類(2
    2)を一枚毎に分離する揺動可能な分離部(23)と、 該分離部(23)の揺動の変化を検出する変位検出部
    (24)と、 該変位検出部(24)の出力である変位信号(L1a,
    L2a)から、該フィードローラ(21)の偏心と真円
    からのずれによる該分離部(23)の変動分を除去する
    補正手段と、 該変位検出部(24)の出力である変位信号(L1a,
    L2a)から、該紙葉類(22)が該分離部(23)を
    通過する際の該分離部(23)の振動分を除去するため
    の、振動周波数成分を阻止帯域に持つ低域通過フィルタ
    (48,53)と、 該補正手段および該低域通過フィルタ(48,53)の
    出力である厚さ信号(L1d,L2d)から、該紙葉類
    (22)の厚さを判定する判定手段(42)とを備えた
    ことを特徴とする紙葉類厚さ検出機構。
  5. 【請求項5】前記補正手段は、前記紙葉類(22)を繰
    り出す前に、前記フィードローラ(21)が該紙葉類
    (22)の繰り出し開始から繰り出し終了に、必要な回
    転をする間の前記変位検出部(24)の出力する変位信
    号を記憶する補正用記憶手段(46)と、 前記変位信号(L1a)から該補正用記憶手段(46)
    が出力する補正用変位信号(L1b)を減算する減算手
    段(47)とを備えたことを特徴とする請求項4記載の
    紙葉類厚さ検出機構。
  6. 【請求項6】前記補正手段は、前記変位信号(L2a)
    から、前記フィードローラ(21)の偏心と真円からの
    ずれによる該分離部(23)の変位変動の周波数成分を
    除去する帯域阻止フィルタ(49)で構成されることを
    特徴とする請求項4記載の紙葉類厚さ検出機構。
  7. 【請求項7】請求項5記載の紙葉類厚さ検出機構を用い
    た紙葉類厚さ検出方法であって、 前記紙葉類(22)を前記フィードローラ(21)から
    繰り出さない状態で該フィードローラ(21)を回転さ
    せ、その時の前記分離部(23)の揺動の変化を前記変
    位検出部(24)で検出し、該変位検出部(24)の出
    力を補正用変位信号(L1b)として前記補正手段に記
    憶させておく工程と、 該紙葉類(22)を該分離部(23)と該フィードロー
    ラ(21)との間に繰り出し、その時の該分離部(2
    3)の揺動の変化を該変位検出部(24)で検出し、該
    変位検出部(24)の出力である前記変位信号(L1
    a)を出力する工程と、 該変位信号(L1a)を該補正手段に入力し、該変位信
    号(L1a)の変位と該補正用変位信号(L1b)の変
    位との差を計算して、該変位信号(L1a)から該フィ
    ードローラ(21)の偏心と真円からのずれによる変動
    分を除去する工程と、 該変位信号(L1a)を前記低域通過フィルタ(48)
    に通過させることにより、該紙葉類(22)が該分離部
    (23)を通過する際に、該変位信号(L1a)に生ず
    るノイズを除去する工程とを有し、 これらの工程により、前記厚さ信号(L1d)を得て、
    前記判定手段(42)により該紙葉類(22)の厚さを
    判定することを特徴とする紙葉類厚さ検出方法。
  8. 【請求項8】請求項6記載の紙葉類厚さ検出機構を用い
    た紙葉類厚さ検出方法であって、 前記紙葉類(22)を前記フィードローラ(21)から
    繰り出さない状態で該フィードローラ(21)を回転さ
    せ、その時の前記分離部(23)の揺動の変化を前記変
    位検出部(24)で検出し、該変位検出部(24)の出
    力信号から前記帯域阻止フィルタ(49)の阻止周波数
    を設定する工程と、 該紙葉類(22)を該分離部(23)と該フィードロー
    ラ(21)との間に繰り出し、その時の該分離部(2
    3)の揺動の変化を該変位検出部(24)で検出し、該
    変位検出部(24)の出力である前記変位信号(L2
    a)を出力する工程と、 該変位信号(L2a)を該帯域阻止フィルタ(49)に
    入力し、該変位信号(L1a)の変位から、該フィード
    ローラ(21)の偏心と真円からのずれによる該分離部
    (23)の変位変動の周波数成分を除去する工程と、 該変位信号(L2a)を前記低域通過フィルタ(53)
    に通過させることにより、該紙葉類(22)が該分離部
    (23)を通過する際に、該変位信号(L2a)に生ず
    るノイズを除去する工程とを有し、 これらの工程により、前記厚さ信号(L2d)を得て、
    前記判定手段(42)により該紙葉類(22)の厚さを
    判定することを特徴とする紙葉類厚さ検出方法。
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