JPH0711073Y2 - マークテープ自動挿入装置 - Google Patents
マークテープ自動挿入装置Info
- Publication number
- JPH0711073Y2 JPH0711073Y2 JP1989068124U JP6812489U JPH0711073Y2 JP H0711073 Y2 JPH0711073 Y2 JP H0711073Y2 JP 1989068124 U JP1989068124 U JP 1989068124U JP 6812489 U JP6812489 U JP 6812489U JP H0711073 Y2 JPH0711073 Y2 JP H0711073Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt conveyor
- sheets
- tape
- sheet
- counting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Forming Counted Batches (AREA)
Description
本考案は、ベルトコンベアで搬送されてきた枚葉紙が積
載される際に、その枚数を知るためにテープを標識とし
て紙葉間に自動的に挿入するマークテープ自動挿入装置
に関する。
載される際に、その枚数を知るためにテープを標識とし
て紙葉間に自動的に挿入するマークテープ自動挿入装置
に関する。
例えば製紙加工工程において紙断裁機で一定の長さに切
断された紙(枚葉紙)は、当初はベルトコンベアによっ
て一定の間隔をおいて搬送され、次に速度の遅い別のベ
ルトコンベアに転載することによりオーバラップさせて
搬送され、そのベルトコンベアの終端から落下させてパ
レット等に積載されている。そして、その積載の際に、
所定枚数計数ごとにテープ切断送り込み器によりテープ
を切断して紙葉間に標識として挿入することが行われて
いる。 従来、かかるテープ挿入は、紙断裁機による断裁時に得
られる信号を計数し、断裁数が所定数になるたびにテー
プ切断送り込み器を作動させてテープ挿入するか、又は
ベルトコンベア上を搬送される枚葉紙をセンサで検知
し、その検知信号を計数して所定枚数になるたびにテー
プ切断送り込み器を作動させてテープ挿入していた。
断された紙(枚葉紙)は、当初はベルトコンベアによっ
て一定の間隔をおいて搬送され、次に速度の遅い別のベ
ルトコンベアに転載することによりオーバラップさせて
搬送され、そのベルトコンベアの終端から落下させてパ
レット等に積載されている。そして、その積載の際に、
所定枚数計数ごとにテープ切断送り込み器によりテープ
を切断して紙葉間に標識として挿入することが行われて
いる。 従来、かかるテープ挿入は、紙断裁機による断裁時に得
られる信号を計数し、断裁数が所定数になるたびにテー
プ切断送り込み器を作動させてテープ挿入するか、又は
ベルトコンベア上を搬送される枚葉紙をセンサで検知
し、その検知信号を計数して所定枚数になるたびにテー
プ切断送り込み器を作動させてテープ挿入していた。
しかし従来は、紙の計数位置とテープ挿入位置との間に
常に一定の枚数の紙が一定の速度で搬送され、ベルトコ
ンベアの終端より常に一定の時間間隔で紙が落下して積
載されるとの前提に立って、テープ切断送り込み器を所
定枚数になるたびに作動させるものであるため、ベルト
コンベアの搬送速度が変動したり断続した場合には、所
定枚数ごとに挿入されるべきテープが間違った枚数位置
に挿入される欠点があった。 本考案の目的は、ベルトコンベアの搬送速度が変動した
り断続した場合でも、常にテープを所定枚数ごとに枚葉
紙間に挿入でき、また枚葉紙を一枚ずつ的確に検出して
その枚数を正確に計数することができる、マークテープ
自動挿入装置を提供することにある。
常に一定の枚数の紙が一定の速度で搬送され、ベルトコ
ンベアの終端より常に一定の時間間隔で紙が落下して積
載されるとの前提に立って、テープ切断送り込み器を所
定枚数になるたびに作動させるものであるため、ベルト
コンベアの搬送速度が変動したり断続した場合には、所
定枚数ごとに挿入されるべきテープが間違った枚数位置
に挿入される欠点があった。 本考案の目的は、ベルトコンベアの搬送速度が変動した
り断続した場合でも、常にテープを所定枚数ごとに枚葉
紙間に挿入でき、また枚葉紙を一枚ずつ的確に検出して
その枚数を正確に計数することができる、マークテープ
自動挿入装置を提供することにある。
かかる目的を達成するために、本考案によるマークテー
プ自動挿入装置では、速度の速いベルトコンベアと速度
の遅いベルトコンベアとの間に配置され、前者のベルト
コンベア上から後者のベルトコンベア上へ転載される枚
葉紙を一枚ずつ光反射により検出する紙センサと、該紙
センサからの出力により枚数を計数する枚数計数手段
と、上記速度の遅いベルトコンベアの動作に同期した信
号を発生するエンコーダと、上記枚数計数手段の計数値
が所定数になった後に上記エンコーダからの信号を計数
することによって枚葉紙の搬送距離を算出する距離計数
手段と、該距離計数手段の計数値が所定数になったと
き、テープ切断送り込み器を作動させる制御手段とを備
えたものである。
プ自動挿入装置では、速度の速いベルトコンベアと速度
の遅いベルトコンベアとの間に配置され、前者のベルト
コンベア上から後者のベルトコンベア上へ転載される枚
葉紙を一枚ずつ光反射により検出する紙センサと、該紙
センサからの出力により枚数を計数する枚数計数手段
と、上記速度の遅いベルトコンベアの動作に同期した信
号を発生するエンコーダと、上記枚数計数手段の計数値
が所定数になった後に上記エンコーダからの信号を計数
することによって枚葉紙の搬送距離を算出する距離計数
手段と、該距離計数手段の計数値が所定数になったと
き、テープ切断送り込み器を作動させる制御手段とを備
えたものである。
枚葉紙は、速度の速いベルトコンベアから遅いベルトコ
ンベアへ転載されるときに紙センサにより一枚ずつ検出
される。すなわち、本考案では、枚葉紙の検出を、まだ
一枚ずつ分離している状態で、しかも速度の遅いベルト
コンベア上でオーバラップ状態になる直前の転載時に行
うので、オーバラップ状態になった後で検出する場合に
比べ、一枚ずつの検出を的確に行える。 また、遅いベルトコンベアの動作はエンコーダによって
電気信号として検出され、この電気信号を計数すること
によって遅いベルトコンベアによる搬送距離が求めら
れ、その距離が所定以上、つまり枚数計数位置からベル
トコンベアの終端までの搬送距離に対応したとき、テー
プ切断送り込み器が作動されてテープが挿入される。 上記エンコーダからの電気信号は、ベルトコンベアの動
作が断続したときはこれに対応して断続し、変動したと
きは同期して変動するため、枚数計数位置で所定枚数に
達したある特定の一枚(所定枚数目)の枚葉紙がベルト
コンベアの終端まで搬送されるまでに、該ベルトコンベ
アの搬送速度が変動したり断続しても、テープ切断送り
込み器の動作はその影響を受けず、この特定の一枚の枚
葉紙が最終的にベルトコンベアの終端まで搬送されたと
き、テープ切断送り込み器が作動されてテープが挿入さ
れる。
ンベアへ転載されるときに紙センサにより一枚ずつ検出
される。すなわち、本考案では、枚葉紙の検出を、まだ
一枚ずつ分離している状態で、しかも速度の遅いベルト
コンベア上でオーバラップ状態になる直前の転載時に行
うので、オーバラップ状態になった後で検出する場合に
比べ、一枚ずつの検出を的確に行える。 また、遅いベルトコンベアの動作はエンコーダによって
電気信号として検出され、この電気信号を計数すること
によって遅いベルトコンベアによる搬送距離が求めら
れ、その距離が所定以上、つまり枚数計数位置からベル
トコンベアの終端までの搬送距離に対応したとき、テー
プ切断送り込み器が作動されてテープが挿入される。 上記エンコーダからの電気信号は、ベルトコンベアの動
作が断続したときはこれに対応して断続し、変動したと
きは同期して変動するため、枚数計数位置で所定枚数に
達したある特定の一枚(所定枚数目)の枚葉紙がベルト
コンベアの終端まで搬送されるまでに、該ベルトコンベ
アの搬送速度が変動したり断続しても、テープ切断送り
込み器の動作はその影響を受けず、この特定の一枚の枚
葉紙が最終的にベルトコンベアの終端まで搬送されたと
き、テープ切断送り込み器が作動されてテープが挿入さ
れる。
以下、本考案の一実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。 第1図は本考案のマークテープ自動挿入装置の使用例を
示す。紙ロール1から引き出された連続紙2は、カッタ
3によって一定の長さに断裁されて枚葉紙4となり、速
度の速い第1ベルトコンベア5上を所定の間隔をおいて
搬送され、これからさらに引き続き等間隔で同じく速度
の速い第2ベルトコンベア6上を搬送される。次に、該
第2ベルトコンベア6より速度が遅い第3ベルトコンベ
ア7上に転載されて互いに一部分ずつオーバラップして
搬送され、さらに第4ベルトコンベア8により同様にオ
ーパラップして搬送され、該第4ベルトコンベア8の終
端から一枚ずつ落下してパレット9上に積み重ねられ
る。 本考案によるマークテープ自動挿入装置は、速度の速い
第2ベルトコンベア6と速度の遅い第3ベルトコンベア
7との間で枚葉紙4を検出する光反射型の紙センサ10
と、第3ベルトコンベア7の動作を検出する第1のエン
コーダ11と、第4ベルトコンベア8の動作を検出する第
2のエンコーダ12と、第4ベルトコンベア8の終端下方
に設置されたテープ切断送り込み器13と、これら紙セン
サ10、エンコーダ11・12からの出力に基づいてテープ切
断送り込み器12を制御するマイクロコンピュータ14(第
2図)とで構成される。 紙センサ10は、第2ベルトコンベア6から第3ベルトコ
ンベア7へ転載される枚葉紙4を一枚ずつ光反射によっ
て検出し、一枚ごとに第3図(1)に示すようなパルス
を出力する従来公知のものである。 第1のエンコーダ11は、第3ベルトコンベア7の搬送方
向後側のプーリ15の回転軸の回転を検出し、第3ベルト
コンベア7の速度に応じた第3図(3)に示すようなパ
ルスを発生する。 第2のエンコーダ12は、第4ベルトコンベア8の搬送方
向後側のプーリ16の回転軸の回転を検出し、第4ベルト
コンベア8の速度に応じた第3図(5)に示すようなパ
ルスを発生する。 テープ切断送り込み器13は、例えば特公昭62-9500号公
報に開示されているような公知のもので、外部からの指
令信号で作動してテープを所定長さだけ自動的に送り出
して切断し、積載される紙葉間に挿入する。 第4図はマイクロコンピュータ14による処理のフローチ
ャートで、これを参照に動作を説明する。 スタートして紙センサ10から第3図(1)に示すパルス
が出力されると(第4図ステップ51)、そのパルスがマ
イクロコンピュータ14の枚数計数部17によって計数さ
れ、その計数値が表示される(ステップ52)とともに、
比較・演算部18において比較・演算される(ステップ5
3)。設定枚数(所定枚数)に達すると、第3図(2)
に示すような設定信号が発生され(ステップ54)、第1
のエンコーダ11からの第3図(3)に示すパルスがマイ
クロコンピュータ14に取り込まれてその第1の距離計数
部19において計数され(ステップ55)、比較・演算部18
において比較・演算される(ステップ56)。 第1の距離計数部19による計数値が設定数に達すると、
すなわちステップ53において設定枚数に達したある一枚
の枚葉紙4が第3ベルトコンベア7上をその終端まで搬
送されると、第3図(4)に示すようにカウントアップ
信号が出力される(ステップ57)。次に、第2のエンコ
ーダ11からの第3図(5)に示すパルスがマイクロコン
ピュータ14に取り込まれてその第2の距離計数部20にお
いて計数され、(ステップ58)、比較・演算部18におい
て比較・演算される(ステップ59)。 第2の距離計数部20による計数値が設定数に達すると、
すなわちステップ53において設定枚数に達したある一枚
の枚葉紙4が第3ベルトコンベア7からさらに第4ベル
トコンベア8上をその終端まで搬送されると、第3図
(6)に示すようにカウントアップ信号が出力される
(ステップ60)。 このように、紙センサ10による検出位置で特定されたあ
る一枚の枚葉紙4が、第4ベルトコンベア8の終端まで
搬送され、第3図(6)に示すようにカウントアップ信
号が出力されると、制御部21からテープ切断送り込み器
13へ第3図(7)に示すようなテープ挿入信号が送られ
(ステップ61)、該テープ切断送り込み器13が作動され
るとともに、枚数計数部17、第1の距離計数部19及び第
2の距離計数部20がリセットされる(ステップ62)。そ
して、テープ切断送り込み器13によってテープが所定長
さだけ自動的に繰り出されて切断され、積載される紙葉
間に挿入される。以上のような動作は枚葉紙4が設定枚
数搬送されるごとに行われる。 ところで、第5図に示すように、第3ベルトコンベア7
と第4ベルトコンベア8との間に光透過型の紙センサ22
を配置し、枚葉紙4の枚数を、オーバラップして第3ベ
ルトコンベア7から第4ベルトコンベア8へ転載される
際に計数することが考えられる。この場合、紙センサ22
は、オーバラップして搬送される枚葉紙4に投光部22a
から光を投光し、枚葉紙4を透過してくる透過光を受光
部22bで受光する。そして、その受光光量の大小による
電圧差から枚葉紙4のオーバラップの有無を検知し、枚
葉紙一枚ごとに電気信号を出力する。しかし、この場
合、上の枚葉紙が浮き上がった状態でオーバラップして
いたり、前後端が揃って全面がオーバラップしていたり
すると、一枚ずつの検出を正確に行えない。
る。 第1図は本考案のマークテープ自動挿入装置の使用例を
示す。紙ロール1から引き出された連続紙2は、カッタ
3によって一定の長さに断裁されて枚葉紙4となり、速
度の速い第1ベルトコンベア5上を所定の間隔をおいて
搬送され、これからさらに引き続き等間隔で同じく速度
の速い第2ベルトコンベア6上を搬送される。次に、該
第2ベルトコンベア6より速度が遅い第3ベルトコンベ
ア7上に転載されて互いに一部分ずつオーバラップして
搬送され、さらに第4ベルトコンベア8により同様にオ
ーパラップして搬送され、該第4ベルトコンベア8の終
端から一枚ずつ落下してパレット9上に積み重ねられ
る。 本考案によるマークテープ自動挿入装置は、速度の速い
第2ベルトコンベア6と速度の遅い第3ベルトコンベア
7との間で枚葉紙4を検出する光反射型の紙センサ10
と、第3ベルトコンベア7の動作を検出する第1のエン
コーダ11と、第4ベルトコンベア8の動作を検出する第
2のエンコーダ12と、第4ベルトコンベア8の終端下方
に設置されたテープ切断送り込み器13と、これら紙セン
サ10、エンコーダ11・12からの出力に基づいてテープ切
断送り込み器12を制御するマイクロコンピュータ14(第
2図)とで構成される。 紙センサ10は、第2ベルトコンベア6から第3ベルトコ
ンベア7へ転載される枚葉紙4を一枚ずつ光反射によっ
て検出し、一枚ごとに第3図(1)に示すようなパルス
を出力する従来公知のものである。 第1のエンコーダ11は、第3ベルトコンベア7の搬送方
向後側のプーリ15の回転軸の回転を検出し、第3ベルト
コンベア7の速度に応じた第3図(3)に示すようなパ
ルスを発生する。 第2のエンコーダ12は、第4ベルトコンベア8の搬送方
向後側のプーリ16の回転軸の回転を検出し、第4ベルト
コンベア8の速度に応じた第3図(5)に示すようなパ
ルスを発生する。 テープ切断送り込み器13は、例えば特公昭62-9500号公
報に開示されているような公知のもので、外部からの指
令信号で作動してテープを所定長さだけ自動的に送り出
して切断し、積載される紙葉間に挿入する。 第4図はマイクロコンピュータ14による処理のフローチ
ャートで、これを参照に動作を説明する。 スタートして紙センサ10から第3図(1)に示すパルス
が出力されると(第4図ステップ51)、そのパルスがマ
イクロコンピュータ14の枚数計数部17によって計数さ
れ、その計数値が表示される(ステップ52)とともに、
比較・演算部18において比較・演算される(ステップ5
3)。設定枚数(所定枚数)に達すると、第3図(2)
に示すような設定信号が発生され(ステップ54)、第1
のエンコーダ11からの第3図(3)に示すパルスがマイ
クロコンピュータ14に取り込まれてその第1の距離計数
部19において計数され(ステップ55)、比較・演算部18
において比較・演算される(ステップ56)。 第1の距離計数部19による計数値が設定数に達すると、
すなわちステップ53において設定枚数に達したある一枚
の枚葉紙4が第3ベルトコンベア7上をその終端まで搬
送されると、第3図(4)に示すようにカウントアップ
信号が出力される(ステップ57)。次に、第2のエンコ
ーダ11からの第3図(5)に示すパルスがマイクロコン
ピュータ14に取り込まれてその第2の距離計数部20にお
いて計数され、(ステップ58)、比較・演算部18におい
て比較・演算される(ステップ59)。 第2の距離計数部20による計数値が設定数に達すると、
すなわちステップ53において設定枚数に達したある一枚
の枚葉紙4が第3ベルトコンベア7からさらに第4ベル
トコンベア8上をその終端まで搬送されると、第3図
(6)に示すようにカウントアップ信号が出力される
(ステップ60)。 このように、紙センサ10による検出位置で特定されたあ
る一枚の枚葉紙4が、第4ベルトコンベア8の終端まで
搬送され、第3図(6)に示すようにカウントアップ信
号が出力されると、制御部21からテープ切断送り込み器
13へ第3図(7)に示すようなテープ挿入信号が送られ
(ステップ61)、該テープ切断送り込み器13が作動され
るとともに、枚数計数部17、第1の距離計数部19及び第
2の距離計数部20がリセットされる(ステップ62)。そ
して、テープ切断送り込み器13によってテープが所定長
さだけ自動的に繰り出されて切断され、積載される紙葉
間に挿入される。以上のような動作は枚葉紙4が設定枚
数搬送されるごとに行われる。 ところで、第5図に示すように、第3ベルトコンベア7
と第4ベルトコンベア8との間に光透過型の紙センサ22
を配置し、枚葉紙4の枚数を、オーバラップして第3ベ
ルトコンベア7から第4ベルトコンベア8へ転載される
際に計数することが考えられる。この場合、紙センサ22
は、オーバラップして搬送される枚葉紙4に投光部22a
から光を投光し、枚葉紙4を透過してくる透過光を受光
部22bで受光する。そして、その受光光量の大小による
電圧差から枚葉紙4のオーバラップの有無を検知し、枚
葉紙一枚ごとに電気信号を出力する。しかし、この場
合、上の枚葉紙が浮き上がった状態でオーバラップして
いたり、前後端が揃って全面がオーバラップしていたり
すると、一枚ずつの検出を正確に行えない。
本考案によれば、枚葉紙の検出を、まだ一枚ずつ分離し
ている状態で、しかも速度の遅いベルトコンベア上でオ
ーバラップ状態になる直前の転載時に行うので、オーバ
ラップ状態になった後で検出する場合に比べ、一枚ずつ
の検出を的確に行える。 また、このことと、速度の遅いベルトコンベアの動作か
ら枚葉紙の搬送距離を算出してテープ挿入時期を決定す
ることとが相まって、速度の遅いベルトコンベアの搬送
速度が変動したり断続した場合でも、常にテープを正確
に所定枚数ごとに挿入できるという効果がある。
ている状態で、しかも速度の遅いベルトコンベア上でオ
ーバラップ状態になる直前の転載時に行うので、オーバ
ラップ状態になった後で検出する場合に比べ、一枚ずつ
の検出を的確に行える。 また、このことと、速度の遅いベルトコンベアの動作か
ら枚葉紙の搬送距離を算出してテープ挿入時期を決定す
ることとが相まって、速度の遅いベルトコンベアの搬送
速度が変動したり断続した場合でも、常にテープを正確
に所定枚数ごとに挿入できるという効果がある。
第1図は本考案の一実施例の使用説明図、第2図はその
電気的構成のブロック図、第3図はそのタイミングチャ
ート、第4図はフローチャート、第5図は本考案と一部
の構成を変えた比較例の使用説明図である。 4……枚葉紙、5〜8……ベルトコンベア、10・22……
紙センサ、11・12……エンコーダ、13……テープ切断送
り込み器、14……マイクロコンピュータ、17……枚数計
数部、18……比較・演算部、19・20……距離計数部、21
……制御部。
電気的構成のブロック図、第3図はそのタイミングチャ
ート、第4図はフローチャート、第5図は本考案と一部
の構成を変えた比較例の使用説明図である。 4……枚葉紙、5〜8……ベルトコンベア、10・22……
紙センサ、11・12……エンコーダ、13……テープ切断送
り込み器、14……マイクロコンピュータ、17……枚数計
数部、18……比較・演算部、19・20……距離計数部、21
……制御部。
Claims (1)
- 【請求項1】速度の速いベルトコンベア上で一枚ずつ離
して搬送してきた多数枚の枚葉紙を、速度の遅いベルト
コンベア上に転載することにより該ベルトコンベア上で
互いにオーバラップさせて搬送し、該ベルトコンベアの
終端から落下させて積載する際に、所定枚数計数ごとに
テープ切断送り込み器によりテープを切断して紙葉間に
挿入するマークテープ自動挿入装置において、 上記速度の速いベルトコンベアと上記速度の遅いベルト
コンベアとの間に配置され、前者のベルトコンベア上か
ら後者のベルトコンベア上へ転載される枚葉紙を一枚ず
つ光反射により検出する紙センサと、該紙センサからの
出力により枚数を計数する枚数計数手段と、上記速度の
遅いベルトコンベアの動作に同期した信号を発生するエ
ンコーダと、上記枚数計数手段の計数値が所定数になっ
た後に上記エンコーダからの信号を計数することによっ
て枚葉紙の搬送距離を算出する距離計数手段と、該距離
計数手段の計数値が所定数になったとき、前記テープ切
断送り込み器を作動させる制御手段とを備えてなること
を特徴とするマークテープ自動挿入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989068124U JPH0711073Y2 (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | マークテープ自動挿入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989068124U JPH0711073Y2 (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | マークテープ自動挿入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH039363U JPH039363U (ja) | 1991-01-29 |
JPH0711073Y2 true JPH0711073Y2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=31602292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989068124U Expired - Lifetime JPH0711073Y2 (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | マークテープ自動挿入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0711073Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112607138B (zh) * | 2020-12-01 | 2022-07-26 | 广东东方精工科技股份有限公司 | 一种铲纸架垂直插入的启动方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02106554A (ja) * | 1988-10-13 | 1990-04-18 | Minamisenjiyu Seisakusho:Kk | シートの枚数管理制御装置 |
-
1989
- 1989-06-13 JP JP1989068124U patent/JPH0711073Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH039363U (ja) | 1991-01-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |