JP2546959B2 - プログラマブルパルス幅変調信号発生器 - Google Patents

プログラマブルパルス幅変調信号発生器

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JP2546959B2 JP4309918A JP30991892A JP2546959B2 JP 2546959 B2 JP2546959 B2 JP 2546959B2 JP 4309918 A JP4309918 A JP 4309918A JP 30991892 A JP30991892 A JP 30991892A JP 2546959 B2 JP2546959 B2 JP 2546959B2
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    • H04N21/23Processing of content or additional data; Elementary server operations; Server middleware
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パルス幅変調(Pulse
With Modulation ;以下PWM)パルスを発生する装置
に係り、特に互いに相違するパルス幅を有する多数のP
WM信号を選択的に発生するプログラマブルパルス幅変
調信号発生器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、TV回路において、ボリュー
ム,対比,明るさ,色,ピーキング(Peaking) ,チント
(Tint),トレブル(Treble),バス(Bass),バランス(Bal
ance) 等は、それぞれ相違するパルス幅を有するPWM
パルスにより制御される。従来PWMパルスが必要な場
合には、PWM信号発生器を内蔵したマイクロコンピュ
ータ(以下マイコン)を使い、そのPWMパルスの出力
が足りない場合にはD/A変換のICを用いてきた。図
1は従来のプログラマブルPWM信号発生器の内蔵形マ
イコンを示した図面であって、多数のPWM信号発生器
を内蔵したマイコン1からの出力信号PWM1,PWM
2,PWM3,…に応じて前述した対比,明るさ,色な
どを制御することになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術は、前述した各種の機能を制御するため
にマイコンの内部に例えば9個のPWM信号発生器を内
蔵しなければならない煩わしさがあって、マイコンの選
択に制約を受け、またコスト高及び製品の信頼性にも問
題があった。
【0004】本発明は、前述した問題点を解決するため
に案出されたもので、その目的は、マイコンの制御信号
に応じて互いに相違するパルス幅を有する多数のPWM
パルスを選択的に発生するプログラマブルPWM信号発
生器を提供することである。本発明の他の目的は、マイ
コンの直列データラインを用いて、マイコンとのインタ
フェース接続の為のクロックラインとデータラインとの
2ラインで制御され得るようにしたプログラマブルPW
M信号発生器を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の特徴は、マイクロコンピュータを備えた
テレビジョンシステムにおいて、前記マイクロコンピュ
ータに連結されて、伝送されるデータを貯蔵するための
シフトレジスタ部と、前記マイコンのデータビット数を
カウントして所定値に達するとアドレスラッチパルスを
発生させるためのラッチパルス発生部と、前記アドレス
ラッチパルスに応じて前記シフトレジスタ部の一部の出
力データに対応するイネーブルラッチパルスを発生させ
るアドレスデコーディング部と、前記イネーブルラッチ
パルスに応じて前記シフトレジスタ部の残りの出力デー
タの値がラッチされる多数のデータラッチからなるデー
タラッチ部と、前記多数のデータラッチにそれぞれ連結
される多数の再ロード可能ダウンカウンタからなり、前
記データラッチのラッチデータに応じたパルス幅を生成
する再ロード可能ダウンカウンタ部と、基準周波数のク
ロックに応じて前記再ロード可能ダウンカウンタ部を再
ローディングさせるための制御部とを備えることにあ
る。
【0006】
【実施例】以下、添付した図面に基づき本実施例のプロ
グラマブルPWM信号発生器の構成及び動作を詳細に説
明する。図2は本実施例のプログラマブルPWM信号発
生器のブロック構成図で、マイコン10のデータライン
DATAとクロックラインCLKとの2ラインでPWM
信号発生器20を制御して、入力するデータに該当する
PWMパルスが所定の個数、例えばn個(nはプラスの
定数)出力される。
【0007】本実施例のプログラマブルPWM信号発生
器20においては、図3に示す通り、4ビットのアドレ
スフィールドA0〜A3と8ビットのデータフィールド
D0〜D7とから構成されたデータが最下位ビットLS
Bを先頭に伝送され、図2に示したシフトレジスタ部2
1に貯蔵される。ラッチパルス発生部22は、マイコン
10のクロックラインCLKに連結され、データビット
数をカウントして所定値に達すればアドレスラッチパル
ス22aを発生させる。アドレスデコーディング部23
は、前記アドレスラッチパルス22aに応じて、16本
のイネーブルラッチ信号23aの内アドレスライン21
aを介したアドレス信号A3,A2,A1,A0に該当
する1本のイネーブルラッチパルスをハイで出力させ
る。データラッチ部24は、ハイとなった前記イネーブ
ルラッチパルスに応じて該当するデータラッチのみでデ
ータライン21bの値がラッチされる多数(本例では1
6個)のデータラッチDL1〜DL16からなる。再ロ
ード可能カウンタ部25は、前記多数のデータラッチD
L1〜DL16にそれぞれ対応して連結され、ラッチさ
れたデータライン21bの値が所定周期で再ロードされ
る多数の再ロード可能ダウンカウンタRDC1〜RDC
16からなる。制御部26は、基準周波数をカウントし
て所定値(本例では0)で再ロード可能ダウンカウンタ
RDC1〜RDC16を再ロードさせた後、各再ロード
可能ダウンカウンタが“0”になるまでダウンカウント
して、その間にハイのパルスを出力する。
【0008】図2の各部の実施回路の例を示す図である
図4〜図6を参照して、その構成及び動作をさらに詳し
く説明する。シフトレジスタ部21は、図4に示した通
り、図3に示した4ビットのアドレスフィールドA0〜
A3と8ビットのデータフィールドD0〜D7とからな
るデータが伝送され貯蔵される12ビットシフトレジス
タ41からなり、マイコン10のデータ端子DATAと
クロック端子CLKとに連結されて、4ビットのアドレ
スライン21aで4ビットのアドレス信号をアドレスデ
コーディング部23に供給し、8ビットのデータライン
21bで8ビットのデータ信号をデータラッチ部24に
送る。マイコン10の出力端子CLKにはモード12カ
ウンタ42とANDゲートANDaとからなるラッチパ
ルス発生部22が連結され、到達したデータビット数を
数えてその値が“12”に達すれば、出力Q3,Q2,
Q1,Q0が1100(バイナリ)になってアドレスラ
ッチパルス22aを発生させる。モード12カウンタ4
2の初期値は“0”に制御される。
【0009】シフトレジスタ部21の出力端であるアド
レスライン21aに連結されるアドレスデコーディング
部23は、図5に示した通り、4ビットラッチ51と1
6個のANDゲートAND1〜AND16とから構成さ
れ、アドレスラッチパルス22aに応じてアドレス信号
A3,A2,A1,A0をラッチングし、4ビットラッ
チ51の出力値Q3,Q2,Q1,Q0に応じて該当す
る1本のイネーブルラッチパルスをハイで出力させる。
【0010】図6は前記データラッチ部24と再ロード
可能ダウンカウンタ部25との1対24aと25aとを
示す図であり、シフトレジスタ部21のデータライン2
1bに連結されるデータラッチ部24は、16個のデー
タラッチDL1〜DL16から構成され、アドレスデコ
ーディング部23で発生された1本のイネーブルラッチ
パルスに該当するデータラッチ24aでのみデータライ
ン21bの値がラッチされ、その後段に連結された再ロ
ード可能ダウンカウンタ25aの入力が待機状態にな
る。ANDゲートANDbとモード256カウンタ61
bとからなる制御部26は、モード256カウンタ61
の値、即ち8ビットの出力の全てがハイとなれば、再び
ローになる時点で前記再ロード可能ダウンカウンタ25
aを再ロードさせる。即ち、再ロードされた値はカウン
トダウンされて結局“0”になり、その出力はORゲー
トを経てロウになるのでイネーブル信号62はハイから
ロウに変わって、クロックが続けて入ってきてもカウン
トダウンされず“0”値を保ち続ける。
【0011】モード256カウンタ61の出力の全てが
ハイとなった時にイネーブル信号は再びハイとなり、こ
の再ロード可能ダウンカウンタ25aにデータラッチ出
力が再ローディングされて再びORゲートOR1の出力
はハイになり、再び再ロード可能ダウンカウンタ25a
が“0”となる時までカウントダウンされる。本実施例
においては、アドレスを4ビットとして16個のPWM
信号出力端の例を挙げたが、アドレスビット数nを任意
に設定すると2n 個(nはアドレスビット数)のPWM
信号出力が得られる。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、直
列データをPWM発生器に送り、その送ったデータと比
例するPWMパルスを発生させ、特に多数のPWMパル
スを所望のパルス幅にさせるために、1つのPWM信号
をアドレシングできるアドレス情報を直列データに同時
に送って、多数のPWMパルスを発生させ得る。従っ
て、TVのボリューム,対比,明るさなどの制御のため
のPWM信号可変方式に適用すると、制御の容易性及び
多数のPWM信号発生の要求が満たせる等の効果を奏す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のプログラマブルパルス幅変調信号発生器
を説明するためのブロック図である。
【図2】本実施例のプログラマブルPWM信号発生器の
ブロック構成を示す図である。
【図3】本実施例に適用されるデータの構成を示す図で
ある。
【図4】図2のシフトレジスタ部とラッチパルス発生部
との詳細な回路例を示す図である。
【図5】図2のアドレスデコーディング部の詳細な回路
例を示す図である。
【図6】図2のデータラッチ部と再ロード可能ダウンカ
ウンタの一部及び制御部の詳細な回路例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10…マイコン、 20…PWM信号発生器、 21…シフトレジスタ、 22…ラッチパルス発生部、 23…アドレスデコーディング部、 24…データラッチ部、 25…再ロード可能ダウンカウンタ部、 26…制御部、

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータを備えたテレビジ
    ョンシステムにおいて、 前記マイクロコンピュータに連結されて、伝送されるデ
    ータを貯蔵するためのシフトレジスタ部と、 前記マイコンのデータビット数をカウントして所定値に
    達するとアドレスラッチパルスを発生させるためのラッ
    チパルス発生部と、 前記アドレスラッチパルスに応じて前記シフトレジスタ
    部の一部の出力データに対応するイネーブルラッチパル
    スを発生させるアドレスデコーディング部と、 前記イネーブルラッチパルスに応じて前記シフトレジス
    タ部の残りの出力データの値がラッチされる多数のデー
    タラッチからなるデータラッチ部と、 前記多数のデータラッチにそれぞれ連結される多数の再
    ロード可能ダウンカウンタからなり、前記データラッチ
    のラッチデータに応じたパルス幅を生成する再ロード可
    能ダウンカウンタ部と、 基準周波数のクロックに応じて前記再ロード可能ダウン
    カウンタ部を再ローディングさせるための制御部とを備
    えることを特徴とするプログラマブルパルス幅変調信号
    発生器。
  2. 【請求項2】 前記ラッチパルス発生部は前記マイクロ
    コンピュータのクロック端子に連結されるモード12カ
    ウンタと、前記モード12カウンタの値を論理積するた
    めのANDゲートとからなることを特徴とする請求項1
    記載のプログラマブルパルス幅変調信号発生器。
  3. 【請求項3】 前記アドレスデコーディング部は、前記
    シフトレジスタ部の出力をデコーディングするための4
    ビットラッチと、前記4ビットラッチの値に応じて該当
    するイネーブルラッチ信号をハイで出力するための多数
    のANDゲートとからなることを特徴とする請求項1記
    載のプログラマブルパルス幅変調信号発生器。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、基準周波数のクロックを
    カウントするモード256カウンタと、前記モード25
    6カウンタの出力を論理積して前記再ロード可能ダウン
    カウンタを再ローディングするためのANDゲートとか
    らなることを特徴とする請求項1記載のプログラマブル
    パルス幅変調信号発生器。
  5. 【請求項5】 前記再ロード可能ダウンカウンタの出力
    端の出力値を論理和して、その論理和した結果を前記再
    ロード可能ダウンカウンタのイネーブル端子にフィード
    バックするためのORゲートをさらに備えることを特徴
    とする請求項1記載のプログラマブルパルス幅変調信号
    発生器。
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