JP2546883B2 - 電気炊飯器 - Google Patents

電気炊飯器

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JP2546883B2
JP2546883B2 JP63242848A JP24284888A JP2546883B2 JP 2546883 B2 JP2546883 B2 JP 2546883B2 JP 63242848 A JP63242848 A JP 63242848A JP 24284888 A JP24284888 A JP 24284888A JP 2546883 B2 JP2546883 B2 JP 2546883B2
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JP
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lid
rice cooker
electric rice
lever
hook
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俊男 菊池
義博 小佐野
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電気炊飯器,特に器具本体と器具本体の開
口を覆う蓋体との係合解除を容易に行えるようにした電
気炊飯器に関するものである。
〔従来の技術〕 第4図は例えば特開昭59−232519号に示されている従
来の電気炊飯器の概略図である。同図において,(1)
は外ケース,(2)は外釜,(3)は支持枠リングで,
これらで器具本体を構成している。
(4)は内釜,(5)は内釜(4)と外釜(2)との
間に設置されたヒータ,(6)はセンサである。(7)
は蓋体で,保温蓋(8)を有してヒンジ部(9)で軸
(10)により本体の一側に枢支している。また軸(10)
に関連して常に蓋体(7)を開成する方向に付勢したバ
ネ(11)が設けられ,軸部の近傍には蓋体(7)の開成
時のショックを緩和するためのダンパー(12)とダンパ
ーバネ(13)が設けられている。
一方,蓋体(7)を枢支した反対側の本体内側には蓋
体(7)を閉成状態で係合するためのフツクレバー(1
4)が軸(15),付勢バネ(16)を用いて装着され,フ
ツクレバー(14)の一部は押圧操作する操作部(17)と
して本体より外部に臨んでいる。
上記フツクレバー(14)に対向する蓋体(7)側に
は,フツク(18)が軸(19),バネ(20)により取り付
けられている。
次に動作について説明する。蓋体(7)が閉成状態に
ある時はフツクレバー(14)の上端部とフツク(18)の
下部が係合し,バネ(11)の付勢力に抗してロツク状態
にある。
そして蓋体(7)を開成する時には操作部(17)を押
圧すれば上記フツクレバー(14)とフツク(18)の係合
がはずれ,バネ(11)の付勢力により蓋体(7)は自動
的に開成される。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の電気炊飯器は以上のように構成されているの
で,蓋体を開成させるためには,使用者がバネ(17)の
付勢力以上の力で操作部を押圧しなければならず,また
操作部とフツクレバーが機械的に接触してなければなら
ないため,デザインetcの都合で操作部をフツクレバー
の近傍より離れた場所に設置したいときに容易に実現で
きないなどの問題があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので,使用者が非常に軽く,操作部を押圧するだ
けで蓋体の開成ができ,自由な位置に容易に操作部を設
けることのできる電気炊飯器を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る電気炊飯器は上面の開口を有する器具
本体と,この器具本体の開口部を開成自在に覆う蓋体
と,この蓋体を前記器具本体の一側に枢支するヒンジ部
と,前記蓋体を開成方向に付勢する弾性部材と,前記ヒ
ンジ部の略反対側の前記器具本体に設けられ,前記蓋体
の係止部と係合する係合装置と,前記蓋体の係止部と前
記係合装置との係合を解除操作する電磁弁とを備えたも
のである。
〔作用〕
この発明における電気炊飯器は電磁弁の操作部を操作
することにより,電磁弁の力で蓋体の係止部と係合装置
との係合が解除され,蓋体が開成するので,小さな力で
蓋体の開成ができ,また,導線の引きまわしだけで好き
な場所に操作部を設置することができる。
〔発明の実施例〕
以下,この発明の一実施例を図について説明する。
第1図において,(21)はフツクレバー(14)の端に
接合し軸(22)により本体に取り付けられた励磁体のレ
バー,(23)は電磁弁である。(24)は導線(25)によ
り電磁弁と結がれている操作部である。
その他の部分は第4図に示す従来の電気炊飯器と同様
である。
次に動作について説明する。蓋体(7)が閉成状態に
あるときは第2図にようにバネ(16)の付勢力によりフ
ツクレバー(14)の上端部とフツク(18)の下部が係合
し,バネ(11)の付勢力に抗してロツク状態にありレバ
ー(21)の下部はバネ(16)の付勢力により電磁弁(2
3)と離れた状態にある。
そして,蓋体(7)を開成する時は操作部(24)のス
イツチを導通し,電磁弁(23)に電流を流すことによ
り,第3図に示すように励磁体であるレバー(21)の下
部が吸引され,その時に軸(22)をてことし,フツクレ
バー(14)の下部をレバー(21)の上部が押し,フツク
レバー(14)とフック(18)の係合がはずれ,バネ(1
1)の付勢力により蓋体(7)は自動的に開成される。
本実施例においては,電気炊飯器が通電状態になくと
も蓋体(7)の開成ができように操作部(17)を押圧す
れば蓋体(7)が開成できるような構成となつている。
なお,上記実施例では電磁弁(23)によるフツクレバ
ー(14)の操作にレバー(21)を設けたがその他の方法
を用いて電磁弁によるフツクレバーの操作をしてもよ
く,また,蓋体(7)に設けたフツクを電磁弁で操作す
るようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように,この発明によれば蓋体の係止部と係合
装置との解除の動作を電磁弁の力によつて行うように構
成したので,非常に軽い力の操作で蓋体と本体の係合を
解除できる操作部をもつ,自動的に開成動作のできる炊
飯器が得られる。
また,従来のように操作部の位置を限定しない自由な
デザインが可能となるなどの効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す一部断面図,第2図
は蓋体が閉成状態にある時のフツクレバー,フツク,レ
バー,電磁弁の状態を示す断面図,第3図はその動作を
示す断面図,第4図は従来の電気炊飯器を示す一部断面
図である。 (1),(2),(3)は器具本体、(7)は蓋体,
(9)はヒンジ部,(11)は弾性部材,(15)は係合装
置,(19)は係止部,(23)は電磁弁である。 なお,図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に開口を有する器具本体と,この器具
    本体の開口部を開成自在に覆う蓋体と,この蓋体を前記
    器具本体の一側に枢支するヒンジ部と,前記蓋体を開成
    方向に付勢する弾性部材と,前記ヒンジ部の略反対側の
    前記器具本体に設けられ,前記蓋体の係止部と係合する
    係合装置と,前記蓋体の係止部と前記係合装置との係合
    を解除操作する電磁弁とを備えたことを特徴とする電気
    炊飯器。
JP63242848A 1988-09-28 1988-09-28 電気炊飯器 Expired - Lifetime JP2546883B2 (ja)

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