JPH04108033U - 電気調理器 - Google Patents

電気調理器

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JPH04108033U
JPH04108033U JP1463591U JP1463591U JPH04108033U JP H04108033 U JPH04108033 U JP H04108033U JP 1463591 U JP1463591 U JP 1463591U JP 1463591 U JP1463591 U JP 1463591U JP H04108033 U JPH04108033 U JP H04108033U
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JP
Japan
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lid
cooker
hinge pin
hinge
cooking device
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Pending
Application number
JP1463591U
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Inventor
義明 小倉
Original Assignee
シヤープ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電気調理器に設けられた既存の部材を利用して
蓋体の開閉状態検出用スイッチを作動させる。 【構成】調理器本体2と蓋体3は、ヒンジピン18を介
して回動可能であり、かつ、ヒンジピン18に設けられ
たバネ部材19を介して通常調理器本体2の上面開口を
開放する方向に付勢されている。そして、調理器本体2
には、スプリング32によって蓋体3に当接する方向に
付勢されたブレーキピン31が設けられる他、ブレーキ
ピン33の、蓋体3の開放回動に伴う移動によりその接
点が切り換わるマイクロスイッチSが配置されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気炊飯器などの電気調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電気炊飯器01は、図4に示すように、調理器本体2と、この調理器 本体2に回動自在に軸支され、その上面開口を覆って開閉可能な蓋体3から構成 されている。
【0003】 調理器本体2は外ケース4と、この外ケース4に上部リング5を介して取り付 けられた外鍋6とを備えている。外鍋6の底部には、熱板8およびこの熱板8と 一体に結合された加熱用ヒータ9からなる発熱体7が配設されている。また、外 鍋6の内部には米などの被調理物を収容可能な内鍋10が嵌脱できるようになっ ており、内鍋10を外鍋6内に嵌入した際、その外底面は前述の熱板8の表面に 当接可能である。
【0004】 さらに、外鍋6の底部中央には孔6aが形成され、この孔6a内には内鍋10 の温度を検出するため、サーミスタなどの感熱素子を内蔵する感熱体11が上下 動自在に配置されている。また、外鍋6の外底面には受け板12が取り付けられ ており、この受け板12と感熱体11との間にはバネ13が配設されている。こ の結果、感熱体11は外鍋6に形成された孔6aを越えて上方向に突出するよう に付勢されている。
【0005】 一方、蓋体3は、蓋ケース14と、この蓋ケース14の中央部に突設された固 定ピン14aに装着され、内鍋10の上端外周縁にその外周部が密着可能な内蓋 15から構成されている。そして、前述の調理器本体2と蓋体3との間には、上 部リング5に設けられた固定フック16と、蓋ケース14に回動自在に設けられ 、固定フック16に係合可能な回動フック17からなる固定機構が配設され、さ らに、上部リング5に対して蓋ケース14を軸支するヒンジピン18と、このヒ ンジピン18に巻回されて蓋体3が調理器本体2の上面開口を開放する方向に付 勢するバネ部材19からなるヒンジ機構が配設されている。
【0006】 この結果、蓋体3は、通常固定機構を介して調理器本体2の上面開口を閉じる 位置に保持されているが、固定機構を解除するとヒンジ機構により調理器本体2 の上面開口を開放する方向に回動するものである。
【0007】 このように構成した電気炊飯器01による炊飯を説明すると、まず、被調理物 である米と水を内鍋10に所定量収容し、外鍋6に嵌入する。この後、蓋体3を 閉じて図示しない炊飯スイッチを押圧すると、加熱用ヒータ9に通電されて内鍋 10の内部に収容された米などを加熱する。そして、水分が加熱により蒸発して なくなり、内鍋10の底部温度が100℃以上に急激に上昇することを感熱体1 1によって検出することで炊飯の終了を判定し、加熱用ヒータ9への通電を遮断 するようになっている。
【0008】 一方、このように構成した炊飯器01においては、蓋体3の開閉状態を検出す るため、図5や図6に示すような検出手段が設けられている。
【0009】 具体的には、図5に示す検出手段は、上部リング5にスプリング20によって 上方に突出するように付勢されたレバー21と、このレバー21の下方に対向し て配置されたマイクロスイッチS1とで構成され、蓋体3を閉じた場合、蓋体3 がスプリング20の付勢力に抗してレバー21を押し下げることにより、レバー 21の下端がマイクロスイッチS1と当接してその接点を切り換えるように構成 されている。
【0010】 一方、図6に示す検出手段は、上部リング5にリードスイッチS2を設け、蓋 体3に磁石22を設けて構成され、蓋体3を閉じた場合、磁石22がリードスイ ッチS2の接点を切り換えるように構成されている。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図5に示すようなマイクロスイッチS1を用いて機械的に蓋体 の開閉状態を検出する構成では、レバー21およびスプリング20などの新たな 部品が必要であり、また、図6に示すようなリードスイッチS2を用いる構成で は磁石22を必要とし、いずれにしてもコストアップの原因となっていた。
【0012】 本考案は、このような問題点に鑑みてなされたもので、既設の部材を用いてマ イクロスイッチを作動させ、蓋体の開閉状態を検出できるように構成した電気調 理器を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本考案は、外ケースと外鍋を備えた調理器本体と、この調理器本体に対してヒ ンジピンを介して回動可能な蓋体と、調理器本体の外鍋内に被調理物を収容して 嵌入可能な内鍋と、この内鍋を加熱するため外鍋の底部に配設された発熱体より なり、前記ヒンジピンには蓋体の開放を付勢するバネ部材を設け、一方、調理器 本体には、スプリングによって蓋体に当接する方向に付勢されて蓋体の付勢開放 を抑制するブレーキ機構およびこのブレーキ機構の移動に連動してその接点が切 換可能なマイクロスイッチを設けたことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】
蓋体は、バネ部材を介して調理器本体の上面開口を開放する方向に付勢されて ヒンジピン回りに回動可能であり、一方、調理器本体には、この蓋体の付勢回動 を抑制するブレーキ機構が設けられている。そして、蓋体と調理器本体との固定 を解除すれば、蓋体はブレーキ機構によって制動されて緩やかに回動し、調理器 本体の上面開口を開放する。この際、蓋体によるブレーキ機構の移動によってマ イクロスイッチの接点を切り換える。
【0015】 したがって、蓋体の開閉状態を検出するための新たな部品を付加する必要がな く、全体として安価に製造することができる。
【0016】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0017】 なお、説明の便宜上、従来例の図面に示した部材と同一の部材には同一の記号 を用いる他、それらの詳細な説明は重複するため省略する。
【0018】 本考案の電気炊飯器1には、バネ部材19による蓋体3の付勢回動を抑制する ため、ブレーキ機構が設けられている。このブレーキ機構は、調理器本体2の上 部リング5におけるヒンジピン18の両側近傍に位置して設けられており、図1 および図3に示すように、上部リング5に形成された孔5aから出没自在なブレ ーキピン31と、このブレーキピン31と外ケース4との間に配設されたスプリ ング32からなり、通常ブレーキピン31は、スプリング32によって上部リン グ5を越えて蓋カバー14の外面に当接する方向に付勢されている。そして、調 理器本体2には、ブレーキ機構を構成するブレーキピン31の下端に臨んでマイ クロスイッチSが設けられている。
【0019】 したがって、蓋体3がバネ部材19によって調理器本体2の上面開口を開放す る方向に回動すると、蓋カバー14の外面がブレーキピン31をスプリング32 の付勢力に抗して押し下げる。このスプリング力は、ヒンジピン18回りに蓋体 3が開放しようとする力に対して抵抗を与えることから、蓋体3は減速されて緩 やかに回動する。一方、ブレーキピン31がスプリング32の付勢力に抗して押 し下げられると、その下端がマイクロスイッチSの作動部に当接し、その接点を 切り換える。このように、ブレーキ機構におけるブレーキピンの昇降作動を利用 して蓋体3の開閉を検出することができる。
【0020】 なお、本実施例においては、さらに他の機能が付加されている。すなわち、図 2および図3から明らかなように、蓋体3は、調理器本体2に対して取り外すこ とができ、蓋体3を丸洗いできるように構成されている。
【0021】 具体的には、調理器本体2の上部リング5には、前述のブレーキ機構に挟まれ るように嵌合溝33が形成されており、この嵌合溝33にはヒンジピン18を設 けたヒンジ本体34が嵌合できるようになっている。したがって、開放された蓋 体3を上方に持ち上げることにより、調理器本体2から引き抜いて離脱させるこ とができ、この後、蓋体3を丸洗いすればよい。丸洗いが終了すれば、蓋体3の ヒンジ本体34を調理器本体2の嵌合溝33に嵌合すれば、蓋体3は調理器本体 2に装着されて再び炊飯可能な状態に復帰する。
【0022】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、ヒンジ機構による蓋体の付勢回動を抑制するブ レーキ機構を設け、このブレーキ機構の移動を利用して蓋体の開閉を検出するよ うに構成したことにより、新たな部品を付加する必要がなく、全体として安価に 製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における電気炊飯器の蓋体開閉を検出す
る要部の断面図
【図2】本考案の電気炊飯器を示す断面図
【図3】本考案における電気炊飯器の蓋体着脱を示す部
分斜視図
【図4】従来の電気炊飯器を一部省略して示す断面図
【図5】従来の電気炊飯器の蓋体開閉を検出する要部の
断面図
【図6】従来の電気炊飯器の蓋体開閉を検出する要部の
断面図
【符号の説明】
2 調理器本体 3 蓋体 18 ヒンジピン 19 バネ部材 31 ブレーキピン 32 スプリング 33 嵌合溝 34 ヒンジ本体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外ケースと外鍋を備えた調理器本体と、
    この調理器本体に対してヒンジピンを介して回動可能な
    蓋体と、調理器本体の外鍋内に被調理物を収容して嵌入
    可能な内鍋と、この内鍋を加熱するため外鍋の底部に配
    設された発熱体よりなり、前記ヒンジピンには蓋体の開
    放を付勢するバネ部材を設け、一方、調理器本体には、
    スプリングによって蓋体に当接する方向に付勢されて蓋
    体の付勢開放を抑制するブレーキ機構およびこのブレー
    キ機構の移動に連動してその接点が切換可能なマイクロ
    スイッチを設けたことを特徴とする電気調理器。
  2. 【請求項2】 前記蓋体にはヒンジピンを介して蓋体を
    回動自在に軸支するヒンジ本体を設け、一方、前記調理
    器本体にはヒンジ本体が嵌入可能な嵌入溝が形成されて
    いる請求項1記載の電気調理器。
JP1463591U 1991-02-20 1991-02-20 電気調理器 Pending JPH04108033U (ja)

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JP1463591U JPH04108033U (ja) 1991-02-20 1991-02-20 電気調理器

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JPH04108033U true JPH04108033U (ja) 1992-09-18

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