JPS6294118A - 調理器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭において使用する調理器具に関する
ものである。

従来の技術 従来のこの種の調理器具は、第４図のような構造になっ
ていた。すなわち、調理器具の調理工程を制御する制御
基板１に電源を入切する入切スイ、フチ２を固着し、こ
れを基板ベース３に保持するとともに、この入切スイッ
チ２の接点を開閉するアクチュエータ２ａを動作させる
操作レバー４をレバー軸５を介して前記基板ベース３に
軸支して操作部を構成していた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような構成のものでは、操作レバー
４の先端は調理器具の熱源に固着された感温スイッチに
係着されており、調理中にはこの熱源より発生した熱が
操作レバー４に伝わるため、この操作レバー４はかなり
の高温となる。このため、操作レバー４で入切スイッチ
２のアクチュエーター２ａを直接動作させると、この入
切スイッチ２へも熱が伝わり、これをも高温にしてしま
う。

この入切スイッチ２は一般的には耐熱性の低いものであ
り、高温にさらされることにより、接点の密着等が発生
し、これにより、火災・感電の危険性が生じるという問
題点があった。

近年、この問題点を解消するため、第６図に示すように
、調理器具に使用する入切スイ、７チ２にスイッチレバ
ー２ｂを設け、このスイッチレバー２ｂによシアクチユ
ニーターを動作させて接点を開閉するように二重構造と
したものが多く用いられるようになった。このような構
成のものにおいては、第５図に示すように、操作レバー
４とスイッチレバー２ｂはともに異なる支点を中心に回
転運動をするため、一定の幅を持った板どおしの接触に
おいては、その接触点が移動することになもしたがって
、操作レバー４の動作量のすべてがスイ・フチレバー２
ｂの動作に利用されるのではなく、その一部のみとなる
。このため、入切スイッチ２の接点を開閉するのに必要
なスイ・フチレバー２ｂの動作量の確保が困難となり、
その結果、調理器具の操作性の低下をまねくという問題
があった。

一方、板どおしの接触とした時、その抜きパリにより、
ひっかか９等が発生して操作がスムーズに行なえないと
いう問題があった。

本発明はこのような問題点を解決するもので、操作性が
非常に良好な調理器具を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、操作レバーと、
入切スイ・ソチのスイッチレバーとの接触部のいずれか
一方に、接触方向に凸部を設けたものである。

作　　用 この構成により、操作レバーとスイッチレバーとの接触
点の移動がなくなシ、操作レバーの移動量のすべてがス
イッチレバーの移動に利用できるため、入切スイッチの
接点を開閉するのに必要なスイッチレバーの動作量は容
易に確保できるため、調理器具の操作は確実に行なえる
とともに、両者の接触部にはひっかかり等の発生はなく
、操作がスムーズに行なえるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図にもとづいて
説明する。図において、１１は本体の外枠を構成する筒
状のボディで、このボディ１１は金属薄板を曲げ加工し
、かつ両端面をカールしている。１２は本体の外枠の上
端部を構成する環状の上枠、１３は上枠１２に上端部を
固定され、かつボディ１１に内装された有底筒状の内枠
で、この内枠１３は金属薄板を絞り成形することによシ
構成されている。１４は内枠１３の内底部上面に載置さ
れた鋳込みヒータ、１５は内枠１３に内装されかつ被調
理物を収納する鍋、１６は鍋１６の上面開口部を覆う断
熱構造の外蓋、１７は本体の外枠の下端部を構成し、か
つ下方外周に脚部を、中央に開口部をそれぞれ有する樹
脂製の下枠、１８は下枠１７の中央開口部を覆う裏板、
１９は調理器具の調理工程と制御する制御基板、２ｏは
制御基板１９に固着された電源を入切するマイクロスイ
・ソチ、２０ａはマイクロスイッチ２０の接点に連結さ
れたアクチュエーター、２０ｂはアクチュエーター２０
ａを動作させてマイクロスイッチ２゜の接点を開閉する
スイッチレバー、２１は制御基板１９を保持する基板ベ
ースである。

２２は操作レバーで、この操作レバー２２は、一端に使
用者が操作する操作部２２ａを設け、かつ他端にＹ手穴
２２ｂを設け、さらに中央部より曲げ加工を受はマイク
ロスイッチ２０のスイッチレバー２０ｂに当接する補助
レバー２２ａを設け、そしてこの補助レバー２２ａの先
端にはスイッチレバー２０ｂに当接する方向に円形の凸
部２２ｄを設けている。２３は操作レバー２２を軸支し
、かつ基板ベース２１に保持するレバー軸、２４は制御
基板１９を外方から覆う基板カバー、２５は鋳込みヒー
タ１４の中央に固着され、かつ鍋１５の底面の温度を検
知して調理を終了させる磁性サーモスタ・、）で、その
下端は操作レバー２２のＹ手穴２２ｂに連結される。

上記構成において動作を説明する。操作レバー２２の補
助レバー２２ａはレバー軸２３を中心に回転運動をする
。一方、マイクロスイッチ２ｏのスイッチレバー２０ｂ
もその一端に設けられた支点を中心に回転運動を行なう
。操作レバー２２を操作した時、その補助レバー２２ｃ
に設けた凸部２２ｄがスイッチレバー２ｏｂに当接して
動作させるため、その接触位置の移動はなく、その結果
、補助レバー２２ｃの動作量のすべてが、スイッチレバ
ー２０ｂの動作に伝わるとともに、その接触は点接触と
なるため、ひっかかりや、かじりつき等もなくスムーズ
に操作が行なわれる。

なお、上記実施例においては、凸部２２を操作レバー２
２の補助レバー２２ａに設けたものについて説明したが
、逆にマイクロスイッチ２ｏのスイッチレバー２０ｂに
凸部２２を設けても、上記実施例と同様の作用効果を奏
するものである。

発明の効果 以上のように本発明によれば、操作レバーと、入切スイ
ッチのスイッチレバーとの接触部のいずれか一方に凸部
を設けているため、入切スイッチが操作レバーの熱伝媒
により高温にさらされることによる調理器具の火災や感
電の危険を防止することができるとともに、操作レバー
の動作のすべてを有効に利用でき、また、その接触もス
ムーズとなるため、調理器具の操作が確実に行なえると
いう効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す調理器具の要部拡大側
断面図、第２図は同調理器具の要部分解斜視図、第３図
は同調理器具の一部を断面で示した正面図、第４図は従
来の調理器具の要部分解斜視図、第５図は同調理器具の
要部拡大側断面図である。 １９・・・・・・制御基板、２ｏ・・・・・・マイクロ
スイッチ（入切スイ・ノチ）、２０ｂ・・・・・・スイ
・ノチレバー、２１・・・・・・基板ベース、２２・・
・・・・操作レバー、２２Ｃ・・・・・・補助レバー、
２２ｄ・・・・・・凸部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名２磁
−一一アクナユニータ− ｚｏｂ−一一スイッナレノぐ− ２／−〜一基板ベース 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 調理器具の調理工程を制御する制御基板と、この制御基
   板に固着した入切スイッチと、この入切スイッチに係着
   されたスイッチレバーと、この入切スイッチのスイッチ
   レバーを動作させて入切スイッチを入切する操作レバー
   と、この操作レバーを回動自在に軸支するレバー軸と、
   このレバー軸と前記制御基板を固着する基板ベースとを
   有し、前記入切スイッチのスイッチレバーと、操作レバ
   ーの接触部のいずれか一方に接触方向に凸部を設けた調
   理器具。