JP2546714Y2 - バインダ - Google Patents
バインダInfo
- Publication number
- JP2546714Y2 JP2546714Y2 JP1991007279U JP727991U JP2546714Y2 JP 2546714 Y2 JP2546714 Y2 JP 2546714Y2 JP 1991007279 U JP1991007279 U JP 1991007279U JP 727991 U JP727991 U JP 727991U JP 2546714 Y2 JP2546714 Y2 JP 2546714Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuselage
- dividers
- culm
- binder
- divider
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Binders And Loading Units For Sheaves (AREA)
- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は穀稈を刈取り、結束ひも
で自動的に束にして、この穀稈束を機外に放出するバイ
ンダに関する。
で自動的に束にして、この穀稈束を機外に放出するバイ
ンダに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、穀稈束を機体の左側又は右側に選
択的に放出できる往復刈用のバインダがあった。
択的に放出できる往復刈用のバインダがあった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上記往復刈用バインダ
にあっては、放出通路が機体左右側に開放されているた
め、サイドデバイダを放出通路より後方へ延長させるこ
とができず、刈取穀稈に隣接する未刈穀稈を走行輪で踏
付ける問題があった。
にあっては、放出通路が機体左右側に開放されているた
め、サイドデバイダを放出通路より後方へ延長させるこ
とができず、刈取穀稈に隣接する未刈穀稈を走行輪で踏
付ける問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】然るに、本考案は、穀稈
束を機体左右側に選択的に放出可能なバインダにおい
て、分草板から放出通路外側を経て走行輪後方まで延設
させるサイドデバイダ又はを機体左右側に設け、左右サ
イドデバイダを上方又は下方に回動させることで左右サ
イドデバイダ中間部が左右放出通路より上方又は下方を
通過する上向き又は下向きの起立状態に収納可能に、前
記左右サイドデバイダを上下に回動自在に機体に支持
し、且つ、使用時における左右放出通路外側での左右サ
イドデバイダ中間部の通過位置を設定した。
束を機体左右側に選択的に放出可能なバインダにおい
て、分草板から放出通路外側を経て走行輪後方まで延設
させるサイドデバイダ又はを機体左右側に設け、左右サ
イドデバイダを上方又は下方に回動させることで左右サ
イドデバイダ中間部が左右放出通路より上方又は下方を
通過する上向き又は下向きの起立状態に収納可能に、前
記左右サイドデバイダを上下に回動自在に機体に支持
し、且つ、使用時における左右放出通路外側での左右サ
イドデバイダ中間部の通過位置を設定した。
【０００５】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。図１は往復刈バインダの斜視図、図２は同側面図、
図３は同平面説明図であり、図中（１）は機体前方に突
出する刈取フレーム、（２）は機体後部に搭載するエン
ジン、（３）は刈取フレーム（１）の左側前方に後傾状
に斜設させる穀稈引起ケース、（４）は引起ケース
（３）に設ける穀稈引起タイン、（５ａ）は引起ケース
（３）の傾斜下端側に設ける穀稈左分草板、（５ｂ）は
刈取フレーム（１）の右側前方で引起ケース（３）と平
行に後傾状に斜設させる穀稈右分草板、（６）はバリカ
ン型刈取装置、（７）は該刈取装置（６）後部に設ける
左右放出型結束装置、（８）は該結束装置（７）後方で
機体左右方向に立設する穀稈搬送板、（９）（１０）は
結束装置（７）と搬送板（８）の間に形成する穀稈左右
放出通路、（１１）は先端を機体左斜め前方又は右斜め
前方に切換え作動させて左又は右放出通路（９）（１
０）を選択的に閉鎖する穀稈放出案内板、（１２）は左
右走行車輪、（１３）は機体後方に延設させる操向用ハ
ンドルであり、走行車輪（１２）を駆動して機体を圃場
内で往復移動させ、引起ケース（３）のタイン（４）に
よって穀稈を起立させ乍ら、刈取装置（６）によって稈
元を連続的に刈取ると共に、進行方向に対し機体の左側
が未刈り側となる場合には、図３の二点鎖線に示す如
く、結束装置（７）の穀稈放出方向を右側に切換え、放
出案内板(11)によって穀稈左放出通路（９）を閉鎖し、
結束装置（７）によって穀稈束を穀稈右放出通路（１
０）から機体右側に放出する一方、進行方向に対し機体
の右側が未刈り側となる場合には、図３の実線に示す如
く、結束装置（７）の穀稈放出方向を左側に切換え、放
出案内板（１１）によって穀稈放出通路（１０）を閉鎖
し、結束装置（７）によって穀稈束を穀稈左放出通路
（９）から機体左側に放出するように構成している。
る。図１は往復刈バインダの斜視図、図２は同側面図、
図３は同平面説明図であり、図中（１）は機体前方に突
出する刈取フレーム、（２）は機体後部に搭載するエン
ジン、（３）は刈取フレーム（１）の左側前方に後傾状
に斜設させる穀稈引起ケース、（４）は引起ケース
（３）に設ける穀稈引起タイン、（５ａ）は引起ケース
（３）の傾斜下端側に設ける穀稈左分草板、（５ｂ）は
刈取フレーム（１）の右側前方で引起ケース（３）と平
行に後傾状に斜設させる穀稈右分草板、（６）はバリカ
ン型刈取装置、（７）は該刈取装置（６）後部に設ける
左右放出型結束装置、（８）は該結束装置（７）後方で
機体左右方向に立設する穀稈搬送板、（９）（１０）は
結束装置（７）と搬送板（８）の間に形成する穀稈左右
放出通路、（１１）は先端を機体左斜め前方又は右斜め
前方に切換え作動させて左又は右放出通路（９）（１
０）を選択的に閉鎖する穀稈放出案内板、（１２）は左
右走行車輪、（１３）は機体後方に延設させる操向用ハ
ンドルであり、走行車輪（１２）を駆動して機体を圃場
内で往復移動させ、引起ケース（３）のタイン（４）に
よって穀稈を起立させ乍ら、刈取装置（６）によって稈
元を連続的に刈取ると共に、進行方向に対し機体の左側
が未刈り側となる場合には、図３の二点鎖線に示す如
く、結束装置（７）の穀稈放出方向を右側に切換え、放
出案内板(11)によって穀稈左放出通路（９）を閉鎖し、
結束装置（７）によって穀稈束を穀稈右放出通路（１
０）から機体右側に放出する一方、進行方向に対し機体
の右側が未刈り側となる場合には、図３の実線に示す如
く、結束装置（７）の穀稈放出方向を左側に切換え、放
出案内板（１１）によって穀稈放出通路（１０）を閉鎖
し、結束装置（７）によって穀稈束を穀稈左放出通路
（９）から機体左側に放出するように構成している。
【０００６】上記往復刈バインダには左右サイドデバイ
ダ（１４）（１５）を機体左右側に設け、往復刈作業に
対応するもので、サイドデバイダ（１４）（１５）は、
一端が刈取フレーム（１）先端に固設するブラケット
（１６）に枢支軸（１７）を介して回動自在に支持さ
れ、他端がハンドル（１３）中間下面側に固設するＬ形
の補強アーム（１８）に枢支軸（１９）を介して回動自
在に支持され、機体左右側で左右分草板（５ａ）（５
ｂ）先端部から走行輪（１２）後方部までに起伏自在に
延設され、左右サイドデバイダ（１４）（１５）中間部
が、穀稈左右放出通路（９）（１０）外側を通過する倒
伏（使用）状態と、穀稈左右放出通路（９）（１０）よ
り上側を通過する起立（収納）状態とに切換可能に構成
している。
ダ（１４）（１５）を機体左右側に設け、往復刈作業に
対応するもので、サイドデバイダ（１４）（１５）は、
一端が刈取フレーム（１）先端に固設するブラケット
（１６）に枢支軸（１７）を介して回動自在に支持さ
れ、他端がハンドル（１３）中間下面側に固設するＬ形
の補強アーム（１８）に枢支軸（１９）を介して回動自
在に支持され、機体左右側で左右分草板（５ａ）（５
ｂ）先端部から走行輪（１２）後方部までに起伏自在に
延設され、左右サイドデバイダ（１４）（１５）中間部
が、穀稈左右放出通路（９）（１０）外側を通過する倒
伏（使用）状態と、穀稈左右放出通路（９）（１０）よ
り上側を通過する起立（収納）状態とに切換可能に構成
している。
【０００７】本実施例は上記のように構成しており、穀
稈束を機体左側に放出するときは、機体右側に未刈穀稈
があるから、図１乃至図３の実線に示す如く、機体左側
のサイドデバイダ（１４）を起立させて機体右側のサイ
ドデバイダ（１５）を倒伏させる一方、穀稈束を機体右
側に放出するときは、機体左側に未刈穀稈があるから、
図１乃至図３の二点鎖線に示す如く、機体右側のサイド
デバイダ（１５）を起立させて機体左側のサイドデバイ
ダ（１４）を倒伏させておくことにより、未刈り側とな
るサイドデバイダ（１４）又は（１５）により適正に未
刈穀稈を押分け、走行輪（１２）によって未刈穀稈を踏
付けるのを適正に防止できると共に、穀稈放出側となる
サイドデバイダ（１４）又は（１５）がその穀稈放出の
障害となるのを防止できる。
稈束を機体左側に放出するときは、機体右側に未刈穀稈
があるから、図１乃至図３の実線に示す如く、機体左側
のサイドデバイダ（１４）を起立させて機体右側のサイ
ドデバイダ（１５）を倒伏させる一方、穀稈束を機体右
側に放出するときは、機体左側に未刈穀稈があるから、
図１乃至図３の二点鎖線に示す如く、機体右側のサイド
デバイダ（１５）を起立させて機体左側のサイドデバイ
ダ（１４）を倒伏させておくことにより、未刈り側とな
るサイドデバイダ（１４）又は（１５）により適正に未
刈穀稈を押分け、走行輪（１２）によって未刈穀稈を踏
付けるのを適正に防止できると共に、穀稈放出側となる
サイドデバイダ（１４）又は（１５）がその穀稈放出の
障害となるのを防止できる。
【０００８】また本実施例では左右サイドデバイダ（１
４）（１５）を使用状態から上向きに回動させ、左右サ
イドデバイダ（１４）（１５）中間を穀稈左右放出通路
（９）（１０）より上側に持上げることにより、左右サ
イドデバイダ（１４）（１５）が穀稈放出の際の障害と
ならないようにしたが、この左右サイドデバイダ（１
４）（１５）に代えて図４及び図５に示す如く、中間部
を穀稈左右放出通路（９）（１０）より下側で通過させ
るように、使用状態かせ下向に回動させる左右サイドデ
バイダ（２０）（２１）を設けても、上記実施例と同じ
作用を得ることができる。
４）（１５）を使用状態から上向きに回動させ、左右サ
イドデバイダ（１４）（１５）中間を穀稈左右放出通路
（９）（１０）より上側に持上げることにより、左右サ
イドデバイダ（１４）（１５）が穀稈放出の際の障害と
ならないようにしたが、この左右サイドデバイダ（１
４）（１５）に代えて図４及び図５に示す如く、中間部
を穀稈左右放出通路（９）（１０）より下側で通過させ
るように、使用状態かせ下向に回動させる左右サイドデ
バイダ（２０）（２１）を設けても、上記実施例と同じ
作用を得ることができる。
【０００９】
【考案の効果】以上実施例から明らかなように本考案
は、穀稈束を機体左右側に選択的に放出可能なバインダ
において、分草板（５ａ）（５ｂ）から放出通路（９）
（１０）外側を経て走行輪（１２）後方まで延設させる
サイドデバイダ（１４）（１５）又は（２０）（２１）
を機体左右側に設け、左右サイドデバイダ（１４）（１
５）又は（２０）（２１）を上方又は下方に回動させる
ことで左右サイドデバイダ（１４）（１５）又は（２
０）（２１）中間部が左右放出通路（９）（１０）より
上方又は下方を通過する上向き又は下向きの起立状態に
収納可能に、前記左右サイドデバイダ（１４）（１５）
又は（２０）（２１）を上下に回動自在に機体に支持
し、且つ、使用時における左右放出通路（９）（１０）
外側での左右サイドデバイダ（１４）（１５）又は（２
０）（２１）中間部の通過位置を設定したことにより、
サイドデバイダ（１４）（１５）又は（２０）（２１）
が穀稈放出の障害になるのを防止し乍ら、そのサイドデ
ハイダ（１４）（１５）又は（２０）（２１）を分草板
（５ａ）（５ｂ）から放出通路（９）（１０）よりさら
に後方の走行輪までに延設させることができ、よって走
行輪で未刈穀稈を踏付けることなく、バインダの往復刈
り作業ができる顕著な効果を奏する。
は、穀稈束を機体左右側に選択的に放出可能なバインダ
において、分草板（５ａ）（５ｂ）から放出通路（９）
（１０）外側を経て走行輪（１２）後方まで延設させる
サイドデバイダ（１４）（１５）又は（２０）（２１）
を機体左右側に設け、左右サイドデバイダ（１４）（１
５）又は（２０）（２１）を上方又は下方に回動させる
ことで左右サイドデバイダ（１４）（１５）又は（２
０）（２１）中間部が左右放出通路（９）（１０）より
上方又は下方を通過する上向き又は下向きの起立状態に
収納可能に、前記左右サイドデバイダ（１４）（１５）
又は（２０）（２１）を上下に回動自在に機体に支持
し、且つ、使用時における左右放出通路（９）（１０）
外側での左右サイドデバイダ（１４）（１５）又は（２
０）（２１）中間部の通過位置を設定したことにより、
サイドデバイダ（１４）（１５）又は（２０）（２１）
が穀稈放出の障害になるのを防止し乍ら、そのサイドデ
ハイダ（１４）（１５）又は（２０）（２１）を分草板
（５ａ）（５ｂ）から放出通路（９）（１０）よりさら
に後方の走行輪までに延設させることができ、よって走
行輪で未刈穀稈を踏付けることなく、バインダの往復刈
り作業ができる顕著な効果を奏する。
【図１】往復刈バインダの斜視図である。
【図２】往復刈バインダの側面図である。
【図３】往復刈バインダの平面説明図である。
【図４】サイドデバイダの変形例を示す往復刈バインダ
の斜視図である。
の斜視図である。
【図５】サイドデバイダの変形例を示す往復刈バインダ
の側面図である。
の側面図である。
（５ａ）（５ｂ） 分草板 （９）（１０） 穀稈放出通路 （１２） 走行輪 （１４）（１５）（２０）（２１） サイドデバイダ
Claims (1)
- 【請求項１】 穀稈束を機体左右側に選択的に放出可能
なバインダにおいて、分草板（５ａ）（５ｂ）から放出
通路（９）（１０）外側を経て走行輪（１２）後方まで
延設させるサイドデバイダ（１４）（１５）又は（２
０）（２１）を機体左右側に設け、左右サイドデバイダ
（１４）（１５）又は（２０）（２１）を上方又は下方
に回動させることで左右サイドデバイダ（１４）（１
５）又は（２０）（２１）中間部が左右放出通路（９）
（１０）より上方又は下方を通過する上向き又は下向き
の起立状態に収納可能に、前記左右サイドデバイダ（１
４）（１５）又は（２０）（２１）を上下に回動自在に
機体に支持し、且つ、使用時における左右放出通路
（９）（１０）外側での左右サイドデバイダ（１４）
（１５）又は（２０）（２１）中間部の通過位置を設定
したことを特徴とするバインダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991007279U JP2546714Y2 (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | バインダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991007279U JP2546714Y2 (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | バインダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04110434U JPH04110434U (ja) | 1992-09-25 |
| JP2546714Y2 true JP2546714Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=31899110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991007279U Expired - Lifetime JP2546714Y2 (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | バインダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2546714Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5031379U (ja) * | 1973-07-19 | 1975-04-07 | ||
| JPS5553136U (ja) * | 1978-10-05 | 1980-04-09 |
-
1991
- 1991-01-24 JP JP1991007279U patent/JP2546714Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04110434U (ja) | 1992-09-25 |
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