JP2546709Y2 - 外壁取付け金具 - Google Patents
外壁取付け金具Info
- Publication number
- JP2546709Y2 JP2546709Y2 JP1990025551U JP2555190U JP2546709Y2 JP 2546709 Y2 JP2546709 Y2 JP 2546709Y2 JP 1990025551 U JP1990025551 U JP 1990025551U JP 2555190 U JP2555190 U JP 2555190U JP 2546709 Y2 JP2546709 Y2 JP 2546709Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- wall
- mounting bracket
- piece
- receiving piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、梁へ外壁パネルを取付けるための取付け
金具に関するものである。
金具に関するものである。
従来の技術 従来一般に、外壁パネルを梁へ固定する場合、その梁
へ取付け金具を固定し、この取付け金具を介して取付け
るようにしている。即ち、前記取付け金具にボルト穴を
形成しておき、このボルト穴へ差し込んだボルトで外壁
パネルを固定するようにしている。
へ取付け金具を固定し、この取付け金具を介して取付け
るようにしている。即ち、前記取付け金具にボルト穴を
形成しておき、このボルト穴へ差し込んだボルトで外壁
パネルを固定するようにしている。
このような取付け金具において、その取付け金具に外
壁パネルの内側面を当接させるパネル受片と、同じく外
壁パネルの下端を載せるパネル支持片を設けたものがあ
る（実開昭64-57312号公報参照）。
壁パネルの内側面を当接させるパネル受片と、同じく外
壁パネルの下端を載せるパネル支持片を設けたものがあ
る（実開昭64-57312号公報参照）。
考案が解決しようとする課題 上記のようなパネル取付け金具において、この取付け
金具へ互いに隣接する一対の外壁パネルを取り付ける場
合、それらの外壁パネルを仮置きした状態で、パネル間
の目地隙間を調整してから正式に固定する必要がある
が、従来においては、このような目地幅の調整を簡単に
行うことが出来ないという不都合があった。
金具へ互いに隣接する一対の外壁パネルを取り付ける場
合、それらの外壁パネルを仮置きした状態で、パネル間
の目地隙間を調整してから正式に固定する必要がある
が、従来においては、このような目地幅の調整を簡単に
行うことが出来ないという不都合があった。
この考案は、このような従来の不都合に鑑みて、外壁
パネル間の目地幅の調整を簡単に行うことが出来るよう
にした外壁の取付け金具を提供することを目的とするも
のである。
パネル間の目地幅の調整を簡単に行うことが出来るよう
にした外壁の取付け金具を提供することを目的とするも
のである。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するため、この考案は、外壁パネル
の左右方向の端部に対応して梁へ固定される固定片に、
左右方向に隣接する一対の外壁パネルの各端部内側面を
当接させるパネル受片を設け、このパネル受片の外側に
前記各外壁パネル下端を支持するパネル支持片を突設す
るとともに、パネル受片にそのパネル受片の外側面に当
接させた外壁パネル間の目地幅を調整するための工具挿
入用スリットを形成したことを特徴とするものである。
の左右方向の端部に対応して梁へ固定される固定片に、
左右方向に隣接する一対の外壁パネルの各端部内側面を
当接させるパネル受片を設け、このパネル受片の外側に
前記各外壁パネル下端を支持するパネル支持片を突設す
るとともに、パネル受片にそのパネル受片の外側面に当
接させた外壁パネル間の目地幅を調整するための工具挿
入用スリットを形成したことを特徴とするものである。
作用 上記この考案の構成によれば、スリットへ工具を差し
込んで、各外壁パネルを左右方向に移動させることによ
って、外壁パネル間の目地幅を簡単に調整することがで
きる。
込んで、各外壁パネルを左右方向に移動させることによ
って、外壁パネル間の目地幅を簡単に調整することがで
きる。
実施例 この出願の実施例を示す第１図及び第２図において、
（１）は、そのフランジ（２）（２）が上下平行となる
ようにして設置されるＨ型鋼の梁、（３）は、この梁
（１）のフランジ（２）上面へ取付けられるこの考案の
取付け金具、（４）は外壁パネルを示している。
（１）は、そのフランジ（２）（２）が上下平行となる
ようにして設置されるＨ型鋼の梁、（３）は、この梁
（１）のフランジ（２）上面へ取付けられるこの考案の
取付け金具、（４）は外壁パネルを示している。
取付け金具（３）は、水平な固定片（５）を、外壁パ
ネル（４）の左右方向の端部に対応して、前記フランジ
（２）の上面へ設置するもので、その固定片（５）に形
成したボルト穴（６）において、ボルト（７）でフラン
ジ（２）へ固定する。フランジ（２）の外方に突出する
固定片（５）の先端は、上方へ垂直に折曲されてパネル
受片（８）とされ、更にこのパネル受片（８）の外側面
には、水平なパネル支持片（９）が突設されている。
（10）は、パネル受片（８）の内側面と固定片（５）の
上面とに跨がって溶接された補強用リブ板である。パネ
ル受片（８）の上端部近傍と上下方向の中間部には、夫
々左右方向一対のボルト穴（11）（11）…が形成され、
更に上部側の両ボルト穴（11）（11）の中間部分に、こ
の考案の工具挿入用スリット（12）が形成されている。
ネル（４）の左右方向の端部に対応して、前記フランジ
（２）の上面へ設置するもので、その固定片（５）に形
成したボルト穴（６）において、ボルト（７）でフラン
ジ（２）へ固定する。フランジ（２）の外方に突出する
固定片（５）の先端は、上方へ垂直に折曲されてパネル
受片（８）とされ、更にこのパネル受片（８）の外側面
には、水平なパネル支持片（９）が突設されている。
（10）は、パネル受片（８）の内側面と固定片（５）の
上面とに跨がって溶接された補強用リブ板である。パネ
ル受片（８）の上端部近傍と上下方向の中間部には、夫
々左右方向一対のボルト穴（11）（11）…が形成され、
更に上部側の両ボルト穴（11）（11）の中間部分に、こ
の考案の工具挿入用スリット（12）が形成されている。
上記取付け金具（３）において、パネル支持片（９）
の左右方向の一方の半部に一方の外壁パネル（４）を、
他方の半部にそれに隣接する他方の外壁パネル（４）を
設置するとともに、それら外壁パネル（４）の内側面を
パネル受片（８）の外側面に当接させて、そのパネル受
片（８）の上部側のボルト穴（11）（11）へ内側から差
し込んだボルト（14）を、外壁パネル（４）裏面に形成
した螺子穴（13）へねじ込んで固定するものである。こ
の締め付けにより、外壁パネル（４）はパネル受片
（８）へ確実に当接され、これによって、各外壁パネル
の内外の出入りが揃えられるようになる。また、外壁パ
ネル（４）が支持片（９）上へ設置されることによって
上下のレベル出しが行なわれ、同時に、パネル受片のボ
ルト穴（11）と螺子穴（13）との上下の位置が合致す
る。そして、前記スリット（12）へバール等の棒状工具
を差し込んで、外壁パネル（４）を左右方向へずらすこ
とによって、螺子穴（13）とボルト穴（11）の左右方向
の位置も合致し、これによってボルト（12）のねじ込み
作業が容易に行なわれることになる。加えて、このスリ
ット（12）は、第２図のように、左右の外壁パネル
（４）（４）を設置した状態で前記と同様にバール等の
工具をこのスリット（12）から外壁パネル（４）（４）
間の目地（13）部分へ差し込んで、それら外壁パネル
（４）（４）をそのスリット（12）の幅に一致させるよ
う左右方向へずらすことによって、目地幅の調整を行な
うことができる。なお、パネル支持片（９）の下側に設
置される外壁パネル（４）の上端は、パネル受片（８）
の下側のボルト穴（11）より差し込んだボルト（14）に
て固定される。
の左右方向の一方の半部に一方の外壁パネル（４）を、
他方の半部にそれに隣接する他方の外壁パネル（４）を
設置するとともに、それら外壁パネル（４）の内側面を
パネル受片（８）の外側面に当接させて、そのパネル受
片（８）の上部側のボルト穴（11）（11）へ内側から差
し込んだボルト（14）を、外壁パネル（４）裏面に形成
した螺子穴（13）へねじ込んで固定するものである。こ
の締め付けにより、外壁パネル（４）はパネル受片
（８）へ確実に当接され、これによって、各外壁パネル
の内外の出入りが揃えられるようになる。また、外壁パ
ネル（４）が支持片（９）上へ設置されることによって
上下のレベル出しが行なわれ、同時に、パネル受片のボ
ルト穴（11）と螺子穴（13）との上下の位置が合致す
る。そして、前記スリット（12）へバール等の棒状工具
を差し込んで、外壁パネル（４）を左右方向へずらすこ
とによって、螺子穴（13）とボルト穴（11）の左右方向
の位置も合致し、これによってボルト（12）のねじ込み
作業が容易に行なわれることになる。加えて、このスリ
ット（12）は、第２図のように、左右の外壁パネル
（４）（４）を設置した状態で前記と同様にバール等の
工具をこのスリット（12）から外壁パネル（４）（４）
間の目地（13）部分へ差し込んで、それら外壁パネル
（４）（４）をそのスリット（12）の幅に一致させるよ
う左右方向へずらすことによって、目地幅の調整を行な
うことができる。なお、パネル支持片（９）の下側に設
置される外壁パネル（４）の上端は、パネル受片（８）
の下側のボルト穴（11）より差し込んだボルト（14）に
て固定される。
考案の効果 以上のように、この考案によれば、外壁パネルを仮置
きした状態で、スリットへパールなどの棒状工具を差し
込んで、外壁パネルを左右方向にずらすことによって外
壁パネルの左右方向の目地幅を調整することができ、こ
れによって、上下方向の目地の通りの良い外壁を構築す
ることができる。
きした状態で、スリットへパールなどの棒状工具を差し
込んで、外壁パネルを左右方向にずらすことによって外
壁パネルの左右方向の目地幅を調整することができ、こ
れによって、上下方向の目地の通りの良い外壁を構築す
ることができる。
第１図は、この考案の実施例における外壁パネル取付け
部分の要部分解斜視図、第２図は同じく縦断面図、第３
図は外側から見た外壁パネル取付け状態の要部正面図で
ある。 （１）……梁、（３）……取付け金具、（４）……外壁
パネル、（５）……固定片、（８）……パネル受片、
（９）……パネル支持片、（12）……スリット。
部分の要部分解斜視図、第２図は同じく縦断面図、第３
図は外側から見た外壁パネル取付け状態の要部正面図で
ある。 （１）……梁、（３）……取付け金具、（４）……外壁
パネル、（５）……固定片、（８）……パネル受片、
（９）……パネル支持片、（12）……スリット。
Claims (1)
- 【請求項１】外壁パネルの左右方向の端部に対応して梁
へ固定される固定片に、左右方向に隣接する一対の外壁
パネルの各端部内側面を当接させるパネル受片を設け、
このパネル受片の外側に前記各外壁パネル下端を支持す
るパネル支持片を突設するとともに、パネル受片にその
パネル受片の外側面に当接させた外壁パネル間の目地幅
を調整するための工具挿入用スリットを形成したことを
特徴とする外壁取付け金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990025551U JP2546709Y2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | 外壁取付け金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990025551U JP2546709Y2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | 外壁取付け金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03115709U JPH03115709U (ja) | 1991-11-29 |
| JP2546709Y2 true JP2546709Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=31528483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990025551U Expired - Lifetime JP2546709Y2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | 外壁取付け金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2546709Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58174817A (ja) * | 1982-04-06 | 1983-10-13 | Mitsubishi Electric Corp | 剛体の破壊，破損検出方法 |
-
1990
- 1990-03-12 JP JP1990025551U patent/JP2546709Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03115709U (ja) | 1991-11-29 |
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