JP2546683B2 - 除草組成物 - Google Patents

除草組成物

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JP2546683B2 JP62203509A JP20350987A JP2546683B2 JP 2546683 B2 JP2546683 B2 JP 2546683B2 JP 62203509 A JP62203509 A JP 62203509A JP 20350987 A JP20350987 A JP 20350987A JP 2546683 B2 JP2546683 B2 JP 2546683B2
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武雄 茂木
弘 大芝
幸彦 稲吉
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SHERU JAPAN KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、日本芝地の雑草防除に有効な除草組成物に
関するものである。
(発明が解決しようとする問題点) 日本芝はゴルブ場、公園、路傍、一般家庭の庭等いた
るところで栽培され、美観の保持、防災、レクリエーシ
ヨンの場として、ますます重要性を増してきている。芝
生の生育管理上、雑草の防除は特に重要である。近年、
薬剤による雑草防除技術が発達したとはいえ、なお多年
草の防除は難しく、なかでもカヤツリグサ科の多年草で
あるヒメクグ、ハマスゲは一般に薬剤への抵抗性が著し
く強いため、最近、目立つて多くなつてきている。
後記の化合物B群は、イネ科やマメ科の植物に選択性
をもつ茎葉処理型の除草剤で、水田、イネ科またはマメ
科の畑作物に広く使用されている。イネ科の芝草類はい
ずれも本化合物に耐性を示すが、日本芝は特に耐性であ
る。しかしながら、ホルモン型除草剤と競合する分野で
あり、芝生地の一般の広葉雑草の防除にはあまり使用さ
れない。ただし、ホルモン型の除草剤の効きにくいヒメ
クグ、ハマスゲの防除に対する意義は大きいが、効果の
出易い発生盛期から増殖初期の茎葉散布でも、有効成分
量500〜1500g/10gで、粒剤による土壌処理では1000〜20
00g/10aと多量の有効成分を必要とする。これでも完全
防除は難しく再生してくる場合が多い。このため、繰返
し散布が有効とされているが、特に耐性の日本芝でも限
界があり、また労力や防除コストの問題もある。なお、
ホルモン型除草剤との混用の試みもなされているが、単
剤同様の欠点が指摘される。
また、化合物Pは、既知の除草剤で、現在、非農耕
地、樹園地等で少量だが使われている。本発明者らの検
討によれば日本芝はかなり化合物Pに耐性を示し、特に
コウライシバでは著しい。その性格は種子にはほとんど
非選択的に活性が高いが、生育ステージが進むと急激に
活性が低下する、いわゆる土壌処理型の除草剤である。
ただし、生育中の雑草であつても、イネ科の大型種を除
いては主に根系吸収により吸収された量に比例した反応
を比較的速効的に示す。
ヒメクグやハマスゲに対しては、生育ステージ、栄養
状態、土壌条件、気象との関係で効果のバラツキが多
い。防除効果を現わす薬量は有効成分量250g/10a程度で
あるが、根絶はなかなか難しい。1000g/10aと多量施用
すれば効果の出にくい条件でもほぼ完全に防除できる。
ただし、土壌中での残効があまり長くないので、枯死寸
前の状態からでも比較的速やかに再生繁殖に入ることも
ある。
(問題点を解決するための手段) 本発明者は、このような問題点を解決するため種々検
討した結果、本発明を完成させた。すなわち本発明は、
除草活性成分として、下記の式(1)および(2)で示
される化合物を含有する除草組成物である。
(式(1)中、Rは水素原子またはアルカリ金属を示
す。) 本発明の除草剤は、幅広い混合比が認められるが、実
際上はコスト、剤型、処理方法等の制約と希望する目的
により選択できる。たとえば、夏期の最も生育の盛んな
時期の散布では化合物Bを多くし、早春あるいは粒剤に
よる施用の場合は化合物Pを多くするなどである。
散布に当つては、現地での混用でも効果を発揮するこ
とはできるが、一体型ならなお簡便である。
施用に当つては、水に希釈して散布するものでも、そ
のまま散布するものでも、いずれでも良いが、化合物の
性格から、水和剤、粒剤、微粒剤等が好ましい。
キヤリアーとしては、不活性な鉱物担体、たとえば、
ベントナイト、ゼオライト、クレー、炭カル等があげら
れ、分散剤、崩壊剤としてはアニオン系およびノニオン
系の界面活性剤が用いられる。
(実施例) 以下、実施例をもつて本発明を説明する。
製剤例1 化合物Pの50%水和剤 化合物Pを90部にホワイトカーボン3部、カオリンク
レー7部を加え、ジエツトミルで微粉砕し、これを55.6
部とカオリンクレー38.4部に分散剤として、ソルポール
5039(東邦化学工業(株)商標)4部およびソルポー
ル5050を2部加えて、混合機で良く混合し、化合物Pの
50%水和剤を得た。
〔部はいずれも重量部を示す。以下、同じ〕
製剤例2 製剤例1と同様にして得た化合物B群(R=H)の50
%水和剤40部と、化合物Pの50%水和剤60部を良く混合
し、化合物B群(R=H)の20%と化合物Pの30%を含
有する水和剤を得た。
(これを製剤No.(1)と称す) 製剤例3. 化合物B群(R=Na)60部にカオリンクレー35部、ホ
ワイトカーボン5部を加え、擂潰機で粉砕し、これを6
6.7部と化合物Pの50%水和剤30部、ソルポール5050を
3.3部を加え良く混合して、化合物B群(R=Na)を40
%と化合物Pを15%含有する水和剤を得た。
(これを製剤No.(2)と称す) 製剤例4. 化合物Pの50%水和剤4部と、クレー60部、ベントナ
イト33部にソルポール5050の1部を加え、ニーダー中で
撹拌しながら化合物B群(R=Na)2部を水に溶かし
て、注加し、練つてから、造粒機で造粒し、乾燥して、
化合物B群(R=Na)を2%と化合物Pを2%を含有す
る粒剤を得た(これを製剤No.(3)と称す)。
試験例1. 200cm2の素焼鉢に洪積火山灰土壌をつめ、3cmの深度
にハマスゲ塊茎4個を植込み、1週間後の土壌面に各々
の薬剤の所定量を単用および混用で散布した。散布1ケ
月後に観察による調査を行つた結果を第1表に示す。
評価の基準は下記の通りである。
0:無処理同様 あるいは 無害 2:20%防除 あるいは 20%の害徴 5:50%防除 あるいは 50%の害徴 10:完全防除 あるいは 完全枯死 〔以下、この基準で評価した。〕 試験例2. ヒメクグ茎葉処理試験 200cm2の素焼鉢にあらかじめ3株ずつ移植生育管理し
たヒメクグが10〜15cmの草丈に達した時期に、それぞれ
の化合物の所定希釈液〔展着剤として、ノニオン系界面
活性剤500ppm添加〕を10a当り100の液量で、スプレー
ガンを使用し、茎葉および土壌に均一に散布した。散布
1ケ月後に観察による調査を行つた。その結果を表2に
示す。
試験例3. 日本芝薬害試験 400cm2のコンテナーに育成したコウライシバとノシバ
の発生直前および生育期に各々の化合物の所定希釈液20
0/10a相当を単用および混合で、生育期処理には展開
剤として、ノニオン系界面活性剤500ppmを添加し、均一
に散布処理した。発生前処理は1ケ月後に、生育期処理
は20日後に観察による調査を実施した。
その結果を表3に示す。
試験例4. フイールドテスト ヒメクグおよびハマスゲの多い日本芝地を選びそれぞ
れ1区10m2の散布区を設け、これら雑草の発生前と生育
期(草丈5〜10cm)に、水和剤は手押加圧噴霧器を使用
して、200/10aの液量(展着剤加用)で、また粒剤は
手まきで区内に均一に散布した。発生前処理は2ケ月後
に生育期処理は1ケ月後に無処理区と比較しながら観察
調査を行つた。結果は表4に示す。
(発明の効果) 本発明の除草剤は、日本芝地におけるヒメクグ、ハマ
スゲといつた強害雑草の処理適期を大幅に拡大し、土壌
条件等の影響による効果のバラツキを無くし、さらに防
除に必要な薬量を大幅に減少させることができる。ちな
みに、化合物Bは芝葉散布で500〜1500g/10aの有効成分
量を必要としたのに対し、200〜500g/10aでも良く、化
合物Pは250〜1000g/10aの有効成分量が100〜250g/10a
で良い。
フロントページの続き (72)発明者 稲吉 幸彦 東京都北区王子6丁目2番30号 保土谷 化学工業株式会社中央研究所内 審査官 平山 美千恵 (56)参考文献 特開 昭57−163304(JP,A) 特公 昭44−2827(JP,B1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】除草活性成分として、下記の式(1)およ
    び(2)で示される化合物を含有する除草組成物。 (式(1)中、Rは水素原子またはアルカリ金属を示
    す。)。
JP62203509A 1987-08-18 1987-08-18 除草組成物 Expired - Lifetime JP2546683B2 (ja)

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JPS6447704A JPS6447704A (en) 1989-02-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57163304A (en) * 1981-03-30 1982-10-07 Sankyo Co Ltd Herbicide

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