JP2546526Y2 - 時計装置 - Google Patents

時計装置

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JP2546526Y2
JP2546526Y2 JP1991053882U JP5388291U JP2546526Y2 JP 2546526 Y2 JP2546526 Y2 JP 2546526Y2 JP 1991053882 U JP1991053882 U JP 1991053882U JP 5388291 U JP5388291 U JP 5388291U JP 2546526 Y2 JP2546526 Y2 JP 2546526Y2
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Japan
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frame
mounting groove
mounting
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rear frame
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雅文 山本
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Seiko Clock Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、時計装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、時計枠に後蓋を固着する構造
として、後蓋に後蓋止めねじを設け、この後蓋止めねじ
を時計枠の背面に設けた裏蓋止め具にねじ止めするもの
が知られている。さらに時計枠後方下端部に第1の取付
溝を設け、かつこの第1の取付溝に対向して時計枠の後
方上端部に第1の取付溝より溝を深く形成した第2の取
付溝を設け、裏蓋上端部を先に第2の取付溝に挿入して
から、裏蓋下端部を第1の取付溝に挿入して裏蓋を挿着
する、いわゆるけんどん式のものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし上記第1の従来
技術は、部品点数が多く、また裏蓋の開閉の際にねじ締
めの手間が面倒であるという問題があった。上記第2の
従来技術は、裏蓋の開閉の操作性が悪いという問題があ
った。
【0004】そこで本考案の目的は、構成が簡単であ
り、かつ後枠の開閉操作が容易な時計装置を提供すると
ころにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の時計装置は、時計体を収容する時計枠が、
底枠と透明な前枠と1対の側枠と後枠と蓋枠とによって
構成してあり、底枠に起立してある複数の取付柱は、両
側面部にU字形状の取付溝が押出成形により形成してあ
り、前枠と1対の側板は、取付柱の取付溝に嵌め込んで
支持してあり、後枠は、底枠と蓋枠とによって開閉自在
に支持してあり、取付溝は、押出成形により形成された
ままの状態で後枠の開閉端部に形成してある係止爪によ
って係止される
【0006】
【作用】取付柱の取付溝の形状は、U字形状をしてお
り、前枠及び後枠の側部を嵌め込んで支持するととも
に、係止爪が係止する際に共通に使用でき、係止爪が係
止するための追加加工は不要である。また係止爪を取付
柱に押圧すると後枠の中央部が外方へ撓み、係止爪が取
付溝に嵌入すると同時に係止されて後枠が閉じる一方、
係止爪を後枠の一側方向に押圧すると係止爪が取付溝か
ら解放されて後枠が開く。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。図1,2に示すように、時計枠1はプラスチック
成形よりなる略円筒状の底枠2と、透明な薄肉円弧状の
前枠3と、同様に透明な薄肉円弧状の1対の側枠4,4
と、同様に透明な薄肉円弧状の後枠5と、円板状の蓋枠
6とによって構成されており、時計枠1には時計体7が
収容されている。
【0008】図3に示すように、底枠2には、押出成形
により形成されかつ両側面部にU字形状をなす取付溝8
a,8aを有する複数の取付柱8,…が起立している。
前枠3の両側部及び1対の側枠4,4の両側部は、それ
ぞれ取付柱8,…の取付溝8a,…に嵌め込んで支持し
てある。取付溝8aのU字形状は、後述の係止爪5cが
係止する際に共通に使用でき、係止爪が係止するための
新たな追加加工は不要なように形成されている。
【0009】図5に示すように、後枠5の一側の上下端
部にはそれぞれ突起5a,5aが設けてある。後枠5の
下端部の突起5aが対向する底枠2の面には凹部2a
が、上端部の突起5aが対向する蓋枠6の面には凹部6
aがそれぞれ形成してあり、両凹部2a,6aは両突起
5a,5aを回転可能に支持している。このため後枠5
は、底枠2と蓋枠6とによって開閉自在であり、図2,
3に示すように、後枠5の他側は開閉端部5bとなって
いる。開閉端部5bには、前述の押出成形により形成さ
れた取付柱8のU字形状をなす取付溝8aに後加工を施
すことなしに、そのまま係止可能な係止爪5cが一体的
に延伸形成してある。係止爪5cは、先端部が開閉端部
5bより突出して取付溝8aに嵌入して係止可能であ
る。係止爪5cは、外方へ突出する略三角形状をしてお
り、後枠5の一側方向に三角形の一辺を指で押圧すると
係止爪5cが取付溝8aから解放されて後枠5が開く。
【0010】図4に示すように、係止爪5cを取付溝8
aに係止するには、図3の想像線で示された後枠5が開
いた位置から、実線で示す係止位置方向に後枠5を回転
移動させ、係止爪5cと取付柱7とを当接させる。その
後、係止爪5cを取付柱7へ押圧すると後枠5の中央部
が外方へ撓み、係止爪5cが取付溝8aに嵌入すると共
に係止される。
【0011】図1に示すように、時計体7は背面に時計
機械体9を取付けてある前カバー10と、前カバー10
の背面にねじ止めされている後カバー11と、この後カ
バーに着脱自在に取付けてある裏蓋12と、前カバー1
0の前面に位置する文字板13と、この文字板の前面に
取付てあり時計機械体9によって回転駆動される指針1
4,14,14とによって構成してある。時計体7は底
枠2から上方に突設してある1対の支持柱2bに固着し
てある。
【0012】底枠2の下面には回転振り子駆動手段15
が図示しないねじにより固着してあり、回転振り子駆動
手段15にはこの回転振り子駆動手段15を起動するた
めのスタータツマミ16が設けてある。回転振り子駆動
手段15には底枠2を上方に貫通して、回転自在に回転
振り子駆動軸15aが設けてあり、この回転振り子駆動
軸には上方より回転振り子17が挿着してある。底枠2
の下面にはさらに電池収容部18がねじ止めされてお
り、電池収容部18には回転振り子駆動手段15を回転
駆動するための電池19が収容されている。電池収容部
18の下方には底板20が底枠2に固着してあり、底板
20の電池収容部19に対向する位置には電池蓋21が
着脱可能に取付けてある。
【0013】蓋枠6の上には、飾り22が蓋枠6に固着
してある。なお、本考案では後枠5の上下端部に突起5
aを、底枠2に凹部2aを、蓋枠6に凹部6aを形成し
てあるが、これに限るものではなく、後枠5の上下端部
に凹部を、底枠2に突起を、蓋枠6に突起を形成しても
よい。また係止爪5cは略三角形状に限るものではな
く、取付溝8cから係止爪5cを開放するとき後枠5の
一側方向に指で押圧可能であればよい。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、底枠に
押出成形により形成されかつ両側面部に取付溝を有する
複数の取付柱を起立させ、前枠と1対の側枠を取付溝に
嵌め込んで支持し、後枠に底枠と蓋枠とによって開閉自
在に支持してあると共に、その開閉端部に取付溝に係止
可能な係止爪を形成したので、構成が簡単であり、かつ
後枠の開閉操作が容易である。さらに係止爪が係止する
U字形状をなす取付溝は新たな追加加工によりわざわざ
形成する必要がないので、複数の取付柱を共用でき、コ
ストの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側面断面図である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】図2のAーA線断面図である。
【図4】要部の断面図である。
【図5】図3のBーB線断面図である。
【符号の説明】
1 時計枠 2 底枠 3 透明な前枠 4 側枠 5 後枠 5b 開閉端部 5c 係止爪 6 蓋枠 7 時計体 8 取付柱 8a 取付溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計体を収容する時計枠が、底枠と透明
    な前枠と1対の側枠と後枠と蓋枠とによって構成してあ
    り、 上記底枠に起立してある複数の取付柱は、両側面部にU
    字形状の取付溝が押出成形により形成してあり、 上記前枠と上記1対の側枠は、上記取付柱の上記取付溝
    に嵌め込んで支持してあり、 上記後枠は、上記底枠と上記蓋枠とによって開閉自在に
    支持してあり、 上記取付溝は、押出成形により形成されたままの状態で
    上記後枠の開閉端部に形成してある係止爪によって係止
    される ことを特徴とする時計装置。
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JPH056389U JPH056389U (ja) 1993-01-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS583108Y2 (ja) * 1979-04-10 1983-01-19 今在家精工株式会社 時計
JPH0721172Y2 (ja) * 1987-10-14 1995-05-17 定夫 小野 人形ケース

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JPH056389U (ja) 1993-01-29

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