JP2546508Y2 - 自動車内装用アクセントベルト - Google Patents
自動車内装用アクセントベルトInfo
- Publication number
- JP2546508Y2 JP2546508Y2 JP6976091U JP6976091U JP2546508Y2 JP 2546508 Y2 JP2546508 Y2 JP 2546508Y2 JP 6976091 U JP6976091 U JP 6976091U JP 6976091 U JP6976091 U JP 6976091U JP 2546508 Y2 JP2546508 Y2 JP 2546508Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- belt core
- accent
- skin
- edges
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車用ドアトリムな
どに取り付けられて車内の装飾効果を高める自動車内装
用アクセントベルトに関するものである。
どに取り付けられて車内の装飾効果を高める自動車内装
用アクセントベルトに関するものである。
【０００２】自動車用ドアトリムなどに取り付けられて
車内の装飾効果を高める自動車内装用アクセントベルト
としては、合成樹脂製のベルト芯の表面をクッション材
と表皮で覆って該表皮の両縁をベルト芯の裏側に巻き込
み止着したものが使用されているが、このようなものは
ベルト芯の裏側に巻き込まれた表皮の両縁がベルト芯の
裏面より突出するのでドアトリムなどの内装材本体に対
して自動車内装用アクセントベルトを取り付ける作業が
面倒なうえに仕上がりも悪いものであった。
車内の装飾効果を高める自動車内装用アクセントベルト
としては、合成樹脂製のベルト芯の表面をクッション材
と表皮で覆って該表皮の両縁をベルト芯の裏側に巻き込
み止着したものが使用されているが、このようなものは
ベルト芯の裏側に巻き込まれた表皮の両縁がベルト芯の
裏面より突出するのでドアトリムなどの内装材本体に対
して自動車内装用アクセントベルトを取り付ける作業が
面倒なうえに仕上がりも悪いものであった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記のような
従来の問題点を解決して、内装材本体に対して取付作業
を的確容易に行えるうえに仕上がりもよい安価な自動車
内装用アクセントベルトを提供することにある。
従来の問題点を解決して、内装材本体に対して取付作業
を的確容易に行えるうえに仕上がりもよい安価な自動車
内装用アクセントベルトを提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本考案の自動車内装用アクセントベルト
は、合成樹脂製のベルト芯の表面をクッション材と表皮
で覆って該表皮の両縁をベルト芯の裏側に巻き込み止着
した自動車内装用アクセントベルトにおいて、前記ベル
ト芯は両縁が裏側に向けた傾斜翼部に形成されるととも
に裏面に金具取付部が設けられており、さらに、前記金
具取付部には折曲自在な爪が切り起こされた金属帯板よ
りなる取付金具が取付けられていることを特徴とするも
のである。
めになされた本考案の自動車内装用アクセントベルト
は、合成樹脂製のベルト芯の表面をクッション材と表皮
で覆って該表皮の両縁をベルト芯の裏側に巻き込み止着
した自動車内装用アクセントベルトにおいて、前記ベル
ト芯は両縁が裏側に向けた傾斜翼部に形成されるととも
に裏面に金具取付部が設けられており、さらに、前記金
具取付部には折曲自在な爪が切り起こされた金属帯板よ
りなる取付金具が取付けられていることを特徴とするも
のである。
【０００５】
【作用】このような自動車内装用アクセントベルトは、
金属帯板よりなる取付金具から切り起こされている爪を
内装材本体に配設してある挿込孔に挿し込んで内装材本
体の裏面に爪先を折り曲げるだけで内装材本体に対して
的確容易な取付けができるうえに合成樹脂製のベルト芯
の両縁の裏側に向けた傾斜翼部が表皮の両縁を内装材本
体の表面に密接させることとなるので体裁のよい仕上が
りが得られる。
金属帯板よりなる取付金具から切り起こされている爪を
内装材本体に配設してある挿込孔に挿し込んで内装材本
体の裏面に爪先を折り曲げるだけで内装材本体に対して
的確容易な取付けができるうえに合成樹脂製のベルト芯
の両縁の裏側に向けた傾斜翼部が表皮の両縁を内装材本
体の表面に密接させることとなるので体裁のよい仕上が
りが得られる。
【０００６】
【実施例】次に、本考案の実施例を図示するドアトリム
に取付ける場合について詳細に説明する。図中１はポリ
プロピレン樹脂などの合成樹脂により成形されたベルト
芯であって、該ベルト芯１は両縁が裏側に向けられた傾
斜翼部２、２に形成されるとともに裏面に鉤状突片3a、
3aを対向させた金具取付部３が一体に設けられている。
４はベルト芯１の表面にクッション材５を介して覆って
いる表皮であって、該表皮４の両縁はベルト芯１の傾斜
翼部２、２の裏側に巻き込まれたうえミシン縫い部６に
より止着されている。７は前記ベルト芯１の金具取付部
３の鉤状突片3a、3aにより形成されている溝部に挿入さ
れている金属帯板よりなる取付金具であって、該取付金
具７には多数の折曲自在な爪８が切り起こされるととも
に各爪８間には長円形状に補強用の低膨出部９がプレス
成形されて取付金具７自身の剛性を増すとともに金具取
付部３である溝部への挿入を容易化している。なお、図
示のベルト芯１においては金具取付部３までも一体成形
したものとしているが、金具取付部３を別材で成形して
重ねて縫着一体化するようにしてもよいことは勿論であ
る。
に取付ける場合について詳細に説明する。図中１はポリ
プロピレン樹脂などの合成樹脂により成形されたベルト
芯であって、該ベルト芯１は両縁が裏側に向けられた傾
斜翼部２、２に形成されるとともに裏面に鉤状突片3a、
3aを対向させた金具取付部３が一体に設けられている。
４はベルト芯１の表面にクッション材５を介して覆って
いる表皮であって、該表皮４の両縁はベルト芯１の傾斜
翼部２、２の裏側に巻き込まれたうえミシン縫い部６に
より止着されている。７は前記ベルト芯１の金具取付部
３の鉤状突片3a、3aにより形成されている溝部に挿入さ
れている金属帯板よりなる取付金具であって、該取付金
具７には多数の折曲自在な爪８が切り起こされるととも
に各爪８間には長円形状に補強用の低膨出部９がプレス
成形されて取付金具７自身の剛性を増すとともに金具取
付部３である溝部への挿入を容易化している。なお、図
示のベルト芯１においては金具取付部３までも一体成形
したものとしているが、金具取付部３を別材で成形して
重ねて縫着一体化するようにしてもよいことは勿論であ
る。
【０００７】このように構成されたものは、金属帯板よ
りなる取付金具７から切り起こされている爪８を内装材
本体11に予め爪８、８の間隔と等間隔で配設してある挿
込孔12に挿し込んだうえ内装材本体11の裏面に爪先を折
り曲げることにより内装材本体11に対して取付けできる
から、内装材本体11に対する取付け作業が極めて容易な
うえに取付金具７が鉤状突片3a、3aにより溝部を形成し
た金具取付部３に挿入されている取付金具７は容易に外
れることもないので強固な取付けができて長期耐用でき
るものであり、しかも、合成樹脂製のベルト芯１の両縁
は裏側に向けた傾斜翼部２、２として裏側に巻き込み止
着された表皮４の両縁が金具取付部３の裏面と略同一面
となっており且つ前記したようにして本考案の自動車内
装用アクセントベルトを内装材本体11に取り付けたと
き、ベルト芯１はその材質と引込みとによる弾性で傾斜
翼部２、２が表皮４の両縁を内装材本体11の表面に食い
込み密接させることとなり、従って、見栄えのよい仕上
がりが得られることとなる。
りなる取付金具７から切り起こされている爪８を内装材
本体11に予め爪８、８の間隔と等間隔で配設してある挿
込孔12に挿し込んだうえ内装材本体11の裏面に爪先を折
り曲げることにより内装材本体11に対して取付けできる
から、内装材本体11に対する取付け作業が極めて容易な
うえに取付金具７が鉤状突片3a、3aにより溝部を形成し
た金具取付部３に挿入されている取付金具７は容易に外
れることもないので強固な取付けができて長期耐用でき
るものであり、しかも、合成樹脂製のベルト芯１の両縁
は裏側に向けた傾斜翼部２、２として裏側に巻き込み止
着された表皮４の両縁が金具取付部３の裏面と略同一面
となっており且つ前記したようにして本考案の自動車内
装用アクセントベルトを内装材本体11に取り付けたと
き、ベルト芯１はその材質と引込みとによる弾性で傾斜
翼部２、２が表皮４の両縁を内装材本体11の表面に食い
込み密接させることとなり、従って、見栄えのよい仕上
がりが得られることとなる。
【０００８】
【考案の効果】本考案は以上の説明からも明らかなよう
に、両縁が裏側に向けた傾斜翼部に形成されるとともに
裏面に金具取付部が設けられた特殊なベルト芯と、折曲
自在な爪が切り起こされた金属帯板よりなる取付金具と
を用いることにより内装材本体に対する取付作業が的確
容易に行えるうえに仕上がりもよいもので、構造が簡単
なため安価に提供できる利点もある。従って、本考案は
従来のこの種自動車内装用アクセントベルトの問題点を
解決したものとして実用的価値極めて大きいものがあ
る。
に、両縁が裏側に向けた傾斜翼部に形成されるとともに
裏面に金具取付部が設けられた特殊なベルト芯と、折曲
自在な爪が切り起こされた金属帯板よりなる取付金具と
を用いることにより内装材本体に対する取付作業が的確
容易に行えるうえに仕上がりもよいもので、構造が簡単
なため安価に提供できる利点もある。従って、本考案は
従来のこの種自動車内装用アクセントベルトの問題点を
解決したものとして実用的価値極めて大きいものがあ
る。
【図１】本考案の実施例を示す要部の拡大断面図であ
る。
る。
【図２】本考案の実施例を示す要部の分解斜視図であ
る。
る。
【図３】本考案を使用したドアトリムの正面図である。
【図４】本考案をドアトリムに取付ける過程を示す斜視
図である。
図である。
１ 合成樹脂製のベルト芯 ２ 傾斜翼部 ３ 金具取付部 ４ 表皮 ５ クッション材 ７ 取付金具 ８ 爪
Claims (1)
- 【請求項１】 合成樹脂製のベルト芯(1) の表面をクッ
ション材(5) と表皮(4) で覆って該表皮(4) の両縁をベ
ルト芯(1) の裏側に巻き込み止着した自動車内装用アク
セントベルトにおいて、前記ベルト芯(1) は両縁が裏側
に向けた傾斜翼部(2) 、(2) に形成されるとともに裏面
に金具取付部(3) が設けられており、さらに、前記金具
取付部(3) には折曲自在な爪(8) が切り起こされた金属
帯板よりなる取付金具(7) が取付けられていることを特
徴とする自動車内装用アクセントベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6976091U JP2546508Y2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 自動車内装用アクセントベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6976091U JP2546508Y2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 自動車内装用アクセントベルト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0512297U JPH0512297U (ja) | 1993-02-19 |
| JP2546508Y2 true JP2546508Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=13412084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6976091U Expired - Lifetime JP2546508Y2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 自動車内装用アクセントベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2546508Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-08-05 JP JP6976091U patent/JP2546508Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0512297U (ja) | 1993-02-19 |
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| JPH0454713U (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970425 |