JP2546378B2 - フィルム状電池の製造方法 - Google Patents
フィルム状電池の製造方法Info
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- JP2546378B2 JP2546378B2 JP1171546A JP17154689A JP2546378B2 JP 2546378 B2 JP2546378 B2 JP 2546378B2 JP 1171546 A JP1171546 A JP 1171546A JP 17154689 A JP17154689 A JP 17154689A JP 2546378 B2 JP2546378 B2 JP 2546378B2
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- film
- metal
- negative electrode
- positive electrode
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
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- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
- Primary Cells (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、フィルム状の超薄形電池の製造法に関する
ものである。
ものである。
従来技術とその問題点 リチウム又はリチウム合金を負極とするフィルム状の
超薄形電池の提案が多くなされている。
超薄形電池の提案が多くなされている。
しかし、リチウムシートは均一な厚みを容易に得るこ
とが困難であった。従来、ノズルから押出してシートと
する方法が採用されていらが、この方法では、シートの
厚さは、0.1〜0.07mmが限界であった。シートの厚さ
は、0.1〜0.07mmが限界であった。これ以下では、厚さ
が不均一となる。又、ロール圧延によつて薄膜化する方
法もあるが、リチウムがロールに付着するという欠点が
あった。
とが困難であった。従来、ノズルから押出してシートと
する方法が採用されていらが、この方法では、シートの
厚さは、0.1〜0.07mmが限界であった。シートの厚さ
は、0.1〜0.07mmが限界であった。これ以下では、厚さ
が不均一となる。又、ロール圧延によつて薄膜化する方
法もあるが、リチウムがロールに付着するという欠点が
あった。
発明の目的 本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであ
り、均一な厚みの金属薄膜を連続的に容易に生産するこ
とが出来る電池の製造法を提供することを目的とするも
のである。
り、均一な厚みの金属薄膜を連続的に容易に生産するこ
とが出来る電池の製造法を提供することを目的とするも
のである。
発明の構成 本発明は、プラスチックフィルム表面に蒸着、スパッ
タリング、イオンプレーティング又はイオンビーム蒸着
により金属薄膜を形成した金属フィルム集電体兼外装を
準備し、該金属フィルム集電体兼外装の金属薄膜上にリ
チウム又はリチウム合金を配置した後、該リチウム又は
リチウム合金を誘導加熱により溶融し、該金属薄膜上に
リチウム又はリチウム合金の層を形成して負極とし、該
負極と、該正極と、正極活物質及び正極集電体兼外装か
らなる正極とを、電解質層を介して重ね合わせることを
特徴とするフィルム状電池の製造法である。
タリング、イオンプレーティング又はイオンビーム蒸着
により金属薄膜を形成した金属フィルム集電体兼外装を
準備し、該金属フィルム集電体兼外装の金属薄膜上にリ
チウム又はリチウム合金を配置した後、該リチウム又は
リチウム合金を誘導加熱により溶融し、該金属薄膜上に
リチウム又はリチウム合金の層を形成して負極とし、該
負極と、該正極と、正極活物質及び正極集電体兼外装か
らなる正極とを、電解質層を介して重ね合わせることを
特徴とするフィルム状電池の製造法である。
作用 溶融状態のリチウム金属が、他の金属とよく濡れる性
質を利用し、界面張力により均一な厚みのリチウム薄膜
を集電体と一体化して形成させるものである。
質を利用し、界面張力により均一な厚みのリチウム薄膜
を集電体と一体化して形成させるものである。
実施例 以下、本発明の詳細について一実施例により説明す
る。
る。
第1図は、本発明の一実施例を示した負極の薄膜形成
の模型図である。第2図は本発明による負極を用いた電
池の一実施例の断面図である。
の模型図である。第2図は本発明による負極を用いた電
池の一実施例の断面図である。
こゝで、1はプラスチックフィルム、2は金属蒸着
層、3は正極、4は電解質層、5は負極リチウム、6は
(負極側)接着部材、7は(正極側)接着部材、8は正
極端子、9は負極端子、10は金属リチウム片、11は誘導
加熱装置である。
層、3は正極、4は電解質層、5は負極リチウム、6は
(負極側)接着部材、7は(正極側)接着部材、8は正
極端子、9は負極端子、10は金属リチウム片、11は誘導
加熱装置である。
負極リチウムの薄膜は第1図の如くに製造する。
即ち、集電体1の面に枠状の接着部材6を一体化し、
所要量の金属リチウムの小片10を載置する。次に誘導加
熱装置11により、金属リチウムを融点である180℃以上
に加熱し、溶融し枠状の接着部材の内側に薄層を形成さ
せる。この工程は金属リチウムの酸化を紡ぐためアルゴ
ン雰囲気中で行なった。
所要量の金属リチウムの小片10を載置する。次に誘導加
熱装置11により、金属リチウムを融点である180℃以上
に加熱し、溶融し枠状の接着部材の内側に薄層を形成さ
せる。この工程は金属リチウムの酸化を紡ぐためアルゴ
ン雰囲気中で行なった。
尚、負極の材料は、金属リチウムだけでなく、リチウ
ム合金を用いても同様に薄膜が形成できる。さらに、リ
チウムの小片の代わりに、リチウム又はリチウム合金の
粉末を用いてもよい。又、膜面の面積が大きい場合に
は、溶融状態の金属をヘラで展延することにより、厚み
の均一な薄膜が容易に得られる。
ム合金を用いても同様に薄膜が形成できる。さらに、リ
チウムの小片の代わりに、リチウム又はリチウム合金の
粉末を用いてもよい。又、膜面の面積が大きい場合に
は、溶融状態の金属をヘラで展延することにより、厚み
の均一な薄膜が容易に得られる。
次に上記のリチウム薄膜を用いた超薄形マンガンリチ
ウム電池について説明する。(第2図参照) ポリエチレン、ポリエチレンテレフタラート、ポリプ
ロピレン等からなるプラスチックフィルム1に、ニッケ
ル、アルミニウム、チタン等の金属蒸着層2からなる集
電体兼外装のラミネート材を準備する。次にこのラミネ
ート材に、二酸化マンガンを主成分とする正極画剤3を
コーティングし、さらに、イオン伝導性を有する電解質
層4をコーティングした。
ウム電池について説明する。(第2図参照) ポリエチレン、ポリエチレンテレフタラート、ポリプ
ロピレン等からなるプラスチックフィルム1に、ニッケ
ル、アルミニウム、チタン等の金属蒸着層2からなる集
電体兼外装のラミネート材を準備する。次にこのラミネ
ート材に、二酸化マンガンを主成分とする正極画剤3を
コーティングし、さらに、イオン伝導性を有する電解質
層4をコーティングした。
これを逆さにして、上記のラミネート剤の金属蒸着層
2に、負極のリチウム薄膜5を形成させたものと重ね合
わせる。接着部材6,7を加熱し、封口して、超薄形マン
ガンリチウム電池を得た。
2に、負極のリチウム薄膜5を形成させたものと重ね合
わせる。接着部材6,7を加熱し、封口して、超薄形マン
ガンリチウム電池を得た。
上述した如く、本発明は均一な厚みの金属薄膜を連続
的に容易に生産することが出来る電池の製造法を提供出
来るので、その工業的価値は極めて大である。
的に容易に生産することが出来る電池の製造法を提供出
来るので、その工業的価値は極めて大である。
第1図は本発明の一実施例を示した負極の薄膜形成の模
型図、第2図は本発明による負極を用いた電池の一実施
例の断面図である。 1……プラスチックフィルム、2……金属蒸着層 3……正極、4……電解質層 5……負極リチウム、6,7……接着部材 8……正極端子、9……負極端子 10……金属リチウム、11……誘導加熱装置
型図、第2図は本発明による負極を用いた電池の一実施
例の断面図である。 1……プラスチックフィルム、2……金属蒸着層 3……正極、4……電解質層 5……負極リチウム、6,7……接着部材 8……正極端子、9……負極端子 10……金属リチウム、11……誘導加熱装置
Claims (1)
- 【請求項1】プラスチックフィルム表面に蒸着、スパッ
タリング、イオンプレーティング又はイオンビーム蒸着
により金属薄膜を形成した金属フィルム集電体兼外装を
準備し、該金属フィルム集電体兼外装の金属薄膜上にリ
チウム又はリチウム合金を配置した後、該リチウム又は
リチウム合金を誘導加熱により溶融し、該金属薄膜上に
リチウム又はリチウム合金の層を形成して負極とし、該
負極と、正極活物質及び正極集電体兼外装からなる正極
とを、電解質層を介して重ね合わせることを特徴とする
フィルム状電池の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1171546A JP2546378B2 (ja) | 1989-07-03 | 1989-07-03 | フィルム状電池の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1171546A JP2546378B2 (ja) | 1989-07-03 | 1989-07-03 | フィルム状電池の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0337970A JPH0337970A (ja) | 1991-02-19 |
JP2546378B2 true JP2546378B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=15925132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1171546A Expired - Lifetime JP2546378B2 (ja) | 1989-07-03 | 1989-07-03 | フィルム状電池の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2546378B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102016214398A1 (de) * | 2016-08-04 | 2018-02-08 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Verfahren zur Herstellung einer elektrochemischen Zelle mit Lithiumelektrode und elektrochemische Zelle |
JP7356268B2 (ja) | 2019-06-19 | 2023-10-04 | セイコーエプソン株式会社 | テープ供給体およびテープ供給体セット |
CN114865099A (zh) * | 2022-05-13 | 2022-08-05 | 电子科技大学 | 一种具有合金界面-锂厚膜结构的全固态厚膜锂电池及其制备方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS571563A (en) * | 1980-06-03 | 1982-01-06 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | Production of grid body for pole plate of storage battery |
JPS6319758A (ja) * | 1986-07-11 | 1988-01-27 | Sanyo Electric Co Ltd | リチウム陰極体の製造方法 |
-
1989
- 1989-07-03 JP JP1171546A patent/JP2546378B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS571563A (en) * | 1980-06-03 | 1982-01-06 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | Production of grid body for pole plate of storage battery |
JPS6319758A (ja) * | 1986-07-11 | 1988-01-27 | Sanyo Electric Co Ltd | リチウム陰極体の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0337970A (ja) | 1991-02-19 |
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