JP2546245Y2 - コースロープ保持機構 - Google Patents

コースロープ保持機構

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JP2546245Y2
JP2546245Y2 JP1992015092U JP1509292U JP2546245Y2 JP 2546245 Y2 JP2546245 Y2 JP 2546245Y2 JP 1992015092 U JP1992015092 U JP 1992015092U JP 1509292 U JP1509292 U JP 1509292U JP 2546245 Y2 JP2546245 Y2 JP 2546245Y2
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Japan
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course rope
course
rope
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holding mechanism
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泰 小林
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泰 小林
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Fencing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はプール用のコースロープ
を衛生的かつ機能的に収納・保管する為のコースロープ
保持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コースロープは水泳プールの水
面に沿って展張されて、例えば、競泳用コースを区画し
たり、大人用と子供用との遊泳領域を区画するため等に
利用されている。一方、コースロープは不使用時には、
プールサイド等に直接放置されていることが多い。これ
は、リール方式のコースロープの収納機具は存在した
が、大型であったり、取扱いが繁雑なために、有効に利
用されていないのが実情であるためである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、不使用
時にコースロープを直にプールサイドに接触させておく
ことは、安全性や衛生面、耐用からいって、プールサイ
ドの歩行の妨げとなり怪我や事故を引き起こし、また雑
菌が繁殖しやすくなり、コースロープ自体の破損も早ま
る等の不都合な面が多く、それらに対応すべき方法を考
える必要があった。
【0004】本考案はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、プールサイド等の適当と思われる個所にコース
ロープを水平方向に伸長させて吊下保持して、コースロ
ープを安全に、しかも衛生的に、更にコンパクトに収納
・保管することのできるコースロープ保持機構を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案のコースロープ保持機構は、空中にあるコー
スロープの両端の係止部材がそれぞれ係脱自在とされた
1対の固定状態の端部保持部材と、前記端部保持部材の
中間位置に水平軸回りに揺動自在に吊下された少なくと
も1個の中間部保持部材であって、前記空中にあるコー
スロープの長手方向の中間部を係脱自在にして保持する
アームが内向きに形成されている中間部保持部材とをも
って形成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】本考案のコースロープ保持機構によれば、1本
または複数本のコースロープを水平方向に伸長させた状
態で、係脱自在にして吊下保持することができる。
【0007】従って、本考案によれば、従来の保管方法
より通気性がよく、湿気も少なくなることによって、雑
菌の繁殖等を防ぎ、コースロープはより衛生的に保たれ
る。また、複数のコースロープを重層的に保持すること
により、コンパクトに収納・保管することができ、プー
ル利用者の歩行の妨げになることもなく、安全で、か
つ、コースロープ自体の破損も少なくなる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1から図3に基づ
いて説明する。
【0009】図1から図3は本考案の1実施例を示す。
【0010】本実施例のコースロープ保持機構は、図1
に示すように、競泳用プール(図示せず)のプールサイ
ド1に設けられた金網製のフェンス2に適用されたもの
であって、両端の端部保持部材3,3と中間部分の2個
の中間部保持部材4,4により複数本のコースロープ
5,5…を吊下保持するように形成されている。
【0011】一方の端部保持部材4は、図1および図2
に示すように、フェンス2の高さの約3等分位置に横設
された断面L字形の2本の補強部材6,6の間隔とほぼ
等しい上下方向長さに形成されており、フェンス2に当
接される基板7の前面側に略コ字形の前方部材8を固着
するとともに、コースロープ5の端のフック9を係着で
きるように、適当な間隔をあけ、梯子状に複数本(本実
施例においては4本)の係止杵10,10…が設けられ
ており、フェンス2に横設された補強部材6,6に、そ
れぞれボルト・ナット等の適宜な緊締具11によって固
着されている。これらの両端の端部保持部材3,3の設
置の間隔は、コースロープ5の長さより短くするとよ
い。
【0012】また、他方の中間部保持部材4は、図2お
よび図3に示すように、端部保持部材3の前方部材8と
ほぼ同様に形成されている前方部材12に、端部保持部
材3と同様の適当間隔に複数本のアーム13,13…を
内側向きに設けて櫛形に形成されており、その前方部材
12の上部を、上方の補強部材6に固着された固定部材
14に枢軸14aをもって枢着されている。従って、中
間部保持部材4は、フェンス2に対し枢軸14aを中心
として鉛直方向に回動自在とされる。また、各アーム1
3は先端が多少上方に反る形をしており、コースロープ
5のずれ落ちを防止するようにしている。
【0013】次に、本実施例の作用を説明する。
【0014】本実施例のコースロープ保持機構に対し
て、コースロープ5を保持させるには、まず、両端部保
持部材3,3の係止杵10,10に、各コースロープ5
の両端のフック9を係止させ、次に中吊りのコースロー
プ5の中間のたぐみ部分を、各中間部保持部材4を図3
の鎖線に示すように手前に持ち上げておいて、櫛形のア
ーム13に、コースロープ5のブイ15およびロープ1
6をはめ込み、その後中間部保持部材4およびコースロ
ープ5を自重により図3の実線位置まで回動させて、コ
ースロープ5を吊下保持する。
【0015】このようにして吊下保持された複数のコー
スロープ5,5…は互いに絡まることもなく、整然と収
納される。また、各コースロープ5は他のコースロープ
5やプールサイド1との接触面がほとんど無くなり、従
来の方法で保管される場合に比較して、湿気も少なく、
よって乾燥も早く、雑菌が繁殖しにくくなる。また、人
が歩行中に踏んだり、つまづくことがなく、プールサイ
ド1での怪我や事故の防止を図ることができる。さら
に、コースロープ5自体の破損を防ぎ、耐用を延ばすこ
とができる。また、各保持部材3,4において、前方部
材8,12をもって前方に尖鋭部分を設けないようにし
ているので、人が衝突して怪我をすることもない。
【0016】コースロープ5を取り外す場合には、前記
の吊下作業の逆作業により簡単に行うことができる。
【0017】なお、本考案は前記実施例に限定されるも
のではなく、必要に応じて変更することができる。例え
ば、フェンスの代りにコンクリート壁等にも容易に装着
して利用することができる。
【0018】
【考案の効果】このように本考案のコースロープ保持機
構は構成され作用するものであるから、保持部材によっ
てコースロープの両端を係止するとともに、中間部分を
保持することにより、コースロープを水平方向に伸長さ
せた状態で吊下保持することができ、コースロープを安
全に、しかも衛生的に、更に、コンパクトに収納するこ
とができ、また、コースロープの耐用性を延ばすことが
できる等の効果を奏する。また、既設のプールにもその
サイドフェンス等を利用して容易に取付けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコースロープ保持機構の1実施例を示
す全体斜視図
【図2】本考案の要部である端部保持部材、および中間
部保持部材を示す部分斜視図
【図3】中間部保持部材を示す拡大側面図
【符号の説明】 プールサイド フェンス 3 端部保持部材 4 中間部保持部材 5 コースロープ 補強部材 基板 8 前方部材 9 フック 10 係止杵11 緊締具 12 前方部材 13 アーム14 固定部材 14a 枢軸 15 ブイ 16 ロープ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空中にあるコースロープの両端の係止部
    材がそれぞれ係脱自在とされた1対の固定状態の端部保
    持部材と、前記端部保持部材の中間位置に水平軸回りに
    揺動自在に吊下された少なくとも1個の中間部保持部材
    であって、前記空中にあるコースロープの長手方向の中
    間部を係脱自在にして保持するアームが内向きに形成さ
    れている中間部保持部材とを有するコースロープ保持機
    構。
JP1992015092U 1992-03-23 1992-03-23 コースロープ保持機構 Expired - Fee Related JP2546245Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0576476U JPH0576476U (ja) 1993-10-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56140646U (ja) * 1980-03-24 1981-10-23
JPH0232565U (ja) * 1988-08-24 1990-02-28

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JPH0576476U (ja) 1993-10-19

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