JPH0576476U - コースロープ保持機構 - Google Patents

コースロープ保持機構

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JPH0576476U
JPH0576476U JP1509292U JP1509292U JPH0576476U JP H0576476 U JPH0576476 U JP H0576476U JP 1509292 U JP1509292 U JP 1509292U JP 1509292 U JP1509292 U JP 1509292U JP H0576476 U JPH0576476 U JP H0576476U
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course rope
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rope
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泰 小林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プールサイド等の適当と思われる個所にコー
スロープを水平方向に伸長させて吊下保持して、コース
ロープを安全に、しかも衛生的に、更にコンパクトに収
納・保管すること。 【構成】 コースロープ5の両端の係止部材9が係脱自
在とされた1対の端部保持部材3と、前記コースロープ
5の長手方向の中間部を係脱自在にして保持する少なく
とも1個の中間部保持部材4とを有することを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はプール用のコースロープを衛生的かつ機能的に収納・保管する為のコ ースロープ保持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、コースロープは水泳プールの水面に沿って展張されて、例えば、競泳 用コースを区画したり、大人用と子供用との遊泳領域を区画するため等に利用さ れている。一方、コースロープは不使用時には、プールサイド等に直接放置され ていることが多い。これは、リール方式のコースロープの収納機具は存在したが 、大型であったり、取扱いが繁雑なために、有効に利用されていないのが実情で あるためである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、不使用時にコースロープを直にプールサイドに接触させておく ことは、安全性や衛生面、耐用からいって、プールサイドの歩行の妨げとなり怪 我や事故を引き起こし、また雑菌が繁殖しやすくなり、コースロープ自体の破損 も早まる等の不都合な面が多く、それらに対応すべき方法を考える必要があった 。
【0004】 本考案はこれらの点に鑑みてなされたものであり、プールサイド等の適当と思 われる個所にコースロープを水平方向に伸長させて吊下保持して、コースロープ を安全に、しかも衛生的に、更にコンパクトに収納・保管することのできるコー スロープ保持機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案のコースロープ保持機構は、コースロープの 両端の係止部材が係脱自在とされた1対の端部保持部材と、前記コースロープの 長手方向の中間部を係脱自在にして保持する少なくとも1個の中間部保持部材と をもって形成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案のコースロープ保持機構によれば、1本または複数本のコースロープを 水平方向に伸長させた状態で、係脱自在にして吊下保持することができる。
【0007】 従って、本考案によれば、従来の保管方法より通気性がよく、湿気も少なくな ることによって、雑菌の繁殖等を防ぎ、コースロープはより衛生的に保たれる。 また、複数のコースロープを重層的に保持することにより、コンパクトに収納・ 保管することができ、プール利用者の歩行の妨げになることもなく、安全で、か つ、コースロープ自体の破損も少なくなる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1から図3に基づいて説明する。
【0009】 図1から図3は本考案の1実施例を示す。
【0010】 本実施例のコースロープ保持機構は、図1に示すように、競泳用プール(図示 せず)のプールサイド1に設けられた金網製のフェンス2に適用されたものであ って、両端の端部保持部材3,3と中間部分の2個の中間部保持部材4,4によ り複数本のコースロープ5,5…を吊下保持するように形成されている。
【0011】 一方の端部保持部材4は、図1および図2に示すように、フェンス2の高さの 約3等分位置に横設された断面L字形の2本の補強部材6,6の間隔とほぼ等し い上下方向長さに形成されており、フェンス2に当接される基板7の前面側に略 コ字形の前方部材8を固着するとともに、コースロープ5の端のフック9を係着 できるように、適当な間隔をあけ、梯子状に複数本(本実施例においては4本) の係止杵10,10…が設けられており、フェンス2に横設された補強部材6, 6に、それぞれボルト・ナット等の適宜な緊締具11によって固着されている。 これらの両端の端部保持部材3,3の設置の間隔は、コースロープ5の長さより 短くするとよい。
【0012】 また、他方の中間部保持部材4は、図2および図3に示すように、端部保持部 材3の前方部材8とほぼ同様に形成されている前方部材12に、端部保持部材3 と同様の適当間隔に複数本のアーム13,13…を内側向きに設けて櫛形に形成 されており、その前方部材12の上部を、上方の補強部材6に固着された固定部 材14に枢軸14aをもって枢着されている。従って、中間部保持部材4は、フ ェンス2に対し枢軸14aを中心として鉛直方向に回動自在とされる。また、各 アーム13は先端が多少上方に反る形をしており、コースロープ5のずれ落ちを 防止するようにしている。
【0013】 次に、本実施例の作用を説明する。
【0014】 本実施例のコースロープ保持機構に対して、コースロープ5を保持させるには 、まず、両端部保持部材3,3の係止杵10,10に、各コースロープ5の両端 のフック9を係止させ、次に中吊りのコースロープ5の中間のたぐみ部分を、各 中間部保持部材4を図3の鎖線に示すように手前に持ち上げておいて、櫛形のア ーム13に、コースロープ5のブイ15およびロープ16をはめ込み、その後中 間部保持部材4およびコースロープ5を自重により図3の実線位置まで回動させ て、コースロープ5を吊下保持する。
【0015】 このようにして吊下保持された複数のコースロープ5,5…は互いに絡まるこ ともなく、整然と収納される。また、各コースロープ5は他のコースロープ5や プールサイド1との接触面がほとんど無くなり、従来の方法で保管される場合に 比較して、湿気も少なく、よって乾燥も早く、雑菌が繁殖しにくくなる。また、 人が歩行中に踏んだり、つまづくことがなく、プールサイド1での怪我や事故の 防止を図ることができる。さらに、コースロープ5自体の破損を防ぎ、耐用を延 ばすことができる。また、各保持部材3,4において、前方部材8,12をもっ て前方に尖鋭部分を設けないようにしているので、人が衝突して怪我をすること もない。
【0016】 コースロープ5を取り外す場合には、前記の吊下作業の逆作業により簡単に行 うことができる。
【0017】 なお、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、必要に応じて変更する ことができる。例えば、フェンスの代りにコンクリート壁等にも容易に装着して 利用することができる。
【0018】
【考案の効果】
このように本考案のコースロープ保持機構は構成され作用するものであるから 、保持部材によってコースロープの両端を係止するとともに、中間部分を保持す ることにより、コースロープを水平方向に伸長させた状態で吊下保持することが でき、コースロープを安全に、しかも衛生的に、更に、コンパクトに収納するこ とができ、また、コースロープの耐用性を延ばすことができる等の効果を奏する 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコースロープ保持機構の1実施例を示
す全体斜視図
【図2】本考案の要部である端部保持部材、および中間
部保持部材を示す部分斜視図
【図3】中間部保持部材を示す拡大側面図
【符号の説明】
3 端部保持部材 4 中間部保持部材 5 コースロープ 8 前方部材 9 フック 10 係止杵 12 前方部材 13 アーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コースロープの両端の係止部材が係脱自
    在とされた1対の端部保持部材と、前記コースロープの
    長手方向の中間部を係脱自在にして保持する少なくとも
    1個の中間部保持部材とを有するコースロープ保持機
    構。
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JPH0576476U true JPH0576476U (ja) 1993-10-19
JP2546245Y2 JP2546245Y2 (ja) 1997-08-27

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56140646U (ja) * 1980-03-24 1981-10-23
JPH0232565U (ja) * 1988-08-24 1990-02-28

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56140646U (ja) * 1980-03-24 1981-10-23
JPH0232565U (ja) * 1988-08-24 1990-02-28

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