JP2019208626A - 足場用落下防止具 - Google Patents
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Abstract
Description
また、前記ランヤードを2個または3個備えていてもよい。
また、前記フックには、前記揺動アームによるフック開口の閉鎖状態をロックするロック機構を備えることが好ましい。
以下、本発明を具体化した第1実施形態の足場用落下防止具を図1〜図4を参照して説明する。
また、フック本体22において、延出部22aの基端側にはロック部材30が設けられている。ロック部材30は、底板及び底板の両側部から直角に折曲げ形成された一対の側板により断面コ字状に形成されている。ロック部材30は、フック本体22の延出部22aの一部を遊挿した状態で、延出部22aに対して軸29によりその長手方向の中央部が揺動自在に支持されている。
図2〜図4を参照して上記のように構成された足場用落下防止具10の作用について説明する。
この場合、上段にいる作業者Mは、足場用落下防止具10の一方のランヤード14のフック18Aを予め横架材(手摺)110に係合しておく。この状態で、下段から持ち上げられた支柱104を手で掴み、足場用落下防止具10の他方のランヤード14のフック18Bを、支柱104のコマ104aの前記係合孔に係合する。この場合、持ち上げられてきた状態の支柱104において、最上部に位置するコマ104aに対してフック18Aを掛けることが好ましい。この状態から、図2〜図4に示すように、支柱104を持ち上げた後、上下に反転して、構築されている足場100において、下段から延びている他の支柱104上端の連結部104bに対して嵌合して連結する。支柱104の連結作業が終了した後、作業者Mは足場用落下防止具10のフック18A、18Bを横架材(手摺)110及び支柱104のコマ104aから取外す。
(1)本実施形態の足場用落下防止具10は、作業者Mに付けられる安全帯50に対して着脱自在に掛け止められるリング12(被掛止部)と、リング12に一端が連結された一対のランヤード14、16を備えている。また、各ランヤードの他端には、フック開口21とフック開口21を開閉するとともに、フック開口21を閉方向に付勢されている揺動アーム26を有するフック18A、18Bとを備えている。また、フック18Aは、足場100に固定された部材である。横架材(手摺)110に着脱自在に掛止されるものであり、他の1つのフック18Bは、足場100で使用する部材である組立前の支柱104に着脱自在に掛け止めてその部材の落下を防止する。
(2)本実施形態の足場用落下防止具10では、ランヤード14、16とフック18A、18Bの合計長さが、安全帯50に対してリング12(被掛止部)で掛け止められた際に、作業者Mが載る足場の踏板112に接触しない長さを有する。
(3)本実施形態の足場用落下防止具10では、ランヤード14、16の長さは、相互に同じ長さとしている。この結果、ランヤード14、16の長さは、相互に同じ長さにしているため、ランヤード14、16を異なる長さにした場合に比して、ランヤードを共通とすることができ製造コストを下げることができる。
次に第2実施形態の足場用落下防止具10を図5〜図7を参照して説明する。なお、第1実施形態と同一構成、及び相当する構成については、同一符号を付して異なる構成について説明する。
上記のように構成された第2実施形態の足場用落下防止具10の使用方法を図6(a)、図6(b)及び図7を参照して、足場で使用する足場用部材としての支柱104を、地面から最上段の作業者Mに渡す場合を例として説明する。
(1)本実施形態の足場用落下防止具10では、フックを有するランヤードを3つ備えている構成とした。この結果、足場で使用する部材を巻上機で巻上げする場合には、足場で使用する足場用部材用、巻上機の鉤126用、及び足場に固定されている部材用にそれぞれ個別にランヤードのフックを掛けることができる。このため、巻上機122の鉤からフックを外す前に、空いている他のランヤードのフックを足場に固定されている部材に掛けることにより、吊上げした足場で使用する足場用部材を巻上機から外した時に、作業者の把持ができなかった場合でも、足場で使用する足場用部材の落下を防止することができる。特に、巻上機を使用する場合、足場の最上段は、高い所にあるため、落下防止ができることの効果は大きい。
・前記実施形態では、リング12を被掛止部としたが、被係止部はリング12に限定するものではなく、フック状の形状であってもよい。
・各実施形態では、ロック機構Rを設けたが、ロック機構Rを省略してもよい。
・各実施形態では、足場を構築する場合において、支柱104を吊上げることを例として説明したが、足場100を解体して、足場で使用する足場用部材を下段の足場等に下ろす場合には、逆の手順で行えばよい。
14、16、17…ランヤード、18A、18B、18C…フック、
21…フック開口、22…フック本体、22a…延出部、22b…湾曲部、
22c…フック爪、24…環状部、26…揺動アーム、26a…係止部、
27…軸、28…係合爪、29…軸、30…ロック部材、31…ロックピン、
50…安全帯、52…ランヤード、54…フック部材、
100…足場、102、104…支柱、104a…コマ、106…横架材、
108、110…横架材(手摺)、
120…張り出しブラケット、122…巻上機、124…ロープ、
126…鉤、128…壁つなぎ材、130…建物、R…ロック機構。
Claims (5)
- 作業者に付けられる安全帯に対して着脱自在に掛け止められる被掛止部と、
前記被掛止部に一端が連結された複数のランヤードと、
各ランヤードの他端には、フック開口と前記フック開口を開閉するとともに、前記フック開口を閉方向に付勢されている揺動アームを備えるフックとを備え、
前記複数のランヤードにそれぞれ設けられた前記フックのうち、1つのランヤードのフックは、足場に固定された部材に着脱自在に掛止されるものであり、
前記複数のランヤードにそれぞれ設けられた前記フックのうち、少なくとも他の1つのフックは、足場で使用する部材に着脱自在に掛け止めてその部材の落下を防止するものである落下防止具。 - 前記ランヤードと前記フックの合計長さは、前記安全帯に対して前記被掛止部で掛け止められた際に、前記作業者が載る足場の踏板に接触しない長さを有する請求項1に記載の落下防止具。
- 前記複数のランヤードの長さは、相互に同じ長さである請求項1または請求項2に記載の落下防止具。
- 前記ランヤードを2個または3個備えている請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の落下防止具。
- 前記フックには、前記揺動アームによるフック開口の閉鎖状態をロックするロック機構を備える請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載の落下防止具。
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