JP2545345B2 - シンクロ電機−デジタル変換器のスケ−リング回路 - Google Patents

シンクロ電機−デジタル変換器のスケ−リング回路

Info

Publication number
JP2545345B2
JP2545345B2 JP61066660A JP6666086A JP2545345B2 JP 2545345 B2 JP2545345 B2 JP 2545345B2 JP 61066660 A JP61066660 A JP 61066660A JP 6666086 A JP6666086 A JP 6666086A JP 2545345 B2 JP2545345 B2 JP 2545345B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
synchro
digital converter
digital
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61066660A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62223617A (ja
Inventor
潔志 本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Industry Co Ltd filed Critical Nippon Electric Industry Co Ltd
Priority to JP61066660A priority Critical patent/JP2545345B2/ja
Publication of JPS62223617A publication Critical patent/JPS62223617A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2545345B2 publication Critical patent/JP2545345B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シンクロ電機−デジタル変換器のスケーリ
ング回路、詳しくはシンクロ電機の出力信号をデジタル
信号に変換するシンクロデジタルコンバータを有するシ
ンクロ電機−デジタル変換器のスケーリング回路に関す
る。
〔従来の技術〕
例えば、荷役機械や土木建設機械のような重機械のス
トロークセンサーとしてはシンクロ電機が用いられてい
る。このシンクロ電機は振動・衝撃に強いこと、使用温
度範囲が広いこと、長寿命であること、高精度であるこ
と等の点において優れており、従来から上述のような重
機械においてよく使用されてきた。
一方、最近のマイクロコンピュータ等の進歩により上
記シンクロ電機とマイクロコンピュータ等とを組合せた
装置が市場に登場してきている。このようなマイクロコ
ンピュータ等を使った装置としては例えばシンクロ電機
の出力をデジタル信号に変換するシンクロデジタルコン
バータ(S/Dコンバータと記す)があり、このS/Dコンバ
ータとシンクロ電機とを組合せることによって信頼性の
高い誘導形のデジタル式ストロークセンサーとしてその
需要も増加の傾向にある。
ところで、S/Dコンバータの出力値とその変換出力と
の間には、第2図に示すような一次式の関係がある。そ
して、このS/Dコンバータの出力値をデジタルの変換出
力に対応させるためには膨大の量のメモリー(RAM)を
必要としていた。
例えば、16ビットであって、32768通りの出力を有す
る装置では2KバイトのRAMが64個必要であった。
また、上述のように多数のRAMを制御するためには当
然大きな処理時間がかかり、処理スピードが不充分なも
のとなっていた。
本発明の目的は、S/Dコンバータと変換出力との関係
を記憶しておくためのRAMの数を減らし、かつ処理スピ
ードの高いシンクロ電機−デジタル変換器のスケーリン
グ回路を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段および作用) 本発明は上記問題点を解決するために、シンクロ電機
の出力信号をデジタル信号に変換するシンクロデジタル
コンバータを有し、このシンクロデジタルコンバータの
シンクロデジタル出力と変換出力とが一次変換式の関係
にあるシンクロ電機−デジタル変換器のスケーリング回
路において、上記シンクロデジタルコンバータからのシ
ンクロデジタル出力と変換出力との関係における一次変
換式の傾きを設定するスケール設定部と、上記シンクロ
デジタルコンバータから所定のビット数のデジタル信号
を入力し、上記スケール設定部からの信号に基づいて上
記デジタル信号に対応した変換出力を演算して出力する
制御部と、上記制御部から入力した変換出力を上位テー
ブルと下位テーブルに分割して格納しておき、上記シン
クロデジタルコンバータからのデジタル信号を夫々所定
のビット数に分割して上記上位テーブルと下位テーブル
に入力させるRAMと、上記RAMを構成する上位テーブルと
下位テーブルとからの出力信号を夫々受けて加算を行う
加算器と、を具備し、上記シンクロデジタル出力を所定
のビット数を備えたアドレス信号として上位テーブルと
下位テーブルに夫々入力させ、上記上位テーブルに入力
したアドレス信号に対応する数値と下位テーブルに入力
したアドレス信号に対応する数値とを引き出し、夫々の
数値を加算して出力するようにしたことを特徴とするシ
ンクロ電機−デジタル変換器のスケーリング回路であ
る。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を説明するに先立ち、本発明の
原理を第2図、第3図、第4図に基づいて説明する。
前述のようにS/Dコンバータの出力と変換出力との間
には一次式の関係がある(第2図参照)。
一例として、このS/Dコンバータの出力を第3図に示
すように、所定の単位幅でもって4等分して、それぞれ
を符号X1,X2,X3,X4で示す。そして、S/Dコンバータの出
力値がX1であるときの変換出力の出力値をY1とする。
つぎに、符号X2に遂する変換出力の出力値Y2との関係
を考える。ここで、△OX1A1と△A1P1A2との関係を考え
ると、それぞれの斜辺の傾きは等しく、かつOX1とX1,X2
とは長さが等しいので、これら二つの△OX1A1と△A1P1A
2とは合同となる。
つまり、上記出力値Y2は前記出力値Y1にP1X2に相当す
る大きさの出力を加えたものとなる。
同様に、S/Dコンバータの出力値X3に対応する変換出
力値はY3となるが、この場合における△A2P2A3も上記△
OX1A1と合同となる。
したがって、上記変換出力値Y3は前記変換出力値Y2
P2X3の大きさの値を加えたものとなる。また、同様にX4
に対する変換出力値Y4も同様にして求めることができ
る。このような関係を第4図に示す。
以上に説明したことから明らかなように、△OX1A1
相当する基準となるS/Dコンバータの出力値と変換出力
とのテーブルを用意しておき、この基準となっているS/
Dコンバータの出力に所定の値を加えるとそれぞれに対
応した変換出力値を得ることができ、いうなれば基準と
なる△OX1A1に対し、夫々のバイアス値を加えたことに
なる。
つぎに、本発明の一実施例を第1図,第5図,第6図
に基づいて説明する。
第1図に示すように、シンクロ電機1の三相の出力端
はそれぞれシンクロデジタルコンバータ2の入力端に接
続されている。このシンクロデジタルコンバータ2の出
力端からは16ビットの出力信号が出力されるようになっ
ており、制御部3(以下MPU3という)の第1の入力端に
接続されるとともに、RAM4の入力端に接続されている。
このRAM4は、上位テーブル4aと下位テーブル4bとから構
成されていて、上記上位テーブル4aには4ビットの信号
が入力するようになっており、上記下位テーブル4bには
12ビットの信号が入力するようになっている。
また、上記MPU3の第1の出力端は上記上位テーブル4a
に接続されており、上記MPU3の第2の出力端は下位テー
ブル4bに接続されている。そして、上記MPU3からは、次
に述べるスケール設定部5からの入力信号がMPU3で処理
されて上記上位、下位テーブル4a、4bに入力されるよう
になっている。そして、上記上位テーブル4aと下位テー
ブル4bとの出力端からは16ビットの信号が出力されるよ
うになっていて、それぞれ加算器6に入力され、この加
算器6で加算されて出力データとして出力するようにな
っている。
上記スケール設定部5は、前記第2図に示すようにS/
Dコンバータ出力と変換出力との一次式の関係を示す傾
きを設定できるようになっていて、具体的にはたとえば
複数個のデジタルスイッチによって構成されている。
つぎに、以上のように構成されているシンクロ電機−
デジタル変換器のスケーリング回路の動作を説明する。
上記下位テーブル4bは2Kバイトの2個のRAMからなっ
ていて、この下位テーブル4bには、第5図に示すように
12ビットからなる信号の出力がRAMのアドレスの若番か
ら順に0,0,1,1,2,2,……,1023,1023というように、合計
2048個のデータが格納されている。また、上位テーブル
4aも2Kバイトの2個のRAMからなっており、第6図に示
すように、0,1024,2048,3072,4096,……,30720,31744と
云うように31個のデータが格納されている。
先ず、シンクロデジタルコンバータ2から16ビットの
データが送出され、そのうちの下位12ビットは下位テー
ブル4bに供給され、残りの4ビットは上位テーブル4aに
供給される。そして、たとえば下位テーブル4bに供給さ
れたデータが「1000」であるとすると、この時には上位
テーブル4aは無関係であって、下位テーブル4bから「10
00」に対応する変換出力が出ていき加算器6に加えられ
る。このとき上位テーブル4aから出てくる出力は「0」
である。したがって上記加算器6からは出力データとし
て「1000」に対応したデータが出力される。
また、例えばシンクロデシタルコンバータ2の出力が
「2500」であったとすると、シンクロデジタルコンバー
タ2からの16ビットデータのうちの4ビットによってま
ず上位テーブル4aの「2048」が格納されているアドレス
が指定され、さらに下位テーブル4bの「452」に対応す
るアドレスが指定される。このように夫々のアドレスが
指定されて下位テーブル4bと上位テーブル4aとからは夫
々「452」と「2048」とが加算器6へと送られる。そし
て、この加算器6で「452」と「2048」とが加算されて
「2500」となり、出力データとして出力されていく。
さらにまた、たとえばシンクロデジタルコンバータ2
から「32766」に対応する16ビットの出力が送出された
とすると、シンクロデジタルコンバータ2からの16ビッ
トデータのうちの4ビットによって上位テーブル4aに対
しては「31744」に対応するアドレスが指定され、かつ
下位テーブル4bに対しては「1022」に対応するアドレス
が指定される。
そして、上述と同様に上位テーブル4aからは、「3174
4」に対応する出力データが加算器6に送出され、下位
テーブル4bからは「1022」に対応するデータが加算器6
に送出される。そしてこの加算器6で「31744」と「102
2」との加算が行われて出力データとして送出されてい
く。
このように下位テーブル4bには「0」から「1023」ま
でのデータが格納されており、上位テーブル4aには
「0」から「31744」までのデータが1024とびに格納さ
れている。そして、シンクロデシタルコンバータ2から
出力されるデータが1024を単位として2048,3072……と
いうように1024上るたびに、下位テーブル4bに格納され
ている小さな値と組み合わされると全体としては0から
32767までのすべての値をひとつおきにカバーすること
ができる。したがってこの場合ではRAMの使用数は下位
テーブル4bとして使用するときは2KバイトのRAMが2個
であり、上位テーブル4aとして使用するRAMは2Kバイト
のものが2個の合計4個の2KバイトのRAMを使用するこ
とで済せることができる。
さらにまた、RAMの使用個数がきわめて少ないので処
理時間を短くすることができる。
〔効果〕
本発明によれば、RAMを上位テーブルと下位テーブル
とにわけて用いているので、従来に比べてはるかにRAM
の使用個数が少なくてすみ、実装面積が極端に少なくで
きる。また、RAMの使用個数が少ないのでテーブル作成
のための処理時間を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシンクロ電機−デジタル変換器のスケ
ーリング回路の一実施例を示すブロック図、第2図,第
3図,第4図は本発明の原理を説明するための図、第5
図,第6図は本発明のシンクロ電機−デジタル変換器の
スケーリング回路に用いるRAMのマップである。 1……シンクロ電機、 2……シンクロデジタルコンバータ、3……制御部、 4……RAM、4a……上位テーブル、 4b……下位テーブル、5……スケール設定部、 6……加算器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シンクロ電機の出力信号をデジタル信号に
    変換するシンクロデジタルコンバータを有し、このシン
    クロデジタルコンバータのシンクロデジタル出力と変換
    出力とが一次変換式の関係にあるシンクロ電機−デジタ
    ル変換器のスケーリング回路において、 上記シンクロデジタルコンバータからのシンクロデジタ
    ル出力と変換出力との関係における一次変換式の傾きを
    設定するスケール設定部と、 上記シンクロデジタルコンバータから所定のビット数の
    デジタル信号を入力し、上記スケール設定部からの信号
    に基づいて上記デジタル信号に対応した変換出力を演算
    して出力する制御部と、 上記制御部から入力した変換出力を上位テーブルと下位
    テーブルに分割して格納しておき、上記シンクロデジタ
    ルコンバータからのデジタル信号を夫々所定のビット数
    に分割して上記上位テーブルと下位テーブルに入力させ
    るRAMと、 上記RAMを構成する上位テーブルと下位テーブルとから
    の出力信号を夫々受けて加算を行う加算器と、 を具備し、上記シンクロデジタル出力を所定のビット数
    を備えたアドレス信号として上位テーブルと下位テーブ
    ルに夫々入力させ、上記上位テーブルに入力したアドレ
    ス信号に対応する数値と下位テーブルに入力したアドレ
    ス信号に対応する数値とを引き出し、夫々の数値を加算
    して出力するようにしたことを特徴とするシンクロ電機
    −デジタル変換器のスケーリング回路。
JP61066660A 1986-03-25 1986-03-25 シンクロ電機−デジタル変換器のスケ−リング回路 Expired - Lifetime JP2545345B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61066660A JP2545345B2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25 シンクロ電機−デジタル変換器のスケ−リング回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61066660A JP2545345B2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25 シンクロ電機−デジタル変換器のスケ−リング回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62223617A JPS62223617A (ja) 1987-10-01
JP2545345B2 true JP2545345B2 (ja) 1996-10-16

Family

ID=13322277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61066660A Expired - Lifetime JP2545345B2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25 シンクロ電機−デジタル変換器のスケ−リング回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2545345B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3838291C1 (ja) * 1988-11-11 1990-02-22 Dr. Johannes Heidenhain Gmbh, 8225 Traunreut, De

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55124086A (en) * 1979-03-20 1980-09-24 Citizen Watch Co Ltd Electronic watch
JPS5780516A (en) * 1980-11-07 1982-05-20 Yamatake Honeywell Co Ltd Function converter

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62223617A (ja) 1987-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0837561A3 (en) Sampling frequency converting apparatus
JPS6159913A (ja) Ad変換回路
JP2545345B2 (ja) シンクロ電機−デジタル変換器のスケ−リング回路
EP0196044A3 (en) Image input system
JPH0613979B2 (ja) シンクロ電機−デジタル変換器のスケ−リング回路
US4584560A (en) Floating point digitizer
JPS5939049B2 (ja) コ−ド変換方式
JPH0254972B2 (ja)
JPS5572252A (en) Mixing circuit for digital logarithmic value signal
JPH0613980B2 (ja) シンクロ電機−デジタル変換器のスケ−リング回路
JP2550597B2 (ja) 2乗器
JPS5941926A (ja) Ad変換方式
JPS61184052A (ja) 画像デ−タ圧縮方法
JP2716140B2 (ja) コード変換器及びエンコーダ装置
KR950007402Y1 (ko) A/d변환기의 분해능 향상 회로
JPH0472421B2 (ja)
JP2506996B2 (ja) 三角関数発生回路
JPS6214578A (ja) フアクシミリ信号の符号変換方式
US4019032A (en) X-Y to range-bearing converter
JPH04284028A (ja) アナログ−デジタル変換方法
JPS5894272A (ja) 信号2値化方式
JP2733915B2 (ja) 並列バイナリ信号1/2フルスケール設定回路
JPS61112418A (ja) テレビジヨン信号系のa/d変換回路
JPH01195769A (ja) 可変長データの固定長データへの変換方法
JPS5959035U (ja) A−d変換装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term