JP2733915B2 - 並列バイナリ信号1/2フルスケール設定回路 - Google Patents

並列バイナリ信号1/2フルスケール設定回路

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JP2733915B2 JP1145746A JP14574689A JP2733915B2 JP 2733915 B2 JP2733915 B2 JP 2733915B2 JP 1145746 A JP1145746 A JP 1145746A JP 14574689 A JP14574689 A JP 14574689A JP 2733915 B2 JP2733915 B2 JP 2733915B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シンクロ電機に係わり、特にシンクロ電機
出力をディジタル化して得た任意の並列バイナリ信号を
1/2フルスケール値に変換する並列バイナリ信号1/2フル
スケール設定回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、クレーンや、ダムのゲートの巻上機の同期運
転、ベルトコンベヤの同期運転、各種センサなどではシ
ンクロ電機が用いられ、例えば4〜20mAの国際的に統一
された計装信号の要求からシンクロ直流変換器が利用さ
れている。シンクロ電機は巻線型誘導電動機と構造が同
じで、耐環境性(温度,湿度)、振動、衝撃などに優れ
ている。
第2図はこのようなシンクロ電機の出力を計装制御装
置の制御信号として使用する場合の信号処理回路を示す
ブロック図である。
図において、シンクロ電機1からの出力信号2はアナ
ログ・ディジタル変換器のS/D変換器3(シンバータ:
商品名,日本電気精器株式会社)に入力され、ここで出
力信号2はバイナリのディジタル出力信号4に変換され
る。例えば、バイナリのディジタル出力信号4を10ビッ
トで表わすと、出力信号2とバイナリのディジタル信号
4との対応は次のようになる。
このバイナリのディジタル信号4は零調回路5に入力
され、任意のバイナリのディジタル信号の値から零値に
調整され、零調された信号6となりD/A変換器7でアナ
ログ信号8に変換され、出力される。
第3図はこの場合の零調回路5の原理を説明するブロ
ック図である。
図の回路は、零調されるべきバイナリのディジタル信
号4の値Aを0値に変換するものである。入力された値
Aは分岐され、一方でラッチリレーまたはメモリ等の記
憶手段9に零調信号により一時格納され、他方でインバ
ータ10に送出される。記憶手段9からの出力は入力値A
そのままで、インバータ10の出力は反転されてとな
る。
これらの信号A,は全加算器11に送出される。全加算
器11には更に+1のキヤリー信号12が加えられ、従って
その出力値Bは、B=A+(+1)=0となる。+
1はバイナリ信号の場合2の補数である。このようにし
て第2図の零調回路5に入力されたバイナリのディジタ
ル信号4のそれぞれの値Aは零値に変換される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、シンクロ電機は入力である回転角をアナロ
グ電圧に変換する電気機械的なトランスデューサであ
り、このアナログ電圧をS/D変換器およびD/A変換器を介
してシンクロ電機の回転角度0°〜360°に対応したア
ナログ電圧信号0〜+10V、さらにV/I変換器を介して国
際計装統一規格信号であるアナログ電流信号DC4〜20mA
に変換して出力する。そしてこのシンクロ電機の角度信
号2を、第2図の信号処理回路を通して実際に使用する
場合、バイナリのディジタル信号4としては2通りのも
のが考えられる。
1つは極性のない場合で、0〜+10Vを例えば0000000
0〜11111111に対応させる場合、もう1つは極性が有る
場合で、−10V〜0V〜+10Vを例えば00000000〜01111111
〜11111111に対応させる場合である。
即ち、必要に応じて極性信号を使用しなければならな
い場合もある。このような場合は零調整は単にバイナリ
のディジタル信号4を00000000にするだけでなく、0111
1111にもする必要があり、従来はこのような工夫がな
く、回路が複雑になるという問題があった。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、任意の
並列バイナリ信号をその1/2フルスケール値(最上位ビ
ット(MSB)だけ0で、他のビットは全て1)に強制的
に設定すると共に、切替スイッチも1つで済む並列バイ
ナリ信号1/2フルスケール設定回路を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の並列バイナリ信号1/2フルスケール設定回路
は、入力された並列バイナリ信号のビット数に対応する
記憶手段と、前記並列バイナリ信号の最上位ビットを受
け、このビットを反転させるか、そのまま通過させるイ
ンバータまたはバッファとして作用するエクスクルーシ
ブオア手段と、このエクスクルーシブオア手段の前記機
能を切り替えるスイッチ手段と、前記並列バイナリ信号
の最上位ビット以外のビット信号をそれぞれ入力し、こ
れらのビット信号をそれぞれ反転して出力する前記並列
バイナリ信号の最上位ビットを除くビット信号の個数に
対応するインバータ手段と、前記記憶手段の出力である
各ビット信号を直接うけると共に前記エクスクルーシブ
手段およびインバータ手段の出力である各ビット信号を
うけ、それぞれ2組の前記各ビット信号をそれぞれ加算
して出力する並列バイナリ信号のビット数に対応する全
加算手段とを備えたことを特徴とする並列バイナリ信号
1/2フルスケール設定回路である。
〔作用〕
以上の並列バイナリ信号1/2フルスケール設定回路
は、入力並列バイナリ信号の最上位ビットをエクスクル
ーシブオア手段を通して全加算手段に加え、その他のビ
ットをインバータ手段を通して全加算手段に加え、更に
この全加算手段にそれぞれのビットを直接加えることに
より、任意の並列バイナリ信号を強制的に1/2フルスケ
ール値に設定する。また上記エクスクルーシブオア手段
をインバータまたはバッファとして切り替えるスイッチ
手段を設けることにより、極性がある場合と無い場合の
零調を切り替えることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図を参照して詳細に説明す
る。
第1図は本実施例の並列バイナリ信号1/2フルスケー
ル設定回路を示すブロック図である。
ここでは入力された並列バイナリ信号15は4ビットと
し、そのビット例をA0A1A2A3で表わすことにする。但
し、A0は最下位ビット(LSB)を,A3は最上位ビット(M
SB)を示す。この並列バイナリ信号15のビットA0A1A2A3
はそれぞれラッチリレーまたはメモリからなる記憶手段
160,161,162,163,に入力すると共にA0〜A2はインバ
ータ手段180,181,182に、A3はエクスクルーシブオア
手段183にそれぞれ入力される。
エクスクルーシブオア手段183は、スイッチ19によ
り、その投入時にはバッファとして作用してビットA3
そのまま通過させ、その遮断時にはインバータとして作
用してビットA3を反転させるように動作する。前記記憶
手段160,161,162,163に一時格納された並列バイナリ
信号15のビット信号A0〜A3および前記エクスクルージブ
オア手段183とインバータ手段180〜182の出力ビット信
号はそれぞれのビット信号に対応する全加算手段170〜1
73に入力される。なお全加算手段170にはキヤリー信号2
0が入力され、2の補数演算に供される。全加算手段173
から出力されるキヤリー信号21はここでは使用されな
い。
以上のように構成された本実施例の全加算手段170〜1
73からの出力信号22は、入力された並列バイナリ信号15
の0値または1/2フルスケール値として出力される。
次に、具体的な例により本実施例の動作を説明する。
並列バイナリ信号15としてここでは4ビットを仮定し
ているので、そのフルスケール値「15」はバイナリ信号
では1111となり、1/2フルスケール値「7」は0111で与
えられる。
本実施例では上記構成の回路で、スイッチ19を投入す
ることにより1/2フルスケール値を,またスイッチ19を
切離することにより0値を求めるようになしている。
さて、入力並列バイナリ信号15を「0101」(「5」)
とし、これを本実施例により出力信号22として1/2フル
スケール値「0111」(「7」)を得る場合を考える。入
力並列バイナリ信号15、即ち「0101」のそれぞれのビッ
トA0=1,A1=0,A2=1,A3=0がそれぞれ記憶手段160,1
61,162,163に一時格納される。そして、インバータ手
段180,181,182,エクスクルーシブオア手段183に入力
され、その結果ビット列A3A2A1A0=0101はA3がスイッチ
19を投入することによりバッファとして作用するエクス
クルーシブオア手段183をそのまま通過して全加算手段1
73に入力される。
同様に、A2,A1,A0がインバータ手段182,181,180
で反転され210となって全加算手段172,1
71,170に入力される。
全加算手段173〜170は、これらの信号とは別に、記憶
手段163〜160から並列バイナリ信号15のビット列A3A2A1
A0をそのまま入力する。従って全加算手段17からの出力
信号22は、A3A2A1A0+A3 2 1 0=0101+0010=0111
(=「7」)となる。他の例として、1111(=「15」)
から0111(=「7」)を得る場合も、同様にして、全加
算手段17から1111+1000=10111が得られる。
この場合、最初のビット1(−で示した)はキヤリー
なので無視すると、0111(=「7」)となる。
〔発明の効果〕
以上の並列バイナリ信号1/2フルスケール設定回路
は、入力並列バイナリ信号を一時記憶手段に格納し、そ
の最上位ビットを、スイッチの投入によりエクスクルー
シブオア手段をバッファとして作用させてそのまま全加
算手段に入力し、他のビットをインバータ手段により反
転させて全加算手段に入力し、これらの信号を加算する
ことにより入力並列バイナリ信号の1/2フルスケール値
を得ることができ、またスイッチを切離してエクスクル
ーシブオア手段をインバータとして作用させることによ
り入力並列バイナリ信号の0値を得ることができ、従っ
て単一のスイッチを単に切り替えるだけで、任意の並列
バイナリ信号の1/2フルスケール値および0値を簡単な
回路構成で得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による並列バイナリ信号の1/2フルスケ
ール設定回路の一実施例を示す回路構成図、第2図はシ
ンクロ電機の出力を計装制御装置の制御信号として使用
する場合の信号処理回路を示すブロック図、第3図は第
2図の零調回路の原理を説明するブロック図である。 160〜163…記憶手段、180〜182…インバータ手段、183
…エクスクルーシブオア手段、19…スイッチ手段、170
〜173…全加算手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された並列バイナリ信号のビット数に
    対応する記憶手段と、 前記並列バイナリ信号の最上位ビットを受け、このビッ
    トを反転させるか、そのまま通過させるインバータまた
    はバッファとして作用するエクスクルーシブオア手段
    と、 このエクスクルーシブオア手段の前記機能を切り替える
    スイッチ手段と、 前記並列バイナリ信号の最上位ビット以外のビット信号
    をそれぞれ入力し、これらのビット信号をそれぞれ反転
    して出力する前記並列バイナリ信号の最上位ビットを除
    くビット数に対応するインバータ手段と、 前記記憶手段の出力である各ビット信号を直接うけると
    共に前記エクスクリーシブ手段およびインバータ手段の
    出力である各ビット信号をうけ、それぞれ2組の前記各
    ビット信号をそれぞれ加算して出力する並列バイナリ信
    号のビット数に対応する全加算手段と、 を備えたことを特徴とする並列バイナリ信号1/2フルス
    ケール設定回路。
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