JP2544809B2 - 内視鏡用可撓管 - Google Patents

内視鏡用可撓管

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JP2544809B2
JP2544809B2 JP1173551A JP17355189A JP2544809B2 JP 2544809 B2 JP2544809 B2 JP 2544809B2 JP 1173551 A JP1173551 A JP 1173551A JP 17355189 A JP17355189 A JP 17355189A JP 2544809 B2 JP2544809 B2 JP 2544809B2
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tube
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fixed
spiral
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伸章 安久井
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Olympus Optical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は帯状板よりなる螺旋管に外皮チューブを被覆
してなりその端部に口金を接続固定するようにした内視
鏡用可撓管に関する。
[従来の技術] 従来、内視鏡の操作部と光源装置側を接続する部分の
可撓管は、第6図で示すように金属製帯板よりなる螺旋
管1に、樹脂材からなる外皮チューブ2を被覆してな
り、その両端には口金3が固定されている。この場合、
螺旋管1と口金3との固定には、半田付けや接着が用い
られている。すなわち、口金3の接続用筒部4を螺旋管
1の端部に被嵌してこの部分を半田5でろう付けする。
さらに、口金3の接続用筒部4の外周には係止用突条部
6を形成してなり、この係止用突条部6を覆うように外
皮チューブ2の端部を被嵌するとともに、その外皮チュ
ーブ2の端部外周を糸7で締結するようになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の構成において、螺旋管1と口金
3を半田付けにより固定するものでは、その半田付け部
分を事前に洗浄する必要がある。また、半田付け後に
は、フラックスを落とすための洗浄が必要である。
また、半田付けの代わりに接着によるものでは、事前
の洗浄が必要であるとともに、接着作業後、その接着材
がと硬化するまで長い時間がかかり、その間、取扱いに
注意を要するものであった。
このように、従来の接続固定方式では、その螺旋管1
と口金3との固定に時間がかかり、さらに、接続作業工
程が複雑で手間がかかるものとなり、コストアップの原
因ともなっていた。
本発明は上記課題に着目してなされたもので、その目
的とするところは、内視鏡に用いられる可撓管におい
て、特に、螺旋管への口金の固定方法の改善により、工
程を簡略化し、その手間がかからず、作業時間を短縮し
て、コストダウンを図り得る内視鏡用可撓管を提供する
ことにある。
[課題を解決する手段および作用] 上記課題を解決するために本発明は帯状板よりなる螺
旋管に外皮チューブを被覆してなる内視鏡用可撓管にお
いて、上記螺旋管の端部に接続する筒状の口金の側壁
に、螺旋管の帯板が通る大きさの孔を貫通して設け、そ
の孔を通じて上記螺旋管の端部における帯状板を口金の
内側から外側へ通し、その螺旋管の端部を上記口金の外
周に巻き付けて固定したものである。
口金の側壁の孔より螺旋管の端部における帯状板を、
その口金の内側から外側に引き出し、口金の外側に巻き
付けて固定したから、螺旋管への口金の固定が簡単で、
その組立て作業時間を短縮できる。
[実施例] 第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例を示すも
のである。第1図および第2図は、内視鏡用可撓管10に
おける螺旋管11と口金12の固定部を示している。口金12
の片側には筒状の接続用端部13が形成され、接続用端部
13の側壁には、口金12の内部と通じる孔14が形成されて
いる。可撓管10における螺旋管11の端部は一旦、接続用
端部13の内側に嵌め込まれ、それより端部側の部分を上
記孔14を通じて外側へ導出し、第1図で示されるように
そのままの螺旋方向に接続用端部13の外周に巻き付けて
ある。また、この巻き付け部分よりも口金12の先端側外
周にはその周方向に沿う突条の係止用突起15が形成され
ている。なお、接続用端部13の内径は上記螺旋管11の外
径より大きい。
さらに、第2図で示すように螺旋管11の外周を覆う樹
脂製の外皮チューブ16はその口金12の接続用端部13の外
周に係止用突起15を越える部分まで達して密に被嵌され
ている。そして、係止用突起15を越えた終端部はこれに
対応する固定部外周17に接着剤等により固定されてい
る。また、このように固定される外皮チューブ16の終端
部の外周は、その外径より小さい内径をした止めリング
18(第3図を参照)が嵌め込まれてある。この止めリン
グ18は弾性金属線等の材質によりコイル状に形成されて
いる。
なお、螺旋管11の内部にはワイヤ19が挿通してあり、
このワイヤ19の一端は、口金12の端部に形成したワイヤ
取付け用穴20に180゜折り曲げて挿入固定してある。こ
のワイヤ19は可撓管10が引っ張られたときに全体が伸び
ることを防止するものである。
しかして、上記螺旋管11を口金12の接続用端部13に取
付け場合、第1図で示すように、孔14を通じて内側から
外側へ導出するとともに、その径が拡がったことによる
弾性力と口金12との摩擦力によりその接続用端部13にし
っかり係着固定される。
この後、外皮チューブ16の端部を口金12の接続用端部
13の外周に係止用突起15を越える部分まで嵌合する。こ
のとき、螺旋管11の巻付け端部は完全に覆われる。そし
て、固定部外周17に接着剤等により固定する。また、こ
のように固定される外皮チューブ16の終端部の外周にお
いて、止めリング18を弾性的に拡げて固定部外周17に対
応する周面上に移動させ、その外皮チューブ16を押し潰
すようにして固定する。
このような構成とすれば、螺旋管11を口金12に巻き付
ける作業は簡単である。また、止めリング18により外皮
チューブ16と口金12は接着硬化するまで固定しておける
ので、その組み立て工程が簡単になるとともに、その時
間短縮が図れ、コストダウンになる。
なお、上記実施例ではワイヤ19により全体の伸び止め
防止作用があるので、外皮チューブ16が軟らかく伸びや
すい樹脂を使用したものであっても、可撓管10全体をし
なやかにでき、これを用いる内視鏡の操作がしやすくな
る。
第4図および第5図は本発明の第2の実施例を示すも
のである。上記第1の実施例のものと異なる点を中心に
述べる。
すなわち、口金12における接続用端部13の外周に、上
記孔14とは異なる第2の孔21を設け、この第2の孔21を
通じて上記ワイヤ19を先端側の螺旋管11と外皮チューブ
16の間に挿通し、第2の孔21から口金12の内側に導き入
れるようにしている。
また、ワイヤ19の先端は口金12の端部に形成した切欠
き部22に直角に折り曲げて差し込まれている。第5図で
示すように、この切欠き部22には、めねじ部23を形成し
てあり、すり割り付き平先止めねじ24をねじ込み、ワイ
ヤ19を切欠き部22の底部22aと平先止めねじ24の先端と
で挟み込んで固定するようにしている。
外皮チューブ16は、上記止めリング18の代わりにナイ
ロンテグス、絹糸等の糸25で縛ってある。
この実施例の構成にあっては、螺旋管11の内部にワイ
ヤ19が入り込まないので、そのワイヤ19が暴れて内蔵物
を傷付けるようなことなく、内視鏡の耐久性が上がる。
また、ワイヤ19の固定が確実でかつ安定する。
なお、本発明は上記実施例のものに限定されるもので
はない。例えば孔14の形状は丸形に限らず、四角形等で
あってもよい。また、螺旋管11と口金12は、その孔14以
外の部分で接着剤を塗り、口金12と外皮チューブ16との
接着と同時に硬化させてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、螺旋管の口金へ
の固定が簡単になり、組立時間が短縮され、コストダウ
ンが図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図は螺旋管と口金との固定部の側面図、第2図は可撓
管と口金との固定部の側断面図、第3図は止めリングの
斜視図である。第4図および第5図は本発明の第2の実
施例を示し、第4図は可撓管と口金との固定部の側断面
図、第5図は口金の斜視図である。第6図は従来の可撓
管と口金との固定部の側断面図である。 10……可撓管、11……螺旋管、12……口金、13……接続
用端部、14……孔、16……外皮チューブ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状板よりなる螺旋管に外皮チューブを被
    覆してなる内視鏡用可撓管において、上記螺旋管の端部
    に接続する筒状の口金の側壁に、螺旋管の帯板が通る大
    きさの孔を貫通して設け、その孔を通じて上記螺旋管の
    端部における帯状板を口金の内側から外側へ通し、その
    螺旋管の端部を上記口金の外周に巻き付けて固定したこ
    とを特徴とする内視鏡用可撓管。
JP1173551A 1989-07-05 1989-07-05 内視鏡用可撓管 Expired - Lifetime JP2544809B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012040307A (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 Olympus Corp 帯状部材と、この帯状部材によって外皮を湾曲部に固定する固定方法

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JP3533081B2 (ja) * 1998-04-10 2004-05-31 ペンタックス株式会社 内視鏡用処置具の可撓性シースの連結構造

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JPS6314807Y2 (ja) * 1980-02-09 1988-04-26
JPS63122418A (ja) * 1986-11-13 1988-05-26 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡

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