JP2544688B2 - マウンテンキャップにバルブ構造体を組み込む方法とマウンテンキャップにバルブ構造体を組み込む装置 - Google Patents

マウンテンキャップにバルブ構造体を組み込む方法とマウンテンキャップにバルブ構造体を組み込む装置

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JP2544688B2
JP2544688B2 JP3295238A JP29523891A JP2544688B2 JP 2544688 B2 JP2544688 B2 JP 2544688B2 JP 3295238 A JP3295238 A JP 3295238A JP 29523891 A JP29523891 A JP 29523891A JP 2544688 B2 JP2544688 B2 JP 2544688B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マウンテンキャップに
バルブ構造体を組み込む方法とマウンテンキャップにバ
ルブ構造体を組み込む装置に関し、特に、本発明は、下
部静止型を案内にし、その下部静止型の内側に位置する
移動型を下方から上方に向けて移動させて、移動型の上
端斜面部分により、マウンテンキャップの中心部分に設
けたバルブ構造体収納用円筒部分の下端部分に設けた下
向き環状突出部を突き上げて、その下向き環状突出部を
内向きに変形させて押し壊して前記バルブハウジングの
大径上端部分の下端部の首部表面に潜り込ませて噛み付
かせることを特徴とするマウンテンキャップにバルブ構
造体を組み込む方法であり、また、本発明は、下部静止
型と移動型との間で下部静止型を案内にして前記移動型
を上下動し得るようにし、前記移動型の上端位置に上端
斜面部分を形成し、その上端斜面部分により被加工材で
あるマウンテンキャップとバルブ構造体とを結合した結
合構造体のマウンテンキャップの中心部分に設けたバル
ブ構造体収納用円筒部分の下端部分に設けた下向き環状
突出部を突き上げて、その下向き環状突出部を内向きに
変形させて押し壊して前記バルブハウジングの大径上端
部分の下端部の首部表面に潜り込ませて噛み付かせるこ
とを特徴とするマウンテンキャップにバルブ構造体を組
み込む装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、マウンテンキャップの中心部
分に設けたバルブ構造体収納用円筒部分の内側にバルブ
構造体を嵌め込んで結合させる際に、マウンテンキャッ
プの中心部分に設けたバルブ構造体収納用円筒部分の外
側から絞り金具を使用して、マウンテンキャップの外側
から内側に向けて絞り金具により絞り加工により塑性変
形をさせて、マウンテンキャップの中心部分に設けたバ
ルブ構造体収納用円筒部分の内側に嵌め込まれたバルブ
構造体が、マウンテンキャップから離脱しないようにさ
せることが行われてきた。そこで、マウンテンキャップ
の外側から内側に向けて絞り金具により絞り加工により
塑性変形をさせて、マウンテンキャップの中心部分に設
けたバルブ構造体収納用円筒部分の内側に嵌め込まれた
バルブ構造体が、マウンテンキャップから離脱しないよ
うにさせることが出来ても、そのために、毎回、絞り金
具を、マウンテンキャップの外側から内側に向けて差し
入れて、その度毎に取り出して、絞り金具による絞り加
工によりマウンテンキャップの塑性変形をさせてバルブ
構造体をマウンテンキャップから離脱させないようにす
ることは、初心者にとって容易な作業でないし、作業の
能率の面と製品の仕上りの確実性の面ででも、その信頼
性がなく、それが問題があった。例えば、実公平1−2
7890号公報記載の発明は、マウンテンキャップの中
心部分に設けたバルブ構造体収納用円筒部分の中間部分
を、その外側から、その内側にあるバルブ構造体の首の
部分に向けて、絞り金具の先端部分を食い込ませるので
あるが、確実にその食い込み位置がバルブ構造体の首の
部分に位置させ得るとは限らず、マウンテンキャップか
ら離脱しないようにさせることへの確実性が十分とは言
えなかった。同じく、実開平3−126887号公報記
載の考案にも、実公平1−27890号公報記載の発明
と共通した問題があり、そして、その両公報に記載され
た発明と考案は、いずれも、本特許出願の発明者による
発明と考案でありまして、それらの従来技術の問題点を
回避していく技術手段は、従来使用されてきた絞り金具
による絞り加工を行なわないで、基本的に、他の技術手
段による必要性が生じてきた。しかし、上述の従来技術
の問題点を回避していく適切な技術手段は、未だ開発さ
れていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、これまで使用
してきた絞り金具によるバルブ構造体をマウンテンキャ
ップから離脱させないようにする工法において、毎回、
絞り金具を、マウンテンキャップの外側から内側に向け
て差し入れて、その度毎に取り出して、絞り金具による
絞り加工によりマウンテンキャップの塑性変形をさせて
バルブ構造体をマウンテンキャップから離脱させないよ
うにすることの問題点を全て解消するために、適切なプ
レス加工によるバルブ構造体をマウンテンキャップから
離脱させないようにすることを本発明の第一の課題とす
る。また、従来から行なわれてきたマウンテンキャップ
の中心部分に設けたバルブ構造体収納用円筒部分の中間
部分の外側から絞り金具を用いて内側に絞り加工をして
バルブ構造体をマウンテンキャップから離脱させないよ
うにすることに代えて、プレス加工によるバルブ構造体
をマウンテンキャップから離脱させないようにするため
に、上部静止型と下部静止型とその下部静止型を案内に
した移動型とからなるプレス加工による技術を採用し、
マウンテンキャップの中心部分に設けたバルブ構造体収
納用円筒部分の下端部分に設けた変形可能の下向きの突
出部分を内向きに変形させ得るようにしその下部静止型
を案内にし、その下部静止型の内側に位置する移動型を
下方から上方に向けて移動させて、移動型の上端斜面部
分により、マウンテンキャップの中心部分に設けたバル
ブ構造体収納用円筒部分の下端部分に設けた下向き環状
突出部を突き上げて、その下向き環状突出部を内向きに
変形させて押し壊して前記バルブハウジングの大径上端
部分の下端部の首部表面に潜り込ませて噛み付かせるこ
とを可能とするマウンテンキャップにバルブ構造体を組
み込む方法を提供することを本発明の第二の課題とす
る。また、従来から行なわれてきたマウンテンキャップ
の中心部分に設けたバルブ構造体収納用円筒部分の中間
部分の外側から絞り金具を用いて内側に絞り加工をして
バルブ構造体をマウンテンキャップから離脱させないよ
うにすることに代えて、プレス加工によるバルブ構造体
をマウンテンキャップから離脱させないようにするため
に、上部静止型と下部静止型とその下部静止型を案内に
した移動型とからなる装置を使用し、前記下部静止型と
移動型との間で下部静止型を案内にして前記移動型を上
下動し得るようにし、前記移動型の上端位置に上端斜面
部分を形成し、その上端斜面部分により被加工材である
マウンテンキャップとバルブ構造体とを結合した結合構
造体のマウンテンキャップの中心部分に設けたバルブ構
造体収納用円筒部分の下端部分に設けた下向き環状突出
部を突き上げて、その下向き環状突出部を内向きに変形
させて押し壊して前記バルブハウジングの大径上端部分
の下端部の首部表面に潜り込ませて噛み付かせることを
可能とするマウンテンキャップにバルブ構造体を組み込
む装置を提供することを本発明の第三の課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、最初の段階
で、マウンテンキャップの中心部分に設けたバルブ構造
体収納用円筒部分1に、バルブハウジング9を含んだバ
ルブ構造体を組み込むことにより、マウンテンキャップ
にバルブ構造体を結合した結合構造体にし、第2の段階
で、マウンテンキャップにバルブ構造体を結合した結合
構造体の上側に上部静止型5を位置させ、マウンテンキ
ャップにバルブ構造体を結合した結合構造体の下側に下
部静止型6を位置させ、第3の段階で、下部静止型6を
案内にし、その下部静止型6の内側に位置する移動型7
を下方から上方に向けて移動させて、移動型7の上端斜
面部分により、マウンテンキャップの中心部分に設けた
バルブ構造体収納用円筒部分1の下端部分に設けた下向
き環状突出部3を突き上げて、その下向き環状突出部3
を内向きに変形させて押し壊して前記バルブハウジング
9の大径上端部分の下端部の首部表面に潜り込ませて噛
み付かせることを特徴とするマウンテンキャップにバル
ブ構造体を組み込む方法であり、また、本発明は、上部
静止型5と下部静止型6と移動型7とからなり、上部静
止型5と下部静止型6との間にマウンテンキャップとバ
ルブ構造体とを結合した結合構造体を挟持し得るように
し、前記下部静止型6と前記移動型7との間で前記下部
静止型6を案内にして前記移動型7を前後動即ち上下動
し得るようにし、前記移動型7の上端位置に上端斜面部
分を形成し、その上端斜面部分により被加工材であるマ
ウンテンキャップとバルブ構造体とを結合した結合構造
体のマウンテンキャップの中心部分に設けたバルブ構造
体収納用円筒部分1の下端部分に設けた下向き環状突出
部3を突き上げて、その下向き環状突出部3を内向きに
変形させて押し壊して前記バルブハウジング9の大径上
端部分の下端部の首部表面に潜り込ませて噛み付かせる
ことを特徴とするマウンテンキャップにバルブ構造体を
組み込む装置である。
【0005】
【作用】本発明は、上部静止型5と下部静止型6と移動
型7とからなり、上部静止型5と下部静止型6との間に
マウンテンキャップとバルブ構造体とを結合した結合構
造体を挟持し得るようにし、前記下部静止型6と前記移
動型7との間で前記下部静止型6を案内にして前記移動
型7を前後動即ち上下動し得るようにし、前記移動型7
の上端位置に上端斜面部分を形成し、その上端斜面部分
により被加工材であるマウンテンキャップとバルブ構造
体とを結合した結合構造体のマウンテンキャップの中心
部分に設けたバルブ構造体収納用円筒部分1の下端部分
に設けた下向き環状突出部3を突き上げて、その下向き
環状突出部3を内向きに変形させて押し壊して前記バル
ブハウジング9の大径上端部分の下端部の首部表面に潜
り込ませて噛み付かせることを特徴とするマウンテンキ
ャップにバルブ構造体を組み込む装置であるから、マウ
ンテンキャップにバルブ構造体を組み込む際に、最初の
段階で、マウンテンキャップの中心部分に設けたバルブ
構造体収納用円筒部分1に、バルブハウジング9を含ん
だバルブ構造体を組み込むことにより、マウンテンキャ
ップにバルブ構造体を結合した結合構造体にし、第2の
段階で、マウンテンキャップにバルブ構造体を結合した
結合構造体の上側に上部静止型5を位置させ、マウンテ
ンキャップにバルブ構造体を結合した結合構造体の下側
に下部静止型6を位置させ、第3の段階で、下部静止型
6を案内にし、その下部静止型6の内側に位置する移動
型7を下方から上方に向けて移動させて、移動型7の上
端斜面部分により、マウンテンキャップの中心部分に設
けたバルブ構造体収納用円筒部分1の下端部分に設けた
下向き環状突出部3を突き上げて、その下向き環状突出
部3を内向きに変形させて押し壊して前記バルブハウジ
ング9の大径上端部分の下端部の首部表面に潜り込ませ
て噛み付かせることによりマウンテンキャップの中心部
分に設けたバルブ構造体収納用円筒部分1に前記バルブ
構造体の前記バルブハウジング9を強固に結合させるこ
とが出来る。
【0006】
【実施例1】本発明は、最初の段階で、マウンテンキャ
ップの中心部分に設けたバルブ構造体収納用円筒部分1
の下端部分から下方に向けて形成した下向き環状突出部
3をそのままにしておいて、その下向き環状突出部3の
内径に合わせた外径を有するバルブハウジング9を前記
下向き環状突出部3の内側に沿って嵌込み、その際、前
記バルブハウジング9を含んだバルブ構造体を組み込む
ことになるが、そのバルブハウジング9を含んだバルブ
構造体を組み込むことにより、マウンテンキャップにバ
ルブ構造体を結合した結合構造体にし、第2の段階で、
マウンテンキャップにバルブ構造体を結合した結合構造
体の上側に上部静止型5を位置させ、マウンテンキャッ
プにバルブ構造体を結合した結合構造体の下側に下部静
止型6を位置させ、第3の段階で、下部静止型6を案内
にし、その下部静止型6の内側に位置する移動型7を下
方から上方に向けて移動させて、移動型7の上端斜面部
分により、マウンテンキャップの中心部分に設けたバル
ブ構造体収納用円筒部分1の下端部分に設けた下向き環
状突出部3を突き上げて、その下向き環状突出部3を内
向きに変形させて押し壊して前記バルブハウジング9の
大径上端部分の下端部の首部表面に潜り込ませて噛み付
かせて、マウンテンキャップとバルブ構造体とを結合し
た結合構造体を製造し、そのマウンテンキャップとバル
ブ構造体とを結合した結合構造体の製品をプレス装置か
ら外して、取り出し、次に、新しい被加工材となるマウ
ンテンキャップにバルブ構造体を結合した結合構造体を
プレス装置の上部静止型5と下部静止型6との間に嵌め
て、上述の第2の段階から、最終段階の第3の段階の工
程でプレス加工をして、マウンテンキャップとバルブ構
造体とを結合した結合構造体を製造し、そのマウンテン
キャップとバルブ構造体とを結合した結合構造体の製品
をプレス装置から外して、取り出し、その工程を繰り返
して、前記製品の製造を能率よくなし得ることを特徴と
するマウンテンキャップにバルブ構造体を組み込む方法
である。
【0007】
【実施例2】本発明は、上部静止型5と下部静止型6と
移動型7とからなり、上部静止型5と下部静止型6との
間にマウンテンキャップとバルブステム10とそのバル
ブステム10に支持されたステムラバーとそのステムラ
バーの裏側にその上端部分が接触しているバルブハウジ
ング9とそのバルブハウジング9と前記バルブステム1
0との間に介在したコイルばねからなるバルブ構造体と
を結合した結合構造体を挟持し得るようにし、前記下部
静止型6と前記移動型7との間で前記下部静止型6を案
内にして前記移動型7を前後動即ち上下動し得るように
し、前記下部静止型6と前記移動型7との間に形成され
た空間部分に圧縮ばね8を挿入し、常時、移動型7を下
方に押し下げるように付勢させており、前記移動型7の
上端位置に上端斜面部分を形成し、その上端斜面部分に
より被加工材であるマウンテンキャップとバルブ構造体
とを結合した結合構造体のマウンテンキャップの中心部
分に設けたバルブ構造体収納用円筒部分1の下端部分に
設けた下向き環状突出部3を突き上げて、その下向き環
状突出部3を内向きに変形させて押し壊して前記バルブ
ハウジング9の大径上端部分の下端部の首部表面に潜り
込ませて噛み付かせることを特徴とするマウンテンキャ
ップにバルブ構造体を組み込む装置である。
【0008】
【効果】本発明は、上部静止型5と下部静止型6と移動
型7とからなり、上部静止型5と下部静止型6との間に
マウンテンキャップとバルブ構造体とを結合した結合構
造体を挟持し得るようにし、前記下部静止型6と前記移
動型7との間で前記下部静止型6を案内にして前記移動
型7を前後動即ち上下動し得るようにし、前記移動型7
の上端位置に上端斜面部分を形成し、その上端斜面部分
により被加工材であるマウンテンキャップとバルブ構造
体とを結合した結合構造体のマウンテンキャップの中心
部分に設けたバルブ構造体収納用円筒部分1の下端部分
に設けた下向き環状突出部3を突き上げて、その下向き
環状突出部3を内向きに変形させて押し壊して前記バル
ブハウジング9の大径上端部分の下端部の首部表面に潜
り込ませて噛み付かせることを特徴とするマウンテンキ
ャップにバルブ構造体を組み込む装置であるから、マウ
ンテンキャップにバルブ構造体を組み込む際に、最初の
段階で、マウンテンキャップの中心部分に設けたバルブ
構造体収納用円筒部分1に、バルブハウジング9を含ん
だバルブ構造体を組み込むことにより、マウンテンキャ
ップにバルブ構造体を結合した結合構造体にし、第2の
段階で、マウンテンキャップにバルブ構造体を結合した
結合構造体の上側に上部静止型5を位置させ、マウンテ
ンキャップにバルブ構造体を結合した結合構造体の下側
に下部静止型6を位置させ、第3の段階で、下部静止型
6を案内にし、その下部静止型6の内側に位置する移動
型7を下方から上方に向けて移動させて、移動型7の上
端斜面部分により、マウンテンキャップの中心部分に設
けたバルブ構造体収納用円筒部分1の下端部分に設けた
下向き環状突出部3を突き上げて、その下向き環状突出
部3を内向きに変形させて押し壊して前記バルブハウジ
ング9の大径上端部分の下端部の首部表面に潜り込ませ
て噛み付かせることによりマウンテンキャップの中心部
分に設けたバルブ構造体収納用円筒部分1に前記バルブ
構造体の前記バルブハウジング9を強固に結合させるこ
とが出来る効果がある。そして、本発明は、最初の段階
で、マウンテンキャップの中心部分に設けたバルブ構造
体収納用円筒部分1に、バルブハウジング9を含んだバ
ルブ構造体を組み込むことにより、マウンテンキャップ
にバルブ構造体を結合した結合構造体にし、第2の段階
で、マウンテンキャップにバルブ構造体を結合した結合
構造体の上側に上部静止型5を位置させ、マウンテンキ
ャップにバルブ構造体を結合した結合構造体の下側に下
部静止型6を位置させ、第3の段階で、下部静止型6を
案内にし、その下部静止型6の内側に位置する移動型7
を下方から上方に向けて移動させて、移動型7の上端斜
面部分により、マウンテンキャップの中心部分に設けた
バルブ構造体収納用円筒部分1の下端部分に設けた下向
き環状突出部3を突き上げて、その下向き環状突出部3
を内向きに変形させて押し壊して前記バルブハウジング
9の大径上端部分の下端部の首部表面に潜り込ませて噛
み付かせることを特徴とするマウンテンキャップにバル
ブ構造体を組み込む方法であるから、自動的に作動させ
得る上部静止型5と下部静止型6と移動型7とからなる
プレス装置を適切に作動させてプレス加工を行ない、上
記のプレス加工の工程を反復させることに伴ない本発明
のマウンテンキャップにバルブ構造体を組み込んだ被加
工材のマウンテンキャップにバルブ構造体を結合した結
合構造体のバルブ構造体収納用円筒部分1の下端部分に
設けた下向き環状突出部3を前記移動型7の上端斜面部
分により突き上げて、その下向き環状突出部3を内向き
に変形させて押し壊して前記バルブハウジング9の大径
上端部分の下端部の首部表面に潜り込ませて噛み付かせ
ることを容易になし得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマウンテンキャップにバルブ構造体を
組み込む装置により加工するためのマウンテンキャップ
の加工前のマウンテンキャップの縦断面図である。
【図2】図1に示した本発明を施したマウンテンキャッ
プにバルブ構造体を組み込む装置により加工するための
マウンテンキャップの加工前のマウンテンキャップの底
面図である。
【図3】本発明を施したマウンテンキャップにバルブ構
造体を組み込む装置の縦断面図であって、その向かって
左半分は、マウンテンキャップのプレス加工前の段階を
示した縦断面図であり、その向かって右半分は、マウン
テンキャップのプレス加工後の段階を示した縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 マウンテンキャップの中心部分のバルブ構造体収
納用円筒部分 2 マウンテンキャップの中心部分の円筒部分の周囲
に設けた円錐傾斜部分 3 マウンテンキャップの中心部分の円筒部分の下端
の下向き環状突出部分 4 マウンテンキャップの中心部分の円筒部分の頂面
板の部分の中心開口部 5 上部静止型 6 下部静止型 7 移動型 8 押圧ばね 9 バルブハウジング 10 バルブステム 11 マウンテンキャップの円筒部分の周囲に設けた円
錐傾斜部分の頂上部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】最初の段階で、マウンテンキャップの中心
    部分に設けたバルブ構造体収納用円筒部分1に、バルブ
    ハウジング9を含んだバルブ構造体を組み込むことによ
    り、マウンテンキャップにバルブ構造体を結合した結合
    構造体にし、第2の段階で、マウンテンキャップにバル
    ブ構造体を結合した結合構造体の上側に上部静止型5を
    位置させ、マウンテンキャップにバルブ構造体を結合し
    た結合構造体の下側に下部静止型6を位置させ、第3の
    段階で、下部静止型6を案内にし、その下部静止型6の
    内側に位置する移動型7を下方から上方に向けて移動さ
    せて、移動型7の上端斜面部分により、マウンテンキャ
    ップの中心部分に設けたバルブ構造体収納用円筒部分1
    の下端部分に設けた下向き環状突出部3を突き上げて、
    その下向き環状突出部3を内向きに変形させて押し壊し
    て前記バルブハウジング9の大径上端部分の下端部の首
    部表面に潜り込ませて噛み付かせることを特徴とするマ
    ウンテンキャップにバルブ構造体を組み込む方法。
  2. 【請求項2】上部静止型5と下部静止型6と移動型7と
    からなり、上部静止型5と下部静止型6との間にマウン
    テンキャップとバルブ構造体とを結合した結合構造体を
    挟持し得るようにし、前記下部静止型6と前記移動型7
    との間で前記下部静止型6を案内にして前記移動型7を
    前後動即ち上下動し得るようにし、前記移動型7の上端
    位置に上端斜面部分を形成し、その上端斜面部分により
    被加工材であるマウンテンキャップとバルブ構造体とを
    結合した結合構造体のマウンテンキャップの中心部分に
    設けたバルブ構造体収納用円筒部分1の下端部分に設け
    た下向き環状突出部3を突き上げて、その下向き環状突
    出部3を内向きに変形させて押し壊して前記バルブハウ
    ジング9の大径上端部分の下端部の首部表面に潜り込ま
    せて噛み付かせることを特徴とするマウンテンキャップ
    にバルブ構造体を組み込む装置。
JP3295238A 1991-08-26 1991-08-26 マウンテンキャップにバルブ構造体を組み込む方法とマウンテンキャップにバルブ構造体を組み込む装置 Expired - Lifetime JP2544688B2 (ja)

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