JP2544617B2 - 自動二輪車のタンク装置 - Google Patents

自動二輪車のタンク装置

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JP2544617B2
JP2544617B2 JP62076143A JP7614387A JP2544617B2 JP 2544617 B2 JP2544617 B2 JP 2544617B2 JP 62076143 A JP62076143 A JP 62076143A JP 7614387 A JP7614387 A JP 7614387A JP 2544617 B2 JP2544617 B2 JP 2544617B2
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秀雄 森
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、スクータのような小型の自動二輪車のオイ
ルタンク装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の自動二輪では、シートの直下の位置に
物入れを設けることが行われている。(例えば、特開昭
61−282178号公報参照) このような構成にあって、物入れの容積を大きくする
と、燃料タンクやオイルタンクを配設する位置が物入れ
のために制約を受けるので、物入れの容積及びタンク類
の容量確保を計る必要があった。このため、シートの下
方にタンクを収容するためには、タンクの容積を小さく
するか、または、物入れ自体の容積を小さくするしかな
い。そこで、タンクを縦長の容器に構成して下方に延設
して容積を大とすることも考えられるが、例えば、シー
ト後部下面の位置にはエンジンや後輪等があり、シート
高が高くなるきらいがある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、かかる従来の不都合を解消し、シート下面
に大きな物入れ等の物収納部と共に容積の大きなタンク
を配設できるようにしたものである。
(問題点を解決する手段) 本発明は、かかる問題点を解決するために、ヘルメッ
ト収納部と他の収納部とが一体に形成された物収納部を
シートの下面に備えた自動二輪において、上面をシート
にて閉じられる開口を備える物収納部の底面に凹部空間
を与える段付状部を形成し、該段付状部内にタンクの貯
油部を膨出して配設し、該貯油部から前記物収納部を貫
通させて給油部を前記物収納開口に向って突出させると
共に該給油部に給油口を開口させたことを特徴とする。
(上記手段による作用) 上記手段によれば、物収納部底面の段付状部下に形成
される空間にタンクの貯油部を膨出して設けて、タンク
の容量を大とすると共に物収納部の容積を大とし、これ
により物収納部の開口を広くして物の出し入れを容易に
する。また、前記給油部を前記物収納部を貫通させると
共に該給油部に給油口を開口させているので、前記シー
トを開けたときには前記給油口のみが見え、前記貯油部
は前記物収容部に遮蔽されて見えない。
(実施例) 本発明の実施の一例を示す図面に従って更に詳説す
る。
第1図は、本発明を実施する自動二輪車を示し1はシ
ート、2はフロントカバー、3はハンドル、4は前輪、
5はヘッドライト、6はフロアパネル、7は後輪、8は
ボデーカバーである。
該前輪4にはフロントフェンダ9をフロントカバー2
に内装して備える。
第2図は本発明の実施部分を示す第1図の要部破断側
面図であり、10は低位のメインフレームであり、該フレ
ーム10の後端には側面視逆L型のリアフレーム11の下端
前部が接合され、該リヤフレーム11は、その接合位置か
ら後上傾して延び屈曲して略水平となり後部に至る形状
を有する。その後部には、平面視U字状のリヤステイ12
が一体に接合されている。該リヤフレーム11の下端後部
にはブラケット13によりエンジン14、伝動ケース15から
なるユニットスイング式のパワーユニット16をリンクを
介して連結した。該伝動ケース15とリヤステイ12の前端
部との間にリヤクッションユニット17を連結してパワー
ユニット16を片持支持した。18は伝動ケース15に固定し
たエアクリーナーである。
19はヘルメット収納部である物入れであり、ヘルメッ
トHが収納可能に形成され、リヤフレーム11の屈曲部か
らリヤステイ12にわたって配設したもので、上方を開口
し、そ底部前部をリヤフレーム11に跨がらせ底部後部を
リヤステイ12上に配設した。20は物入れ19と一体に形成
した他の収納部であるバッテリー収納部であり、このバ
ッテリー収納部20と物入れ19とが一体となって物収納部
が形成されている。21はリヤステイ12の後部に底部を落
とし込み固定した燃料タンク、22はリヤステイ12の下部
に取りつけたリヤフェンダ、23はテールランプである。
更に、本発明の実施の部分を詳説すると、物入れ19
は、前壁部に形成したブラケット24にシート1の前端を
ピン25で枢着してシート1で物入れ19の開口を閉蓋する
ようにした。そして、第2図示のようにバッテリー収納
部20の一側に沿ってシート1下面位置にオイルタンク26
を設けた。
該オイルタンク26は、シート1下面に給油口27を臨ま
せた給油部28を物入れ19の後部外面のバッテリー収納部
20の側部外面とで形成される空間の上下方向に延設し、
その上部を物入れ19に形成したフランジ部29に設けた孔
30を突出させ、該給油部28の下方にこれと一体の貯油部
31をリヤフレーム11に沿い物入れ19の後部底面下に形成
される段付状部19aに膨出させて設けた。そして、給油
部28に設けたC型溝を有する取付リブ32でリヤステイ12
の係止し、貯油部31に設けた取付ブラケット33でボルト
34よりリヤフレーム11に固定した。
従って、オイルタンク26の給油口のキャップ27はシー
ト1で確実に被包され、貯油部31を特別に長く下方に延
設することなく大きな容積をもつことができる。
更に、本実施例の燃料タンク21の前下部は、第2図及
び第4図示のように前方へ突出する貯油部35を有し、該
貯油部35を物入れ19と一体のバッテリー収納部20の下方
の段付状部19aに膨出して配設する構成として、これに
より、オイルタンク26と同様に燃料タンク21の貯油部35
を拡張して容積を大きくしている。36は燃料タンク21の
供給部、37は給油口である。
(発明の効果) 本発明によれば、前記のことから明らかなように、タ
ンクの給油口をシート下面に収容した構成であっても、
物収納部底面の段状部下に形成される空間にタンクの貯
油部を配設して容積を大とするので、物収納部の容積を
小とすることなく、また、シート下面に物収納部の開口
を大きくすることができる。また、前記シートを開けた
ときには前記給油口のみが見え、前記貯油部は前記物収
納部に遮蔽されて見えないので外観が良好となると共
に、ヘルメット収納部と他の収納部を一体にして物収納
部が形成されているので、物収納部の構造が簡素化され
部品点数も減少するのでコストの削減がはかられる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の実施の1例を示すもので、
第1図は自動二輪車の全体側面図、第2図は第1図の後
部右側の説明的破断図、第3図は第1図の後部平面の説
明的破断図、第4図は要部の分解斜視図である。 1……シート、19……物入れ(ヘルメット収納部) 20……バッテリー収納部 21……燃料タンク、26……オイルタンク 28、36……給油部、31、35……貯油部 27、37……給油口

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘルメット収納部と他の収納部とが一体に
    形成された物収納部をシートの下面に備えた自動二輪車
    において、上面をシートにて閉じられる開口を備える物
    収納部の底面に凹部空間を与える段付状部を形成し、該
    段付状部内にタンクの貯油部を膨出して配設し、該貯油
    部から前記物収納部を貫通させて給油部を前記物収納部
    開口に向って突出させると共に該給油部に給油口を開口
    させたことを特徴とする自動二輪車のタンク装置。
JP62076143A 1987-03-31 1987-03-31 自動二輪車のタンク装置 Expired - Fee Related JP2544617B2 (ja)

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