JP2544517Y2 - 筆記具などのキャップ - Google Patents

筆記具などのキャップ

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JP2544517Y2
JP2544517Y2 JP9774491U JP9774491U JP2544517Y2 JP 2544517 Y2 JP2544517 Y2 JP 2544517Y2 JP 9774491 U JP9774491 U JP 9774491U JP 9774491 U JP9774491 U JP 9774491U JP 2544517 Y2 JP2544517 Y2 JP 2544517Y2
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JP
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cylinder
cap
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inner cylinder
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直樹 加藤
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Pentel Co Ltd
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  • Clips For Writing Implements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ボールペン、万年筆、
ホワイトボードマーカー、小管式ペン先を有する筆記
具、繊維ペン先を有する筆記具、樹脂ペン先を有する筆
記具といった筆記具や、アイライナー、リップカラー、
アイシャドー、頬紅などを塗布する化粧具や、先端ノッ
ク式の修正具といった筆記具などのキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】内外二重筒よりなり、内筒と外筒とは連
結部で一体に連結され、この連結部は内筒と外筒との間
に空気流通孔を有し、この空気流通孔は外筒頭部の外気
と連通するキャップが知られている。
【0003】上記キャップは、幼児などが誤って飲み込
んだ場合でも、窒息しないように、キャップ内部に空気
の流通路を形成したものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】キャップの変形及び外
観の不良である。従来のキャップは、外筒の肉厚が薄い
ため、キャップを本体から抜き去るときの把持力によっ
て変形し易い。また、成型時、内筒と外筒との連結部に
対応する外筒外壁に凹みが生じ美観を損ねやすい。本考
案は、上記問題を解決することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、内外二重筒よ
りなり、内筒と外筒とは連結部で一体に連結され、この
連結部は内筒と外筒との間に空気流通孔を有し、この空
気流通孔は外筒底部の外気と連通する合成樹脂製の筆記
具などのキャップにおいて、少なくとも前記連結部に対
応する外筒の外壁面に凸部を設けてなる筆記具などのキ
ャップを要旨とするものである。
【0006】
【作用】本考案に係るキャップは、外筒外壁に凸部を形
成しているので、キャップを筆記具などの本体から抜き
取るために把持するとき、指は凸部の頭部又は側面に位
置するので、把持による押圧力は連結部に対応する位置
又はその近傍となる。また、成型時凹みが生じる部分に
凸部が形成されている。
【0007】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例に基づき詳細に
説明する。図1及び第2図は本考案の実施例である。1
は合成樹脂製よりなるキャップである。合成樹脂として
は、射出成型できるものであれば特に限定なく使用でき
るが、一例としてはポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リエチレンテレフタレート等が挙げられる。2は内筒で
ある。内筒2は有底筒体であり、内筒2の外壁の径は開
口部3側付近は一定であるが、中間のやや開口部3側よ
り底部4に対して漸増しており、内筒2の肉厚は開口端
3側は薄く、底部4側は厚くなっている。これは、キャ
ップ1を筆記具などの本体(不図示)に挿着したとき、
筆記具などの軸筒先端が開口端3を拡開するように圧入
されることによってキャップ内に密閉空間を形成できる
ようにするためである。尚、本実施例で内筒2の底部外
壁と外筒5の端面とは面一になっているが、内筒2と外
筒5との位置関係は特に限定なく、内筒2の底部外壁が
外筒5の内部に位置してもよい。
【0008】内筒2の底部4には、内筒2と外筒5とを
一体に連結する連結部6が設けられている。連結部6
は、内筒2と外筒5との間に空気流通孔7を有してお
り、この空気流通孔7によっても外気と外筒5内部とは
連通している。本実施例で空気流通孔7は3個形成して
いるが、個数には限定されない。ただし、空気流通孔7
の大きさは、誤ってキャップを飲み込んだとき窒息しな
い程度の空気が流通する程度の大きさは必要である。ま
た、連結部6の内筒2に対する位置も、本実施例では内
筒2の底部4側となしているが、内筒2のより開口端3
側であっても良く、内筒2全長に渡っても良い。
【0009】外筒5には、その内部に複数の長手方向の
突部8を形成し、開口端9側内壁に筆記具などの本体
(不図示)をキャップ1に装着したとき、本体の軸筒と
嵌合する嵌合リブ10を設けている。また、その外壁に
は、前記連結部6に対応した位置に、長手方向のリブと
して凸部11が形成されている。この凸部11は、本実
施例ではキャップ1全長に渡って形成しているが、連結
部6に対応した位置に連結部6と外筒5との連結面積以
上の大きさの裾野を有するように形成すれば良く、リブ
の長さはキャップ全長より短くとも良い。また、その横
断面形状も半円状、三角形状四角形状など種々採用でき
る。尚、連結部6に対応した位置の一つにクリップを一
体に連設することによって、クリップを凸部11の一つ
となすこともできる。この場合、連結部6はクリップの
補強部材としても作用するので好ましい。
【0010】
【考案の効果】本考案に係る筆記具は、キャップの把持
部が内筒と外筒との連結部近傍となっているので、連結
部が補強材として働き、キャップを本体から抜き去ると
きの把持力によって変形しない。また、成型時、内筒と
外筒との連結部に対応する外筒外壁に凸部を形成してい
るので凹みが発生せず、美観を損ねることもない
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の縦断面図
【図2】図1のA−A線横断面図
【符号の説明】
1 キャップ 2 内筒 3 開口部 4 底部 5 外筒 6 連結部 7 空気流通孔 11 凸部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外二重筒よりなり、内筒と外筒とは連
    結部で一体に連結され、この連結部は内筒と外筒との間
    に空気流通孔を有し、この空気流通孔は外筒頭部の外気
    と連通する合成樹脂製の筆記具などのキャップにおい
    て、少なくとも前記連結部に対応する外筒の外壁面に凸
    部を設けてなる筆記具などのキャップ。
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JPH0541875U JPH0541875U (ja) 1993-06-08
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