JP2537913Y2 - 筆記具などのキャップ - Google Patents

筆記具などのキャップ

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JP2537913Y2
JP2537913Y2 JP12275090U JP12275090U JP2537913Y2 JP 2537913 Y2 JP2537913 Y2 JP 2537913Y2 JP 12275090 U JP12275090 U JP 12275090U JP 12275090 U JP12275090 U JP 12275090U JP 2537913 Y2 JP2537913 Y2 JP 2537913Y2
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cap
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正夫 福田
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 万年筆、小管式筆記具、筆跡修正具、筆跡消去具、
筆、アイライナー、リップカラー、ネイルカラーなどの
キャップであって、外界と内孔とを連通する通気孔をこ
の通気孔の内孔への開口部が本体先端部の密封部より
も、筆記具等の本体先端を挿入するキャップ開口部側の
内孔壁面に位置するように設けてなるものに関する。
(従来の技術) 外界と内孔とを連通する通気孔は、幼児などがキャッ
プを誤って飲み込んだときに窒息しないようにすること
などを目的としてキャップに設けられている。実開平2-
58981号公報や実開平1-169384号公報などに開示され
た、内キャップ部と外キャップ部とを有孔の連結部で連
結するという考え方に基づくものがその一例である。
(考案が解決しようとする課題) 一般に、通気孔の内孔への開口部は本体先端部の密封
部よりもキャップ開口部側の内孔壁面に位置するものと
される。例えば、上述公報に開示のものにおいては、通
気孔の内孔への開口部は、連通部の配設位置次第で環状
あるいは連結部の孔形状そのままという形状的相違はあ
るものの、内キャップ部自体の開口端の部分に位置する
ものとなる。
しかし、このようにすると、本体先端部をキャップに
挿入する際、例えば、ペン体とか塗布体とかの先端部が
この通気孔の内孔への開口部の縁部に引っ掛かり得るも
のとなってしまう。そして、引っ掛かりに気付かず、あ
るいは無理に、挿入を進めると、これらペン体とか塗布
体とかの先端部を傷付けてしまうことになる。
(課題を解決するための手段) 通気孔の内孔への開口部をそのキャップ底側の端部が
溝部となるように設ける。即ち、本考案は、外界と内孔
とを連通する通気孔をこの通気孔の内孔への開口部が本
体先端部の密封部よりもキャップ開口部側の内孔壁面に
位置するように設けてなるキャップであって、前記通気
孔の内孔への開口部をこの開口部のキャップ底側端部が
溝部となるように設けてなる筆記具などのキャップを要
旨とする。
(作用) ペン体や塗布体などの先端部は、通気孔の内孔への開
口部の縁部に当接したとしても、引っ掛かることなく溝
部に沿って移動する。
(実施例) 添付第1図〜第3図に基づき一例を説明する。
キャップAは、合成樹脂射出成形品などからなり、外
キャップ部1と内キャップ部2とを有する。外キャップ
部1と内キャップ部2との連結部3は、内キャップ部2
の開口端に位置し、キャップAの内孔4の形状を、小径
の内奥部5と大径の挿入口部6とがテーパー壁面部7で
連結されたものとなるようにしている。
内奥部5に形成した環状の内方膨出部が本例のものに
おける本体先端部を密封する密封部8であり、例えば、
第3図に示すように本体Bの外壁を圧入することにより
本体先端部9を密閉する。尚、第3図における本体Bと
しては繊維収束体製のペン先10を有するものとしたが、
傷付き易いものの一例として示しただけで、前述したよ
うに適宜であってよい。
また、外キャップ部1と内キャップ2との間の円筒状
空間が通気孔11となっている。この通気孔11は、外界と
内孔とを連通するもので、先端開口するとともに、内孔
4への開口部12をテーパー壁面部7に有している。第2
図には、この開口部12として4個示したが、勿論適宜で
ある。但し、開口部12は、円筒形状の通気孔11のキャッ
プ開口部が連結部3の4ヵ所でそのまま後方に延びて開
口しているだけでなく、テーパー壁面部7から内奥部5
に続く溝部13を有するものとなっている。この溝部13
は、4個の開口部12全体として眺めると放射状になって
いるが、各々の開口部12においては、その内奥部5側の
端部を形成するものとなっていて、ペン先10が開口部12
の縁部14に当接してもこの溝13に沿って移動することが
できる。尚、溝部13の溝底における縁部分を丸みのある
ものとして図示したが、縁部14の全体にわたって、この
ような丸み付けをしておいてもよい。また、参照符号15
は本体Bの環状膨出部、同16はこの環状膨出部15と非密
封性の嵌合をする、密封部8よりキャップ底側の内奥部
5の部分に設けた内方突起、同17はキャップ装着時のが
たつきを防止するための設けたリブである。
次に、第4図と第5図に他の一例を示す。尚、以下に
おいては前例と基本的に同一の部位には同一の参照符号
を使用する。
まず、本例のものは、外キャップ部1、内キャップ2
という分離された部分を有さない。通気孔11は円筒状形
状ではなく、独立する4個のものとなっている。また、
溝部13は、内奥部5のキャップ底側に向かって延在する
部分を有するものとなっている。また、密封部8は内孔
4の内奥部5の小径部分であるが、環状の内方膨出部と
しては格別に設けていない。更に、内方突起16は挿入口
部6の端部に設けてある。この本例のキャップAは、例
えば、一点鎖線で示した本体Bに対して使用する。
次に、第6図にまた別の一例を示す。本例のものにお
ける通気孔11の内孔4への開口部12は、テーパー壁面部
7における溝部13の部分と、2段内径となった挿入口部
6の小径部18にまで一部延在する内開部19とよりなって
いる。
次に、第7図に更にまた別の一例を示す。上述3例に
おいては、いずれも、キャップの長手方向に延在する通
気孔11を有するものとし、通気孔11のキャップ内孔4側
の開口部にキャップの径方向に延びて内孔4に達する切
除部として溝部13を形成した。しかし、本例のもので
は、通気孔11を中心から外に向かう方向(横断面が円形
のものの場合は半径方向)に開口しているものとし、通
気孔11のキャップ内孔4側の開口部にその開口部のキャ
ップ底側に連ねて長手方向に延びる溝部13のキャップの
内孔壁に設ける。目的次第で適宜とできる一例を示すも
ので、小管式筆記具やボールペンなどにおいてインキ漏
れを防止するために本体空気孔と本体先端部の中でも特
にペン先先端とを独立に密封することがあるが、本例の
ものは、その場合の一例であると言える。参照符号20が
密封部8の役割をするペン先密封用の弾性体、また、同
21が本体空気孔密封用の段部である。図示はしないが、
本体が段部21に当接することにより本体の空気孔が密封
される。
(考案の効果) 本考案のキャップは、外界と内孔とを連通する通気孔
をこの通気孔の内孔への開口部が本体先端部の密封部よ
りもキャップ開口部側の内孔壁面に位置するように設け
てなるキャップであって、前記通気孔の内孔への開口部
をこの開口部のキャップ底側端部が溝部となるように設
けてなるので、ペン体とか塗布体かの先端部が通気孔の
内孔への開口部の縁部に当接しても引っ掛かることがな
く、それゆえ、傷付くことが極力抑制できる。勿論、通
気孔を阻害するものでもないので、通気孔を設ける目的
も十分に果たせる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図は第
1図の正面図、第3図は第1図のものの使用状態説明
図、第4図は他の一実施例を示す縦断面図、第5図は第
4図の斜視図、第6図はまた別の一実施例を示す縦断面
図、第7図は更にまた別の一実施例を示す縦断面図。 A……キャップ、1……外キャップ部、2……内キャッ
プ部、3……連結部、4……内孔、5……内奥部、6…
…挿入口部、7……テーパー壁面部、8……密封部、11
……通気孔、12……開口部、13……溝部、14……縁部、
16……内方突起、17……リブ、18……挿入口部の小径
部、19……通気孔開口部の内開部、20……ペン先密封用
弾性体、21……本体空気孔密封用段部。 B……本体、9……本体先端部、10……ペン先、15……
環状膨出部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外界と内孔とを連通する通気孔をこの通気
    孔の内孔への開口部が本体先端部の密封部よりもキャッ
    プ開口部側の内孔壁面に位置するように設けてなるキャ
    ップであって、前記通気孔の内孔への開口部をこの開口
    部のキャップ底側端部が溝部となるように設けてなる筆
    記具などのキャップ。
JP12275090U 1990-11-22 1990-11-22 筆記具などのキャップ Expired - Lifetime JP2537913Y2 (ja)

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