JP2580904Y2 - 筆記具等のキャップ - Google Patents
筆記具等のキャップInfo
- Publication number
- JP2580904Y2 JP2580904Y2 JP872993U JP872993U JP2580904Y2 JP 2580904 Y2 JP2580904 Y2 JP 2580904Y2 JP 872993 U JP872993 U JP 872993U JP 872993 U JP872993 U JP 872993U JP 2580904 Y2 JP2580904 Y2 JP 2580904Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- tip
- writing
- locking
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Pens And Brushes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、インクの蒸発を防止す
る為に筆記先端部に嵌着される水性ボールペン、サイン
ペン、マ−カ−等のキャップの改良に関する。
る為に筆記先端部に嵌着される水性ボールペン、サイン
ペン、マ−カ−等のキャップの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水性ボールペン、サインペン、マ
−カ−等に使用されるキャップはインクの蒸発を抑止す
る特性に優れた樹脂成形品等により形成され、キャップ
の内孔部に設けたインナーキャップ部に筆記先端部を密
嵌し、内孔部挿入口に形成した係止部に筆記体を着脱自
在に係止している。
−カ−等に使用されるキャップはインクの蒸発を抑止す
る特性に優れた樹脂成形品等により形成され、キャップ
の内孔部に設けたインナーキャップ部に筆記先端部を密
嵌し、内孔部挿入口に形成した係止部に筆記体を着脱自
在に係止している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案の目的は、従来
の水性ボールペン、サインペン、マ−カ−等に使用され
ているキャップが挿入側を除いて内孔部は閉塞状態にあ
るため、寸法及び形状によっては極めて稀なことではあ
るが、幼児が誤ってキャップを飲み込み喉に詰まらせて
窒息してしまう等の事故が起こりうる為に、仮に幼児が
誤ってキャップを飲み込んでしまい喉に詰まらせても空
気の疎通を可能として窒息等の危機を回避せんとするも
のである。
の水性ボールペン、サインペン、マ−カ−等に使用され
ているキャップが挿入側を除いて内孔部は閉塞状態にあ
るため、寸法及び形状によっては極めて稀なことではあ
るが、幼児が誤ってキャップを飲み込み喉に詰まらせて
窒息してしまう等の事故が起こりうる為に、仮に幼児が
誤ってキャップを飲み込んでしまい喉に詰まらせても空
気の疎通を可能として窒息等の危機を回避せんとするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に案出された本考案の筆記具等のキャップは、後端孔を
有して内孔部内に垂下された筒部の先端に係止部を備
え、筒部の側面には適宜箇所にスリットが設けられて、
内孔部の挿入口側に筆記体の先方部に設けた係止部と着
脱可能に係合する係止部が設けられて一体の樹脂成形品
で形成され、インナーキャップは前方に小筒部と仕切り
部を隔てて後方に係止部を備えた軸部が一体の樹脂成形
品で形成されて、筒部の係止部に軸部の係止部が筒部の
弾性変形によって係止され、筆記先端部がインナーキャ
ップ内に密嵌されるように構成されたことを特徴とす
る。
に案出された本考案の筆記具等のキャップは、後端孔を
有して内孔部内に垂下された筒部の先端に係止部を備
え、筒部の側面には適宜箇所にスリットが設けられて、
内孔部の挿入口側に筆記体の先方部に設けた係止部と着
脱可能に係合する係止部が設けられて一体の樹脂成形品
で形成され、インナーキャップは前方に小筒部と仕切り
部を隔てて後方に係止部を備えた軸部が一体の樹脂成形
品で形成されて、筒部の係止部に軸部の係止部が筒部の
弾性変形によって係止され、筆記先端部がインナーキャ
ップ内に密嵌されるように構成されたことを特徴とす
る。
【0005】
【実施例】図1及び図2は本考案の実施例を示してい
る。先ず、筆記体16の先方部に被嵌されたキャップ1
は後端孔8を有して内孔部2内に垂下された筒部5が形
成されている。筒部5の外側面には適宜箇所でスリット
6が設けられ、後端孔8と内孔部2はスリット6で連通
されている。又、筒部5の先端には内方に向かうテーパ
ーと段部を有した係止部7が設けられている。又、内孔
部2の挿入口4側には筆記体16の先方部に設けた係止
部17と着脱可能に係合する係止部3が設けられて、更
にキャップ1の後方外側面には基部9と結合してクリッ
プ10が設けられている。以上によりキャップ1は一体
の樹脂成形品で形成されている。
る。先ず、筆記体16の先方部に被嵌されたキャップ1
は後端孔8を有して内孔部2内に垂下された筒部5が形
成されている。筒部5の外側面には適宜箇所でスリット
6が設けられ、後端孔8と内孔部2はスリット6で連通
されている。又、筒部5の先端には内方に向かうテーパ
ーと段部を有した係止部7が設けられている。又、内孔
部2の挿入口4側には筆記体16の先方部に設けた係止
部17と着脱可能に係合する係止部3が設けられて、更
にキャップ1の後方外側面には基部9と結合してクリッ
プ10が設けられている。以上によりキャップ1は一体
の樹脂成形品で形成されている。
【0006】又、インナーキャップ11前方に小筒部1
2が形成され、後端を閉塞状にして仕切り部13を隔て
て軸部14が形成され、軸部14の後端にはテーパーと
段部を有した係止部15が形成されている。以上により
インナーキャップ11は一体の樹脂成形品で形成されて
いる。
2が形成され、後端を閉塞状にして仕切り部13を隔て
て軸部14が形成され、軸部14の後端にはテーパーと
段部を有した係止部15が形成されている。以上により
インナーキャップ11は一体の樹脂成形品で形成されて
いる。
【0007】前記筒部5の係止部7に軸部14に形成さ
れた係止部15が筒部5の弾性変形を利用して係止さ
れ、インナーキャップ11はキャップ1に止着される。
又、インナーキャップ11内には筆記体16の筆記先端
部18が密嵌される。
れた係止部15が筒部5の弾性変形を利用して係止さ
れ、インナーキャップ11はキャップ1に止着される。
又、インナーキャップ11内には筆記体16の筆記先端
部18が密嵌される。
【0008】
【作用】本考案の構成は以上の通りであり、筆記体16
の先方部が挿入されて筆記体16の先方部にキャップ1
を嵌着した状態では、インナーキャップ11に空気置換
孔(図示せず)を含む筆記先端部18が密嵌されてイン
クの蒸発が防止される。又、キャップ1が外された状態
では、挿入口4より内孔部2と後端孔8が連通している
ので空気流通路が確保される。
の先方部が挿入されて筆記体16の先方部にキャップ1
を嵌着した状態では、インナーキャップ11に空気置換
孔(図示せず)を含む筆記先端部18が密嵌されてイン
クの蒸発が防止される。又、キャップ1が外された状態
では、挿入口4より内孔部2と後端孔8が連通している
ので空気流通路が確保される。
【0009】
【考案の効果】本考案の構成及び作用は以上の通りであ
り、仮に幼児が誤ってキャップを飲み込んでしまい喉に
詰まらせても、キャップの挿入側より内孔部と後端孔が
連通されているので、空気は挿入側と後端孔で流通して
窒息等の危機を回避することができる。
り、仮に幼児が誤ってキャップを飲み込んでしまい喉に
詰まらせても、キャップの挿入側より内孔部と後端孔が
連通されているので、空気は挿入側と後端孔で流通して
窒息等の危機を回避することができる。
【図1】本考案の実施例である筆記具等のキャップを示
した筆記具全体の要部断面図である。
した筆記具全体の要部断面図である。
【図2】本考案のキャップ部分に於ける部品の構成を示
した斜視図で、要部を切欠状態で示している。
した斜視図で、要部を切欠状態で示している。
1 キャップ 2 内孔部 3 係止部 4 挿入口 5 筒部 6 スリット 7 係止部 8 後端孔 9 基部 10 クリップ 11 インナーキャップ 12 小筒部 13 仕切り部 14 軸部 15 係止部 16 筆記体 17 係止部 18 筆記先端部
Claims (1)
- 【請求項1】 インクの蒸発を防止する為に筆記体の先
方に嵌着される水性ボールペン、サインペン、マ−カ−
等のキャップに於いて、当該キャップ1は後端孔8を有
して内孔部2内に垂下された筒部5の先端に係止部7を
備え、筒部5の側面には適宜箇所にスリット6が設けら
れて、内孔部2の挿入口4側に筆記体16の先方部に設
けた係止部17と着脱可能に係合する係止部3が設けら
れて一体の樹脂成形品で形成され、インナーキャップ1
1は前方に小筒部12と仕切り部13を隔てて後方に係
止部15を備えた軸部14がやはり一体の樹脂成形品で
形成されて、上記筒部5の係止部7に軸部14の係止部
15が筒部5の弾性変形によって係止され、筆記先端部
18がインナーキャップ11内に密嵌されるように構成
されたことを特徴とする筆記具等のキャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP872993U JP2580904Y2 (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 筆記具等のキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP872993U JP2580904Y2 (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 筆記具等のキャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0663379U JPH0663379U (ja) | 1994-09-06 |
JP2580904Y2 true JP2580904Y2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=11701047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP872993U Expired - Fee Related JP2580904Y2 (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 筆記具等のキャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2580904Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6309127B1 (en) * | 1999-05-07 | 2001-10-30 | Berol Corporation | Caps for writing instruments |
JP6326204B2 (ja) * | 2013-07-23 | 2018-05-16 | 株式会社サクラクレパス | ボールペン |
-
1993
- 1993-02-09 JP JP872993U patent/JP2580904Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0663379U (ja) | 1994-09-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980512 |
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