JP2544091Y2 - 昇降ベッドの自動脚出し装置 - Google Patents

昇降ベッドの自動脚出し装置

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JP2544091Y2
JP2544091Y2 JP1991019004U JP1900491U JP2544091Y2 JP 2544091 Y2 JP2544091 Y2 JP 2544091Y2 JP 1991019004 U JP1991019004 U JP 1991019004U JP 1900491 U JP1900491 U JP 1900491U JP 2544091 Y2 JP2544091 Y2 JP 2544091Y2
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bed
lock
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guide rail
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勝弘 宇田川
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C17/00Sofas; Couches; Beds
    • A47C17/84Suspended beds, e.g. suspended from ceiling

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nursing (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、使用時には天井側か
らベッド架台を下降させ、また不使用時には天井側に上
昇させてスペースの有効利用を図る昇降ベッドに係り、
詳しくはベッド架台の下降に連動して、ベッド架台のガ
イドレール不存在部位に設けられる支持脚を自動的に脚
出し可能にする昇降ベッドの自動脚出し装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の昇降ベッドについて説明する。図
9は4本レール納まりの昇降ベッドを示す全体斜視図で
ある。図示するように、昇降ベッドA′はベッド架台1
の四隅に突設したベッドアーム2にそれぞれベルト3
(3A,3B,3C,3D)を接続してあり、床4から
天井5にわたり立設した4本のガイドレール6(6A,
6B,6C,6D)および天井5のステイ7(7A,7
B)内をベルト3が走行する構成にしてある。一方、天
井コーナ部には一側のベルト3A,3Bならびに他側の
ベルト3C,3Dを、図示しないそれぞれのドラムに重
ねた状態で巻き取り,巻き戻すための駆動部8を設けて
ある。符号9は、ベッド架台1の下限高さを設定するた
めのストッパであり、ガイドレール6の適宜高さに着脱
自在に取り付けてある。符号10は電灯線電源と駆動部
8に接続された操作ボタンである。また、符号11は利
用者が乗り降りするための梯子である。
【0003】以上のように構成した昇降ベッドA′は、
操作ボタン10の操作によって、ベッドの不使用時には
ベルト3を巻き取ってベッド架台1をガイドレール6に
沿って上昇させ、天井5付近の設定高さに納める。ま
た、ベッド使用時にはベルト3を巻き戻してベッド架台
1を下降させ、ベッド架台1のベッドアーム2がガイド
レール6のストッパ9に当接する高さで停止する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
4本レール納まりの昇降ベッドA′は広い部屋や部屋の
レイアウトによって、図示するように部屋の中央付近に
一本のガイドレール6Cが立つことになり、スペースの
有効利用を目的とするこの種の昇降ベッドにおいて、ガ
イドレール6Cの存在が邪魔で部屋の使い勝手が悪く、
取り付け意義が半減するという問題があった。
【0005】このため、ガイドレール6Cを取り除いた
3本レール納まりの昇降ベッドや、一側の側壁に2本の
ガイドレールだけ設けた2本レール納まりの昇降ベッド
も計画,提案されているが、ベッド架台への荷重に対し
て強度不足であり安全上問題が残るので、ガイドレール
不存在部位のベッド架台の下部に、たとえば折り畳み自
在な支持脚を設けることが考えられている。しかしなが
ら、ベッドの使用時にはその都度、支持脚を出さなけれ
ばならない煩わしさを伴うため不便であるとともに、支
持脚を出し忘れたまま荷重がかかると、ベッド架台が傾
斜,転倒するといった事態を招来することもあった。
【0006】この考案は上記問題点に鑑みてなされたも
ので、ベッドの使用時には支持脚の脚出しが自動的に行
われ、出し忘れの心配がない昇降ベッドの自動脚出し装
置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案は上記問題点に
鑑みてなされたもので、ベッド架台の四隅を懸吊する懸
吊材を駆動部で巻き取り,巻き戻すことによって、2本
もしくは3本立設したガイドレールに沿ってベッド架台
を昇降自在にする昇降ベッドにおいて、前記ベッド架台
のガイドレール不存在部位に枢着される支持脚と、前記
ベッド架台に設けられ前記支持脚を収納状態に保持し、
かつロック解除部材を有するロック機構と、躯体側に設
けられ前記ロック解除部材との係合によって前記ロック
機構を解除する係脱具とからなり、前記ベッド架台の下
降で支持脚を自動的に脚出しする昇降ベッドの自動脚出
し装置を構成したものである。
【0008】
【作用】この考案によると、ガイドレールが設けられて
いないベッド架台の部位、すなわちベッド架台のガイド
レール不存在部位に枢着された支持脚は、ロック機構に
よって収納状態に保持されているので、ベッド架台の下
降途中でロック解除部材が躯体側の係脱具に係合すると
ロック機構が解除される。これにより、ロック機構に保
持されていた支持脚が解放され、枢着部を中心に支持脚
が回転して自動的に脚出しされる。
【0009】よって、ベッドを使用するためにベッド架
台を下降すると、これに連動して支持脚が自動的に脚出
しされるので、利用者に脚出しの手間や負担をかけるこ
とがなくなるばかりか、支持脚の出し忘れの心配がなく
なる。
【0010】
【実施例】この考案に係る一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は自動脚出し装置を備えた3本レール納ま
りの昇降ベッドの要部を示す斜視図、図2は同昇降ベッ
ドの使用状態を示す全体斜視図、図3は同昇降ベッドの
側面図、図4は同昇降ベッドの部分平面図、図5は支持
脚の正面図、図6はロック機構の正面図、図7は同ロッ
ク機構の側面図、図8は同ロック機構の下面図である。
なお実施例の説明にあたり、従来例と同一部材ならびに
同一部位には同一符号を付したが、その構成および作用
は従来例と同一であるので説明は省略する。
【0011】図1に示すように、自動脚出し装置Bはガ
イドレール不存在部位のベッドアーム2(2A)に枢着
される支持脚20と、支持脚20を水平な収納状態に保
持し、かつロック解除ロッド45を有するロック機構4
0と、ガイドレール6(6A)に設けられロック解除ロ
ッド45の移行に係合してロック機構40を解除するロ
ック解除係脱具50で構成されている。この自動脚出し
装置Bの支持脚20ならびにロック機構40は、ベッド
架台短側部のベッドアーム2,2A間に設けられる断面
コ字形のロック部ケース15によって保護されている。
【0012】詳しくは、支持脚20は図5に示すように
丸形のメインパイプ21と、メインパイプ21に摺動自
在に内嵌されるサブパイプ22と、メインパイプ21の
基端部に固着されたヒンジ部23によって構成されてい
る。ヒンジ部23は図3ないし図5に示すように、ガイ
ドレール不存在部位に相当するベッドアーム2Aの内側
部に設けられた支持脚ブラケット24に、回転軸25に
よって回転自在に枢着されている。また、ヒンジ部23
には側面視L字形に折り曲げ加工されたベッドアーム載
置部23Aを設けてあり、支持脚20が脚出しされたと
きに、この部位をベッドアーム2Aの下部に位置させ
て、支持脚20を垂直に起立させるためのものである。
【0013】前記メインパイプ21は図3および図5に
示すように、外周上部に後記するガスダンパ30のダン
パケース30A側を枢着するためのダンパ受け26を取
り付けてあり、さらにその先端寄りには、略U字形丸棒
を上下逆にして先端を固着したロック掛かり27を取り
付けてある。また、メインパイプ21の先端部にはサブ
パイプ22の伸縮長さを調整するためのアジャスタバン
ド28を外嵌してある。このアジャスタバンド28はそ
の両端部に平面な締め付け部28Aを形成してあり、締
め付けロッド28Bを取り付けたアジャスタねじ28C
を、締め付け部28Aの挿通孔に挿入してナット28D
で螺合させてある。さらに、メインパイプ21の外周下
部には、その先端から所定長さにわたり図示しないスリ
ット部を形成してあり、この部位をアジャスタバンド2
8で挟持してある。
【0014】なお、サブパイプ22の先端部には、図2
および図5に示すように床4に当接させるためのキャッ
プ29を取り付けてある。また、前記ガスダンパ30は
図3および図4に示すように、ロック部ケース15の内
側部に伸縮ロッド30Bを枢着してあり、ダンパケース
30Aは前記のとおり支持脚20のダンパ受け26に連
結してある。このガスダンパ30によって、支持脚20
が自重にまかせて回転することなく、次第に脚出しされ
る構成としてある。
【0015】支持脚20の長さ調整を行う場合には、図
5に示す締め付けロッド28Bを回転操作してアジャス
タバンド28を緩め、サブパイプ22を適宜長さに伸縮
して調整し、締め付けロッド28Bを再び締め付けるこ
とで設定可能にしてある。勿論、図2に示すガイドレー
ル6のストッパ9位置によって決定されるベッド架台1
の下限設定高さCに均衡するように、支持脚20の伸縮
長さが調整される。
【0016】一方、支持脚20を水平な収納状態に保持
するためのロック機構40は、図3および図4に示すよ
うに、ロック部ケース15の内側部に取り付けられてい
る。図6ないし図8に示すようにこのロック機構40
は、ロック部ケース15に取り付けられるロックブラケ
ット41と、このロックブラケット41との間で支持脚
20のロック掛かり27を保持するロック爪42と、こ
のロック爪42を常時閉鎖方向に付勢するロックスプリ
ング43と、ロックブラケット41とは距離をおいてロ
ック部ケース15に取り付けられるロッドブラケット4
4と、このロッドブラケット44およびロック爪42,
ロックブラケット41で正逆に回転自在に軸支されるL
形丸棒のロック解除ロッド45と、このロック解除ロッ
ド45を常時基準位置に復帰するように付勢させるロッ
ドスプリング46で構成されている。
【0017】ロックブラケット41は図3および図4に
示すように略コ字形をなし、その背面をねじでロック部
ケース15に取り付けてあり、両側部の上部にはロック
解除ロッド45を挿通するための孔を穿設してあるとと
もに、その下部にはロック爪42と当接させるロック爪
ストッパ47を取り付けるための取付孔を穿設してあ
る。ロック爪ストッパ47はコ字形をなし、ロックブラ
ケット41に対向状に嵌入して両側面から取付ねじ48
で固定してある(図6ないし図8参照)。
【0018】ロック爪42は図6ないし図8に示すよう
に略コ字形をなし、ロック爪ストッパ47同様にロック
ブラケット41より僅かに幅寸法を小さく形成してあ
る。両側部の上部にはロックブラケット41の内側に位
置してロック解除ロッド45を挿通するための孔を穿設
してあり、その下部には支持脚20のロック掛かり27
を保持するために爪状に切り欠いたロッド保持部42A
を形成してある。そして、ロック爪42を常時閉方向に
付勢させるために、巻装部をロック解除ロッド45に挿
通させ、一端部を前記取付ねじ48に、また他端部をロ
ック爪42の背面に形成したスリット部42Bにそれぞ
れ掛止したロックスプリング46を取り付けてある。こ
のロックスプリング46の付勢力により、ロッド保持部
42Aの先端部がロック爪ストッパ47に常時当接す
る。さらに、ロック爪42の両側部上部は、その奥行き
方向の先端部を対向する内方向に折り曲げて係止部42
Cを形成してあり、ロック解除ロッド45から放射状に
突設したスプリングピン45Aを係止させてある。これ
により、図7に矢印Xで示すようにロック解除ロッド4
5が上方に回転すると、スプリングピン45Aが係止部
42Cを押圧して、ロック解除ロッド45を中心にロッ
ク爪42が回転するので、ロック爪42による支持脚2
0の保持状態が解除される。
【0019】一方、ロッドブラケット44は図3および
図4に示すように略コ字形をなし、その背面をねじでロ
ック部ケース15に取り付けてあり、両側部の上部には
ロック解除ロッド45を挿通するための孔を穿設してあ
る。このロッドブラケット44はロック解除ロッド45
の長辺部の折れ曲がり手前付近に取り付けてある。そし
て、ロック解除ロッド45が図7に矢印Yで示すように
下方に回転したときに、ロック解除ロッド45だけが自
由状態で回転した後、基準位置に復帰させるために、す
なわちロック解除ロッド45の短辺部がガイドレール6
Aの側部に向けて水平に突出した状態となるように、図
6に示すように巻装部をロック解除ロッド45に挿通さ
せ、一端部をロック解除ロッド45から放射状に突設し
たスプリングピン45Bに、また他端部はロッドブラケ
ット44の一側部に形成した掛止孔44Aにそれぞれ掛
止したロッドスプリング46を取り付けてある。このロ
ッドスプリング46のトルクはロックスプリング43の
トルクより小さく設定してある。
【0020】ところで、図6ないし図8に示すようにロ
ック解除ロッド45はその長辺部の軸線方向へのズレを
防止するため、ロック解除ロッド45の長辺部に4個所
のミゾを形成して、ロックブラケット41とロッドブラ
ケット44の外側部において止め輪49で取り付けてあ
る。
【0021】さらに、図1ないし図4に示すように、ロ
ック機構40からガイドレール6Aの側方に突出したロ
ック解除ロッド45に係合するように、ガイドレール6
Aの外側部には上部を水平にし、下部を傾斜させた側面
視台形のロック解除係脱具50をねじで取り付けてあ
る。このロック解除係脱具50によって、ベッド架台1
の下降時には障害となって、ロック解除ロッド45は図
7に矢印Xで示す上方向に回転させられ、またベッド架
台1の上昇時には矢印Yで示す下方向にロック解除ロッ
ド45が回転させられる。このロック解除係脱具50の
取付高さは、図2に示すようにベッド架台1が下限設定
高さCに到る前に支持脚20が完全に脚出しされるのに
充分な高さに取り付ければよい。なお、ロック解除係脱
具50は台形のものに限らず、ピン等をガイドレール6
Aの側部から単に突設したものであってもよい。
【0022】なお、図2に示す符号12は、天井5にか
かる引き抜き荷重を軽減するための持ち出しビームであ
る。
【0023】以上のように構成した自動脚出し装置Bの
作動を説明する。ベッド使用時に天井5側に納められて
いるベッド架台1を下降すると、図1に示すように支持
脚20を水平状態に保持しているロック機構40は、そ
のロック解除ロッド45がガイドレール6Aのロック解
除係脱具50の地点でこれに当接して、図7に矢印Xで
示す上方に回転させられる。これにより、ロック機構4
0が解除され、支持脚20のロック掛かり27がロッド
保持部42Aから解放される。支持脚20はガスダンパ
30の作用で次第に垂直に脚出しされ、ベッド架台1が
下限設定高さCに到る前に完全に脚出しされる。図2に
示すように、ベッド架台1はガイドレール6A,6B,
6Dの3個所のストッパ9と、ガイドレールが存在しな
いベッドアーム2A下方の支持脚20の支持によって停
止する。すなわち、ベッド架台1は4点支持されるの
で、3本レール納まりの昇降ベッドであっても荷重強度
が充分に得られる。また、ベッド架台1の下降途中で支
持脚20が自動的に脚出しされるので、利用者が支持脚
20を出し忘れることがない。
【0024】逆に、ベッド不使用時にベッド架台1を上
昇させると、ガイドレール6Aのロック解除係脱具50
の地点で、図7に仮想線で示すようにロック解除ロッド
45が矢印Yで示す下方に回転させられるが、ロック解
除ロッド45はロック爪42に影響を与えることなく自
由状態で回転する。ロック解除ロッド45がロック解除
係脱具50を通過すると、ロッドスプリング46の付勢
力でロック解除ロッド45が復帰させられる。支持脚2
0はベッド架台1の上昇途中において手動で折り畳むこ
とにより、ロック掛かり27がロックスプリング43の
付勢力に抗してロック爪42を押し開いてロッド保持部
4に到る。ロック爪42は付勢力で再び閉じられて、支
持脚20をロック状態にする。
【0025】したがって、下限設定高さCにあるベッド
架台1は、3個所のストッパ9のほか支持脚20によっ
て荷重負担を支持するので、ベッド架台1の荷重強度が
向上する。また、ベッド架台1の下降動作に連動して支
持脚20が自動的に脚出しされるので、利用者が支持脚
を出す手間がかからず便利である。さらに、支持脚の出
し忘れによる荷重超過から、ベッド架台が傾斜して憂慮
すべき事態を招くといったこともない。加えて、簡単な
構造で3本レール納まりの昇降ベッドを提供できるの
で、4本レール納まりでは今まで忌避されていた現場に
も自由度が増して対応できる。さらには、自動脚出し装
置Bは、既存の4本レール納まりの昇降ベッドにも後付
けできるので、対象となるガイドレールを取り除いて3
本レール納まりの昇降ベッドに改造することができる。
【0026】なお、実施例は3本レール納まりの昇降ベ
ッドを例に説明したが、これに限らず、2本レール納ま
りの昇降ベッドに適用することも可能である。この場合
には、立設される2本のガイドレールにそれぞれ1組ず
つの自動脚出し装置Bを取り付けて適用するものであ
る。さらに、この実施例はベッド架台1にベルト3を取
り付け、それを巻き取り,巻き戻す駆動部8は天井コー
ナ部に設けた昇降ベッドであるが、各ベルトの一端部を
天井に取り付け、それを巻き取り,巻き戻す駆動部はベ
ッド架台内に備える形態の昇降ベッドであっても適用可
能である。
【0027】
【考案の効果】この考案は以上のように構成したので、
ベッド架台の下降に連動して支持脚が自動的に脚出しさ
れるので、支持脚の出し忘れによって惹起されるベッド
架台の傾斜,転倒が回避できるとともに、ベッド架台に
かかる荷重も支持脚で支持することが可能となり、2本
もしくは3本レール納まりの昇降ベッドであっても充分
な荷重強度が得られて、スペースのより有効利用が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る自動脚出し装置を備えた3本レ
ール納まりの昇降ベッドの要部を示す全体斜視図であ
る。
【図2】この考案に係る同昇降ベッドの使用状態を示す
全体斜視図である。
【図3】この考案に係る同昇降ベッドの側面図である。
【図4】この考案に係る同昇降ベッドの部分平面図であ
る。
【図5】この考案に係る支持脚の正面図である。
【図6】この考案に係るロック機構の正面図である。
【図7】この考案に係る同ロック機構の側面図である。
【図8】この考案に係る同ロック機構の下面図である。
【図9】従来例に係る4本レール納まりの昇降ベッドを
示す全体斜視図である。
【符号の説明】
A:昇降ベッド B:自動脚出し装置 C:(ベッド架台の)下限設定高さ 1:ベッド架台 2,2A:ベッドアーム 3:ベルト(懸吊材) 6,6A:ガイドレール 9:ストッパ 15:ロック部ケース 20:支持脚 21:メインパイプ 22:サブパイプ 23:ヒンジ部 23A:ベッドアーム載置部 24:支持脚ブラケット 26:ダンパ受け 27:ロック掛かり 28:アジャスタバンド 28B:締め付けロッド 30:ガスダンパ 40:ロック機構 41:ロックブラケット 42:ロック爪 42A:ロッド保持部 42C:係止部 43:ロックスプリング 44:ロッドブラケット 45:ロック解除ロッド 45A,45B:スプリングピン 46:ロッドスプリング 47:ロック爪ストッパ 50:ロック解除係脱具

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド架台の四隅を懸吊する懸吊材を駆
    動部で巻き取り,巻き戻すことによって、2本もしくは
    3本立設したガイドレールに沿ってベッド架台を昇降自
    在にする昇降ベッドにおいて、前記ベッド架台のガイド
    レール不存在部位に枢着される支持脚と、前記ベッド架
    台に設けられ前記支持脚を収納状態に保持し、かつロッ
    ク解除部材を有するロック機構と、躯体側に設けられ前
    記ロック解除部材との係合によって前記ロック機構を解
    除する係脱具とからなり、前記ベッド架台の下降で支持
    脚を自動的に脚出しすることを特徴とする昇降ベッドの
    自動脚出し装置。
JP1991019004U 1991-03-27 1991-03-27 昇降ベッドの自動脚出し装置 Expired - Lifetime JP2544091Y2 (ja)

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