JPH0429628Y2 - - Google Patents

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JPH0429628Y2
JPH0429628Y2 JP1986093859U JP9385986U JPH0429628Y2 JP H0429628 Y2 JPH0429628 Y2 JP H0429628Y2 JP 1986093859 U JP1986093859 U JP 1986093859U JP 9385986 U JP9385986 U JP 9385986U JP H0429628 Y2 JPH0429628 Y2 JP H0429628Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はバスケツト台に係り、特には、一端に
ゴール板を支架したブームが、移動可能な基台に
立設した支柱に傾動自在に支持されてなり、競技
時にはゴール板を所定の高さに保持するととも
に、格納時にはブームを前方へ傾動降下させてゴ
ール板を折畳み、コンパクトにできる移動式バス
ケツト台に関する。
従来の技術 バスケツトボール競技に不可欠のバスケツト台
は、所定の高さにゴール板が支持されていなけれ
ばならないが、そのゴール板の保持をする架台と
しては、競技面に立設又は懸吊される固定型と、
競技面を移動可能な台車状の構成からなる可動型
とがある。近時は体育館などの屋内競技面での競
技が多く、したがつて、バスケツトボール以外の
競技が支障なく行なえるようにバスケツト台を固
定型とすることなく、殆んど可動型を採用する傾
向にある。
ところで、可動型のバスケツト台は、ゴール板
を一端に支架したブームが、車輪を有する基台に
立設した支柱の上端部で上下方向に傾動可能な構
成が採られ、また、競技に使用しないときにはブ
ームと支柱を折畳むなどして全体をコンパクトに
し格納の便を図つている(例えば実公昭60−
41266号、同60−41267号)。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の可動型のバスケツト
台によれば、体育館のスペースが小さくてバスケ
ツト台を競技面に配置することができない場合が
ある。けだし、可動型のバスケツト台は、ゴール
板を支架したブームが基台に立設する支柱よりも
前方へ比較的長く延出し、そのゴール板の直下に
競技の支障を来たすべき部材があつてはならない
ことから、必然的に基台を大きくしてその後端部
にカウンターウエイトを積載してブームが前方へ
倒れるのを防止する必要があるからである。した
がつて、基台のサイズは必然的に大きく、競技面
の後方へ大きく張出す配置スペースが必要であ
る。そこで、カウンターウエイトを省略して基台
を小さく構成するとよいが、そうすると、競技時
と格納時にそれぞれブームが転倒しないように基
台を支持する手段が必要となる。
問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点に鑑み、競技時と格納時に
それぞれブームが転倒しないように基台を支持す
る手段を有して、狭小な配置スペースであつても
可動型のバスケツト台を用いることができて、バ
スケツト台を固定設置することによる他の競技の
支障発生を防止し、体育館などの屋内競技場を可
及的有効に利用可能となしうる構成のものを提供
することを目的としている。この目的を達成する
ため、本考案は、移動可能な基台の後端部に競技
面の所定位置に植設したアンカーに係脱可能な係
止具を設けるとともに、前記基台の前端部から前
方へ引出可能な補助台車を設けてなる移動式バス
ケツト台を構成した。
作 用 上記構成に係る本考案によれば、基台はカウン
ターウエイトを用いず、体育館の床面等に植設し
たアンカーにその係止具を引掛け固定して反力を
採り、ブームが前方へ転倒するのを防止すること
ができるから、カウンターウエイトを搭載すべき
スペースの省略が図れて小型コンパクト化、軽量
化がなされる一方、ブームを折畳み又は前方へ傾
斜させて格納状態とするときは、基台の前方に補
助台車を引出してブームの荷重を支えて移動の支
障を生じないようにするものである。
実施例 以下に本考案を図示の実施例に基づき説明す
る。
第1図は側面図、第2図は正面図、第3図から
第7図はそれぞれ各部詳細説明図である。
第1図及び第2図において、1は基台、2は基
台1上に立設された支柱、3は支柱2上端に軸支
され基台1の前方で上下方向へ傾動可能なブー
ム、4はブーム3の一端に傾動調節具5を介して
支架されたゴール板、6はブーム3の他端と基台
1とを自在継手6a,6bを介し連結する方杖で
ある。ゴール板4はネツトを吊下するゴールリン
グ4aがバツクボード4bに直交して支持固定さ
れ、またバツクボード4bはブーム3端に軸4c
を介して回動可能に軸支されている。一方、傾動
調節具5は前記ゴール板4を実線図示の競技使用
時において床面に対し鉛直線上に位置するととも
に、仮想線図示の格納時においてブーム3の後方
へ傾斜して折畳むもので、バツクボード4bを支
持するステイ5aと、ステイ5aの一端を摺動可
能に嵌合してブーム3上に固定されたスライドレ
ール5b及びステイ5aの一端を止着するフツク
手段5cとからなり、フツク手段5cは手動で係
脱操作される。ブーム3は支柱2の一部が伸縮す
ることによつて実線図示の状態と仮想線図示の状
態に変形することができる。
支柱2は固定部2aと可動部2bとからなり、
可動部2bは固定部2aのガイド部2cに嵌挿さ
れた3本のロツドで構成され、これら3本のロツ
ドには、第3図に示すように、下端にプレート2
dが一体的に連結されている。プレート2dは略
三角形の板体で構成されて、略中心部にカラー2
eが突設され、このカラー2eの内周面には雌ネ
ジ部が刻設されている。カラー2eにはスクリユ
ウ軸2fが螺合し、スクリユウ軸2fは固定部2
aから下方に突出してその端部にベベルギア2g
を有する。このベベルギア2gが適宜回転駆動さ
れるとスクリユウ軸2fが回転し、スクリユウ軸
2fに螺合するカラー2eを介しプレート2dが
スクリユウ軸2fの軸方向へ移動するから、ロツ
ド2bは固定部2aから伸縮することができる。
一方、基台1の内部には、第4図に示した如
く、前記ベベルギア2gと噛合するベベルギア2
hが回転自在に固定され、このベベルギア2hの
軸2iは適宜の歯車を介し減速器2jと接続さ
れ、かつ、減速器2jはモータ等の駆動部2kに
接続されている。そして、基台1の四隅部にはそ
れぞれアウトリガー7が設けられる。このアウト
リガー7は第4図及び第5図に示した如く、基台
1上面に突出する軸7aにハンドル7bを軸着
し、基台1内に垂下する軸7aに雌螺子筒7cを
一体として回転自在に固着し、この雌螺子筒7c
に螺合する雄螺子軸7dをシユー7eの上端に設
けるとともに、雄螺子軸7dを回転不能に上下方
向へ移動案内するスプラインカラー7f及びスプ
ライン軸7gを基台1の底部に設けたものであ
る。したがつて、ハンドル7bを回転操作する
と、雌螺子筒7cが回転し、雌螺子筒7cに係合
する雄螺子軸7dが軸方向へ移動してシユー7e
は床面と接離する。しかして、シユー7eの移動
量は基台1の後部に設けた車輪10及び後述する
補助台車9の車輪10,10aを床面から浮上さ
せるに足る移動量で足りる僅少の運動である。し
たがつて、雌螺子筒7cと雄螺子軸7dとの螺合
深さの余裕は小さくてよい。
更に、基台1の下面には補助台車9が引出し可
能に、また車輪10が回転可能に設けられてい
る。この補助台車9は、第6図に示した如く、基
台1の下面に前後方向の凹部1aを形成し、その
凹部上面にローラ1b,1bを回転自在に固定す
る一方、このローラ1b,1bに押圧されるスラ
イド部材9a,9aを補助台車9の上面に張設す
るとともに、補助台車9の下面にはラツク9bを
突設し、このラツク9bと噛合するピニオン11
が基台1に回転可能に軸支固定され、このピニオ
ン11は、前記回転駆動源の入力切換を可能に設
けられたクラツチブレーキ付モータ12の出力プ
ーリ13にタイミングベルト14を介しプーリ1
5で回転駆動される。なお、9cはストツパ、1
0aは車輪である。
加えて、基台1の後端部には競技面を設定した
床面などに植設したフツクなどに係止する係止具
8が設けられている。この係止具8は第6図及び
第7図に示した如く、基台1の側面外方から駆動
自在なハンドル8aにスクリユウ軸8bを設け、
このスクリユウ軸8bに螺合する自在継手8cを
一端に有するレバー8dを基台1に軸支部8eを
介して吊設し、レバー8dの他端に連結板8fを
軸支して吊下し、この連結板8fの下端に取付具
8gを介してカラビナなどの環体8hを連結して
構成されている。したがつて、ハンドル8aを手
で回すとスクリユウ軸8bが回転し、スクリユウ
軸8bと螺合する自在継手8cがスクリユウ軸8
bの軸方向へ移動できる。そのため、レバー8d
は軸支部8eを中心として上下方向へ揺動して環
体8hを上下動させる。そこで、環体8hに床1
6の下に植設してアンカー17を引掛けた後環体
8hを上方へ移動させれば、基台1はカウンター
ウエイトを必要とすることなく保持できる。な
お、上記係止具8は基台1の後部両側に対として
設けるものであるが、場合によつては基台1の後
部中央に設けてもよく、その際ハンドル8aは基
台1の後端部から外方へ突出して回転操作可能に
設けられる。
次に上記実施例の作用について説明すると、バ
スケツト台として競技の際使用するときは、所定
の競技面のゴール部に基台1を移動して第1図及
び第2図に実線で示した状態で使用する。このと
き、係止具8はアンカー17と連結される一方、
補助台車9は基台1内に引込まれ、基台1と補助
台車9の各車輪10,10aは基台1から下方に
突出させたアウトリガー7によつて床面から浮
き、アウトリガー7がバスケツト台の全体を床面
上に支えている。競技が終りバスケツト台を格納
するときは、まず初めに、モータ2kとクラツチ
ブレーキ付モータ12を同時に駆動させてプーリ
13,15及びプーリ14を介しピニオン11を
回転させ補助台車9を基台1の前方へ機械的に所
定の長さ突出させる。同時に、支柱2の駆動部2
kを駆動させてベベルギヤ2hを回転させ、スク
リユウ軸2fを回転させてロツド2bを固定部2
a内に引込め支柱2の高さを低くする。支柱2の
高さが固定部2aの高さに近づくとブーム3は前
方へ傾斜して降下し格納可能な状態となる(第1
図中仮想線図示参照)。そして、アウトリガー7
を基台1側へ引込ませ、基台1と補助台車9はそ
れぞれ車輪10,10aによつて支持される。そ
こで最後に係止具8をアンカー17から外せばバ
スケツト台は車輪10,10aを介して床面上を
移動できることとなり、よつてこれを格納庫へ移
動させて格納できる。
なお、上記実施例を実使用するに当り、移動及
び据付けの前記作用を確実かつ安全に行わしめる
ことが必要であり、そのため特に安全性を考慮し
て操作ボタンやスイツチを各動作部に取り付ける
とともに、これらをシーケンスコントローラに結
び、その出力でモータやクラツチブレーキの正逆
回転及び表示ランプの点滅などをさせる自動制御
装置を組込むことができる。この種の自動制御装
置は現在の電子制御技術分野にあつては極めて容
易に構成できるものである。
考案の効果 以上説明した本考案によれば、基台の側面から
操作可能なハンドルを回して環体をアンカーに掛
け、又はハンドルを逆に回して環体を持ち上げる
ことにより基台をアンカー側に強く引き付ける係
止具を設けたから、基台にカウンターウエイトを
積載すべきスペースを設ける必要がなく、このた
めに基台の寸法を短縮することができて従来のこ
の種バスケツト台を使用できない狹少なスペース
の競技面を有する体育館等においても使用でき、
他の競技に支障とならない可動型のバスケツト台
として有効に使用できるのは勿論、基台が寸法的
に短縮されたことによつてその分重量が軽減でき
る。さらに、競技時には係止具をアンカーに連結
してカウンターウエイトに代える一方、格納時に
は補助台車を前方へ引出してそれぞれブームが転
倒しないように基台に支持される構成としたの
で、基台を小型化したことによる弊害はなくその
機能に支障を生じさせることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は側面図、第2図は正面図、第3図は支
柱の要部縦断面図、第4図は支柱の駆動機構の概
要斜視図、第5図はアウトリガーの縦断面図、第
6図は補助台車とその駆動機構の概要斜視図、第
7図は係止具の側面図である。 1……基台、2……支柱、3……ブーム、4…
…ゴール板、5……傾動調節具、7……アウトリ
ガー、8……係止具、8a……ハンドル、8b…
…スクリユウ軸、8c……自在継手、8d……レ
バー、8f……連結板、8g……取付具、8h…
…環体、9……補助台車、10,10a……車
輪、17……アンカー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 移動可能な基台上に立設された支柱が伸縮可能
    に構成され、その支柱上端にブームが軸支され、
    そのブーム端にゴール板が傾動調節可能に支架さ
    れてなり、前記ブームが競技時と格納時にそれぞ
    れ基台の前方へ突出する構成のバスケツト台にお
    いて、前記基台にその荷重を受ける補助台車を前
    方へ引出可能に収納するとともに、基台の後端部
    に競技面の所定位置に植設したアンカーに係脱可
    能な係止具を設け、該係止具は、基台に揺動可能
    に軸支したレバーの一端部に揺動可能にスクリユ
    ウ軸を係合させるとともに、該スクリユウ軸に基
    台の外部から回転操作可能なハンドルを設け、か
    つ、前記レバーの他端部に連結板を介して環体を
    連結し、その環体を基台の底部から床上に進退可
    能に突出させてなることを特徴とする移動式バス
    ケツト台。
JP1986093859U 1986-06-19 1986-06-19 Expired JPH0429628Y2 (ja)

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JP1986093859U JPH0429628Y2 (ja) 1986-06-19 1986-06-19

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JPS631567U JPS631567U (ja) 1988-01-07
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5617073U (ja) * 1979-07-18 1981-02-14
JPS64944B2 (ja) * 1979-08-29 1989-01-10 Ciba Geigy

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS64944U (ja) * 1987-06-20 1989-01-06

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JPS631567U (ja) 1988-01-07

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