JPH11318574A - 収納テーブル - Google Patents

収納テーブル

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JPH11318574A
JPH11318574A JP11835899A JP11835899A JPH11318574A JP H11318574 A JPH11318574 A JP H11318574A JP 11835899 A JP11835899 A JP 11835899A JP 11835899 A JP11835899 A JP 11835899A JP H11318574 A JPH11318574 A JP H11318574A
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JP
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column
tip
floor
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JP11835899A
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English (en)
Inventor
Michizo Isomi
通三 礒見
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ISOMI MICHIZO KENCHIKU KENKYUS
ISOMI MICHIZO KENCHIKU KENKYUSHITSU KK
Original Assignee
ISOMI MICHIZO KENCHIKU KENKYUS
ISOMI MICHIZO KENCHIKU KENKYUSHITSU KK
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Publication date
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 食事用のテーブルや打ち合わせテーブル、さ
らには作業用テーブルなどは常時設置されっぱなしにな
ることが多く、そのために空間が狭くなってしまう。そ
れを無くすために収納可能なテーブルとすることで、空
間を有効に利用しようとするのが目的である。 【構成】 テーブル1を上下に回動できるように支柱4と
連結し、支柱4自体も上下に回動できる構造とし、さら
にテーブル先端A2にガイドローラー7を設け、ガイドロ
ーラー7が上下動できるガイド溝8を備えることで、わず
かな力でテーブル1の出し入れが行なえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅や共同住宅あ
るいは事務所ビルや商業建築等における、食事用のテー
ブルや打ち合わせテーブル、さらには作業用テーブル等
を使わない時間において壁面や移動間仕切り、あるいは
間仕切り家具等に収納する、収納テーブルに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の収納テーブルとしては、折り畳み
方式のテーブル脚を取り付けたちゃぶ台や、使わない間
は垂直に立て、使う時には手前に倒すライティングデス
クと言われるもの、さらにはテーブルを2枚に折り畳
み、テーブル脚に取り付けたキャスターで収納庫に移動
させるもの等が知られている。また、移動間仕切りに収
納するテーブルとしては、実願平3−111043号がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
ののうち、折り畳み方式の脚を取り付けたちゃぶ台は、
使用しない時は脚を畳んで、テーブルを壁等にもたれ掛
けさせているが、小さな子供が倒したりする危険がある
とともに、大きなテーブルの場合には持ち運びができな
い欠点がある。
【0004】また、ライティングデスクの場合について
も、手前に倒してテーブルを利用する構造なので、あま
り大きなテーブルを組み込むことができない。
【0005】2枚に折り畳み、テーブル脚に取り付けた
キャスターで移動させるテーブルについては、会議用テ
ーブル等に使用されることが多いが、折り畳む作業が面
倒なことと、使わない場合に収納庫に移動させるが、1
台の収納スペースがかなり必要となる欠点がある。
【0006】また、移動間仕切りに収納するテーブルと
しては、実願平3−111043号に出願されているが、テー
ブル自体の使用方法に関しては、詳しく述べてなく、使
いやすいものではない。
【0007】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものでり、その目的とするとこ
ろは、テーブルそのものを略垂直に立てて収納すること
により、大きなテーブルでも簡単に収納できるようにす
るとともに、テーブルを収納することで空間を多目的に
使用出来るようにしようとするのが最大の課題である。
【0008】
【課題を解決するための手段】いまその手段を、請求項
別に説明する。
【0009】請求項1に記載する収納テーブルは次のよ
うなものである。すなわちこの収納テーブルは、テーブ
ル1、支柱4、ガイドローラー7、及びガイド溝8を備えた
ものである。テーブル1は支柱4と連結されているが、支
柱4の上端を軸として上下に回動できる構造になってい
る。支柱4は支柱4の下端を軸として床面に対して上下に
回動できる構造になっている。またテーブル1の壁面側
のテーブル先端A2にガイドローラー7を取り付け、ガイ
ドローラー7はガイド溝8に沿って上下できる構造となっ
ている。
【0010】請求項2に記載する収納テーブルは次のよ
うなものである。すなわちこの収納テーブルは、テーブ
ル1、支柱4、支柱固定体13、及びテーブル設置体14を備
えたものである。テーブル1は支柱4と連結されている
が、支柱4の上端を軸として上下に回動できる構造にな
っている。支柱4は支柱4の下端を軸として床面に対して
上下に回動できる構造になっている。支柱固定体13はテ
ーブルを略水平にして使用する状態において支柱を固定
する機能を持っており、テーブル設置体14はテーブル1
を略水平に設置するためのものである。
【0011】請求項3に記載する収納テーブルは次のよ
うなものである。すなわちこの収納テーブルは、テーブ
ル1、支柱4、テーブル固定装置9、及びテーブル脚10を
備えたものである。テーブル1は支柱4と連結されている
が、支柱4の上端を軸として上下に回動できる構造にな
っている。支柱4は支柱4の下端を軸として床面に対して
上下に回動できる構造になっている。テーブル固定装置
9は収納状態においてはテーブル1を略垂直に保持する機
能を持ち、使用状態においてはテーブル1を略水平に保
持する機能を持っている。またテーブル脚10は、使用状
態において略垂直に立てて使用し、収納する時には折り
畳みができる構造になっている。
【0012】なお、支柱4については実施例に示すよう
に、1本でテーブル1を支えてもかまわないし、2本でも
かまわないし、それ以外でもかまわない。
【0013】また、支柱4下端の回動軸については、実
施例に示すように単独のものでもかまわないし、1本で
連続したパイプでもかまわないし、それ以外の方法でも
かまわない。
【0014】また、テーブル先端A2に設けているガイド
ローラー7及びガイド溝8は、実施例に示すように、テー
ブル先端A2の両側面に取り付けるもののほか、テーブル
先端A2の正面部に2個設けてもかまわないし、1個だけで
も構わないし、それ以外でもかまわないとともに、ガイ
ドローラー7及びガイド溝8の形状・構造は、実施例のよ
うにしてもかまわないが、そのほかにも採用できるもの
がいろいろ考えられることはいうまでもない。
【0015】さらに、テーブル1の形状としては、長方
形のほか三角形や半円形、あるいはそれ以外の形状でも
かまわないとともに、テーブルを出したり収納する動力
としては、人力で行なうことはもちろん、支柱4にオー
トヒンジ(油圧による自動回転軸)を内蔵してもかまわ
ないし、それ以外にガイドローラー7にワイヤーを連結
し操作ハンドルで行なうこともできるし、さらにモータ
ーを利用して支柱4を回転させる方法やそれ以外の方法
でもかまわない。また、実施例で示すように、テーブル
1の下部に荷重を支える補助としてのテーブル脚10を設
けてもかまわないとともに、座卓使用を可能とするため
のスライド式支柱取り付け金臭11や、座卓用テーブル脚
17を取り付けてもかまわない。
【0016】なお、本発明の収納テーブルは、壁面に収
納するほか、移動間仕切りに収納してもかまわないし、
間仕切り収納棚に組み込んでも構わないし、キッチンに
おける収納棚に組み込んでもかまわないし、それ以外に
組み込んでもかまわない。
【0017】
【作用】本発明による作用を請求項別に説明する。
【0018】請求項1に記載する収納テーブルは次のよ
うな作用が生れる。すなわちテーブル1を収納する時に
は、テーブル先端B3を床面に向けて下方に押す。すると
テーブル1は支柱4の上端を支点としてテーブル先端A2が
上方に移動する。テーブル先端A2にはガイドローラー7
が取り付けられており、ガイドローラー7はガイド溝8に
沿って上下にしか移動できないため、テーブル先端B3を
下方に押すに従い、支柱4は壁面に向かって上方に回転
し、同時にテーブル先端A2はガイド溝8に沿って上方に
移動し、テーブル1が略垂直になれば収納が完了する。
【0019】請求項2に記載する収納テーブルは次のよ
うな作用が生れる。すなわちテーブル1を収納する時に
は、テーブル先端Bを床面に向けて下方に押す。すると
テーブル1は支柱4の上端を支点としてテーブル先端A2が
上方に回転する。テーブル1が床面に対して略垂直にな
ったら、テーブル1の中心部を壁面に向けて押すと、支
柱4が壁面に向けて回転を起こし、テーブル1とともに壁
面に収納される。
【0020】請求項3に記載する収納テーブルは次のよ
うな作用が生れる。すなわちテーブル1を収納する時に
は、テーブル先端A2を床面に向けて下方に倒す。すると
テーブル1は支柱4と略平行になる。次にテーブル先端B3
を壁面に向けて押すと、支柱4の下端を軸としてテーブ
ル1、支柱4、ならびにテーブル脚10が共に一緒に壁面に
向かって回転し、床面に対して略垂直になったら、収納
が完了する。
【0021】
【実施例】図1および図2は、実施例1を示す斜視図と断
面図であり、請求項1に記載する収納テーブルの実施例
を示すものである。1はテーブルを示し、壁A側のテーブ
ル先端A2にはガイドローラー7を取り付け、ガイドロー
ラー7はガイド溝8内を外れることなく上下できる構造と
している。テーブル裏側には、支柱取り付け金具B6を取
り付け、支柱取り付け金具B6と支柱4の上端を軸着する
ことにより、テーブル1は支柱4に対して上下に回動でき
る構造となっている。また、支柱4の下端は支柱取り付
け金具A5と軸着しており、支柱4も床面に対して上下に
回動できる構造になっている。テーブル1を使用する場
合は、テーブル固定装置9を解除し、テーブル1を引き出
すにつれ、支柱4が床方向に回転するとともに、テーブ
ル先端A2に取り付けたガイドローラー7がガイド溝8に沿
って下降し、図2の2点鎖線で示すような動きをしながら
テーブル1は徐々に床と平行に近い状態になる。そして
テーブル先端A2を下方に押すと、所定の位置で止まるよ
うになっており、その位置でテーブル固定装置9を働か
せるとテーブル1は略水平状態で固定される。テーブル1
を収納する場合は、上記の逆の手順を踏めばよく、最初
にテーブル固定装置9を解除する。次にテーブル先端B3
を床方向に押すと、テーブル1は支柱4の上端を軸として
回転するとともに、支柱4が壁Aに向かって回転すると同
時に、ガイドローラー7がガイド溝8に沿って上方に移動
し、図2の2点鎖線で示すような動きをしながら壁面に収
納される。
【0022】実施例2 図3および図4は、実施例2を示す斜視図と断面図であ
り、請求項1に記載する収納テーブルの実施例を示すも
のである。図1および図2に示す実施例1では、支柱の形
状を1本にしているのに対して、図3および図4に示す収
納テーブルは、支柱を2本とし、支柱の上端および下端
に水平部を設けている。そして支柱下端の水平部を支柱
取り付け金具A5に嵌着し、支柱4が上下に回動できるよ
うにするとともに、支柱4の上端水平部を支柱取り付け
金具B6を介してテーブル1と連結することによりテーブ
ル1が支柱4に対して回動できるようにしている。それ以
外は、実施例1と同様のものである。
【0023】なお、テーブル固定装置9は、収納状態に
おいてテーブル1を固定させる機能と、テーブル1を水平
にして使用する時にテーブル1を固定する機能の2つを兼
用しているが、それぞれの機能に対して別々に固定装置
を設けてもかまわないとともに、図で示すもののほかに
も採用できるものがいろいろ考えられることはいうまで
もない。
【0024】また、図1・図2・図3・図4において、支柱
取り付け金具B6の位置がテーブル1の長手方向に対して
中心よりもややテーブル先端A2の方向にずらして取り付
けているのは、収納時にテーブル固定装置9を解除すれ
ば、テーブル先端B3が自重により自然と床方向に下がる
ことになり、収納動作がしやすくなるためである。しか
し、テーブルの大きさにより、支柱取り付け金具B6の取
り付け位置をテーブル1の長手方向に対して中心に持っ
ていってもかまわないし、さらにはガイドローラー7に
バランサーを連結するような場合には、テーブル1の長
手方向に対して中心よりもテーブル先端B3側に取り付け
てもかまわない。
【0025】実施例3 図5は実施例3を示す断面図であり、請求項1に記載する
収納テーブルの実施例を示すものである。図5に示す収
納テーブルは、図3・図4に示す実施例2に折り畳み方式
のテーブル脚10をテーブル先端B3の下部に取り付けたも
のであり、それ以外は全て実施例2と同様のものであ
る。実施例2ではテーブル1の荷重を支柱4とガイドロー
ラー7で支えており、支柱4上端からテーブル先端B3まで
はキャンチレバー(片持ち梁)状態になっている。テー
ブル1を集成材のような堅固なものやフラッシュ構造等
で造れば、ある程度はキャンチレバー(片持ち梁)状態
にできるが、軽い材料でテーブル1を造ると限界があ
る。そこで、そのような場合にはテーブル脚10を取り付
ければ荷重を平均的に受けることができる。もちろん、
堅固な材料等で造る場合においても、テーブル脚10を取
り付けてもかまわない。なお、テーブル脚10は図1・図2
の実施例1の収納テーブルにも取り付けできることはい
うまでもない。
【0026】実施例4 図6は実施例4を示す断面図であり、請求項1に記載する
収納テーブルの実施例を示すものである。図6に示す収
納テーブルは、スライド式支柱取り付け金具11とダンパ
ー12を設けていることと、ガイド溝8が座卓高さ(床か
ら約350mm)まで伸びている以外は、実施例2と同様のも
のである。実施例2ではテーブル高さ(使用状態におけ
る床からテーブルまでの高さ)は1つの位置にしか設定
できないが、実施例2における支柱取り付け金具B6の代
わりに、スライド式支柱取り付け金具11を設けることに
より、2つ以上の位置にテーブル1を設定することがで
き、利用範囲が広がる。なお、その場合にはテーブル固
定装置9はテーブル設定高さの数だけ必要になるが、テ
ーブル固定装置9の代わりにテーブル先端A2にテーブル
固定装置を取り付けることにより固定機能を持たせても
かまわない。また、ダンパー12を支柱4の上端と連結す
ることにより、収納時にわずかな力で行なうことが可能
になる。なお、実施例4に示す機構は、図1・図2の実施
例1の収納テーブルにも応用できることはいうまでもな
い。
【0027】実施例5 図7および図8は、実施例5を示す斜視図と断面図であ
り、請求項2に記載する収納テーブルの実施例を示すも
のである。支柱4の下端水平部を支柱取り付け金具A5に
嵌着し、支柱4が上下に回動できるようにするととも
に、支柱4上端の水平部を支柱取り付け金具B6を介して
テーブル1と連結することによりテーブル1が支柱4に対
して回動できるようにしている。テーブル1を使用する
時には、テーブル固定装置9を解除し、テーブル1を略垂
直に立てたまま引き出すと、支柱4が床方向に回転し、
支柱固定体13によって回転が止まる。次に、テーブル先
端A2を壁Aに向けて下方に回転させると、あらかじめ所
定の高さに設置してあるテーブル設置体14によってテー
ブル1が略水平に止まり、テーブル固定装置9を働かせる
と設置が完了する。収納する場合には上記の逆の手順を
踏めばよい。
【0028】実施例6 図9は、実施例6を示す断面図であり、請求項2に記載す
る収納テーブルの実施例を示すものである。支柱固定体
13を支柱4の下部に設けている以外は実施例5と同様のも
のである。
【0029】実施例7 図10および図11は、実施例7を示す斜視図と断面図であ
り、請求項3に記載する収納テーブルの実施例を示すも
のである。支柱4の下端水平部を支柱取り付け金具A5に
嵌着し、支柱4が上下に回動できるようにするととも
に、支柱4上端の水平部を支柱取り付け金具B6を介して
テーブル1と連結することによりテーブル1が支柱4に対
して回動できるようにしている。テーブル1を使用する
時には、折り畳み式のテーブル脚10を上方に広げ、次に
テーブル固定装置9を解除し、テーブル先端B3を持って
下方に倒すと、支柱4の下端水平部を軸として全体が床
方向に回転する。テーブル脚10が床に付いたら回転は止
まる。次にテーブル先端A2を持ち上げ所定の高さでテー
ブル固定装置9を働かせるとセッティングが完了する。
収納する場合には上記の逆の手順を踏めばよい。
【0030】実施例8 図12は、実施例7を示す断面図であり、請求項3に記載す
る収納テーブルの実施例を示すものである。図10・図11
に示す実施例6では、テーブル脚の高さが椅子式の高さ
であるのに対して、図12で示す実施例7では、座卓とし
ても利用できるように、実施例6にプラスして座卓用テ
ーブル脚17を設けている。それ以外は実施例6と同様の
ものである。
【0031】なお、実施例1〜8で示した支柱4、支柱取
り付け金具A5、支柱取り付け金具B6、テーブル固定装置
9、ならびにテーブル脚10については、図示したように
してもよいが、そのほかにも採用できるものがいろいろ
考えられることはいうまでもない。
【0032】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
【0033】請求項1、請求項2、ならびに請求項3の収
納テーブルともに、テーブル1の荷重の大半は支柱4が支
えており、テーブルの出し入れに関しては回転力しかい
らないので、わずかな力でテーブルの出し入れが行なえ
る。また、ややもすると、食事用のテーブルや打ち合わ
せテーブル、さらには作業用のテーブルは、常時同じ場
所に置かれることが多いが、そのために一定空間がテー
ブルと椅子に占領されてしまう。ただでさえも、土地の
高騰と建設物価の上昇により、満足できる広さの居住空
間や執務空間が得られにくくなっている状況を考える
と、限られた空間の有効利用が必要となってくる。本本
発明はそのような状況を鑑みてなされたものであり、本
本発明による収納テーブルを利用すれば、必要な時にだ
けテーブルを出し、必要でない時間にはテーブルを収納
することにより、空間を多目的に利用できることにな
る。また、特に住宅においては、一般住宅やマンション
において、十分な面積のリビング・ダイニングを設ける
ことがなかなかできず、狭い空間に家具を置いている
が、空間の殆どを家具に占められているといっても過言
ではない。そのような場合に本本発明の収納テーブルを
食事用テーブルとして利用すれば、食事時以外には収納
されるので、広々とした空間が誕生することになる。ま
た、テーブルは走り回る小さい子供にとってはケガの元
でもある。必要のない時に収納すれば、そのような危険
もなくなる。それとともに、常時設置型のテーブルの下
は掃除がしにくい。しかし、本本発明のテーブルなら収
納してしまうために、床の掃除がとてもしやすくなる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す斜視図である。
【図2】実施例1を示す断面図である。
【図3】実施例2を示す斜視図である。
【図4】実施例2を示す断面図である。
【図5】実施例3を示す断面図である。
【図6】実施例4を示す断面図である。
【図7】実施例5を示す斜視図である。
【図8】実施例5を示す断面図である。
【図9】実施例6を示す断面図である。
【図10】実施例7を示す斜視図である。
【図11】実施例7を示す断面図である。
【図12】実施例8を示す断面図である。
【符号の説明】
1 テーブル 2 テーブル先端A 3 テーブル先端B 4 支柱 5 支柱取り付け金具A 6 支柱取り付け金具B 7 ガイドローラー 8 ガイド溝 9 テーブル固定装置 10 テーブル脚 11 スライド式支柱取り付け金具 12 ダンパー 13 支柱固定体 14 テーブル設置体 15 テーブル脚固定体 16 ロールブラインド 17 座卓用テーブル脚 A 壁 B 床 C 天井
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 収納テーブル
【特許請求の範囲】
請求項1】 床面に対して前後に回動できる支柱(4)
と、該支柱(4)の上端を軸として前後に回動できるテ
ーブル(1)と、前記テーブル(1)におけるテーブル先
端A(2)に設けられたガイドローラー(7)と、前記ガ
イドローラー(7)の上下動をガイドするように壁側に
上下方向に延びるように設けられガイド溝(8)と、を
備えることにより、前記テーブル(1)を、略水平使用
状態と略垂直収納状態とに配置可能になっており、壁面
側には、前記テーブル(1)を使用状態において略水平
に保つためのテーブル固定装置(9)が設けられている
ことを特徴とする収納テーブル。
請求項2】 床面に対して前後に回動できる支柱(4)
と、該支柱(4)の上端を軸として前後に回動できるテ
ーブル(1)と、前記支柱(4)に回動自在に設けられ前
記支柱(4)の前傾を規制するための支柱固定体(13)
と、を備えることにより、前記テーブル(1)を、略垂
直収納状態から略水平使用状態まで自由に配置可能にな
っており、壁面側には、前記テーブル(1)におけるテ
ーブル先端A(2)を設定高さに設置するためのテーブル
設置体(14)と、前記テーブル(1)を使用状態におい
て略水平に保つためのテーブル固定装置(9)とが設け
られていることを特徴とする収納テーブル。
請求項3】 床面に対して前後に回動できる支柱
(4)と、該支柱(4)の上端を軸として前後に回動でき
るテーブル(1)と、前記支柱(4)の前傾を規制するた
めの支柱固定体(13)と、を備えることにより、前記テ
ーブル(1)を、略垂直収納状態から略水平使用状態ま
で自由に配置可能になっており、壁面側には、前記テー
ブル(1)におけるテーブル先端A(2)を設定高さに設
置するためのテーブル設置体(14)と、前記テーブル
(1)を使用状態において略水平に保つためのテーブル
固定装置(9)とが設けられていることを特徴とする
納テーブル。
請求項4テーブル固定装置(9)が、テーブルの
壁面設置時に、前記テーブルを略垂直収納状態に保持す
る機能を有していることを特徴とする請求項1ないし3
のいずれかに記載の収納テーブル。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅や共同住宅あ
るいは事務所ビルや商業建築等における、食事用のテー
ブルや打ち合わせテーブル、さらには作業用テーブル等
を使わない時間において壁面や移動間仕切り、あるいは
間仕切り家具等に収納する、収納テーブルに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の収納テーブルとしては、折り畳み
方式のテーブル脚を取り付けたちゃぶ台や、使わない間
は垂直に立て、使う時には手前に倒すライティングデス
クと言われるもの、さらにはテーブルを2枚に折り畳
み、テーブル脚に取り付けたキャスターで収納庫に移動
させるもの等が知られている。また、移動間仕切りに収
納するテーブルとしては、実願平3−111043号がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
ののうち、折り畳み方式の脚を取り付けたちゃぶ台は、
使用しない時は脚を畳んで、テーブルを壁等にもたれ掛
けさせているが、小さな子供が倒したりする危険がある
とともに、大きなテーブルの場合には持ち運びができな
い欠点がある。
【0004】また、ライティングデスクの場合について
も、手前に倒してテーブルを利用する構造なので、あま
り大きなテーブルを組み込むことができない。
【0005】2枚に折り畳み、テーブル脚に取り付けた
キャスターで移動させるテーブルについては、会議用テ
ーブル等に使用されることが多いが、折り畳む作業が面
倒なことと、使わない場合に収納庫に移動させるが、1
台の収納スペースがかなり必要となる欠点がある。
【0006】また、上記のような問題を解決した技術が
実開昭59−125512号の公報に開示されている
が、収納しているテーブルの前端に折り畳み可能に支持
脚が設けられ、このテーブルの使用時にその支持脚を立
てて水平を保持するようにしている。このため、テーブ
ルの使用時、収納時にこの支持脚を移動させなくてはな
らず、不便なばかりか、この支持脚の存在により椅子の
配置が制限されることになり勝手がよいものではなかっ
た。
【0007】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものでり、その目的とするとこ
ろは、テーブルそのものを危険なく、容易に略垂直に立
てて確実に収納することができるとともに、テーブルを
固定するための支持脚を不要にして、テーブルの周辺を
使いやすく、かつテーブルを収納することでそこの空間
を多目的に使用出来るようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】いまその手段を、請求項
別に説明する。
【0009】請求項1に記載する収納テーブルは次のよ
うなものである。すなわちこの収納テーブルは、床面に
対して前後に回動できる支柱(4)と、該支柱(4)の上
端を軸として前後に回動できるテーブル(1)と、前記
テーブル(1)におけるテーブル先端A(2)に設けられ
たガイドローラー(7)と、前記ガイドローラー(7)の
上下動をガイドするように壁側に上下方向に延びるよう
に設けられガイド溝(8)と、を備えることにより、前
記テーブル(1)を、略水平使用状態と略垂直収納状態
とに配置可能になっており、壁面側には、前記テーブル
(1)を使用状態において略水平に保つためのテーブル
固定装置(9)が設けられている。
【0010】請求項2に記載する収納テーブルは次のよ
うなものである。すなわちこの収納テーブルは、床面に
対して前後に回動できる支柱(4)と、該支柱(4)の上
端を軸として前後に回動できるテーブル(1)と、前記
支柱(4)に回動自在に設けられ前記支柱(4)の前傾を
規制するための支柱固定体(13)と、を備えることによ
り、前記テーブル(1)を、略垂直収納状態から略水平
使用状態まで自由に配置可能になっており、壁面側に
は、前記テーブル(1)におけるテーブル先端A(2)を
設定高さに設置するためのテーブル設置体(14)と、前
記テーブル(1)を使用状態において略水平に保つため
のテーブル固定装置(9)とが設けられている。
【0011】請求項3に記載する収納テーブルは次のよ
うなものである。すなわちこの収納テーブルは、床面に
対して前後に回動できる支柱(4)と、該支柱(4)の上
端を軸として前後に回動できるテーブル(1)と、前記
支柱(4)の前傾を規制するための支柱固定体(13)
と、を備えることにより、前記テーブル(1)を、略垂
直収納状態から略水平使用状態まで自由に配置可能にな
っており、壁面側には、前記テーブル(1)におけるテ
ーブル先端A(2)を設定高さに設置するためのテーブル
設置体(14)と、前記テーブル(1)を使用状態におい
て略水平に保つためのテーブル固定装置(9)とが設け
られている。
【0012】請求項4に記載する収納テーブルは次のよ
うなものである。すなわちこの収納テーブルは、テーブ
ル固定装置(9)が、テーブルの壁面設置時に、前記テ
ーブルを略垂直収納状態に保持する機能を有している。
【0013】
【作用】本発明による作用を請求項別に説明する。
【0014】請求項1に記載する収納テーブルは次のよ
うな作用が生れる。すなわち、テーブル(1)の使用時
には、収納されたテーブル(1)を前方に引っ張ること
により、テーブル(1)は、そのテーブル先端A(2)の
ガイドローラ(7)がガイド溝(8)に案内されながら、
水平状態にまで前方に引き出される。引き出されたテー
ブル(1)は自由に前方へ傾斜できる状態であるが、壁
面側のテーブル固定装置(9)を操作してテーブル先端A
(2)近傍の上方移動を阻止するようにすれば、テーブ
ルは確実に固定されることになる。
【0015】請求項2に記載する収納テーブルは次のよ
うな作用が生れる。すなわち、テーブル(1)の使用時
には、収納されたテーブル(1)を支柱(4)とともに引
き出す。この場合テーブル(1)のテーブル先端A(2)
はフリーなためテーブル(1)をほぼ垂直な状態で支持
固定体(13)で支柱(4)が止まるまで引き出すことが
できる。この後、テーブル(1)を水平状態とし、テー
ブル固定装置(9)を操作してテーブル先端A(2)近傍
の上方移動を阻止するようにすれば、テーブルは確実に
固定されることになる。
【0016】請求項3に記載する収納テーブルは次のよ
うな作用が生れる。すなわち、テーブル(1)の使用時
には、収納されたテーブル(1)を支柱(4)とともに引
き出す。この場合テーブル(1)のテーブル先端A(2)
はフリーなためテーブル(1)をほぼ垂直な状態で支持
固定体(13)で支柱(4)が止まるまで引き出すことが
できる。この後、テーブル(1)を水平状態とし、テー
ブル固定装置(9)を操作してテーブル先端A(2)近傍
の上方移動を阻止するようにすれば、テーブルは確実に
固定されることになる。
【0017】請求項4に記載する収納テーブルは次のよ
うな作用が生れる。すなわち、テーブル固定装置(9)
は収納状態においてはテーブル(1)を略水平に保持す
る機能を持ち、使用状態においてはテーブル(1)を略
水平に保持する機能を併せ持つため、収納時にテーブル
(1)が倒れる心配がないばかりか、使用時、収納時の
テーブル固定装置(9)の操作性が向上する。
【0018】
【実施例】図1および図2は、実施例1を示す斜視図と断
面図であり、請求項1に記載する収納テーブルの実施例
を示すものである。1はテーブルを示し、壁A側のテーブ
ル先端A2にはガイドローラー7を取り付け、ガイドロー
ラー7はガイド溝8内を外れることなく上下できる構造と
している。テーブル裏側には、支柱取り付け金具B6を取
り付け、支柱取り付け金具B6と支柱4の上端を軸着する
ことにより、テーブル1は支柱4に対して上下に回動でき
る構造となっている。また、支柱4の下端は支柱取り付
け金具A5と軸着しており、支柱4も床面に対して上下に
回動できる構造になっている。
【0019】テーブル1を使用する場合は、テーブル固
定装置9を解除し、テーブル1を引き出すにつれ、支柱4
が床方向に回転するとともに、テーブル先端A2に取り付
けたガイドローラー7がガイド溝8に沿って下降し、図2
の2点鎖線で示すような動きをしながらテーブル1は徐々
に床と平行に近い状態になる。そしてテーブル先端A2を
下方に押すと、所定の位置で止まるようになっており、
その位置でテーブル固定装置9を働かせるとテーブル1は
略水平状態で固定される。テーブル1を収納する場合
は、上記の逆の手順を踏めばよく、最初にテーブル固定
装置9を解除する。次にテーブル先端B3を床方向に押す
と、テーブル1は支柱4の上端を軸として回転するととも
に、支柱4が壁Aに向かって回転すると同時に、ガイドロ
ーラー7がガイド溝8に沿って上方に移動し、図2の2点鎖
線で示すような動きをしながら壁面に収納される。
【0020】実施例2 図3および図4は、実施例2を示す斜視図と断面図であ
り、請求項1に記載する収納テーブルの実施例を示すも
のである。図1および図2に示す実施例1では、支柱の形
状を1本にしているのに対して、図3および図4に示す収
納テーブルは、支柱を2本とし、支柱の上端および下端
に水平部を設けている。そして支柱下端の水平部を支柱
取り付け金具A5に嵌着し、支柱4が上下に回動できるよ
うにするとともに、支柱4の上端水平部を支柱取り付け
金具B6を介してテーブル1と連結することによりテーブ
ル1が支柱4に対して回動できるようにしている。それ以
外は、実施例1と同様のものである。
【0021】なお、テーブル固定装置9は、収納状態に
おいてテーブル1を固定させる機能と、テーブル1を水平
にして使用する時にテーブル1を固定する機能の2つを兼
用しているが、それぞれの機能に対して別々に固定装置
を設けてもかまわないとともに、図で示すもののほかに
も採用できるものがいろいろ考えられることはいうまで
もない。
【0022】また、図1・図2・図3・図4において、支柱
取り付け金具B6の位置がテーブル1の長手方向に対して
中心よりもややテーブル先端A2の方向にずらして取り付
けているのは、収納時にテーブル固定装置9を解除すれ
ば、テーブル先端B3が自重により自然と床方向に下がる
ことになり、収納動作がしやすくなるためである。しか
し、テーブルの大きさにより、支柱取り付け金具B6の取
り付け位置をテーブル1の長手方向に対して中心に持っ
ていってもかまわないし、さらにはガイドローラー7に
バランサーを連結するような場合には、テーブル1の長
手方向に対して中心よりもテーブル先端B3側に取り付け
てもかまわない。
【0023】実施例35は実施例3を示す断面図であ
り、図5に示す収納テーブルは、スライド式支柱取り付
け金具11とダンパー12を設けていることと、ガイド溝8
が座卓高さ(床から約350mm)まで伸びている以外は、
実施例2と同様のものである。実施例2ではテーブル高さ
(使用状態における床からテーブルまでの高さ)は1つ
の位置にしか設定できないが、実施例2における支柱取
り付け金具B6の代わりに、スライド式支柱取り付け金具
11を設けることにより、2つ以上の位置にテーブル1を設
定することができ、利用範囲が広がる。なお、その場合
にはテーブル固定装置9はテーブル設定高さの数だけ必
要になるが、テーブル固定装置9の代わりにテーブル先
端A2にテーブル固定装置を取り付けることにより固定機
能を持たせてもかまわない。また、ダンパー12を支柱4
の上端と連結することにより、収納時にわずかな力で行
なうことが可能になる。なお、実施例3に示す機構は、
図1・図2の実施例1の収納テーブルにも応用できること
はいうまでもない。
【0024】実施例4 図6および図7は、実施例4を示す斜視図と断面図であ
り、支柱4の下端水平部を支柱取り付け金具A5に嵌着
し、支柱4が上下に回動できるようにするとともに、支
柱4上端の水平部を支柱取り付け金具B6を介してテーブ
ル1と連結することによりテーブル1が支柱4に対して回
動できるようにしている。テーブル1を使用する時に
は、テーブル固定装置9を解除し、テーブル1を略垂直に
立てたまま引き出すと、支柱4が床方向に回転し、支柱
固定体13によって回転が止まる。次に、テーブル先端A2
を壁Aに向けて下方に回転させると、あらかじめ所定の
高さに設置してあるテーブル設置体14によってテーブル
1が略水平に止まり、テーブル固定装置9を働かせると設
置が完了する。収納する場合には上記の逆の手順を踏め
ばよい。
【0025】実施例5 8は、実施例5を示す断面図であり、支柱固定体13を支
柱4の下部に設けている以外は実施例4と同様のものであ
る。
【0026】なお、支柱4については実施例に示すよう
に、1本でテーブル1を支えてもかまわないし、2本でも
かまわないし、それ以外でもかまわない。また、支柱4
下端の回動軸については、実施例に示すように単独のも
のでもかまわないし、1本で連続したパイプでもかまわ
ないし、それ以外の方法でもかまわない。
【0027】また、テーブル先端A2に設けているガイド
ローラー7及びガイド溝8は、実施例に示すように、テー
ブル先端A2の両側面に取り付けるもののほか、テーブル
先端A2の正面部に2個設けてもかまわないし、1個だけで
も構わないし、それ以外でもかまわないとともに、ガイ
ドローラー7及びガイド溝8の形状・構造は、実施例のよ
うにしてもかまわないが、そのほかにも採用できるもの
がいろいろ考えられることはいうまでもない。
【0028】さらに、テーブル1の形状としては、長方
形のほか三角形や半円形、あるいはそれ以外の形状でも
かまわないとともに、テーブルを出したり収納する動力
としては、人力で行なうことはもちろん、支柱4にオー
トヒンジ(油圧による自動回転軸)を内蔵してもかまわ
ないし、それ以外にガイドローラー7にワイヤーを連結
し操作ハンドルで行なうこともできるし、さらにモータ
ーを利用して支柱4を回転させる方法やそれ以外の方法
でもかまわない。
【0029】なお、本発明の収納テーブルは、壁面に収
納するほか、移動間仕切りに収納してもかまわないし、
間仕切り収納棚に組み込んでも構わないし、キッチンに
おける収納棚に組み込んでもかまわないし、それ以外に
組み込んでもかまわない。
【0030】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
【0031】(a)請求項1に記載の発明によれば、テ
ーブル(1)の使用時には、収納されたテーブル(1)を
前方に引っ張ることにより、テーブル(1)は、そのテ
ーブル先端A(2)のガイドローラ(7)がガイド溝(8)
に案内されながら、水平状態にまで前方に引き出され
る。引き出されたテーブル(1)は自由に前方へ傾斜で
きる状態であるが、壁面側のテーブル固定装置(9)を
操作してテーブル先端A(2)近傍の上方移動を阻止する
ようにすれば、テーブルは確実に固定されることにな
る。
【0032】(b)請求項2に記載の発明によれば、テ
ーブル(1)の使用時には、収納されたテーブル(1)を
支柱(4)とともに引き出す。この場合テーブル(1)の
テーブル先端A(2)はフリーなためテーブル(1)をほ
ぼ垂直な状態で支持固定体(13)で支柱(4)が止まる
まで引き出すことができる。この後、テーブル(1)を
水平状態とし、テーブル固定装置(9)を操作してテー
ブル先端A(2)近傍の上方移動を阻止するようにすれ
ば、テーブルは確実に固定されることになる。
【0033】(c)請求項3に記載の発明によれば、テ
ーブル(1)の使用時には、収納されたテーブル(1)を
支柱(4)とともに引き出す。この場合テーブル(1)の
テーブル先端A(2)はフリーなためテーブル(1)をほ
ぼ垂直な状態で支持固定体(13)で支柱(4)が止まる
まで引き出すことができる。この後、テーブル(1)を
水平状態とし、テーブル固定装置(9)を操作してテー
ブル先端A(2)近傍の上方移動を阻止するようにすれ
ば、テーブルは確実に固定されることになる。
【0034】(d)請求項4に記載の発明によれば、テ
ーブル固定装置(9)は収納状態においてはテーブル
(1)を略水平に保持する機能を持ち、使用状態におい
てはテーブル(1)を略水平に保持する機能を併せ持つ
ため、収納時にテーブル(1)が倒れる心配がないばか
りか、使用時、収納時のテーブル固定装置(9)の操作
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す斜視図である。
【図2】実施例1を示す断面図である。
【図3】実施例2を示す斜視図である。
【図4】実施例2を示す断面図である。
図5実施例3を示す断面図である。
図6実施例4を示す断面図である。
【図7】実施例4を示す斜視図である。
【図8】実施例5を示す断面図である。
【符号の説明】 1 テーブル 2 テーブル先端A 3 テーブル先端B 4 支柱 5 支柱取り付け金具A 6 支柱取り付け金具B 7 ガイドローラー 8 ガイド溝 9 テーブル固定装置 11 スライド式支柱取り付け金具 12 ダンパー 13 支柱固定体 14 テーブル設置体 A 壁 B 床 C 天井
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】削除

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に対して上下に回動できる支柱
    (4)、支柱(4)の上端を軸として上下に回動できるテ
    ーブル(1)、及びテーブル先端A(2)がテーブル(1)
    と支柱(4)の連動する回動にともない略垂直に上下動
    できるように、テーブル先端A(2)にガイドローラー
    (7)を取り付け、ガイドローラー(7)の上下動をガイ
    ドするガイド溝(8)を備えた収納テーブル。
  2. 【請求項2】 床面に対して上下に回動できる支柱
    (4)、支柱(4)の上端を軸として上下に回動できるテ
    ーブル(1)、及びテーブル(1)を設定高さに設置する
    ためのテーブル設置体(14)、ならびにテーブル(1)
    を設定高さに略水平に保つための支柱固定体(13)を備
    えた収納テーブル。
  3. 【請求項3】 床面に対して上下に回動できる支柱
    (4)、支柱(4)の上端を軸として上下に回動できるテ
    ーブル(1)、及びテーブル(1)を床面と略水平にして
    使用する状態において床面に略垂直に設置する折り畳み
    可能な構造のテーブル脚(10)、ならびにテーブル
    (1)を使用状態においては略水平に、収納状態におい
    ては略垂直に保つためのテーブル固定装置(9)を備え
    た収納テーブル。
JP11835899A 1999-04-26 1999-04-26 収納テーブル Pending JPH11318574A (ja)

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JP11835899A JPH11318574A (ja) 1999-04-26 1999-04-26 収納テーブル

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007002541A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Itoki Corp パネルシステム
CN105476262A (zh) * 2015-11-29 2016-04-13 重庆明沐家具有限公司 一种可收拢式靠墙书桌的使用方法
CN105476263A (zh) * 2015-11-29 2016-04-13 重庆明沐家具有限公司 可收拢式靠墙书桌
CN109497742A (zh) * 2018-12-28 2019-03-22 东莞市和威家具有限公司 一种隐藏式餐台

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