JP2000245611A - 収納式ハンガー掛け - Google Patents

収納式ハンガー掛け

Info

Publication number
JP2000245611A
JP2000245611A JP11053692A JP5369299A JP2000245611A JP 2000245611 A JP2000245611 A JP 2000245611A JP 11053692 A JP11053692 A JP 11053692A JP 5369299 A JP5369299 A JP 5369299A JP 2000245611 A JP2000245611 A JP 2000245611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanger
storage frame
retractable
vertically long
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11053692A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadamasa Tao
忠昌 田尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASAHI SEKKEI KOGYO KK
Asahi Sekkei Kogyo KK
Original Assignee
ASAHI SEKKEI KOGYO KK
Asahi Sekkei Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ASAHI SEKKEI KOGYO KK, Asahi Sekkei Kogyo KK filed Critical ASAHI SEKKEI KOGYO KK
Priority to JP11053692A priority Critical patent/JP2000245611A/ja
Publication of JP2000245611A publication Critical patent/JP2000245611A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】室内において衣服等を汚すことなくハンガーを
掛けることができ、かつ、使用しない場合は室内の美観
を損なわない収納式ハンガー掛けを提供する。 【解決手段】前面に縦長開口18を設けた溝状の縦長収
納フレーム12と、先部が基部と同じ水平面上を前方に
向けて伸延する上部水平使用位置(a)と、全体が縦長
収納フレーム12aの内部収納空間17内に収納される
下部垂直収納位置(b)との間で起倒でき、かつ、先部
にハンガー掛け部24を設けたハンガー掛け部材14
と、ハンガー掛け部材14を上部水平使用位置(b)等
に保持する斜め補強材15と、斜め補強材15aを任意
の斜め状態に保持する補強材係止手段16と、その斜め
補強材15aの係止側端部をハンガー掛け部材14の下
降時において縦長収納フレーム12aの奥部内壁面61
に常に圧着状態にする磁石片26aとを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、室内に
おいて、衣服等を一時的に吊り下げる際に用いる収納式
ハンガー掛けに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般家庭等において、衣服等の乾
燥は、戸外に設置した物干し竿に衣類等を吊るしたり、
ベランダの手摺りに布団や毛布を掛けて行なっていた。
ところが、近年、核家族化や共働きの家庭が増えたこ
と、また、プライバシーの保護の観点から、或いは、帰
宅後の汗ばんだり、雨で濡れたりした服や衣類等を、ま
た、箪笥やクローゼットに収納する煩わしさから一時的
或いは長時間室内に干したり掛けたりする場合が増加し
ている。そのため、ハンガー等を掛ける場所を確保する
ため、竿を壁や柱に押圧的に取付けたり、紐や竿を、壁
や天井に変則的に架設したり、或いは、鴨居やカーテン
レールに吊り下げたり、フックや釘を取付け、無理な掛
け方をしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した室内
のいろいろな個所に、変則的に、ハンガーをそのまま掛
けると、衣服などが、直接、壁や柱等に接触して衣服が
汚れたり、また、架設した紐や竿に布団等重い物や大き
な物は干しにくく、紐や竿の架設、収納も容易ではなか
った。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、特に、室内において衣服等を汚すことなく
ハンガーを掛けたり竿を取付けたりすることができ、か
つ、使用しない場合はコンパクトな構造となって室内の
美観を損なうこともない場所への取付け、取り外しを容
易にした収納式ハンガー掛けを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】そして、前記目的に沿う
本発明に係る収納式ハンガー掛けは、垂直取付面に固定
又は着脱自在に取付けられ、前面に縦長の内部収納空間
と連通する縦長開口を設けた溝状の縦長収納フレーム
と、基部が縦長収納フレームの上端部に上下方向に回転
自在に枢支され、縦長収納フレームの内部収納空間内に
収納される下部垂直収納位置と、先部が前方に突出して
下部垂直収納位置に対して略直角をなす上部水平使用位
置との間で起倒でき、かつ、少なくとも先部にハンガー
掛け部を設けたハンガー掛け部材と、上部水平使用位置
又は中間傾斜使用位置で斜め状態となり、一方の端部が
ハンガー掛け部材の中間部に回転自在に枢支されると共
に他方の端部が補強材係止手段によって縦長収納フレー
ムの中間部に着脱自在に係止され、かつ、下部垂直収納
位置で、ハンガー掛け部材と共に、縦長収納フレーム内
に垂直状態に収納される斜め補強材とを具備する。
【0006】このような収納式ハンガー掛けを使用する
に際しては、まず、縦長収納フレーム内に収納されてい
るハンガー掛け部材の先部を前方に引き出すと共に持ち
上げ、斜め補強材の一端も同時に外部に引き出す。その
後、ハンガー掛け部材を上部水平使用位置又は他の使用
位置まで上方向に回転して起立させた後、ハンガー掛け
部材を同上部水平使用位置又は他の使用位置に保持する
ため斜め補強材を補強材係止手段で斜め状態に固定す
る。そして、ハンガー掛け部材の先端近くに設けたハン
ガー掛け部に衣服等を吊るした竿を乗せて渡したり、ハ
ンガーを掛ける。又は、複数設置した収納式ハンガー掛
けのハンガー掛け部材先端に設けた吊り具を利用して竿
を渡し、布団や毛布あるいは大量の衣服等を干すことも
できる。従って、室内において、衣服等を壁や柱や窓か
ら十分離れた位置において保持することができることと
なる。
【0007】一方、収納式ハンガー掛けを使用しない場
合には、補強材係止手段を解除するため、ハンガー掛け
部材を少し持ち上げ、斜め補強材の自重により係止を回
転解除し、使用位置から下方向に回転下降させて下部垂
直収納位置まで倒し、ハンガー掛け部材を縦長収納フレ
ームの内部収納空間内に収納する。この際、斜め補強材
も同様に縦長収納フレームの内部収納空間内に収納す
る。
【0008】ここで、斜め補強材の他の端部に磁石片を
取付け、少なくとも、この磁石片と摺動自在に当接する
縦長収納フレームの内壁部分を磁性体から形成すること
ができる。この場合、斜め補強材の他の端部を、常時、
縦長収納フレームの内壁部分に吸着させた状態で縦長収
納フレームの内部を移動することができると共に、ハン
ガー掛け部材の下降時には、斜め補強材の係止側先端部
は、磁石片による吸着抵抗により、斜め補強材の傾斜角
度方向に向かって押される、即ち、縦長収納フレームの
奥部内壁面に圧着され、その内壁面を摺動しながら下が
ることになる。従って、ハンガー掛け部材を収納位置か
ら引き出して持ち上げた後に、ハンガー掛け部材から不
意に手を離しても、斜め補強材が任意の位置で磁石片の
吸着力によって斜め補強材の係止側端部が自動的に複数
ある補強材係止手段のいずれかに係止されることにな
る。従って、ハンガー掛け部材を上部水平使用位置のみ
ならず、任意の中間傾斜使用位置に保持することがで
き、使用者に応じた高さ位置にハンガー掛けを可能にす
ると共に、ハンガー掛け部材の急激な回転落下に起因す
る不慮の事故も確実に防止することができ、安全性も高
めることができる。また、ハンガー掛け部材を、縦長収
納フレームの縦長開口より狭い外幅を有する断面凹状部
材から形成し、斜め補強材はハンガー掛け部材の断面凹
状の内幅より狭い外幅を有する部材から形成することも
できる。この場合、ハンガー掛け部材は縦長収納フレー
ム内に収納され、斜め補強材をハンガー掛け部材内に収
納されるので、収納式ハンガー掛けの収納作業を円滑か
つ確実に行なうことができる。また、不使用時には収納
式ハンガー掛けをコンパクトな形態を保持できるので、
周りの美観を損なうことがない。なお、断面凹状部材か
らなるハンガー掛け部材の断面は形状は、U字状の他、
T字状、又は、T字状の水平部分の両端に下方に延びる
袖部を連設した形状とすることもできる。
【0009】また、ハンガー掛け部材を、縦長収納フレ
ームにおける縦長開口の幅を内部収納空間の内幅より狭
く設定し、斜め補強材の係止側端部に縦長収納フレーム
内を昇降可能な昇降軸を取付け、昇降軸の長さを、縦長
収納空間の内幅より短いが縦長収納空間に連通する縦長
開口の幅より長く設定した構成とすることもできる。こ
の場合、ハンガー掛け部材の起倒時に斜め補強材の係止
側端部に設けた昇降軸によって斜め補強材の係止側端部
が内部収納空間から抜け出るのを確実に防止でき、内部
収納空間内を円滑に昇降させることができるため、斜め
補強材の係止側端部の補強材係止手段への係止作業を容
易に行なうことができ、収納式ハンガー掛けの使い勝手
と安全性を向上できる。
【0010】また、ハンガー掛け部材又は縦長収納フレ
ームと斜め補強材との間に、斜め補強材の係止側端部を
縦長収納フレームの奥部内壁面に常時圧着させる引きば
ねを介設すると共に、奥部内壁面に係止側端部を着脱自
在に係止する複数の補強材係止手段を取付けた構成とす
ることもできる。この場合、斜め補強材の係止側先端部
は引きばねにより常に縦長収納フレームの奥部内壁面に
圧着させることができるので、ハンガー掛け部材を収納
位置から引き出して持ち上げた後に、ハンガー掛け部材
から不意に手を離しても、斜め補強材が任意の位置で引
きばねの付勢力によって斜め補強材の係止側端部が自動
的に複数ある補強材係止手段のいずれかに係止されるこ
とになる。従って、ハンガー掛け部材を上部水平使用位
置のみならず、任意の中間傾斜使用位置に保持すること
ができ、使用者に応じた高さ位置にハンガー掛けを可能
にすると共に、ハンガー掛け部材の急激な回転落下に起
因する不慮の事故も確実に防止することができ、安全性
も高めることができる。
【0011】さらに、縦長収納フレームの側面又は後面
は、引き違い窓を構成する室内側、室外側窓枠のうち、
錠本体が取付けられている室内側窓枠の側面又は前面に
着脱自在に取付けることができる。ここで、側面は、錠
本体取付側又は錠本体非取付側のいずれでもよい。この
場合、窓を完全に開いたときでも、室内側窓枠の側面と
窓框内面との間には錠取付け空間が形成されるので、収
納式ハンガー掛けを容易にかつ確実に室内側窓枠の側面
に邪魔にならないように取付けることができる。前記錠
の取り付いた窓枠側面ではなく、前面側にも縦長収納フ
レームの後面と向かい合わせにして着脱自在に取付ける
こともでき、ここにおいても、窓の開閉及びカーテンの
使用に支障をきたすこともない。
【0012】また、前記錠のついた窓枠の一部を縦長収
納フレームとして形成する収納式ハンガー掛けとするこ
ともできる。この場合、縦長収納フレームが窓枠から室
内に突出しないので、室内空間を最大限に有効利用でき
ると共に、収納式ハンガー掛けによって室内の美観が損
なわれるのを防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。
【0014】まず、図1〜図4を参照して、本発明の一
実施の形態に係る収納式ハンガー掛けAの全体構成を説
明する。なお、本実施の形態は、収納式ハンガー掛けA
を取付ける垂直取付面が壁面11又は図32に示す柱材
43に相当する柱材である場合である。図1に示すよう
に、収納式ハンガー掛けAは、後面が壁面11に垂直状
態に取付けられる縦長収納フレーム12と、縦長収納フ
レーム12に前方に向けて起倒自在に取付けられるハン
ガー掛け部材14と、ハンガー掛け部材14を図1と図
2に示す上部水平使用位置に保持する斜め補強材(ブレ
ース)15と、斜め補強材15の係止側端部に設けた昇
降軸26と、斜め補強材15を斜め状態に保持する補強
材係止手段16とを具備する。
【0015】次に上記した構成を有する収納式ハンガー
掛けAの各部の構成について説明する。図1〜図4に示
すように、縦長収納フレーム12は実質的に長尺の中空
角形形状を有しており、その前面には略全長にわたって
縦長開口18が形成されている。縦長開口18の幅は縦
長収納フレーム12内に形成される内部収納空間17の
内幅より狭くなっている。即ち、縦長収納フレーム12
は、図1〜図4に示すように、前方に向けて開口する溝
状になっている。また、縦長収納フレーム12の鍔部2
0の裏面の両側部には、後述する昇降軸26の昇降動作
を案内する昇降案内面21が形成されている。なお、角
形状からなる縦長収納フレーム12は金属製、樹脂製、
木製のいずれとすることもできる。
【0016】次に、図1〜図4を参照して、縦長収納フ
レーム12に起倒自在に取付けられたハンガー掛け部材
14の構成について説明する。図1〜図4に示すよう
に、ハンガー掛け部材14は長尺の凹状断面部材、即
ち、本実施の形態ではU字状断面を有する長尺部材から
なる。そして、ハンガー掛け部材14の基部は、縦長収
納フレーム12の上端部に枢軸22によって上下方向に
回転自在に枢支されており、先部が基部と同じ水平面上
を前方に向けて伸延する上部水平使用位置(a)と、先
部を含めて全体が縦長収納フレーム12の内部収納空間
17内に収納される下部垂直収納位置(b)との間で起
倒することができる。なお、ハンガー掛け部材14の断
面形状は、T字状や、T字状の水平部分の両端部から下
方に直角に延びる袖部を取付けた断面形状とすることも
できる。ハンガー掛け部材14の起倒を円滑かつコンパ
クトに行うため、ハンガー掛け部材14の外幅は、縦長
収納フレーム12の縦長開口18より狭く設定されてい
る。即ち、ハンガー掛け部材14は縦長収納フレーム1
2内に容易に出入り可能な構成となっている。ハンガー
掛け部材14の先部の上面には滑り止め部材23を取付
けることによって、ハンガー掛け部24を形成してい
る。そして、ハンガー掛け部24にはハンガー52が掛
止されている。
【0017】次に、図1〜図4を参照して、ハンガー掛
け部材14を上部水平使用状態に保持するための斜め補
強材15及び斜め補強材15を斜め状態に固定保持する
補強材係止手段16の構成について説明する。図示する
ように、斜め補強材15の一方の端部は枢軸25によっ
てハンガー掛け部材14の中間部に枢支連結されてお
り、他方の端部(係止側端部)には昇降軸26が取付け
られている。即ち、昇降軸26は、縦長収納フレーム1
2の内部収納空間17内より、その昇降軸26の付いた
斜め補強材15の下方先端部(係止部)が抜け出るのを
防止すると共に、昇降軸26の長さは、縦長収納フレー
ム12の内部収納空間17の内幅よりわずかに短い長さ
にして補強材15の左右の振れを防ぎ、昇降係止作業を
容易にする。
【0018】そして、図1に示すように、ハンガー掛け
部材14の起立動作に連動して昇降軸26は縦長収納フ
レーム12の鍔部20に設けた昇降案内面21に沿って
上昇することになる。そして、図1、図3及び図4に示
すように、ハンガー掛け部材14が上部水平使用位置
(a)まで起立された際に、昇降軸26を取付けた斜め
補強材15の係止側端部を、縦長収納フレーム12の中
間部に固定状態に架設したストッパー材28上に載置す
ることによって、縦長収納フレーム12と、ハンガー掛
け部材14と、斜め状態になった斜め補強材15によっ
てトラス構造が形成されることになり、ハンガー掛け部
材14を、縦長収納フレーム12に安定状態に支持する
ことができる。このように、本実施の形態では、補強材
係止手段16は、実質的に、ストッパー材28によって
形成されることになる。
【0019】一方、ハンガー掛け部材14の一部を持ち
上げると、斜め補強材15は自重により枢軸25を支点
に手前の昇降案内面21側に回転し、ストッパー材28
の係合状態を容易に解除することができる。その後、ハ
ンガー掛け部材14を倒すことによって縦長収納フレー
ム12の内部収納空間17内にハンガー掛け部材14と
斜め補強材15を垂直状態で一体的に収納できる。この
際、本実施の形態では、図2に示すように、斜め補強材
15の外幅はU字状断面を有するハンガー掛け部材14
の内幅より狭い設定されているので、斜め補強材15を
ハンガー掛け部材14内に円滑に嵌入して収納すること
ができ、上記したハンガー掛け部材14及び斜め補強材
15の収納作業を円滑に行うことができる。
【0020】次に、上記した構成を有する収納式ハンガ
ー掛けAの使用手順について、特に図1を参照して説明
する。このような収納式ハンガー掛けAを使用するに際
しては、まず、手で縦長収納フレーム12内に収納され
ているハンガー掛け部材14の先部を前方に引き出すと
共に持ち上げる。これによって、斜め補強材15の一端
部も同時に外部に引き出される。その後、ハンガー掛け
部材14を上部水平使用位置(a)まで上方向に回転し
て起立した後、ハンガー掛け部材14を上部水平使用位
置(a)に保持するため、手で斜め補強材15を後方に
向けて押し込み、補強材係止手段16を形成するストッ
パー材28上に載置する。そして、ハンガー掛け部材1
4の先部に設けたハンガー掛け部24に衣服等を吊るし
たハンガー52を掛ける。なお、ハンガー掛け部材14
の先部のみならず、上面全体をハンガー掛け部24とす
ることもできる。
【0021】一方、収納式ハンガー掛けAを使用しない
場合には、ハンガー掛け部材14を持ち上げると斜め補
強材15は自重により手前昇降案内面側に回転移動し、
補強材係止手段16による斜め補強材15の係止状態を
解除して斜め補強材15の係止側端部を自由状態にし
て、ハンガー掛け部材14を上部水平使用位置(a)か
ら下方向に回転して下部垂直収納位置(b)まで倒し、
ハンガー掛け部材14を縦長収納フレーム12の内部収
納空間17内に収納する。この際、斜め補強材15も同
様に縦長収納フレーム12の内部収納空間17内に収納
することができる。
【0022】このように、本実施の形態では、室内にお
いて、衣服等を、壁や柱から十分離隔した位置において
保持することができるので、衣服等が壁や柱に接触する
ことがなく、衣服などを汚すことがない。また、縦長収
納フレーム12と、ハンガー掛け部材14と、斜め補強
材15によってトラス構造が形成されるので、ハンガー
掛け部材14を、縦長収納フレーム12に安定状態に支
持することができ、オーバーコート等にように衣服等が
かなりの重量を有する場合であっても、一時的に室内に
保持することができる。
【0023】ハンガー掛け部材14は、上部水平使用位
置(a)と下部垂直収納位置(b)との間で旋回可能と
しているので、縦長収納フレーム12を壁面10の最上
部の天井の近い所に取付けた場合でも、ハンガー掛け部
材14を上下方向に旋回することができ、高さ方向の取
付け位置の自由度を高めることができる。また、使用し
ない場合は、ハンガー掛け部材14と斜め補強材15を
縦長収納フレーム12に完全に収納することができるの
で、コンパクトな構造となって室内の美観を損なうこと
もない。
【0024】次に、図5〜図8に、図1〜図4に示す収
納式ハンガー掛けAの変形例に係る収納式ハンガー掛け
A1を示す。図5〜図8に示すように、この変形例に係
る収納式ハンガー掛けA1は、以下に説明するように、
縦長収納フレーム12aと斜め補強材15aとの間に、
斜め補強材15aの係止端部を縦長収納フレーム12a
の奥部内壁面に常時圧着させる引きばね30を介設した
ことを特徴とする。なお、収納式ハンガー掛けA1のそ
の他の構成は、上記した収納式ハンガー掛けAと実質的
に同一なので、同一の構成要素は同一の符号で示す。図
5に示すように、引きばね30の一端は縦長収納フレー
ム12aの上部にハンガー掛け部材の基部を枢支する枢
軸22に連結されており、引きばね30の他端は斜め補
強材15aの枢軸25に近接した個所の背面に設けた掛
け具29に連結されている。かかる構成によって、引き
ばね30の弾性力を用いて、斜め補強材15aの係止端
部を縦長収納フレーム12aの奥部内壁面61に常時圧
着させることができる。また、縦長収納フレーム12a
の奥部内壁面には、補強材係止手段の一例である複数の
ストッパー材28が垂直方向に間隔をあけて取付けられ
ている。
【0025】収納式ハンガー掛けA1を上記した構成と
することによって、図5に示すように、使用時にハンガ
ー掛け部材14を起立すると、縦長収納フレーム12a
の奥部内壁面61に圧着されている斜め補強材15aの
係止側端部は、縦長収納フレーム12aの奥部内壁面6
1をすべりながら上昇する。そして、ハンガー掛け部材
14の起立をやめ、やや戻すと、圧着状態の斜め補強材
15aの係止側端部が奥部内壁面61に沿って下降し、
ストッパー材28に自動的に載置され固定されることに
なる。
【0026】一方、不使用時にハンガー掛け部材14を
縦長収納フレーム12a内に収納したい場合は、ハンガ
ー掛け部材14を持ち上げ、斜め補強材15aを手前先
方に引いてストッパー材28による係止状態を解除し、
手前に引いたままハンガー掛け部材14を回転下降させ
ることによって容易に収納することができる。このよう
に収納式ハンガー掛けA1においては、その使用時及び
収納時に、引きばね30の作用で斜め補強材15aの自
動係止が可能となり、また、複数のストッパー材28を
設けたことにより、ハンガー掛け部材14を起倒するた
めにハンガー掛け部材14をもった手を、何らかの事情
で離しても、複数にわたって設けた複数のストッパー材
28のいずれかに自動的に係止されるので、ハンガー掛
け部材14の急激な回転落下を防ぐことができ、不慮の
事故の発生をなくすことができる。また、複数の補強材
係止手段16により、ハンガー掛け部材14を上部水平
使用位置のみならず、中間傾斜使用位置にも固定保持す
ることができ、使用者に応じてハンガー掛け部の高さを
容易に調整することができ、使い勝手を向上できる。
【0027】次に、図9〜図12に図1〜図4に示す収
納式ハンガー掛けAの変形例に係る収納式ハンガー掛け
A2を示す。図示するように、斜め補強材15の下端部
(他の端部)に取付けられた昇降軸26の片方又は両端
には磁石片の一例である磁石からなる回転輪26aが回
転自在に取付けられている。また、本変形例に係る収納
式ハンガー掛けA2においては、縦長収納フレーム12
は、回転輪26aが吸着され摺動自在に当接する内壁部
分の一例である両側壁のみならず、全体にわたって軟鋼
等の磁性体から形成されているが、両側壁のみを磁性体
から形成し、他の部分はプラスチックや木等の非磁性体
より形成することもできる。上記した構成において、上
昇時には、回転輪26aは斜め補強材15の傾斜方向に
引っ張られるので、回転輪26aの外周面が縦長収納フ
レーム12に設けられている昇降案内面21に沿って、
回転輪26aの端面と縦長収納フレーム12の両側壁に
よって形成される吸着面間の摺動と、回転輪26aの外
周面と昇降案内面21間の摺動とその摺動に基づく抵抗
による回転輪26a自体の回転を伴いながら上昇する。
そして、斜め補強材15を係止する場合には、持ち上げ
たハンガー掛け部材14を下方に下げると、斜め補強材
15の下端部は、昇降軸26に取付けられている回転輪
26aの吸着抵抗により、斜め補強材15の傾斜方向に
向かってストッパー材28の付いた縦長収納フレーム1
2の奥部内壁面61側に押されながら下りてくる。そし
て、斜め補強材15の下端部の端面が奥部内壁面61に
当接すると、その先端は奥部内壁面61に沿って滑り下
りるので、自動的にストッパー材28に載置され、自動
係止されることになる。従って、ハンガー掛け部材14
を起倒するためにハンガー掛け部材14をもった手を、
何らかの事情で離しても、複数にわたって設けた複数の
ストッパー材28のいずれかに自動的に係止されるの
で、ハンガー掛け部材14の急激な回転落下を防ぐこと
ができ、不慮の事故の発生をなくすことができる。ま
た、複数の補強材係止手段16により、ハンガー掛け部
材14を上部水平使用位置のみならず、中間傾斜使用位
置にも固定保持することができ、使用者に応じてハンガ
ー掛け部の高さを容易に調整することができ、使い勝手
を向上できる。なお、図40に示すように、吸着体とし
ての回転輪26aに替えて、昇降軸26に押しばね63
を装着し、押しばね63の端部に押圧板64を取付け、
押しばね63の押圧力により生じる当接する内壁面との
摩擦抵抗により、上記回転輪26aを使用した場合の吸
着抵抗と同じような抵抗を得ることができるので、回転
輪26aと同様な効果を得ることができる。
【0028】次に、図13及び図14に、図5〜図8に
示す収納式ハンガー掛けA1の変形例に係る収納式ハン
ガー掛けA3を示す。図13及び図14に示すように、
この変形例に係る収納式ハンガー掛けA3は、ハンガー
掛け部材14cの先端部に掛け軸33を取付け、この掛
け軸33に吊り輪54を取付けたことに特徴を有する。
ここで、吊り輪54は任意のリング状物によって形成す
ることができる。この収納式ハンガー掛けA3において
も、その使用時に、複数の補強材係止手段16により、
ハンガー掛け部材14cを上部水平使用位置のみなら
ず、複数の中間傾斜使用位置に固定保持することがで
き、吊り下げ部の高さ調整を行いながら、吊り輪54に
ハンガー等を吊り下げて、高さ調整による日当たり具合
の調整や、吊り下げ作業等の使い勝手の向上を図ること
ができる。そして、U字状からなるハンガー掛け部材1
4c内に吊り輪54を押し込み収納し、その後、斜め補
強材15aをストッパー材28による係止状態から解除
し、縦長収納フレーム12a内にハンガー掛け部材14
cと斜め補強材15aを共に収納する。従って、吊り輪
54はハンガー掛け部材14cや斜め補強材15aの収
納作業の邪魔にならず、また、収納式ハンガー掛けA3
の美観を損なうこともない、また、吊り輪54によっ
て、収納式ハンガー掛けA3の使い勝手も向上すること
ができる。
【0029】図15、図17及び図18に、図1〜図4
に示す収納式ハンガー掛けAの変形例に係る収納式ハン
ガー掛けA4を示す。図示するように、収納式ハンガー
掛けA4は、収納式ハンガー掛けAと同様に、後面が壁
面11に垂直状態に取付けられる縦長収納フレーム12
bと、縦長収納フレーム12bに前方に向けて起倒自在
に取付けられるハンガー掛け部材14aと、ハンガー掛
け部材14aを図15に示す上部水平使用位置(a)に
保持する斜め補強材15bと、斜め補強材15bを斜め
状態に保持する補強材係止手段16bとを具備する。
【0030】次に、上記した構成を有する収納式ハンガ
ー掛けA4の各部の構成について説明する。図15、図
17及び図18に示すように、縦長収納フレーム12b
は、その前面に、内部収納空間17bと連通すると共に
開口幅を内部収納空間17bの幅と同じか又は狭くした
縦長開口18bを有している。また、縦長収納フレーム
12bの上部には回転自在にハンガー掛け部材14aの
基部が枢軸22bによって上下方向に回転自在に枢支連
結されており、その中間部には斜め補強材15bの基部
が枢軸25aによって枢支連結されている。
【0031】次に、縦長収納フレーム12bに起倒自在
に取付けられたハンガー掛け部材14aの構成について
説明する。図15又は図17、図18に示すように、ハ
ンガー掛け部材14aの斜め補強材15bと対向する側
の面には、斜め補強材15bを摺動自在に収納する収納
空間と連通すると共に開口幅をスライド収納空間より狭
くした横長開口19が形成されている。また、ハンガー
掛け部材14aの鍔部31の裏面にはスライド軸案内面
32が形成されており、その奥部内壁面上には、補強材
係止手段16aを構成するストッパー材28aが取付け
られている。さらに、図11に示すように、ハンガー掛
け部材14aの上面と先端部には、それぞれ、ハンガー
掛け部24と滑り止め部材23が形成されている。
【0032】次に、ハンガー掛け部材14aを上部水平
使用位置及び中間傾斜使用位置に保持するための斜め補
強材15bの構成について説明する。図15又は図1
7、図18に示すように、斜め補強材15bの一端部は
枢軸25aによって縦長収納フレーム12bの中間部に
枢支連結されており、その他端部にはスライド軸27が
取付けられている。上記した構成によって、収納式ハン
ガー掛けA4の使用時には、図15に示すように、ハン
ガー掛け部材14aを縦長収納フレーム12bから前方
に引き出して起立させ、このハンガー掛け部材14aの
起立動作に連動して、スライド軸27を、ハンガー掛け
部材14aの鍔部31に設けたスライド案内面32に沿
って前方より中央寄りに摺動する。そして、ハンガー掛
け部材14aが上部水平使用位置(a)まで起立された
際に、スライド軸27を取付けた斜め補強材15bの係
止側端部を、ハンガー掛け部材14aの中間部に取付け
たストッパー材28aの側面に掛け止めすることによっ
て、縦長収納フレーム12bと、ハンガー掛け部材14
aと斜め状態に掛け止めされた斜め補強材15bによっ
てトラス構造が形成されることになり、ハンガー掛け部
材14aを縦長収納フレーム12bに安定状態に支持す
ることができる。
【0033】図16に、図15、図17及び図18に示
す収納式ハンガー掛けA4の変形例に係る収納式ハンガ
ー掛けA5を示す。図示するように、引きばね30aの
一端が斜め補強材15cの枢軸25aの近傍をなす個所
に取付けられた掛け具29に連結されており、引きばね
30aの他端は縦長収納フレーム12bの上部にハンガ
ー掛け部材14bを枢支するため用いる枢軸22bに連
結されている。従って、図16に示すように、収納式ハ
ンガー掛けA5の斜め補強材15cの係止側端部は、引
きばね30aの付勢力によって、常時、係止手段16a
を構成するストッパー材28aを取付けたハンガー掛け
部材14bの奥部内壁面に圧着されることになる。ま
た、本変形例に係る収納式ハンガー掛けA5において、
ハンガー掛け部材14bの奥部内壁面上には、長手方向
に間隔をあけて補強材係止手段16aを構成する複数の
ストッパー材28aが取付けられている。なお、収納式
ハンガー掛けA5は、以上の構成を除いて、収納式ハン
ガー掛けA4と実質的に同一の構成を有するので、同一
の構成部材は同一の符号で示す。
【0034】従って、収納式ハンガー掛けA5の使用時
において、ハンガー掛け部材14bを縦長収納フレーム
12bから取り出し起立させると、その起立に連動して
斜め補強材15cの係止側端部は圧着状態のまま、奥部
内壁面上をハンガー掛け先端側より中央側にスライドす
る。そして、複数あるストッパー材28aのいずれかに
係止され、ハンガー掛け部材14bを上部水平使用位置
や中間傾斜使用位置に固定保持することができる。一
方、収納式ハンガー掛けA5の収納時には、ハンガー掛
け部材14bの先端部を持ち上げ、斜め補強材15cを
下方向に引き続けながら、係止手段16aによる斜め補
強材15cの係止状態を解除し、スライド軸27をスラ
イド案内面32にスライドさせながらハンガー掛け部材
14bを倒し収納する。もし、収納途中で、手を滑らし
たり、何らかの事情でハンガー掛け部材14bと斜め補
強材15cから手が離れても、斜め補強材15cの係止
側端部がハンガー掛け部材14bに圧着されているた
め、係止側端部を任意の位置で自動的に係止することが
でき、ハンガー掛け部材14bの急な回転落下を防止す
る、操作の安全性を確保することができる。
【0035】次に、図19〜図24に、図5〜図8に示
す収納式ハンガー掛けA1の変形例に係る収納式ハンガ
ー掛けA6を示す。図19及び図20に示すように、こ
の変形例に係る収納式ハンガー掛けA6は、引き違い窓
34を構成する室内側、室外側窓枠35、36のうち、
錠本体40が取付けられている室内側窓枠35に着脱自
在に取付け可能に構成されていることを特徴とする。な
お、収納式ハンガー掛けA6において、収納式ハンガー
掛けA1と同一の構成は同一の符号で示す。
【0036】図19〜図24に示すように、室内側窓枠
35の一側周縁の前面には、略全長にわたって縦長の補
助枠37が連結されており、補助枠37の一側面38の
下部には錠本体40が取付けられ、その上部には、収納
式ハンガー掛けA6が並設状態に取付けられている。即
ち、収納式ハンガー掛けA6の縦長収納フレーム12c
の一側面は補助枠37の一側面に当接されており、補助
枠37の上端に形成された上部開口62(図24参照)
には、くぼみ部44を有するくぼみ付き蓋42が着脱自
在に取付けられている。そして、くぼみ付き蓋42の上
面には、縦長収納フレーム12cの上端に取付けられた
掛止キャップ47が載置されている。即ち、掛止キャッ
プ47に固定された止め材60をくぼみ部44内に挿入
・設置し、その後、掛止キャップ47に設けた押圧ねじ
軸48により収納式ハンガー掛けA6を補助枠37に密
着状態に締め付けることによって、縦長収納フレーム1
2cを補助枠37に強固に取付けることができる。この
際、補助枠37と収納式ハンガー掛けA6との間には弾
性体51を挟み、締めつけ効果の増大を図ると共に、補
助枠37等に傷が付くのを効果的に防止することができ
る。
【0037】従って、図20に示すように、室内側窓枠
35を全開した場合でも、窓框39の一側面と室内側窓
枠35の対応する側面との間に形成される錠取付空間4
1を利用して、収納式ハンガー掛けA6を引き違い窓3
4にコンパクトに取付けることができる。図19に示す
ように、縦長収納フレーム12cの一側には、補助枠3
7の前面上まで伸延する曲げモーメント受部材46が取
付けられている。従って、収納式ハンガー掛けA6のハ
ンガー掛け部材14の先部に掛けたハンガー52に衣類
等を吊るした場合に生じる曲げモーメントに十分に対抗
することができる。縦長収納フレーム12c上部の前方
側への引っ張り力は前記くぼみ部44に挿入された止め
部材60で、押圧ねじ軸48による補助枠37への締め
付けと共に受け止められる。なお、くぼみ付き蓋42の
くぼみ部44に代えて、一部のみに穴を設けた構成とす
ることもできる。
【0038】図19に示すように、収納式ハンガー掛け
A6は引き違い窓34に面して設けられているので、引
き違い窓34を通して衣服等は十分な日射を受けること
ができ、生乾燥状態の衣服等の乾燥を効果的に行うこと
ができる。引き違い窓34が両開きカーテン58(図2
0参照)を具備する場合には、収納式ハンガー掛けA6
を使用していない場合のみならず、使用している場合に
も、カーテン58を引いて引き違い窓34を遮蔽するこ
とができる。また、収納式ハンガー掛けA6を引き違い
窓34に取付けた状態で室内側窓又は室外側窓のいずれ
も開閉することができ、風通しを良くして衣服等の乾燥
を促進することができる。この際、カーテン58で引き
違い窓34を遮蔽することができるので、下着等もプラ
イバシーの保護を確保しながら効果的に乾燥することが
できる。
【0039】次に、図25〜図29に、図19〜図24
に示す収納式ハンガー掛けA6の変形例に係る収納式ハ
ンガー掛けA7を示す。図示するように、本変形例に係
る収納式ハンガー掛けA7は、収納式ハンガー掛けA6
において、掛止キャップ47に代えて、収納式ハンガー
掛け上部に掛け止めフック45を設け、補助枠37の前
面側に収納式ハンガー掛けA7を設置し、前記掛け止め
フック45を補助枠37の上部に設けられたくぼみ付き
蓋42上面に掛け止めし、下面開口のチャンネル形締め
付け具49の一端をくぼみ付き蓋42のくぼみ部44に
差し込み、押圧ねじ軸48aの付いたもう一端で、くぼ
み付き蓋42の一面と補助枠37の上部一面を前記掛け
止めフック45の一面とで挟み締め付けて取付ける。縦
長収納フレーム12dの背面の任意の位置には、補助枠
37前面に吸着してなる吸着盤50を取付け、より安定
した取付けを図ることができる。この収納式ハンガー掛
けA7の使用、収納においても、前記した収納式ハンガ
ー掛けA6と同じような使い勝手と効果が得られる。な
お、収納式ハンガー掛けA6と窓枠の接触部に、吸着盤
50に替えて、任意の位置に傷付防止用弾性体を取付け
ることもできる。
【0040】次に、図30及び図31に、図19〜図2
4に示す収納式ハンガー掛けA6の変形例に係る収納式
ハンガー掛けA8を示す。図示するように、本変形例に
係る収納式ハンガー掛けA8は、室内側窓枠35の補助
枠37が中空構造であることを利用して、補助枠37を
収納式ハンガー掛けA8の縦長収納フレーム12eの一
部として形成したことを特徴とする。図30及び図31
に示すように、窓補助枠37前面に内部収納空間幅より
狭くした縦長開口18aを設け、窓補助枠37の中空の
内部収納空間17a内にフレーム補助材13を設け、そ
のフレーム補助材13とハンガー掛け部材14を枢軸2
2aで連結し、その枢軸22aには引きばね30の一方
が取付けられている。また、そのフレーム補助材13に
は、補助材係止手段16bをなす複数のストッパー28
bが設けている。フレーム補助材13の外面は窓補助枠
37の中空内面に密着状態であるので、窓補助枠37の
強度を補助して、安定した収納式ハンガー掛けA8を得
ることができる。この変形例に係る収納式ハンガー掛け
A8においても、室内側窓枠35の全開を妨げることな
く、引き違い窓34にコンパクトに取付けることができ
る。
【0041】次に、図32〜図35に、図5〜図8に示
す収納式ハンガー掛けA1の変形例に係る収納式ハンガ
ー掛けA9を示す。図32〜図35に示すように、引き
違い窓34の両側部と隣り合う壁面11の個所には縦長
の凹部55が形成されており、この凹部55内に一対の
収納式ハンガー掛けA9の縦長収納フレーム12aがそ
れぞれ埋設状態で収納されている。なお、この縦長の凹
部55は柱部材内に形成することもできる。このよう
に、本変形例では、収納式ハンガー掛けA9の全体が壁
面11又は柱部材43から室内に突出しないので、室内
空間を最大限に有効利用できると共に、収納式ハンガー
掛けA9によって室内の美観が損なわれるのを防止する
ことができる。
【0042】特に、図32に示す引き違い窓34がカー
テン58を具備する場合には、収納式ハンガー掛けA9
をカーテン58収納位置近くに設置することによりカー
テン58によって、使用していない状態の収納式ハンガ
ー掛けA9を完全に隠蔽することができ、この面からも
室内の美観が収納式ハンガー掛けA9によって損なわれ
るの防止することができる。また、図33及び図34に
示すように、収納式ハンガー掛けA9のハンガー掛け部
材14のハンガー掛け部24間に竿53を架設すること
によって、多数の衣類等を竿53に掛けることができ
る。この場合、引き違い窓34を通して衣服等や布団は
日射を受けることができるので、生乾燥状態の衣服等や
布団の乾燥を効果的に行うことができる。しかも、図3
5に示すように、カーテン58の使用も全く支障なく、
プライバシーの確保も容易にして使用できる。
【0043】次に、図36〜図39に、図13と図14
に示す収納式ハンガー掛けA3の変形例に係る収納式ハ
ンガー掛けA10を示す。図36〜図39に示すよう
に、引き違い窓34の両側の壁面11又は柱材43に一
対の収納式ハンガー掛けA10を取付ける。図38に示
すように、ハンガー掛け部材14cの先端部には吊り輪
54が設けてあり、それに竿53を通すことにより、ハ
ンガー掛け部材14cを水平又はそれ以外の任意の角度
にして、竿53の高さを容易に調整し、日射の当たり具
合を調整しながら吊り下げの使い勝手を高め、年配者や
子供等でも容易に使用しやすい。また、前述した収納式
ハンガー掛けA9と同じように、窓の開閉やカーテンの
使用を妨げることなく、日当たりのよい嵌装しやすい場
所にプライバシーの確保も容易に物干しすることができ
る。
【0044】以上、本発明を、一実施の形態を参照して
説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記
載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に
記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施
の形態や変形例も含むものである。
【0045】
【発明の効果】請求項1〜6記載の収納式ハンガー掛け
においては、縦長収納フレーム内に収納されているハン
ガー掛け部材の先部を前方に引き出すと共に持ち上げ、
その後、ハンガー掛け部材を上部水平使用位置まで上方
向に回転して起立した後、ハンガー掛け部材を同上部水
平使用位置に保持するため斜め補強材を補強材係止手段
で斜め状態に固定することによって、室内において、衣
服等を、壁や柱から十分離隔した位置において安定状態
に保持することができる。また、収納式ハンガー掛けを
使用しない場合には、ハンガー掛け部材と斜め補強材を
一体的に縦長収納フレーム内に収納することができ、コ
ンパクトな構造となって室内の美観を損なうこともな
い。
【0046】請求項2記載の収納式ハンガー掛けにおい
ては、斜め補強材の他の端部に磁石片を取付け、少なく
とも、この磁石片と摺動自在に当接する縦長収納フレー
ムの内壁部分を磁性体から形成したので、斜め補強材の
他の端部を、常時、縦長収納フレームの内壁部分に吸着
させた状態で縦長収納フレームの内部を移動することが
できると共に、複数の補強材係止手段に確実に係止する
ことができる。また、磁石片と補強材係止手段との協動
によって、ハンガー掛け部材を上部水平使用位置や、任
意の中間傾斜使用位置に保持することができ、使用者に
応じた高さ位置にハンガー掛けを可能にすると共に、ハ
ンガー掛け部材の急激な回転落下に起因する不慮の事故
も確実に防止することができ、安全性も高めることがで
きる。
【0047】請求項3記載の収納式ハンガー掛けにおい
ては、ハンガー掛け部材を、縦長収納フレームの縦長開
口より狭い外幅を有する断面凹状部材から形成し、斜め
補強材はハンガー掛け部材の内幅より狭い外幅を有する
部材から形成したので、ハンガー掛け部材は縦長収納フ
レーム内に収納され、斜め補強材をハンガー掛け部材内
に収納されるので、収納式ハンガー掛けの収納作業を円
滑かつ確実に行なうことができる。また、不使用時には
収納式ハンガー掛けをコンパクトな形態を保持できるの
で、周りの美観を損なうことがない。
【0048】請求項4記載の収納式ハンガー掛けにおい
ては、ハンガー掛け部材の起倒時に斜め補強材の係止側
端部に設けた昇降軸によって斜め補強材の係止側端部が
内部収納空間から抜け出るのを確実に防止でき、内部収
納空間内を円滑に昇降させることができるため、斜め補
強材の係止側端部の補強材係止手段への係止作業を容易
に行なうことができ、収納式ハンガー掛けの使い勝手と
安全性を向上できる。
【0049】請求項5記載の収納式ハンガー掛けにおい
ては、引きばねと複数の係止手段を具備することによ
り、ハンガー掛け部材を上部水平使用位置のみならず、
任意の中間傾斜使用位置に保持することができ、使用者
に応じた高さ位置にハンガー掛けを可能にすると共に、
ハンガー掛け部材の急激な回転落下に起因する不慮の事
故も確実に防止することができ、安全性も高めることが
できる。
【0050】請求項6記載の収納式ハンガー掛けにおい
ては、縦長収納フレームの側面は、引き違い窓を構成す
る室内側、室外側窓枠のうち、錠本体が取付けられてい
る室内側窓枠の側面又は前面に着脱自在に取付けたの
で、室内側窓枠の側面は窓を完全に開いた場合でも壁に
設けた窓外枠の外面との間には十分な錠取付空間が形成
でき、収納式ハンガー掛けを邪魔にならない形態で容易
かつ確実に室内側窓枠の側面又は前面に取付けることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る収納式ハンガー掛
けの起立状態の側面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】図1のI−I線による矢視図である。
【図4】図1のII−II線による矢視図である。
【図5】本発明の一実施の形態の変形例に係る収納式ハ
ンガー掛けの起立状態の側面図である。
【図6】同正面図である。
【図7】図5のIII−III線による矢視図である。
【図8】図5のIV−IV線による矢視図である。
【図9】本発明の一実施の形態の変形例に係る収納式ハ
ンガー掛けの起立状態の側面図である。
【図10】同正面図である。
【図11】図9のV−V線による矢視図である。
【図12】図9のVI−VI線による矢視図である。
【図13】本発明の一実施の形態の変形例に係る収納式
ハンガー掛けの起立状態の側面図である。
【図14】図13のVII−VII線による矢視図であ
る。
【図15】本発明の一実施の形態の他の変形例に係る収
納式ハンガー掛けの起立状態の側面図である。
【図16】本発明の一実施の形態の他の変形例に係る収
納式ハンガー掛けの起立状態の側面図である。
【図17】図15のVIII−VIII線による矢視図
である。
【図18】図15のIX−IX線による矢視図である。
【図19】本発明の一実施の形態の他の変形例に係る収
納式ハンガー掛けの起立状態の斜視図である。
【図20】同変形例に係る収納式ハンガー掛けの平断面
図である。
【図21】同変形例に係る収納式ハンガー掛けの要部拡
大平面図である。
【図22】同変形例に係る収納式ハンガー掛けの要部拡
大正面図である。
【図23】同変形例に係る収納式ハンガー掛けの要部拡
大側面図である。
【図24】同変形例に係る収納式ハンガー掛けの補助枠
への取付け状態を示す分解斜視図である。
【図25】本発明の一実施の形態の他の変形例に係る収
納式ハンガー掛けの起立状態の斜視図である。
【図26】同変形例に係る収納式ハンガー掛けの平断面
図である。
【図27】同変形例に係る収納式ハンガー掛けの要部拡
大平面図である。
【図28】同変形例に係る収納式ハンガー掛けの要部拡
大正面図である。
【図29】同変形例に係る収納式ハンガー掛けの要部拡
大側面図である。
【図30】本発明の一実施の形態の他の変形例に係る収
納式ハンガー掛けの起立状態の斜視図である。
【図31】同変形例に係る収納式ハンガー掛けの要部拡
大平断面図である。
【図32】本発明の一実施の形態の他の変形例に係る収
納式ハンガー掛けを用いたハンガー棚の収納状態の平面
図である。
【図33】同変形例に係る収納式ハンガー掛けを用いた
ハンガー棚の使用状態の平面図である。
【図34】同変形例に係る収納式ハンガー掛けを用いた
ハンガー棚の使用状態の斜視図である。
【図35】同変形例に係る収納式ハンガー掛けを用いた
ハンガー棚の使用状態の他の平面図である。
【図36】本発明の一実施の形態の他の変形例に係る収
納式ハンガー掛けを用いたハンガー棚の収納状態の平面
図である。
【図37】同変形例に係る収納式ハンガー掛けを用いた
ハンガー棚の使用状態の平面図である。
【図38】同変形例に係る収納式ハンガー掛けを用いた
ハンガー棚の使用状態の斜視図である。
【図39】同変形例に係る収納式ハンガー掛けを用いた
ハンガー棚の使用状態の他の平面図である。
【図40】図9〜図12に示す本発明の実施の形態に係
る変形例の代替例を示す説明図である。
【符号の説明】
A:収納式ハンガー掛け、A1〜A10:収納式ハンガ
ー掛け、10:壁、11:壁面、12:縦長収納フレー
ム、12a〜12e:縦長収納フレーム、13:フレー
ム補助材、14:ハンガー掛け部材、14a〜14c:
ハンガー掛け部材、15:斜め補強材、15a〜15
c:斜め補強材、16:補強材係止手段、16a:補強
材係止手段、16b:補強材係止手段、17:内部収納
空間、17a:内部収納空間、17b:内部収納空間、
18:縦長開口、18a:縦長開口、18b:縦長開
口、19:横長開口、20:鍔部、21:昇降案内面、
22:枢軸、22a:枢軸、22b:枢軸、23:滑り
止め部材、24:ハンガー掛け部、25:枢軸、25
a:枢軸、26:昇降軸、26a:回転輪、27:スラ
イド軸、28:ストッパー材、28a:ストッパー材、
28b:ストッパー材、29:掛け具、30:引きば
ね、30a:引きばね、31:鍔部、32:スライド案
内面、33:掛け軸、34:引き違い窓、35:室内側
窓枠、36:室外側窓枠、37:補助枠、38:一側
面、39:窓框、40:錠本体、41:錠取付け空間、
42:くぼみ付き蓋、43:柱材、44:くぼみ部、4
5:掛け止めフック、46:曲げモーメント受け部材、
47:掛止キャップ、48:押圧ねじ軸、48a:押圧
ねじ軸、49:締め付け具、50:吸着盤、51:弾性
体、52:ハンガー、53:竿、54:吊り輪、55:
凹部、56:布団、57:カーテンレール、58:カー
テン、59:ハンガー、60:止め材、61:奥部内壁
面、62:上部開口、63:押しばね、64:押圧板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直取付面に固定又は着脱自在に取付けら
    れ、前面に縦長の内部収納空間と連通する縦長開口を設
    けた溝状の縦長収納フレームと、基部が前記縦長収納フ
    レームの上端部に上下方向に回転自在に枢支され、前記
    縦長収納フレームの内部収納空間内に収納される下部垂
    直収納位置と、先部が前方に突出して該下部垂直収納位
    置に対して略直角をなす上部水平使用位置との間で起倒
    でき、少なくとも先部にハンガー掛け部を設けたハンガ
    ー掛け部材と、前記上部水平使用位置又は中間傾斜使用
    位置で斜め状態となり、一方の端部が前記ハンガー掛け
    部材の中間部に回転自在に枢支されると共に他方の端部
    が補強材係止手段によって前記縦長収納フレームの中間
    部に着脱自在に係止され、かつ、前記下部垂直収納位置
    で、前記ハンガー掛け部材と共に、前記縦長収納フレー
    ム内に垂直状態に収納される斜め補強材とを具備する収
    納式ハンガー掛け。
  2. 【請求項2】請求項1記載の収納式ハンガー掛けにおい
    て、前記斜め補強材の他の端部に磁石片が取付けられ、
    少なくとも、該磁石片と摺動自在に当接する前記縦長収
    納フレームの内壁部分は磁性体から形成されていること
    を特徴とする収納式ハンガー掛け。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の収納式ハンガー掛け
    において、前記ハンガー掛け部材を、前記縦長収納フレ
    ームの縦長開口より狭い外幅を有する断面凹状部材から
    形成することによって前記縦長開口を通して前記縦長収
    納フレームに嵌入可能に構成し、前記斜め補強材を前記
    ハンガー掛け部材の断面凹状の内幅より狭い外幅を有す
    る部材から形成することによって前記ハンガー掛け部材
    内に嵌入可能に構成したことを特徴とする収納式ハンガ
    ー掛け。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載の収納
    式ハンガー掛けにおいて、前記縦長開口の幅は前記内部
    収納空間の内幅より狭く設定され、前記斜め補強材の係
    止側端部に前記縦長収納フレーム内を昇降可能な昇降軸
    が取付けられ、該昇降軸の長さは、前記縦長収納空間の
    内幅より短いが前記縦長収納空間に連通する前記縦長開
    口の幅より長く設定されていることを特徴とする収納式
    ハンガー掛け。
  5. 【請求項5】請求項1、3又は4のいずれかに記載の収
    納式ハンガー掛けにおいて、前記ハンガー掛け部材又は
    前記縦長収納フレームと前記斜め補強材との間に、前記
    斜め補強材の係止側端部を前記縦長収納フレームの奥部
    内壁面に常時圧着させる引きばねが介設され、前記奥部
    内壁面に前記係止側端部を着脱自在に係止する複数の前
    記補強材係止手段が取付けられていることを特徴とする
    収納式ハンガー掛け。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の収
    納式ハンガー掛けにおいて、前記縦長収納フレームの側
    面又は後面は、引き違い窓を構成する室内側、室外側窓
    枠のうち、錠本体が取付けられている前記室内側窓枠の
    側面又は前面に着脱自在に取付けられていることを特徴
    とする収納式ハンガー掛け。
JP11053692A 1999-03-02 1999-03-02 収納式ハンガー掛け Pending JP2000245611A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11053692A JP2000245611A (ja) 1999-03-02 1999-03-02 収納式ハンガー掛け

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11053692A JP2000245611A (ja) 1999-03-02 1999-03-02 収納式ハンガー掛け

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000245611A true JP2000245611A (ja) 2000-09-12

Family

ID=12949874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11053692A Pending JP2000245611A (ja) 1999-03-02 1999-03-02 収納式ハンガー掛け

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000245611A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030083478A (ko) * 2002-04-23 2003-10-30 김윤호 옷걸이 장치
WO2006051605A1 (ja) * 2004-11-12 2006-05-18 Atsuhiro Ueda 吊掛部を有する鞄
JP2011200580A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Panasonic Electric Works Co Ltd 物干し装置
CN105361602A (zh) * 2015-12-08 2016-03-02 张志良 一种家用室内挂衣杆

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030083478A (ko) * 2002-04-23 2003-10-30 김윤호 옷걸이 장치
WO2006051605A1 (ja) * 2004-11-12 2006-05-18 Atsuhiro Ueda 吊掛部を有する鞄
JP2011200580A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Panasonic Electric Works Co Ltd 物干し装置
CN105361602A (zh) * 2015-12-08 2016-03-02 张志良 一种家用室内挂衣杆

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2442826C (en) A retractable hook assembly for mounting on a surface
KR101919224B1 (ko) 높낮이 조절 행거체를 갖는 도어옷걸이
US4899667A (en) Door mounted ironing board assembly
JP2000245611A (ja) 収納式ハンガー掛け
US4976205A (en) Door mounted ironing board assembly
US11800926B2 (en) Dual-purpose folding table
US5022722A (en) Portable closet
CN112120473A (zh) 公寓组合床
JP2001062191A (ja) 壁面収納物干し装置
JP3501005B2 (ja) 引出しの構造
JPH1033281A (ja) 吊戸棚
JPH0326875Y2 (ja)
CN214855338U (zh) 开放式书架防尘装置
JPH0238979Y2 (ja)
CN215292258U (zh) 一种带有隐藏式置物架的窗结构
CN219453556U (zh) 挂架以及悬挂装置
JPH04121893U (ja) 物干装置
CN213189087U (zh) 一种便捷式挂物装置
AU2018100791A4 (en) A basket support system
JP2513862Y2 (ja) 収納家具
JPS6145705A (ja) 吊り戸棚装置
JPH0131083Y2 (ja)
JP3052976U (ja) ロフト型中二階における据付け梯子装置
JPS5920551Y2 (ja) 折り畳み扉
JPS59473Y2 (ja) 建物用避難装置