JPH04121893U - 物干装置 - Google Patents

物干装置

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JPH04121893U
JPH04121893U JP3353891U JP3353891U JPH04121893U JP H04121893 U JPH04121893 U JP H04121893U JP 3353891 U JP3353891 U JP 3353891U JP 3353891 U JP3353891 U JP 3353891U JP H04121893 U JPH04121893 U JP H04121893U
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JP
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arm rod
stopper
rod
clothes drying
drying device
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JP3353891U
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JPH081758Y2 (ja
Inventor
昭二 納口
Original Assignee
株式会社川口技研
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 腕杆が垂直面内で回動可能な物干装置におい
て、建物の壁面に取り付けても、ベランダ手摺に取り付
けても不都合なく使用できる。 【構成】 竿受部を有する腕杆2が支持体1に垂直面内
で回動可能に支持されている。支持体1は、一対の側板
4・4を対設した筐体3を有している。筐体3の内部に
は、第一〜第三掛止部6〜8が設けられている。側板4
・4には、ピン9・10が斜め位置に装着されている。
腕杆2の基端部に、掛合部12を設け、ピン9が挿通さ
れる規制孔13とピン10が挿通される案内孔16を設
けてある。規制孔13に連通するねじ孔が、腕杆2の基
端部の厚み方向中央に設けられ、このねじ孔にねじのス
トッパー21が取り付けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建物の壁面やベランダの手摺などに2つを一組として取り付け、物 干竿を掛け渡して使用する物干装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、支持体に腕杆を垂直面内で回動可能に取り付け、腕杆を水平状態あ るいは斜め上状態や斜め下状態で使用し、不使用時には、垂直下方に回動して収 納することができる物干装置は、種々のものが提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
窓の左右の壁面に取り付けて使用する場合は、新築時等、物干竿を掛け渡して いない状態では、美観上の問題から腕杆を垂直下方に収納することが必要である が、ベランダの手摺に取り付ける場合は、物干竿を掛け渡した状態で、腕杆を垂 直下方に収納すると、物干竿のベランダ床面からの高さが低くなり、子供が物干 竿に足を掛けて登って手摺から転落する事故が発生するため危険である。公営住 宅建設基準では、手摺乗り越え危険防止のため、物干竿が、下部の足掛けより上 650ミリメートル以上になるように、物干装置を取り付けなければならないと 定められている。
【0004】 従って、垂直下方に回動できる物干装置においては、壁面に取り付けて使用す るには適しているが、ベランダの手摺に取り付けて使用するには危険であるし、 公営住宅建設基準をクリアできないという問題があり、垂直下方に回動できない 物干装置においては、ベランダの手摺に取り付けて使用するには問題ないが、壁 面に取り付けて使用するには不便であるという問題がある。このため、従来は、 壁面取付用とベランダ手摺取付用の物干装置の2種類を用意しなければならず不 経済であり、兼用できる物干装置が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の問題を解決するために、竿受部を有する腕杆と、該腕杆を支持 する支持体とから成り、腕杆が垂直面内で回動可能な物干装置において、腕杆又 は支持体の少なくともどちらか一方にストッパーを移動可能に取り付けるか、あ るいは、着脱可能にし、ストッパーを移動することによって、あるいは、着脱す ることによって、腕杆の垂直下方への回動が可能な状態と不能な状態を選択する ことができるようにして成るものである。
【0006】
【作用】
本考案は上記のように構成されているので、壁面に取り付ける時は、垂直下方 に回動して収納することができ、ベランダの手摺に取り付ける時は、ストッパー を移動あるいは着脱することによって、腕杆の垂直下方への回動をストッパーが 阻止する。
【0007】
【実施例】
まず、図1〜図7に示す本考案の第1実施例について説明する。支持体1は、 一対の側板4・4を対設した筐体3の後部の上下両端に取付片5・5を設けて 成り、筐体3の前面及び上下面の一部は開口している。筐体3の内部後方には、 中央に第一掛止部6、上部に第二掛止部7、下部に第三掛止部8が設けられてい る。側板4・4には、ピン9・10が挿通軸止される2つの軸孔(符号なし)が 斜め位置に穿設されている。
【0008】 腕杆2は、略細長方形で楕円形状の竿受部11・・・11が設けられており、 基端部には、第一〜第三掛止部6・7・8のいずれかと選択的に掛合する掛合部 12を、後方に突出するように設けると共に、基端寄りのピン9が挿通されてそ の動きを規制される規制孔13及び先端寄りのピン10が挿通されて案内される 案内孔16が穿設されている。
【0009】 規制孔13は、倒L字状で、長辺の先端を規制使用部14とすると共に、短辺 の先端を規制収納部15としてあり、案内孔16は、規制使用部14から等距離 にある第一〜第三の受止部17・18・19を連通させると共に、第二受止部1 8の側から規制収納部15を中心とする円弧状の経路の端部に案内収納部20を 形成してある。第一受止部17は、規制使用部14に対して約45度斜めの位置 にあり、第二受止部18は約90度上の位置、第三受止部19は約0度横の位置 にある。
【0010】 腕杆2の基端部には、約45度傾斜した位置から規制孔13の角部付近に連通 するねじ孔が厚み方向中央に設けられ、このねじ孔にねじのストッパー21が螺 合され、先端が規制孔13に進退できるようになっている。なお、このストッパ ー21は着脱することもできる。
【0011】 腕杆2を操作して、規制使用部14をピン9に当接させ、案内孔16の第一受 止部17をピン10に係合させ、腕杆2の掛合部12を支持体1の第一掛止部6 に掛止させると、図2に示すように、腕杆2が水平な状態となる。この状態から 、腕杆2をやや持ち上げながら前方へ移動させて、規制孔13の角部をピン9に 当接させ、案内孔16の第一受止部17をピン10から外すと、掛合部12が第 一掛止部6から外れ、腕杆2は上下両方に回動可能な状態となる。
【0012】 そして、この状態から腕杆2を基端方向にやや押しながら下方へ回動すれば、 図6に示すように、規制使用部14がピン9に当接すると共に、案内孔16の第 二受止部18がピン10に係合し、掛合部12が第二掛止部7に掛止され、腕杆 2は斜め下向きの使用状態になる。また、腕杆2を上方に回動してから斜め下に 下ろせば、図5に示すように、規制使用部14がピン9に当接すると共に、案内 孔16の第三受止部19がピン10に係合し、掛合部12が第三掛止部8に掛止 され、腕杆2は斜め上向きの使用状態になる。以上は、ストッパー21が規制孔 13に進出している場合でもしていない場合でも関係なく作動させることができ る。
【0013】 ストッパー21を規制孔13から後退させるか、外した場合、腕杆2を先端方 向にやや引っ張りながら下方へ回動すれば、図4に示すように、規制孔13の規 制収納部15がピン9に当接すると共に、案内孔16の案内収納部20がピン1 0に当接し、垂直下向きの収納状態になるが、ストッパー21が規制孔13に進 出している場合は、図3に示すように、ピン9がこのストッパー21に当接して 、垂直下向きの収納状態に作動できない。
【0014】 図8及び図9に示すものは、本考案の第2実施例であって、ストッパー21を 腕杆2に螺合するのではなく、腕杆2の基端部の一側面に凹部22を設け、支持 体1の一方の側板4からねじのストッパー21を螺合するものである。このスト ッパー21を螺合して、凹部22まで進出させた場合、腕杆2を水平、斜め上及 び斜め下向きの状態に回動させることはできるが、腕杆2を垂直下向きに回動さ せようとすると、ストッパー21が凹部の縁に当接して回動できない。なお、ス トッパー21を取り外せば、腕杆2を垂直下向きに収納することができる。
【0015】 なお本考案は、腕杆が垂直面内で回動可能な物干装置に、その構造によって適 宜ストッパーを付設することによって、上記の実施例の他、種々の実施例が考え られる。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案は、ストッパーを移動あるいは着脱することによって、腕 杆を垂直下向きへの回動を可能にしたり、不能にしたりすることができるため、 壁面に取り付ける場合には、新築時に、腕杆を垂直下向きに回動して収納してお くことができるので、建物の美観を損なうことがなく、ベランダの手摺に取り付 ける場合には、腕杆を垂直下向きに回動できないようにすることができるので、 腕杆に物干竿を掛け渡したままでも、手摺を乗り越える危険がないという効果が あり、壁面に取り付けても、ベランダ手摺に取り付けても、不都合なく使用でき る優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の動きを示す全体側面図である。
【図2】第1実施例の腕杆が水平状態の要部断面図であ
る。
【図3】第1実施例の腕杆が垂直下向き状態への回動を
阻止されている状態の要部断面図である。
【図4】第1実施例の腕杆が垂直下向き状態の要部断面
図である。
【図5】第1実施例の腕杆が斜め上向き状態の要部断面
図である。
【図6】第1実施例の腕杆が斜め下向き状態の要部断面
図である。
【図7】図1のA−A線拡大断面図である。
【図8】第2実施例の腕杆が垂直下向き状態への回動を
阻止されている状態の要部断面図である。
【図9】図8のB−B線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 支持体 2 腕杆 21 ストッパー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】竿受部を有する腕杆と、該腕杆を支持する
    支持体とから成り、腕杆が垂直面内で回動可能な物干装
    置において、腕杆又は支持体の少なくともどちらか一方
    にストッパーを移動可能に取り付け、ストッパーを移動
    することによって、腕杆の垂直下方への回動が可能な状
    態と不能な状態を選択することができる物干装置。
  2. 【請求項2】竿受部を有する腕杆と、該腕杆を支持する
    支持体とから成り、腕杆が垂直面内で回動可能な物干装
    置において、腕杆又は支持体の少なくともどちらか一方
    にストッパーを着脱可能にし、ストッパーを着脱するこ
    とによって、腕杆の垂直下方への回動が可能な状態と不
    能な状態を選択することができる物干装置。
JP1991033538U 1991-04-12 1991-04-12 物干装置 Expired - Lifetime JPH081758Y2 (ja)

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JP1991033538U JPH081758Y2 (ja) 1991-04-12 1991-04-12 物干装置

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JPH04121893U true JPH04121893U (ja) 1992-10-30
JPH081758Y2 JPH081758Y2 (ja) 1996-01-24

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JPH09173694A (ja) * 1995-12-27 1997-07-08 Tajima Metaruwaaku Kk 収納式物干竿受け
JP2010188020A (ja) * 2009-02-20 2010-09-02 Kawaguchi Giken Inc 物干装置
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JPH081758Y2 (ja) 1996-01-24

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