JPH0418558Y2 - - Google Patents

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JPH0418558Y2
JPH0418558Y2 JP1987124358U JP12435887U JPH0418558Y2 JP H0418558 Y2 JPH0418558 Y2 JP H0418558Y2 JP 1987124358 U JP1987124358 U JP 1987124358U JP 12435887 U JP12435887 U JP 12435887U JP H0418558 Y2 JPH0418558 Y2 JP H0418558Y2
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JP
Japan
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arm
bracket
shaft
lock lever
plate
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JP1987124358U
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JPS6431097U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案はマンシヨンなどの高層住宅におけるベ
ランダの欄杆に取り付けて使用するのに好適な物
干竿支持具に関する。
[従来技術とその欠点] マンシヨン等の高層住宅におけるベランダの欄
杆に取り付けて使用する物干竿支持具には、アー
ムを物干竿支持具の基部に対して水平方向に90°
正逆回転できるようにしたものがある。
この構造のものでは、アームを水平方向にしか
回転できないため、アームの高さは常に一定であ
つて、左右のアーム間に渡した竿の高さも常に一
定である。
今日の都市の住宅事情では隣家によつて日の当
たりにくい場所があり、このような場所では、洗
濯物を掛ける竿が少しでも高位になつて日が当る
ようにすることが望ましいが、単に水平回転でき
るようにした竿受けアームではそれも望み得な
い。
このような事情から、物干竿支持具には、水平
状態から斜め上方へ仰角を多段に変えられるよう
にしたものがあるが、このようなものでは、不使
用時でも斜め上方へ突出しており、何かと邪魔に
なる。
また、回転できるアームを物干し時にロツクし
ておくには、アームの支持部に形成した凹部へア
ームの凸部を直接嵌合させて固定したり、さらに
ばねの弾性力を利用してアームを固定したりして
いるものがあるが、これらだと、アームを回転さ
せるには、アームは持ち上げながら回転させねば
ならず、さらにばねを備えるものでは、ばねに抗
して持ち上げながら回転させなければならず、ア
ームの回転操作にかなりの力を必要とし、女性に
とつては重く、煩わしいという欠点がある。
[本考案の目的] 本考案は上述した欠点を解消するため、アーム
を斜め方向の傾斜軸に対して90°正逆回転できる
ようにし、洗濯物を干すばあいには、アームを90
度正回転させると45°の仰角で起立させられて竿
受部が高位となり、これにより洗濯物が日に当た
れるようにし、しかも不使用時には90°逆転させ
ると水平状態に戻り、邪魔になることのない物干
竿支持具を提供できるようにした。
また、従来のものではかなりの力を要し、女性
には煩わしかつたアームの回転操作を、力を要せ
ず軽快に行えるようにした。
[本考案の構成] 本考案の物干竿支持具は、上板と下板を備え、
かつ斜め上方へ45°の仰角で突出するブラケツト
へこれと直交するノツク軸を貫通せしめ、竿受け
用アームの基部に設けた上下部の軸受片をブラケ
ツトより突出する前記ノツク軸の上下両端部にて
回転可能に支承し、ノツク軸には、先端に設けた
下向きの突部がブラケツト下板にあけた基準孔に
臨むロツクレバーの基部を嵌着し、アームの下部
軸受片には、アームがノツク軸まわりに回転させ
られることによりブラケツト下板の前記基準孔と
一致し得る複数個の係合孔をあけ、かつノツク軸
には、その下端がばね機構によりアームの下部軸
受片の前記軸孔より突出させられるように軸線方
向の弾性復帰力を与え、しかもこの状態において
ロツクレバーの前記突部がアームの下部軸受片の
前記係合孔の所要のものと係合させられるように
した構造のものとしてある。
[実施例] 次ぎに本考案の一実施例を、添付図面に示す一
具体例に基いて説明する。
第1図において、符号1はベースを示し、この
ベースには45°の傾斜で斜め上方へ突出するブラ
ケツト2を設けてある。このブラケツト2は斜め
上板2aと斜め下板2bを備える中空体で構成し
てあり、かつブラケツトには上下両板を直交して
貫通する、すなわち45°に傾斜するノツク軸3が
軸線まわりに回転もできるし、軸線方向に移動も
できるように取り付けてある。
しかしてノツク軸3の上端にはアーム4の基部
に設けた上部軸受片5aの軸穴6aが嵌合してお
り、またノツク軸3の下端にはアーム4の基部に
設けた下部軸受片5bの軸孔6bが嵌合してい
て、アーム4はノツク軸3の軸線まわりに正逆回
転できるようになつている。
さらに、ノツク軸3は適宜のばね機構により斜
め下方へ常時押されて、下端3aがアーム基部の
前記下部軸受片5bの軸孔6bから若干突出させ
られるようになつている。
すなわち、ノツク軸3には上部ばね受け座7a
が固定されていて、このばね受け座7aの上面と
ブラケツト上板の下面との間に圧縮コイルスプリ
ング8を介設せしめることにより、ノツク軸3は
常に斜め下方へ押される弾性復帰力が与えられて
いる。
また、アーム基部の前記下部軸受片5bには、
軸孔6bを中心とする同一円周線上に90°の中心
角の間隔で3個の係合孔9a,9b,9cをあけ
てある。
さらにノツク軸3にはロツクレバー10の基部
を嵌着してあつて、その遊端の設けた斜め下向き
の突部10aが、ブラケツトの下板にあけた孔1
1からアームにおける下部軸受片の前記係合孔9
a,9b,9cの所要のものへ着脱可能に係合さ
せられるようにしてある。
なお、図示において符号7bは下部座板、12
はアームにあけた竿通し孔、13はブラケツトに
設けた竿受けを示す。
この実施例のものは、左右1対のもののベース
1を高層住宅におけるベランダの欄杆14へ適宜
固定して取り付ける。
ノツク軸3をばね8に抗して押すと、ロツクレ
バー10の突部10aがアーム4における下部軸
受片5bの係合孔から外れる。したがつてアーム
4はノツク軸3まわりにフリー回転でき、中央の
係合孔9bがブラケツト2における下板の孔11
と一致したところでノツク軸3への押圧力を開放
すると、ロツクレバー10の突部10aがアーム
基部の中央孔9bへ係合し、アームはロツクされ
る。この状態ではアームは45°の傾斜角で起立さ
せられており(第1図)、この起立させられてい
るアームの竿通し孔で物干竿15の両端を支持せ
しめる。
不使用時にはノツク軸をばねに抗して押し上げ
ることによりアームのロツクを解除し、アームを
左右いずれかへ90°回転させてノツク軸への押圧
力を開放する。
かくすることによりロツクレバーの突出部10
aはアーム係合孔の9aか9cに係合し、アーム
は起立していない水平状態に保持される。
[効果] 上述したように、本考案の物干竿支持具は、使
用時にはアームを斜め上方へ起立させた状態に保
持できるので、ベランダの欄杆や壁の取付位置よ
りも高い位置に物干竿を渡しておくことができ、
竿に掛けた洗濯物の日当りを良好ならしめ得る。
また、不使用時には前述した要領でアームを
90°回転させることにより、アームは水平状態と
なり、邪魔になることなく欄杆の外側へ戻してお
ける。
さらに、本考案によればノツク軸をばねに抗し
て押すことによりアームのロツクが解除されて、
アームはノツク軸まわりに自由に回転できる状態
になるので、アームを支えながら回転させる従来
のものとは異なり、アームを支える力は不要で、
わずかな力で軽快にアームを回転させることがで
き、煩わしさがなく、女性にとつてはまことに便
利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る物干竿支持具の一例を示
す側面図、第2図は−線矢視一部底面図、第
3図は−線横断平面図、第4図は要部の拡大
縦断面図である。 図中、1……ベース、2……ブラケツト、2a
……ブラケツト上板、2b……ブラケツト下板、
3……ノツク軸、4……アーム、5a……上部軸
受片、5b……下部軸受片、6a……軸受穴、6
b……軸受孔、7a,7b……座板、8……スプ
リング、9a,9b,9c……係合孔、10……
ラツチ片、11……基準孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上板と下板を備え、かつ斜め上方へ45°の仰角
    で突出するブラケツトへこれと直交するノツク軸
    を貫通せしめ、竿受け用アームの基部に設けた上
    下部の軸受片をブラケツトより突出する前記ノツ
    ク軸の上下両端部にて回転可能に支承し、ノツク
    軸には、先端に設けた下向きの突部がブラケツト
    下板にあけた基準孔に臨むロツクレバーの基部を
    嵌着し、アームの下部軸受片には、アームがノツ
    ク軸まわりに回転させられることによりブラケツ
    ト下板の前記基準孔と一致し得る複数個の係合孔
    をあけ、かつノツク軸には、その下端がばね機構
    によりアームの下部軸受片の前記軸孔より突出さ
    せられるように軸線方向の弾性復帰力を与え、し
    かもこの状態においてロツクレバーの前記突部が
    アームの下部軸受片の前記係合孔の所要のものと
    係合させられるようにした物干竿支持具。
JP1987124358U 1987-08-13 1987-08-13 Expired JPH0418558Y2 (ja)

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JP1987124358U JPH0418558Y2 (ja) 1987-08-13 1987-08-13

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JP1987124358U JPH0418558Y2 (ja) 1987-08-13 1987-08-13

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Publication Number Publication Date
JPS6431097U JPS6431097U (ja) 1989-02-27
JPH0418558Y2 true JPH0418558Y2 (ja) 1992-04-24

Family

ID=31374015

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JP1987124358U Expired JPH0418558Y2 (ja) 1987-08-13 1987-08-13

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JPH09276596A (ja) * 1996-04-13 1997-10-28 Kawaguchi Giken:Kk 物干装置

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JPS6431097U (ja) 1989-02-27

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