WO2006051605A1

WO2006051605A1 - 吊掛部を有する鞄

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Publication number: WO2006051605A1
Application number: PCT/JP2004/016887
Authority: WO
Inventors: Atsuhiro Ueda
Original assignee: Atsuhiro Ueda
Priority date: 2004-11-12
Filing date: 2004-11-12
Publication date: 2006-05-18
Also published as: JPWO2006051605A1

Abstract

（課題）　衣類や荷物を吊掛して保持させることができるとともに、鞄内に収納することができる吊掛部を有する鞄の提供。（解決手段）　衣類等の物品を吊り掛けるための吊掛部１２を有する鞄であって、前記吊掛部１２は、前記鞄１１内に収納されるか若しくは該鞄１１の表面に装着されるとともに、使用時に於いて前記鞄上面１３の長手方向端部から該長手方向に沿って延出可能とされていることを特徴とする。

Description

吊掛部を有する鞫

技術分野

[0001] 本発明は、吊掛部を有する鞫に関し、より詳しくは、衣類や荷物を吊掛して保持させることができるとともに、鞫内に収納することができる吊掛部を有する鞫に関する。背景技術

[0002] 通常、サラリーマンやビジネスマンは、背広を着たままで行動することが要求される。し力しながら、夏季にはその気温の高さから背広を脱いで、手で保持したり、腕に挟み込んだりして背広を持ち歩く場合が常であった。

このように背広を手で保持したり腕に挟み込んだりした場合には、背広がしわにならな、ように注意して、ても、知らず知らずのうちにしわになつてしまうことが多々あった。また、手や腕で保持するため、背広に保持者の汗が付着して湿って汚れてしまうことがあった。

[0003] 上記する如き問題点を解決するために、特許文献 1や特許文献 2に記載される背広を保持することのできる保持部を有する鞫が創出されている。

特許文献 1に記載される鞫は、鞫の裏面に鞫の左右両端近傍の長さを有するハンガー具が設けられ、このハンガー具に背広を掛けることができるようにした発明である。また、特許文献 2に記載される鞫は、鞫の上面に大型の吊手と上着押さえバンドを設けることによって、鞫の上面をノヽンガー部として利用することができるようにした発明である。これら特許文献 1及び 2に記載される鞫を利用することによって、背広を手や腕で直接保持する必要がなくなり上記する問題点を解決することができた。

しカゝしながら、これら特許文献 1及び 2に記載される鞫では、手や腕で直接保持することがなくなり、使用者の汗や皮脂等による汚れを防止することはできるが、実際に使用した場合には、使用者の足と背広が接触して、背広がしわになる問題点を有していた。

このため、特許文献 1及び 2に開示される鞫を使用しても、背広にしわが生じることを防止するには至らな力つた。 [0004] また、これら特許文献 1及び 2に開示される鞫は、背広等の衣類を掛けることを目的とした鞫であり、手や腕により保持される他の荷物を吊掛して保持させるような場合には好適に使用することができない問題点を有して、た。

[0005] 特許文献 1 :特開平 11 216009号公報

特許文献 2：特開 2000-102410号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0006] 本発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、衣類や荷物を吊掛して保持させることができるとともに、鞫内に収納することができる吊掛部を有する鞫を提供する課題を解決するための手段

[0007] 請求項 1記載の発明は、衣類等の物品を吊り掛けるための吊掛部 12を有する鞫であって、前記吊掛部 12は、前記鞫 11内に収納される力若しくは該鞫 11の表面に装着されるとともに、使用時に於いて前記鞫上面 13の長手方向端部から該長手方向に沿って延出可能とされていることを特徴とする吊掛部を有する鞫を提供する。

請求項 2記載の発明は、前記吊掛部 12が、前記鞫 11内に収容され、前記長手方向に沿うスライド操作によって前記端部力延出することを特徴とする請求項 1記載の吊掛部を有する鞫を提供する。

請求項 3記載の発明は、前記吊掛部 12が、前記鞫 11の前記上面 13の裏側に設けられて!/ヽることを特徴とする請求項 2記載の吊掛部を有する鞫を提供する。

請求項 4記載の発明は、前記吊掛部 12が、前記鞫 11からの延出長さを任意に調整して係止する係止部 14を有することを特徴とする請求項 2又は 3に記載の吊掛部を有する鞫を提供する。

[0008] 請求項 5記載の発明は、前記吊掛部 22が、前記鞫 21の側面 24に装着され、該吊掛部 22の上端部を支点として上方に回動可能とされていることを特徴とする請求項 1 記載の吊掛部を有する鞫を提供する。

請求項 6記載の発明は、前記吊掛部 32が、前記鞫 31の上面 34の裏側に装着され、該吊掛部 32が該上面 34と平行な面内に回動可能に軸着されていることを特徴とする請求項 1記載の吊掛部を有する鞫を提供する。

請求項 7記載の発明は、前記吊掛部 22、 32が、前記鞫 21, 31の上面 24、 34と面一となる位置で固定される固定部 26、 36が設けられていることを特徴とする請求項 5 又は 6に記載の吊掛部を有する鞫を提供する。

[0009] 請求項 8記載の発明は、前記吊掛部 32、 42が、前記鞫 31、 41と着脱自在であり、該鞫の上面 33、 43と固定される固定機構を有していることを特徴とする請求項 1記載の吊掛部を有する鞫を提供する。

請求項 9記載の発明は、前記吊掛部 32の固定機構が、前記鞫 31の上面 33を挟持するための挟持部 34であることを特徴とする請求項 8記載の吊掛部を有する鞫を提供する。

請求項 10記載の発明は、前記挟持部 34が、前記吊掛部 32の一端を折り返して形成されて!/ヽることを特徴とする請求項 9記載の吊掛部を有する鞫を提供する。

請求項 11記載の発明は、前記吊掛部 42の固定機構が、前記鞫 41の把手部 44を嵌合するための切り欠き部 45を有することを特徴とすることを特徴とする請求項 8記載の吊掛部を有する鞫を提供する。

[0010] 請求項 12記載の発明は、前記吊掛部 12、 22、 32、 42は、この吊掛部の周縁部を被覆する滑止部 15が設けられて、ることを特徴とする請求項 1乃至 1 、ずれかに記載の吊掛部を有する鞫を提供する。

請求項 13記載の発明は、前記吊掛部 12、 22、 32、 42は、この吊掛部の各隅部 1 6が湾曲して形成され、該隅部 16を除く該吊掛部の周縁部を被覆する滑止部 15が設けられて、ることを特徴とする請求項 1乃至 1 、ずれかに記載の吊掛部を有する鞫を提供する。

請求項 14記載の発明は、前記吊掛部 12、 22、 32、 42は、該吊掛部の表面全体を被覆する滑止部 15が設けられて、ることを特徴とする請求項 1乃至 1 、ずれかに記載の吊掛部を有する鞫を提供する。

[0011] 請求項 15記載の発明は、前記鞫 1、 2、 3、 4の側面下方には、前記吊掛部該吊掛部に吊り掛けられた被吊掛物を下方より支持する支持部 17が設けられていることを特徴とする請求項 1乃至 14いずれかに記載の吊掛部を有する鞫を提供する。これらの発明を提供することによって、上記課題を悉く解決する。

発明の効果

[0012] 請求項 1記載の発明によって、吊掛部が長手方向に沿って延出しているので、被吊掛物を吊掛部に吊り掛けて鞫を使用しても、使用者の足と被吊掛物が接触することが無く保持することができるとともに、非使用時にはこの吊掛部を鞫内に収納又はかばんに装着しておくことができる吊掛部を有する鞫を提供することができる。

請求項 2記載の発明によって、吊掛部が鞫の長手方向に沿ってスライド操作させることができるので、使用時又は非使用時に合せて吊掛部をスライドさせて延出状態と収納状態と適宜変更させることができる吊掛部を有する鞫を提供することができる。請求項 3記載の発明によって、吊掛部が鞫の上面裏側に設けられることで、容易に鞫へ取り付けることができるとともに、使用時に於いても容易に使用することができる吊掛部を有する鞫を提供することができる。

請求項 4記載の発明によって、吊掛部が鞫から延出する長さを適宜調整することができるので、吊掛部に吊り掛ける被吊掛物に応じて吊掛部の長さを好適な且つ利便性の良い長さに調整することができる吊掛部を有する鞫を提供することができる。

[0013] 請求項 5記載の発明によって、吊掛部が鞫の側面に装着されて回動可能とされているので、吊掛部を回動させることにより使用時又は非使用時に於いて、吊掛部を適宜使用状態又は収納状態に変更することができる吊掛部を有する鞫を提供することができる。

請求項 6記載の発明によって、吊掛部が鞫の上面の裏面に装着されて回動可能とされているので、吊掛部を回動させることにより使用時又は非使用時に於いて、吊掛部を適宜使用状態又は収納状態に変更することができる吊掛部を有する鞫を提供することができる。

請求項 7記載の発明によって、吊掛部が固定部を有するので、確実に且つ安定して吊掛部を固定することができる吊掛部を有する鞫を提供することができる。

[0014] 請求項 8記載の発明によって、吊掛部が鞫と着脱自在であるので、使用時又は非使用時に於いて、吊掛部を適宜使用状態又は収納状態に変更することができる吊掛部を有する鞫を提供することができる。請求項 9記載の発明によって、吊掛部が上面を挟持することができるので、吊掛部を鞫の上面に確実に且つ安定して取り付けることができる吊掛部を有する鞫を提供することができる。

請求項 10記載の発明によって、挟持部が吊掛部の一端を折り返して形成されてヽるので、挟持部を吊掛部に形成して設けることができる吊掛部を有する鞫を提供することができる。

請求項 11記載の発明によって、吊掛部に切り欠き部を有するので、吊掛部を鞫の上面に確実に且つ安定して取り付けることができる吊掛部を有する鞫を提供することができる。

[0015] 請求項 12乃至 14記載の発明によって、吊掛部に滑止部が設けられるので、吊掛部に吊掛けられる被吊掛物を滑り落ちることなぐ安定して吊り掛けることができる吊掛部を有する鞫を提供することができる。

請求項 15記載の発明によって、被吊掛物を下方より支持する支持部が設けられるので、被吊掛物の下方部を固定することができる吊掛部を有する鞫を提供することができる。

発明を実施するための最良の形態

[0016] 本発明を実施するための最良の形態を説明する。

本発明に係る鞫は、所謂直方体形状の鞫を想定しているが、特に限定されるものではなぐ例えば、箱形で衣類等を収納する長期旅行用又は整理用のトランク、抱え鞫、書類入れ、ブリーフ 'ケース、学生かばん、ボストン 'バック、スーツ'ケース、グラッドストンやギヤジット 'バック等を利用することができる。

尚、本発明中では、鞫の開口部を覆うことで蓋を形成する部分を、上面と定義している。また、被吊掛物とは、本発明に係る吊掛部に吊り掛けることのできる荷物や衣類等の物品を示しており、この吊掛部に吊り掛けて保持することができる物であればあらゆる物全てを指し示す。この被吊掛物は、例えば、背広 (やスーツ）、コート等の厚手の防寒着は勿論、可撓性の袋 (ビニール製の袋)を示して、る。

[0017] 本発明に係る鞫の第 1実施例を説明する。図 1は、第 1実施例に係る鞫を示す斜視図であり、（a)は吊掛部が延出している状態を示し、（b)は吊掛部が収納されている収納状態を示す。

本発明に係る第 1実施例の鞫（1)は、鞫本体（11)と吊掛部（12)力もなる。鞫本体（11)の形状は、上記する如ぐ利用される鞫によって多種多様であり特に限定されるものではないが、図 1で示される鞫本体（11)は、全体が略直方体形状を有している。この第 1実施例の鞫本体（11)は、背面から延設する上面（13)で覆うことで、鞫本体（1)の開口部を封止する。

[0018] 第 1実施例の吊掛部（12)は、図 1 (a)に示される如ぐ使用時に於いて、鞫本体（1

I)から鞫本体（11)の上面（13)の長手方向に沿って延出されることによって、被吊掛物を吊り掛けることができる。

このように鞫本体（11)力所定長さを有して延出されて、るので、この延出された吊掛部（12)に被吊掛物を吊り掛けることによって、使用者は直接被吊掛物を手又は腕等で保持する必要が無くなる。

この第 1実施例に係る吊掛部（12)は、図 1 (b)に示される如ぐ非使用時に於いて、鞫本体（ 11)内に収容される。このように非使用時には、鞫本体（ 11)内に吊掛部（ 12)が収納されるので、非使用時には邪魔になることがない。

尚、吊掛部（12)の形状は、特に限定されず、細長い棒形状又は板形状に形成されることが好ましい。吊掛部（12)は、被吊掛物を吊り掛けるので、この被吊掛物の重量に耐え得ることができるだけの強度を有しておくことが必要である。

[0019] この第 1実施例に係る吊掛部（12)は、図 1 (a)で示す如ぐ鞫本体（11)の長手方向端部から長手方向に沿って滑走 (スライド)する。このように吊掛部（ 12)がスライド操作することができるので、吊掛部（12)を使用する際には、吊掛部（12)を鞫本体（

I I)からスライドして延出させて使用状態（図 1 (a)参照）とし、吊掛部（12)を使用しない際には、吊掛部（12)を鞫本体（11)内へ収納して収納状態とすることができる。この第 1実施例の吊掛部（12)は、鞫本体（11)の上面（13)の裏面に設けられている（図 2参照)。このように鞫本体（11)の上面（13)の裏面に取り付けられることによつて、吊掛部（12)を使用しない非使用状態に於いて、吊掛部（12)を隠蔽することができる力である。

[0020] この第 1実施例に係る吊掛部（12)は、鞫本体（11)力延出する吊掛部（12)の長さを任意に調整して係止する係止部（14)を有して、る。

このように係止部（14)を設けることによって、吊掛部（12)が鞫本体（11)力も延出される長さ（d)を調整することができるので、被吊掛物に応じて吊掛部（12)の延出長さ（d)を変更することができる。例えば、背広のように広い幅を有する物を被吊掛物とするのであれば、この広い幅に合せて延出長さ（d)を調整することができる。

また、小売店舗で商品を収容するために使用されるビニール袋を被吊掛物とするのであれば、細い幅となるように延出長さ（d)を短く調整することができる。

[0021] 吊掛部（12)が有する係止部（14)は、鞫本体（1)から延出する吊掛部（12)の長さを所望する長さに調整することができる。この係止部（14)の長さ調整機構は、特に限定されないが、図 3で示す如ぐ吊掛部（12)を鞫本体（11)に固着する固着部（12 a)と、この固着部（12a)に沿って滑走する滑走部（12b)によって形成することができる。

固着部（12a)は、滑走部（12b)が滑走するための案内部（12c)と、滑走部（12b) の凸部（ 12e)と係止可能な凹部（ 12d)を有しており、固着部（ 12a)の凹部（ 12d)と滑走部（ 12b)の凸部（ 12e)との嵌合により、固着部（ 12a)と滑走部（ 12b)が係止されることになる。凸部（12d)と凹部（12e)は、図 3で示される如ぐ複数設けられることによって、吊掛部（12)の鞫本体（11)力もの延出長さを調整することができる。

尚、凸部（12d)と凹部（12e)は、図 3では夫々固着部（12a)と滑走部（12b)に設けられているが、逆に、凸部（12d)が滑走部（12b)に、凹部（12e)が固着部（12a)に設けられてもよい。

また、凸部（12d)と凹部（12e)の大きさや設けられる場所は、特に限定されず、固着部（12a)と滑走部（12b)を確実に係止することができ、所望する延出する長さに調整することができれば構わな、。

[0022] 図 4には、上記する固着部と滑走部の他の実施例を示している。

図 4で示す固着部と滑走部の他の実施例では、固着部（12f)、第 1滑走部（12g)と第 2滑走部（12h)が示されており、固着部（12f)力第 1滑走部（12g)をスライドさせ、次に、第 1滑走部（12g)から第 2滑走部（12h)をスライドさせることができるように、 2 つの滑走部が採用されている。このように 2つの滑走部を利用することによって、より長い延出長さ（d' )を得ることができる。

図 4では、 2つの滑走部を利用して延出長さ（d' )を形成したが、この滑走部の数は限定されず、複数の滑走部を多段階構成とすることによってより長い延出長さに調整することができる。

[0023] 係止部の長さ調整機構は、また、螺子式の固定具 (図示せず)を利用することもできる。螺子式の固定具を利用する場合には、滑走部 (又は吊掛部）を所定長さに延出した後に、螺子を締めることにより固定具で滑走部を固定することになる。

[0024] 吊掛部（12)は、この吊掛部（12)に吊り掛けられる被吊掛物が滑ることを防止することができる滑止部（ 15)が設けられて、る。

この滑止部（15)の素材は、吊掛部（12)には背広等の衣類を吊り掛けるので、衣類を傷つけない素材が好ましぐ例えば、フェルトが利用されることが好ましい。

吊掛部（12)に設けられる滑止部（15)の形状は、特に限定されないが、図 5で示される如き形状を有して設けられることができる。

[0025] 図 5 (a)で示される滑止部（15)は、吊掛部（12)の表面全体を被覆するように設けられている。

図 5 (b)で示される滑止部（15)は、吊掛部（12)の周縁部表面を被覆するように設けられている。この場合の滑止部（15)は、幅 (w)を有して吊掛部（12)の端部に取り付けられている。この幅（w)の長さは、吊掛部（12)の幅（W)の 1Z2の長さよりも短ければ特に限定されないが、吊掛部（12)の幅 (W)の 1Z6— 1Z3に設定されることが好ましい。

図 5 (c)で示される滑止部（15)は、吊掛部（12)の隅部（16)を除く部分の周縁部表面を被覆するように設けられている。この場合、吊掛部（12)の隅部（16)は丸みを有するように削り取られている。このように隅部（16)が丸みを有することによって、安全性を向上させることができる。この隅部（16)の丸みの形状は、特に限定されず、図 5 (c)では滑止部（15)の幅と同じ半径を有する円状に形成されて！、る。

尚、図 5 (a)及び図 5 (b)で示される吊掛部（12)の隅部（16)も図 5 (c)で示される如き吊掛部（12)と同様に隅部（16)を丸みを有するように形成しても構わない。 [0026] この滑止部（15)には、多種多様な色彩を有するように設定することもできるし、多種多様な模様を付することもできる。

[0027] 尚、この吊掛部（12)の延出方向端部には、側面視に於いてコ字状となる折り返し部（図示せず)が設けられ、この折り返し部によって、被吊掛物を挟持することができるように設けられることちでさる。

[0028] 本発明に係る鞫（1)は、図 6 (a)に示す如ぐ鞫本体（11)の側面下方に於いて支持部（17)を有している。この支持部（17)は、吊掛部（12)に吊り掛けられる被吊掛物の下方力も支持することができる。尚、この支持部（17)が取り付けられる位置は、鞫本体（11)の側面下方の下端よりも僅かに上方の位置であることが好ま、。

このように支持部（17)を設けることによって、吊掛部（12)に被吊掛物 (A)を吊り掛けた際に、鞫（1)の下端よりもさらに下方に位置する被吊掛物を持ち上げることがでさるカゝらである。

この支持部（17)を利用することにより、被吊掛物 (A)を吊掛部（12)に吊り掛けても、鞫（1)の下端よりも被吊掛物 (A)が下方に位置することが無くなり、道路に被吊掛物 (A)が接触することを防止することができる（図 6 (b)参照)。

この支持部（17)は、被吊掛物を支持することのできる機構を有していれば特に限定されるものではないが、図 6 (a)で示される支持部（17)は、洗濯ばさみの如ぐ一対の挟み用個片（17a)とそれを固定するばね（17b)から構成されることができる。

[0029] 第 1実施例に係る鞫（1)の使用につ、て説明する。

使用者は、通常、図 1 (b)に示される非使用状態で鞫（1)を使用している。背広を吊掛部（12)に吊り掛ける場合であれば、鞫（1)内に収納される吊掛部（12) を引き出して、背広を吊り掛けるに必要な長さに設定する。そして、吊掛部（12)が所望する長さに設定されると、この吊掛部（12)に背広を掛けて使用する。

ビニール製の袋を吊掛部（12)に吊り掛ける場合であれば、鞫（1)内に収納される吊掛部（12)を引き出して、袋を吊り掛けるに必要な長さに設定する。そして、吊掛部 (12)が所望する長さに設定されると、この吊掛部（12)に袋を吊り掛けて使用する。

[0030] 次に、第 2実施例の鞫（2)について説明する。

図 7には、第 2実施例の鞫の斜視図が示されており、（a)は鞫の使用状態を示しており、（b)は非使用状態を示している。

第 2実施例の鞫 (2)は、鞫本体 (21)と吊掛部（22)からなる。

尚、鞫本体 (21)は、第 1実施例の鞫本体（11)と同様であるので説明を省略する。第 2実施例の吊掛部（22)は、図 7 (a)に示される如ぐ使用時に於いて、鞫本体 (2

1)から鞫本体（21)の上面（23)の長手方向端部力長手方向に沿って延出されることによって、被吊掛物を吊り掛けることができる。

このように鞫本体（21)力所定長さを有して延出されて、るので、この延出された吊掛部（22)に被吊掛物を吊り掛けることによって、使用者は直接被吊掛物を手又は腕等で保持する必要が無くなる。

この第 2実施例に係る吊掛部（22)は、図 7 (b)に示される如ぐ非使用時に於いて、鞫本体（21)の側面（24)に当接して、鞫本体（21)に装着されている。

このように非使用時には、吊掛部（22)が鞫本体（21)の側面（24)に装着されて!、るので、非使用時には邪魔になることがない。

尚、吊掛部（22)の形状は、特に限定されないが、非使用時には側面（24)を形成することとなるので、細長い棒形状又は板形状に形成されることが好ましい。吊掛部（ 22)は、被吊掛物を吊り掛けるので、この被吊掛物の重量に耐え得ることができるだけの強度を有しておくことが必要である。また、吊掛部（22)の長さ（d)は、鞫本体（2 1)の側面（24)の長さ (鞫本体（21)の高さ）よりも短、ことが好ま、。

この第 2実施例に係る吊掛部（22)は、図 8で示す如ぐ正面視に於いて鞫（2)の上端部且つ左端 (又は右端)部で上方に回動するように、軸部（25)により固定されている。第 2実施例の吊掛部（22)は、この軸部（25)を中心として回動するが、この吊掛部（22)は、鞫本体（21)の上面（23)と面一となる場所に固定することができる固定部（26)が設けられている。

この固定部（26)は、鞫本体（21)の上面（23)と吊掛部（22)が面一となる場所に於いて吊掛部（22)を固定することができれば、特に限定されず、図 7 (a)及び図 8 (a) では、 2つの支持部材（26a、 26b)と軸部（26c)から構成されている。この固定部（2 6)は、上面（23)と吊掛部（22)が面一となる場所で、支持部材（26a, 26b)がー直線上に並ぶようにされ、鞫本体（21)の側面（24)に近接するに従って、軸部（26c)を中心に支持部材（26a、 26b)が重なり合うように設けられて、る。

このように、固定部（26)を設けることによって、吊掛部（22)の回動を制御することができるようになる。

[0032] 第 2実施例の吊掛部（22)も、第 1実施例に係る吊掛部（12)と同様に、鞫本体 (21 )力延出する吊掛部（22)の長さを任意に調整して係止する係止部（図示せず)を有していることが好ましい。

このように係止部を設けることによって、吊掛部（22)が鞫本体（21)力延出される長さ（d)を調整することができるので、被吊掛物に応じて吊掛部（22)の延出長さ (d) を変更することができる。

この係止部は、吊掛部（22)の長さを調整することができる機構を有していれば特に限定されるものではなぐ第 1実施例の吊掛部（12)で説明した如き滑走部を利用する機構を採用することができる。

尚、吊掛部（22)の他の構成は、第 1実施例の吊掛部（11)と同様なので省略する。また、第 1実施例の支持部（17)を第 2実施例の鞫 (2)に取り付けることもできる。

[0033] 図 9には、第 2実施例の吊掛部に係る他の実施例を示している。

上記第 2実施例に於、て鞫本体 (21)の側面（24)外側から上面（23)と面一となる場所までの回動 (約 90度回動する）の場合を説明したが、図 9に示される実施例の鞫 (2' )では、鞫本体（21 ' )の側面（24' )の内側から上面（23 ' )と面一となるように回動 (約 270度）させて、吊掛部（22' )を固定している。

この場合、吊掛部（22' )の上端部が、鞫本体（21 ' )の側面（24' )の内側上方に軸部（25 ' )が設けられ、上方に回動可能にされて、る。

この実施例の吊掛部（22' )は、非使用時に於、て、鞫本体（21 ' )の側面（24' )の内面 (裏面）に装着されるように設けられている。このように設けられることによって、吊掛部（22 ' )の非使用時に於!、て、確実に吊掛部（22 ' )を隠蔽することができる。尚、この実施例の鞫（2' )も、上記する如ぐ吊掛部（22' )を、上面（23' )と面一となる位置で固定する固定部（図示せず)を設けておく。

[0034] 図 10には、第 2実施例の吊掛部に係る他の実施例を示している。

この図 10の実施例の鞫（2' ' )では、吊掛部（22' ' )が、鞫本体（21 ' ' )の上面（23 ' ' )の裏面に軸部（25 ' ' )を介して回動可能とされて、る。吊掛部（22' ' )は、非使用時に於いて、上面 (23' ')の裏側に装着された状態となり、使用時に於いて、軸部（2 5")を軸として約 180度回動させることによって、鞫本体（21 ' ' )カも延出する吊掛部（22 '')を形成することができる。

尚、この実施例の鞫（2' ')も、上記する如ぐ吊掛部（22")を、上面（23")と面一となる位置で固定する固定部（図示せず)を設けておく。

[0035] 図 11には、第 2実施例の吊掛部に係る他の実施例を示している。

この図 11の実施例の鞫（2' ' ')では、吊掛部（22' ' ')力鞫本体（21' ' ')の上面（ 23' ' ')の裏面に軸部（25' ' ')を介して、上面（23' ")と平行な面内に回動可能とされている。吊掛部（22'，，）は、非使用時に於いて、上面（23' ' ')の裏側に装着された状態となり、使用時に於いて、軸部（25' '')を軸として上面（23' ")と平行な面内に約 180度回動させることによって、鞫本体（21' ")から延出する吊掛部（22' ' ')を形成することができる。

この場合、軸部（25' ' ')は、非使用時に於いて吊掛部（22' ' ')を確実に鞫本体（2 1，，， )に収納する（上面 (23，，， )の裏面に装着する)ために、吊掛部 (22，，， )の長手方向端部の略中央部に設けられることが好ましい。このように長手方向端部の略中央部に設けられることによって、吊掛部（22' ' ')を確実に鞫本体（21' ' ')内に収納することができるカゝらである。

尚、この実施例の鞫（2'，，）ち、上記する如ぐ吊掛部（22' ' ')を、上面（23' ' ')と面一となる位置で固定する固定部（図示せず)を設ける。

[0036] 第 2実施例に係る鞫（2)の使用について説明する。尚、実施例の鞫（2'、 2"、 2"

')は省略する。

使用者は、通常、図 7(b)に示される非使用状態で鞫 (2)を使用している。または、鞫（2)内部に吊掛部（22)が収容された状態で使用している。

背広を吊掛部（22)に吊り掛ける場合であれば、鞫（2)の側面（24)に当接して装着される又は、鞫（2)内に収納される吊掛部（22)を回動させて、上面（23)と面一となるまで回動させる。そして、吊掛部（22)を上面（23)と面一となるように回動させた後に係止部を利用して延出長さ (d)を調整し、背広を吊り掛けることのできる長さに調整する。

袋を吊掛部（22)に吊り掛ける場合であれば、鞫 (2)の側面 (24)に当接して装着される又は、鞫（2)内に収納される吊掛部（22)を回動させて、上面（23)と面一となるまで回動させる。そして、吊掛部（22)を上面（23)と面一となるように回動させた後に係止部を利用して延出長さ (d)を調整し、袋を吊り掛けることのできる長さに調整する第 3実施例の鞫 (3)につ、て説明する。

第 3実施例の鞫（3)は、図 12には、第 3実施例の鞫の斜視図が示されており、 (a) は鞫の使用状態を示しており、 (b)は第 3実施例に於ける吊掛部の側面図を示している。

第 3実施例の鞫 (3)は、鞫本体 (31)と吊掛部（32)からなる。

尚、鞫本体 (31)は、第 1実施例の鞫本体（11)と同様であるので説明を省略する。第 3実施例の吊掛部（32)は、鞫本体 (31)力取外して、鞫本体 (31)内に収納することができる。また、この鞫本体（31)に取り付けて固定することのできる固定機構を有している。この固定機構は、特に限定されないが、後述する挟持部や第 4実施例で説明する切り欠き部を採用することができる。

この吊掛部（32)は、図 12 (b)で示す如ぐ鞫本体（31)の上面（33)を挟持する挟持部（34)を有している。この挟持部（34)は、吊掛部（32)力該吊掛部（32)の長さ方向に沿って略平行に延出する部材（34a)を設けることによって、吊掛部（32)とこの部材（34a)との空間内に鞫本体（31)の上面（33)を挟み込むように設けられて！/、る。

この吊掛部（32)と部材（34a)との間に形成される空間は、吊掛部（32)の端部に近づくに従って、高さ（h)が短くなるように設けられることが好ましい。このように空間力 S小さくなるように部材 (34a)が設けられることによって、確実に吊掛部（32)を上面（ 33)へ挟持させることができるカゝらである。

尚、この吊掛部（32)の長さ (1)は、鞫本体（31)内に収納することができる長さであれば特に限定されないが、この鞫本体 (31)の正面視に於ける対角線の長さよりも僅かに短くなるように形成されることが最も好まし、。このように形成されることによって、最も長、長さを有して吊掛部（32)を形成することができるからである。

[0038] 上記する部材（34)は、吊掛部（32)に沿って滑走させることができるように設けることが好ましい。

このように部材 (34)が吊掛部（32)に沿って滑走することができるように設けられることによって、鞫本体 (31)の上面 (33)を挟持する部分を調整することができ、吊掛部（32)の鞫本体 (31)力延出される延出長さを調整することができる力である。

[0039] この第 3実施例に係る吊掛部（32)は、非使用時に於いて、鞫本体（31)内部に収納されるので、非使用時には、吊掛部（32)が邪魔になることがない。

この吊掛部（32)の他の構成は、上記する第 1実施例及び第 2実施例の吊掛部（32 )と同様である。

[0040] この第 3実施例に係る吊掛部（32)は、図 12 (c)で示される如ぐ吊掛部の一端を折り返して挟持部（34' )を形成するよう〖こ作成することもできる。

この場合、鞫本体（31)の上面（33)の他方側（図 12で示される挟持部（34)が取り付けられる側とは反対側）で、吊掛部（32' )は上面（33)を挟持することになる。この挟持部 (34' )は、上面 (33)を挟持するので、挟持部 (34)で説明した如ぐ挟持部（ 34 ' )によって形成される空間の高さが吊掛部（32' )の中央方向に従って低くなるように設けられて、ることが好まし！/、。

尚、この場合、挟持部（34' )が取り付けられる上面 (33)側とは逆側に吊掛部（32' )の延出長さが形成されることになる。

[0041] 第 3実施例に係る鞫 (3)の使用につ、て説明する。

使用者は、通常、吊掛部 (32)を鞫 (3)内に収納した非使用状態で鞫 (3)を使用している。

背広を吊掛部（32)に吊り掛ける場合であれば、鞫（3)内力も収納される吊掛部（3 2)を取り出して、上面 (33)に挟持部（34)で挟持する。そして、吊掛部（32)を上面（ 33)と挟持させる部分をこの挟持部（34)を滑走させて調整し、背広を吊り掛けることのできる長さに調整する。

袋を吊掛部（32)に吊り掛ける場合であれば、鞫（3)内力も収納される吊掛部（32) を取り出して、上面（33)に挟持部（34)で挟持する。そして、吊掛部（32)を上面（33 )と挟持させる部分をこの挟持部（34)を滑走させて調整し、袋を吊り掛けることのできる長さに調整する。

尚、吊掛部 (32' )を使用する場合も、挟持部 (34' )で挟持させる場所が異なるだけで上記と同様に使用することができる。

[0042] 第 4実施例の鞫 (4)につ、て説明する。

この第 4実施例の鞫 (4)は、鞫本体 (41)と吊掛部 (42)力もなるが、鞫本体 (41)と吊掛部 (42)の基本的構成は同じであるので、異なる構成のみを説明する。

図 13は、第 4実施例の鞫を示す斜視図であり、（a)は第 4実施例の鞫の使用状態を示し、 (b)は第 4実施例の吊掛部の一実施例を示す平面図である。

この第 4実施例の吊掛部 (42)は、図 13 (b)で示す如ぐ固定機構として複数の切り欠き部 (45)を有して、る。これらの切り欠き部 (45)は、鞫本体 (41)の把手部 (44) を嵌合することのできる形状を有しており、把手部 (44)を切り欠き部 (45)内に収容することによって、鞫本体 (41)の上面 (43)に載置することができる。

これらの切り欠き部 (45)は、図 13 (b)で示される如ぐ所定間隔で形成されており、この所定間隔は特に限定されないが、いずれか二つの切り欠き部 (45)を選択した場合に、把手部 (44)と同じ幅を有することができるように設定されている（例えば、図 12 (a)では右端の切り欠き部 (45)と右から 3番目の切り欠き部 (45)で把手部 (44)と同じ幅を形成している)。

このように複数の切り欠き部 (45)を設けることによって、鞫本体 (41)から延出する延出長さを調整することができる。尚、このように複数の切り欠き部 (45)が設けられた場合には、平面視に於いて上面 (43)内に吊掛部 (42)が収納されるように、把手部（ 44)を収容する切り欠き部 (45)を選択することができる。

尚、第 4実施例の吊掛部 (42)が上面 (43)に載置された際には、把手部 (44)の近傍に設けられる取付部（図示せず）によって、吊掛部 (42)が取り付けられる。この取付部は、螺子を採用することもできるし、吊掛部 (42)を上面 (43)と挟持するようにスライドさせて挟み込むよう〖こすることもできる。

[0043] 第 4実施例に係る鞫 (4)の使用につ、て説明する。

使用者は、通常、吊掛部 (42)を平面視にお、て、鞫 (4)の上面 (43)内に収容した非使用状態で鞫 (4)を使用して!/、る。

背広を吊掛部 (42)に吊り掛ける場合であれば、吊掛部 (42)が把手部 (44)を収容する切り欠き部 (45)を変更させて、背広を吊り掛けることのできる長さに調整し、把手部 (44)を収容する。そして、吊掛部 (42)を取付部で固定して、背広を吊掛部 (42) へ吊り掛ける。

袋を吊掛部 (42)に吊り掛ける場合であれば、吊掛部 (42)が把手部 (44)を収容する切り欠き部 (45)を変更させて、袋を吊り掛けることのできる長さに調整し、把手部（ 44)を収容する。そして、吊掛部 (42)を取付部で固定して、背広を吊掛部 (42)へ吊り掛ける。

尚、本発明に係る鞫は、第 1乃至第 5実施例を説明したが、各鞫（1, 2, 2'、 2' '、 2 ' ' '、 3, 4)とも、支持部を設けたり、滑止部（15)を設けたり、吊掛部をスライドさせたりする機構を設けることができる。

以上が本発明に係る吊掛部を有する鞫の説明である。

図面の簡単な説明

[図 1]第 1実施例に係る鞫を示す斜視図であり、（a)は吊掛部が延出している状態を示し、（b)は吊掛部が収納される収納状態を示す。

[図 2]本発明に係る鞫の開状態に於ける正面図である

[図 3]吊掛部の係止部の一実施形態を示す平面図である。

[図 4]固着部と滑走部の他の実施例を示している。

[図 5]吊掛部に設けられる滑止部の実施例であり、（a)乃至 (c)は滑止部が設けられる一実施例を示している。

[図 6]支持部が設けられた一実施例を示し、（a)は正面図を示し、（b)はその使用状態を示す。

[図 7]第 2実施例に係る鞫を示す斜視図であり、 (a)は吊掛部が延出している状態を示し、（b)は吊掛部が収納される収納状態を示す。

[図 8]第 2実施例の鞫を示す正面図である。

[図 9]第 2実施例の鞫の他の実施例を示す正面図である。

[図 10]第 2実施例の鞫の他の実施例を示す正面図である。圆 11]第 2実施例の鞫の他の実施例を示す正面図である。

圆 12]第 3実施例の鞫の斜視図が示されており、（a)は鞫の使用状態を示しており、 ( b)は第 3実施例に於ける吊掛部の側面図を示し、 (c)は第 3実施例に於ける吊掛部の他の実施例の側面図を示して、る。

[図 13] (a)は第 4実施例の鞫の斜視図を示し、 (b)は第 4実施例の吊掛部を示している。

符号の説明

I'··第 1実施例の鞫

ll- • .跑本体

12- • ·吊掛部

13- ··上面

14- ··係止部

15- ··滑止部

17- ··支持部

2" ··第 2実施例の鞫

21- • .跑本体

22- • ·吊掛部

23- ··上面

2'· ··第 2実施例の鞫

21， • .跑本体

22' • ·吊掛部

23' ··上面

2" ···第 2実施例の鞫

21， • .跑本体

22' '··吊掛部

23' ,··上面

2" '··第 2実施例の鞫

21' • .跑本体 2， "··吊掛部3' ' ' · .上面·· '第 3実施例の鞫1· ,本体2· •吊掛部3· ，上面

· •挟持部·· '第 4実施例の鞫1· ,本体

· •吊掛部 · ，上面

· •把手部 · •切り欠き部

Claims

請求の範囲

[I] 衣類等の物品を吊り掛けるための吊掛部 12を有する鞫であって、

前記吊掛部 12は、前記鞫 11内に収納される力若しくは該鞫 11の表面に装着されるとともに、使用時に於いて前記鞫上面 13の長手方向端部力も該長手方向に沿つて延出可能とされてヽることを特徴とする吊掛部を有する鞫。

[2] 前記吊掛部 12が、前記鞫 11内に収容され、前記長手方向に沿うスライド操作によつて前記端部から延出することを特徴とする請求項 1記載の吊掛部を有する鞫。

[3] 前記吊掛部 12が、前記鞫 11の前記上面 13の裏側に設けられていることを特徴とする請求項 2記載の吊掛部を有する鞫。

[4] 前記吊掛部 12が、前記鞫 11力もの延出長さを任意に調整して係止する係止部 14 を有することを特徴とする請求項 2又は 3に記載の吊掛部を有する鞫。

[5] 前記吊掛部 22が、前記鞫 21の側面 24に装着され、該吊掛部 22の上端部を支点として上方に回動可能とされていることを特徴とする請求項 1記載の吊掛部を有する鞫。

[6] 前記吊掛部 32が、前記鞫 31の上面 34の裏側に装着され、該吊掛部 32が該上面 34と平行な面内に回動可能に軸着されていることを特徴とする請求項 1記載の吊掛部を有する鞫。

[7] 前記吊掛部 22が、前記鞫 21の上面 24と面一となる位置で固定される固定部 26が設けられていることを特徴とする請求項 5又は 6に記載の吊掛部を有する鞫。

[8] 前記吊掛部 32、 42が、前記鞫 31、 41と着脱自在であり、該鞫の上面 33、 43と固定される固定機構を有して!/ヽることを特徴とする請求項 1記載の吊掛部を有する鞫。

[9] 前記吊掛部 32の固定機構力前記鞫 31の上面 33を挟持するための挟持部 34であることを特徴とする請求項 8記載の吊掛部を有する鞫。

[10] 前記挟持部 34が、前記吊掛部 32の一端を折り返して形成されていることを特徴とする請求項 9記載の吊掛部を有する鞫。

[II] 前記吊掛部 42の固定機構が、前記鞫 41の把手部 44を嵌合するための切り欠き部 45を有することを特徴とすることを特徴とする請求項 8記載の吊掛部を有する鞫。

[12] 前記吊掛部 12、 22、 32、 42は、この吊掛部の周縁部を被覆する滑止部 15が設けられて、ることを特徴とする請求項 1乃至 1 、ずれかに記載の吊掛部を有する鞫。

[13] 前記吊掛部 12、 22、 32、 42は、この吊掛部の各隅部 16が湾曲して形成され、該隅部 16を除く該吊掛部の周縁部を被覆する滑止部 15が設けられていることを特徴とする請求項 1乃至 1 、ずれかに記載の吊掛部を有する鞫。

[14] 前記吊掛部 12、 22、 32、 42は、該吊掛部の表面全体を被覆する滑止部 15が設けられて、ることを特徴とする請求項 1乃至 1 、ずれかに記載の吊掛部を有する鞫。

[15] 前記鞫 1、 2、 3、 4の側面下方には、前記吊掛部該吊掛部に吊り掛けられた被吊掛物を下方より支持する支持部 17が設けられていることを特徴とする請求項 1乃至 14

V、ずれかに記載の吊掛部を有する鞫。