JPH0238979Y2 - - Google Patents

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JPH0238979Y2
JPH0238979Y2 JP1983168403U JP16840383U JPH0238979Y2 JP H0238979 Y2 JPH0238979 Y2 JP H0238979Y2 JP 1983168403 U JP1983168403 U JP 1983168403U JP 16840383 U JP16840383 U JP 16840383U JP H0238979 Y2 JPH0238979 Y2 JP H0238979Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は建築物の室内の上部に取付ける昇降機構
付き収納装置に関する。
従来から室内の上部に取付ける収納装置として
は種々のものが提案されている。例えば、天井面
に開口を設け、複数の定滑車を利用して該開口か
ら収納体を昇降可能に吊下げた収納装置(実公昭
56−55387号公報)や、複数の定滑車を利用し天
井面の開口からガイドレールを固設し、ガイドレ
ールに沿つて収納体を昇降させる収納装置(実開
昭57−17008号公報)や、複数の定滑車を介して
巻取機を利用して収納車を昇降させる天井裏利用
の収納装置(特公昭57−37743号公報)等がある。
しかし、従来の収納装置は複数の定滑車、ガイ
ドレール、巻取機等を壁面に別個に取付けなけれ
ばならず、また収納体の可動距離が長いので大掛
りな機構となるため、収納装置を取付けるために
室内改装工事が必要となる。
更に、パンタグラフ等のアームを利用したもの
も考えられているが、上記した様に収納体の可動
距離が長いので大変大掛りな機構となつてしま
い、またスプリングを利用したものも考えられる
が、スプリングの反動や張力に難点があつた。
そこで本案は定滑車と動滑車とを組合せて昇降
機構をコンパクトにし、該昇降機構を基板に組込
んで、室内に取付けることにより簡単に取付け可
能な昇降機構付き収納装置を提供するものであ
る。
以下、図示の実施例について説明すると、1は
収納装置を示し、収納装置1は室内に取付ける基
部2と、該基部2に組込まれる昇降機構3と、該
昇降機構3から吊下げられる収納体4とから成
る。
上記基部2は平板状の背面板2aと、該背面板
2aの上面に設けた平板状の天井板2bとを断面
略逆L字状に組合せたものである。背面板2a及
び天井板2bには室内の側壁面又は天井面に取付
けるための木ねじ等の取付孔5…を複数個穿設
し、背面板2aには背面板2aの横幅より幅狭な
断面コ字状のカバー体6を取付けて背面板2aの
表面とカバー体6の内面との間に昇降機構3を組
込むための収納空間7を形成する。
尚、本案の実施例においては基部2を背面板2
aと天井板2bとから構成したが、背面板2aだ
けで構成してもよいし、また背面板2aと天井板
2bとの開放した両側面を側面板で塞いでもよ
く、少なくとも収納体4が出入り可能な様に下面
開放の構造であればよい。
上記した昇降機構3は軸方向に大径滑車8aと
小径滑車8bとを同軸にした段滑車部8と、該段
滑車部8に連結する動滑車部9との組合せより成
る。
段滑車部8は大径滑車8aと小径滑車8bとを
背面板2aに軸支して成る。また動滑車部9は滑
車9aと、該滑車9aを軸支する枠体9bとから
成り、枠体9bの下部を肉厚にしてバランスウエ
ート10を形成する(第3図)。
バランスウエート10は吊下される収納体4と
均衡を保つよう動滑車部9に作用する収納体4の
加重より僅かに重く設定する。
段滑車部8及び動滑車部9に掛け渡すロープ、
ワイヤーなどの吊持材11は、一端を収納体4の
背面の略中央に止着し、他端を下方から大径滑車
8aに掛け渡し、上方から動滑車部9の滑車9a
に通して、再び下方から小径滑車8bに掛け、先
端部を動滑車部9の枠体9bの上部に止着する。
従つて、収納体4は動滑車部9の上下動により昇
降する。
動滑車部9の可動範囲には、動滑車部9の上昇
及び下降限界を規制するガイドレール12を取付
ける。ガイドレール12は中央に長孔12aを開
設した枠12b,12bを対向状に背面板2aに
固定したもので、滑車9aの軸9cの両端を前後
に延長して枠体9bから突出させ、両先端を長孔
12aから外に出し、両先端に直径を該長孔12
aの幅より大きくした抜け止め13,13で係止
する。そして動滑車部9の動作範囲l1は一つの動
滑車を有する所謂差動滑車を利用しているので、
収納体4の可動範囲l2に対して略3分の1程度に
決めればよい。
尚、本実施例は一つの動滑車を利用している
が、動滑車を多段連結して使用してもよい。
前記した収納体4は箱状のもので、前面が両開
き式に開閉し、内部に収納物を収納する収納空間
を有している。そして、収納体4の両側板4a,
4aを後方に向つて延長し、前記した昇降機構3
を覆うカバー体6及びカバー体6の両側に取付け
られるスライドレール14,14を収める空間部
を形成する。
上記スライドレール14,14は多段式のスラ
イドレールであつて、実施例においては3段式の
ものを使用する。そしてスライドレール14は背
面板2aに固定する上側レール15と、収納体4
の背面に固定する下側レール16と、上側レール
15と下側レール16とを連結する連結レール1
7とから成る(第5図、第6図)。
連結レール17は左右の側面が内側にくびれる
案内溝17a,17aを有する断面エ字状の長尺
材より成り、前方に位置する前部17bには下部
に前方に向つて伸びた下側受部17cと、後方に
位置する後部17dには上部に後方に向つて伸び
た上側受部17eとを交互に形成する。上側レー
ル15は断面コ字状の長尺材より成り、両端部を
内側に向け伸長して上記案内溝17aに嵌入する
一対の爪部15a,15aを形成して、内側に連
結レール17の後部17dを挿通する長尺な上面
開放の中空部15bを形成する。そして中空部1
5bには該中空部15bの下部の一部を塞ぐよう
中空部15bに向つて突出した連結レール17の
上側受部17eと係合するストツパー部15cを
形成する。また下側レール16は上側レール15
と同一に形成して上下を逆にしたもので、案内溝
17aに嵌入する一対の爪部16a,16aと、
連結レール17の前部17bを挿通する長尺な下
面開放の中空部16bとを有し、中空部16bに
は該中空部16bの上部の一部を塞ぐよう中空部
16bに向つて突出した連結レール17の下側受
部17cと係合するストツパー部16cを形成す
る。そして下側レール16にはビス等により着脱
可能に取付けたスライドレールの抜け止め部材1
8を取付けて、中空部16bの下部を塞いでい
る。
この様に構成したスライドレール14を組立て
るには、連結レール17の下方から上側レール1
5の爪部15a,15aを連結レール17の案内
溝17a,17aに係合させ、連結レール17の
後部17dを上側レール15の中空部15bに挿
入する。そして上方から下側レール16の爪部1
6a,16aを連結レール17の案内溝17a,
17aに係合せ、連結レール17の前部17aを
下側レール16の中空部16bに挿入し、下側レ
ール16を連結レール17の下面より下方に位置
させ、下側レール16の中空部16bの下部に抜
け止め部材18を取付けて各レールを連結する。
この様に連結したスライドレール14を取付け
るには、一対のスライドレール14,14を用意
し、上側レール15,15をカバー体6の左右に
位置させ、背面板2aに木ねじ等で左右一対取付
ける。そして下側レール16,16を収納体4の
背面に木ねじ等で上側レール15,15と略平行
に取付ければよい。
更に収納体4の下面から伸びるのは、収納体4
を引き降すための誘導部材19であつて、該誘導
部材19の上部には収納体4の最上昇位置での下
降をロツクするためのロツク機構20を取付ける
(第1図,第7図)。
ロツク機構20としては、例えば収納体4の側
には回転可能に軸支したプレート20aを取付
け、該プレート20aの両端には先端が矢尻状と
なつた一対の棒材20b,20bを回動可能に交
互に取付け、また背面板2aの側には棒材20
b,20bの先端が嵌入可能な内側に開口を有す
るポケツト部20c,20cを左右に取付ける。
そしてプレート20aの一端にロープ19aを
止着し、他端を下方にたらして中央に円筒状の把
持部19bを通して、先端をプレート20aの他
端に止着すればよい。
従つて、誘導部材19を左右に振らすことによ
り、例えば誘導部材19を左方向に振ればプレー
ト20aが時計方向に回転して横向きとなり、左
右の棒材20b,20bが内側に向つて引き戻さ
れ、ポケツト部20c,20cから係脱してロツ
クが解除され、誘導部材19を引き下げることに
より収納体4を下降させることができる。また、
収納体4の最上昇位置で誘導部材19を右方向に
振れば、プレート20aが反時計方向に回転して
垂直となり、左右の棒材20b,20bが外側に
向つて伸びて、各先端がポケツト部20c,20
cに挿入され、収納体4の下降がロツクされる。
上記の様に構成された収納装置1を建築物の室
内に取付けるには、例えば室内の壁面21の上部
に背面板2aを直接、木ねじ等で取付けるだけで
よい(第8図a)。
収納装置1を利用するには、誘導部材19を左
方向に振りロツク機構20を解除し、誘導部材1
9を引き下げればよい。収納体4に作用する力が
吊持体11に加わり、動滑車部9はバランスウエ
ート10の加重に抗して上昇し収納体4が除々に
下降する。そしてスライドレール14も、収納体
4が下降するに従い下側レール16が下降すると
共に、連結レール17が自重で下降して上側受部
17eが上側レール15のストツパー部15cに
係合した位置で下降を停止する。次に下側レール
16が単独で下降を続け、ストツパー部16cが
連続レール17の下側受部17cに係合した位置
で下降を停止して収納体4の最下降位置となる
(第6図b)。この状態で収納体4内に収納物を収
納したり、取り出したりすればよい。尚、動滑車
部9の最上昇位置と、収納体4の最下降位置を一
致させておいてもよい。
また、収納体4を上昇させるには、収納体4の
下面を手や棒材などで押上げればよい。
吊持材11に作用する力が減少して動滑車部9
がバランスウエート10により下降し、収納体4
を除々に引上げる。そしてスライドレール14も
収納体4が上昇するに従い下側レール16が上昇
して抜け止め部材18が連結レール17の下側受
部17cに係合し、続いて連結レール17を上昇
させ、最終的に各レール一本分の長さまで短縮で
きる(第6図a参考)。そして収納体4の上面が
天井板2bに衝合した位置で収納体4の最上昇位
置となり、誘導部材19を右方向に振りロツク機
構20でロツクし、収納体4を最上昇位置に係止
する。
また、収納装置1の取付位置としては、第2実
施例として壁面21の上部に背面板2aを、天井
面22に天井板2bを木ねじ等で固定し、室内の
上部隅に収納装置1を取付けてもよい(第8図
b)。
また、第3実施例として天井面22に天井板2
bを木ねじ等で固定し、室内の天井に収納装置1
を取付けてもよい(第8図c)。
更に、第4実施例として天井面22に収納体4
が出入り可能な開口23を開設しておき、天井裏
に基部2を固定し、天井裏に収納装置1を取付け
てもよい(第8図d)。この実施例によれば天井
面22の開口23が収納体4の下面で塞がれるの
で、開口23に特段の開閉機構を設ける必要がな
い。
以上の様に、段滑車部と動滑車部とを組合せた
昇降機構を利用しているので、収納体の可動範囲
に比べ昇降機構を薄型に、コンパクトに設計で
き、収納体の収納容量を増加できる。また昇降機
構が基部に組込まれているので、収納装置の取付
けが簡単で、特別な室内改装工事を必要とせずに
安価に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示すもので、第1図は一
部を欠載した斜視図、第2図aは一部を断面にし
た正面図、同図bは一部を断面にした側面図、第
3図は昇降機構の縦断側面図、第4図は昇降機構
の説明図、第5図aはスライドレールの分解斜視
図、同図bは組立状態の平面図、第6図aはスラ
イドレールの短縮状態を示す説明図、同図bはス
ライドレールの伸縮状態を示す説明図、第7図は
誘導部材及びロツク機構の説明図、第8図a〜d
は収納装置の取付状態を示す説明図である。 1……収納装置、2……基部、3……昇降機
構、4……収納体、8……段滑車部、8a……大
径滑車、8b……小径滑車、9……動滑車部、1
0……バランスウエート、11……吊持材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 室内の上部に取付ける基部と、該基部に組込ま
    れた昇降機構と、該昇降機構に吊下された収納体
    とから成り、 上記昇降機構は、大径滑車と小径滑車とを同軸
    にした段滑車部と、バランスウエイトを設けた動
    滑車部との組合せより成り、 収納体に一端を止着した吊持材の他端を下方か
    ら段滑車部の大径滑車に掛け渡し、上方から動滑
    車部の滑車に掛けて再び下方から段滑車部の小径
    滑車に掛け、先端部を動滑車部に止着して成る昇
    降機構付き収納装置。
JP16840383U 1983-11-01 1983-11-01 昇降機構付き収納装置 Granted JPS6077649U (ja)

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JP16840383U JPS6077649U (ja) 1983-11-01 1983-11-01 昇降機構付き収納装置

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JP16840383U JPS6077649U (ja) 1983-11-01 1983-11-01 昇降機構付き収納装置

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JPS6077649U JPS6077649U (ja) 1985-05-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009011390A (ja) * 2007-06-29 2009-01-22 Fukushin Denki Kk キッチン用昇降式吊戸棚

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53105028A (en) * 1977-02-23 1978-09-12 Michio Nakagawa Ceiling containing device

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JPS53105028A (en) * 1977-02-23 1978-09-12 Michio Nakagawa Ceiling containing device

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