JP2543406Y2 - プッシュスイッチ - Google Patents

プッシュスイッチ

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JP2543406Y2
JP2543406Y2 JP1348292U JP1348292U JP2543406Y2 JP 2543406 Y2 JP2543406 Y2 JP 2543406Y2 JP 1348292 U JP1348292 U JP 1348292U JP 1348292 U JP1348292 U JP 1348292U JP 2543406 Y2 JP2543406 Y2 JP 2543406Y2
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JP
Japan
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fixed
movable
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movable contact
fixed terminal
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JP1348292U
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JPH0575923U (ja
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一成 山▲崎▼
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、各種電子機器に使用さ
れるプッシュスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプッシュスイッチを図4により説
明する。
【0003】同図において、1は絶縁材からなるケース
であり、前記ケース1内には固定端子4および5が配設
されている。8は固定接点であり、固定端子4,5のそ
れぞれに固定されている。また、固定端子4,5間には
固定端子4,5の配設方向と略垂直方向に移動可能な操
作体2を備えている。3は可動接片であり、固定端子
4,5の配設面に略平行かつ操作体2の移動方向に動作
および揺動可能に操作体2に形成された係止部に嵌挿さ
れており、可動接片3の両端部には固定側接点8に対向
して可動側接点9が固定されている。可動接片3上には
コイルバネ6が可動接片3を付勢するように配置されて
おり、操作体2の下部にはケース1の下部に当接して復
帰用バネ7が組み込まれている。
【0004】以上のように構成されたプッシュスイッチ
について、以下その動作について説明する。まず、図4
の状態から操作体2の操作部2aを押し下げていくと、
同時に可動接片3も下方へ移動し、可動側接点9と固定
側接点8が閉接する。続いて操作部2aをさらに押し下
げるとコイルバネ6の付勢力により可動接片3を介して
可動側接点9と固定側接点8との当接力を高めていき操
作体2の鍔部2bがケース1内のストッパー部1aに当
接して、操作体2は停止する。操作部2aの押し下げ力
を除去または減少させると、操作体2は復帰用バネ7の
付勢力により上方へ移動し前記と同様な過程を経て可動
側接点9と固定側接点8は開離し図4の状態に戻る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、固定側接点8と可動側接点9は略平行に対
向しているため接点開閉の際生じるアーク現象をどちら
かの接点対に限定できず、両接点対の各接点に使用電
流、負荷寿命を考慮した成分と体積を有したものを備え
ていることが必要であった。また、実使用上アークは閉
接時には後で閉接する接点対に、開離時には先に開離す
る接点対に発生するものであり、負荷開閉の当初アーク
の発生で接点の消耗度合の大きい接点対がその後片寄っ
て開閉時にアークが生じる傾向にあり、接点の使用効率
上無駄が多く、商品のコストダウン化が要求される中
で、解決すべき課題となっていた。
【0006】本考案は上記従来の課題を解決するもの
で、安価で接点の使用効率を高め、かつ安全性と信頼性
の高い優れたプッシュスイッチを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本考案のプッシュスイッチは、スイッチケースと、ス
イッチケースに配設された2個の固定端子と、前記固定
端子間に位置して、固定端子の配設方向と略垂直方向に
移動可能に操作体を備え、前記操作体に対し移動可能か
つ揺動可能に嵌挿され、操作体の傾斜した可動接片係止
部に配置された可動接片と、可動接片上にコイルバネを
備えて、操作体を移動させることによって可動接片と固
定端子が開閉するスイッチとしたものである。
【0008】
【作用】上記構成によって、可動接片が両固定端子に対
し傾斜して対向することにより、固定接点との距離が短
い接点対の可動接片の端部が閉接時には他方の接点対よ
り先に対向する固定接点部と接触し、かつ開離時には後
で離れるため、アークが発生し難くアークによる損傷を
ほとんど受けないことから、従来、該端部に設けていた
個片状の接点を不要または大幅に体積を減少化すること
ができる。よって開閉時のアーク発生をもう一方の端部
に設けた接点に負わせることができ、接点使用効率上無
駄のないスイッチを構成とし、安全性および信頼性を損
わずコストダウンが図れるという効果を有するものであ
る。
【0009】
【実施例】以下本考案のプッシュスイッチを図1,図2
の一実施例により説明する。同図によると、11は絶縁
材からなるケースであり、前記ケース11内には固定端
子14および15が配設されている。18は固定側接点
であり、固定端子14に固定されている。固定端子1
4,15間には固定端子14,15の配設方向と略垂直
方向に移動可能に操作体12を備えている。13は可動
接片であり、操作体2の移動方向に動作および揺動可
能、かつ固定端子14,15の配設面に対し傾斜した操
作体2に形成された可動接片係止部に嵌挿されており、
可動接片13の固定側接点8に対向する一端部には可動
側接点19が固定されている。可動接片13上にはコイ
ルバネ16が可動接片13を付勢するように配置されて
おり、操作体12の下部にはケース11の下部に当接し
て復帰用バネ17が組み込まれている。
【0010】以上のように構成されたプッシュスイッチ
について、図1,図3により動作を説明する。まず、図
1の状態から操作体12の操作部12aを押し下げてい
くと、同時に可動接片13も下方へ移動し、図3(a)
に示すように可動接片13の他端に比べ固定端子に距離
が短い端部13aが先に固定端子15に当接し、さら
に、操作部12aを押し下げると可動側接点19が固定
側接点18と当接して当スイッチは閉接することとな
る。なお、さらに操作部12aを押し下げるとコイルバ
ネ16の付勢力により可動接片13を介して可動接片1
3の端部13aと可動側接点19は各々対向する固定端
子15および固定側接点18との当接力を高め、操作体
12の鍔部12bがケース11内のストッパー部11a
に当接して、図3(b)に示すように操作体12は停止
する。次に操作部12aの押し下げ力を除去または減少
させると、操作体12は復帰用バネ17の付勢力により
上方へ移動し前記と同様な過程を経て、まず可動側接点
19は固定側接点18と開離し、次に可動接片13の端
部13aと固定端子15が開離して当スイッチは回路上
開離することとなる。
【0011】以上のように本実施例によれば、可動接片
13は固定端子14,15に対し傾斜して配置されてい
ることより、閉接時には可動側接点19と固定側接点1
8との間でアークが発生し、また開離時には同じく可動
側接点19と固定側接点18との間でアークが発生する
ため、可動接片13の端部13aと固定端子15は開閉
時のアーク損傷を受けることがなく、個片状の接点を必
ずしも必要としない。また、可動接片13の端部13a
と固定端子15が当接する際には、当接時点から可動側
接点19と固定側接点18が閉接する時点までは端部1
3aと固定端子15は圧接しながら回動動作とともに摺
動動作を行うことにより、各接触部に酸化被膜の生成や
粉塵等の異物の付着に対して接触を安定化させる効果
(ワイピング効果)を有することができる。
【0012】本実施例では可動接片13の端部13aお
よび固定端子14には個片状接点を有していないが、電
流容量が大きい場合は可動側接点19および固定側接点
18より小なる接点を設けても良く、これも本考案の範
疇であることは勿論である。
【0013】
【考案の効果】以上のように本考案は、操作体の可動接
片係止部は前記固定端子の配設面に対し傾斜した形状と
して可動接片を傾斜して配置し、可動接片が両固定端子
に対し傾斜して対向させることにより、固定端子との距
離が短い接点対の可動接片の端部が閉接時には他方の接
点対より先に固定接点に接触し、かつ開離時には後で離
れるため、アークが発生し難くアークによる損傷をほと
んど受けないことから、従来、可動接片端部および対向
する固定端子のそれぞれ相方に設けていた個片状の接点
の一方が不要または大幅に体積を減少化することがで
き、開閉時のアーク発生をもう一方の端部に設けた接点
対に負わせて、接点使用効率上無駄のないスイッチ構成
とし、安全性および信頼性を損わずコストダウンが図れ
るという効果を有する安価でかつ安全性および信頼性の
高いプッシュスイッチを実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のプッシュスイッチの一実施例の断面図
【図2】同要部である操作体、可動接片の斜視図
【図3】(a),(b)同動作説明のための断面図
【図4】従来のプッシュスイッチの断面図
【符号の説明】
11 ケース 12 操作体 13 可動接片 14 固定端子 15 固定端子 16 コイルバネ 18 固定側接点 19 可動側接点

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースと、このケースに配設された2個の
    固定端子と、この固定端子間に位置して固定端子の配設
    方向と略垂直方向に移動可能に装着された操作体と、こ
    の操作体に設けられた前記固定端子の配設面に対し傾斜
    した可動接片係止部にこの操作体に対し移動可能かつ揺
    動可能に嵌挿・係止された可動接片と、この可動接片を
    上記固定端子側に押圧するように上記操作体と上記可動
    接片間に装着されたコイルバネと、少なくとも上記可動
    接片と固定端子間の間隔の大なる可動接片の側のみに可
    動側接点を設け、この可動側接点に対応する固定端子の
    みに上記可動側接点に対応する固定側接点を設けたプッ
    シュスイッチ。
  2. 【請求項2】ケースと、このケースに配設された2個の
    固定端子と、この固定端子間に位置して固定端子の配設
    方向と略垂直方向に移動可能に装着された操作体と、こ
    の操作体に設けられた前記固定端子の配設面に対し傾斜
    した可動接片係止部にこの操作体に対し移動可能かつ揺
    動可能に嵌挿・係止された可動接片と、この可動接片を
    上記固定端子側に押圧するように上記操作体と上記可動
    接片間に装着されたコイルバネと、少なくとも上記可動
    接片と固定端子間の間隔の大なる可動接片の一方側に可
    動側接点を設け、この可動側接点に対応する固定端子に
    上記可動側接点に対応する固定側接点を設けるととも
    に、上記固定側接点の設けられていない固定端子および
    可動接片の他方側に上記可動側接点および固定側接点よ
    り小さい可動側接点および固定側接点を設けたプッシュ
    スイッチ。
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JPH0575923U JPH0575923U (ja) 1993-10-15
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JP5802078B2 (ja) 2011-08-10 2015-10-28 株式会社ヴァレオジャパン プッシュスイッチ

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