JPH0575923U - プッシュスイッチ - Google Patents

プッシュスイッチ

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JPH0575923U
JPH0575923U JP1348292U JP1348292U JPH0575923U JP H0575923 U JPH0575923 U JP H0575923U JP 1348292 U JP1348292 U JP 1348292U JP 1348292 U JP1348292 U JP 1348292U JP H0575923 U JPH0575923 U JP H0575923U
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JP
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movable
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contact
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JP1348292U
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一成 山▲崎▼
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種電子機器に使用されるプッシュスイッチ
に関するものであり、接点使用効率を高め、かつ安全
性、信頼性に優れたプッシュスイッチを提供することを
目的とするものである。 【構成】 この目的を達成するために本考案のプッシュ
スイッチは、操作体12に形成された可動接片係止部は
固定端子14,15配設面に対し傾斜した形状とし、可
動接片13も傾斜して前記操作体12の係止部に嵌挿さ
れた構成としたものである。この構成によって、開閉時
には可動側接点19と固定側接点18のみでアークが発
生することとなり、可動接片13の端部13aと固定端
子15は開閉時のアーク損傷を受けることがなく、個片
状の接点を必ずしも必要としない。よって、簡易な構造
により接点使用効率上無駄のない構成とし、安価でかつ
安全性および信頼性の高いプッシュスイッチを実現でき
るものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種電子機器に使用されるプッシュスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のプッシュスイッチを図4により説明する。
【0003】 同図において、1は絶縁材からなるケースであり、前記ケース1内には固定端 子4および5が配設されている。8は固定接点であり、固定端子4,5のそれぞ れに固定されている。また、固定端子4,5間には固定端子4,5の配設方向と 略垂直方向に移動可能な操作体2を備えている。3は可動接片であり、固定端子 4,5の配設面に略平行かつ操作体2の移動方向に動作および揺動可能に操作体 2に形成された係止部に嵌挿されており、可動接片3の両端部には固定側接点8 に対向して可動側接点9が固定されている。可動接片3上にはコイルバネ6が可 動接片3を付勢するように配置されており、操作体2の下部にはケース1の下部 に当接して復帰用バネ7が組み込まれている。
【0004】 以上のように構成されたプッシュスイッチについて、以下その動作について説 明する。まず、図4の状態から操作体2の操作部2aを押し下げていくと、同時 に可動接片3も下方へ移動し、可動側接点9と固定側接点8が閉接する。続いて 操作部2aをさらに押し下げるとコイルバネ6の付勢力により可動接片3を介し て可動側接点9と固定側接点8との当接力を高めていき操作体2の鍔部2bがケ ース1内のストッパー部1aに当接して、操作体2は停止する。操作部2aの押 し下げ力を除去または減少させると、操作体2は復帰用バネ7の付勢力により上 方へ移動し前記と同様な過程を経て可動側接点9と固定側接点8は開離し図4の 状態に戻る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら上記従来の構成では、固定側接点8と可動側接点9は略平行に対 向しているため接点開閉の際生じるアーク現象をどちらかの接点対に限定できず 、両接点対の各接点に使用電流、負荷寿命を考慮した成分と体積を有したものを 備えていることが必要であった。また、実使用上アークは閉接時には後で閉接す る接点対に、開離時には先に開離する接点対に発生するものであり、負荷開閉の 当初アークの発生で接点の消耗度合の大きい接点対がその後片寄って開閉時にア ークが生じる傾向にあり、接点の使用効率上無駄が多く、商品のコストダウン化 が要求される中で、解決すべき課題となっていた。
【0006】 本考案は上記従来の課題を解決するもので、安価で接点の使用効率を高め、か つ安全性と信頼性の高い優れたプッシュスイッチを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本考案のプッシュスイッチは、スイッチケースと、 スイッチケースに配設された2個の固定端子と、前記固定端子間に位置して、固 定端子の配設方向と略垂直方向に移動可能に操作体を備え、前記操作体に対し移 動可能かつ揺動可能に嵌挿され、操作体の傾斜した可動接片係止部に配置された 可動接片と、可動接片上にコイルバネを備えて、操作体を移動させることによっ て可動接片と固定端子が開閉するスイッチとしたものである。
【0008】
【作用】
上記構成によって、可動接片が両固定端子に対し傾斜して対向することにより 、固定接点との距離が短い接点対の可動接片の端部が閉接時には他方の接点対よ り先に対向する固定接点部と接触し、かつ開離時には後で離れるため、アークが 発生し難くアークによる損傷をほとんど受けないことから、従来、該端部に設け ていた個片状の接点を不要または大幅に体積を減少化することができる。よって 開閉時のアーク発生をもう一方の端部に設けた接点に負わせることができ、接点 使用効率上無駄のないスイッチを構成とし、安全性および信頼性を損わずコスト ダウンが図れるという効果を有するものである。
【0009】
【実施例】
以下本考案のプッシュスイッチを図1,図2の一実施例により説明する。同図 によると、11は絶縁材からなるケースであり、前記ケース11内には固定端子 14および15が配設されている。18は固定側接点であり、固定端子14に固 定されている。固定端子14,15間には固定端子14,15の配設方向と略垂 直方向に移動可能に操作体12を備えている。13は可動接片であり、操作体2 の移動方向に動作および揺動可能、かつ固定端子14,15の配設面に対し傾斜 した操作体2に形成された可動接片係止部に嵌挿されており、可動接片13の固 定側接点8に対向する一端部には可動側接点19が固定されている。可動接片1 3上にはコイルバネ16が可動接片13を付勢するように配置されており、操作 体12の下部にはケース11の下部に当接して復帰用バネ17が組み込まれてい る。
【0010】 以上のように構成されたプッシュスイッチについて、図1,図3により動作を 説明する。まず、図1の状態から操作体12の操作部12aを押し下げていくと 、同時に可動接片13も下方へ移動し、図3(a)に示すように可動接片13の 他端に比べ固定端子に距離が短い端部13aが先に固定端子15に当接し、さら に、操作部12aを押し下げると可動側接点19が固定側接点18と当接して当 スイッチは閉接することとなる。なお、さらに操作部12aを押し下げるとコイ ルバネ16の付勢力により可動接片13を介して可動接片13の端部13aと可 動側接点19は各々対向する固定端子15および固定側接点18との当接力を高 め、操作体12の鍔部12bがケース11内のストッパー部11aに当接して、 図3(b)に示すように操作体12は停止する。次に操作部12aの押し下げ力 を除去または減少させると、操作体12は復帰用バネ17の付勢力により上方へ 移動し前記と同様な過程を経て、まず可動側接点19は固定側接点18と開離し 、次に可動接片13の端部13aと固定端子15が開離して当スイッチは回路上 開離することとなる。
【0011】 以上のように本実施例によれば、可動接片13は固定端子14,15に対し傾 斜して配置されていることより、閉接時には可動側接点19と固定側接点18と の間でアークが発生し、また開離時には同じく可動側接点19と固定側接点18 との間でアークが発生するため、可動接片13の端部13aと固定端子15は開 閉時のアーク損傷を受けることがなく、個片状の接点を必ずしも必要としない。 また、可動接片13の端部13aと固定端子15が当接する際には、当接時点か ら可動側接点19と固定側接点18が閉接する時点までは端部13aと固定端子 15は圧接しながら回動動作とともに摺動動作を行うことにより、各接触部に酸 化被膜の生成や粉塵等の異物の付着に対して接触を安定化させる効果(ワイピン グ効果)を有することができる。
【0012】 本実施例では可動接片13の端部13aおよび固定端子14には個片状接点を 有していないが、電流容量が大きい場合は可動側接点19および固定側接点18 より小なる接点を設けても良く、これも本考案の範疇であることは勿論である。
【0013】
【考案の効果】
以上のように本考案は、操作体の可動接片係止部は前記固定端子の配設面に対 し傾斜した形状として可動接片を傾斜して配置し、可動接片が両固定端子に対し 傾斜して対向させることにより、固定端子との距離が短い接点対の可動接片の端 部が閉接時には他方の接点対より先に固定接点に接触し、かつ開離時には後で離 れるため、アークが発生し難くアークによる損傷をほとんど受けないことから、 従来、可動接片端部および対向する固定端子のそれぞれ相方に設けていた個片状 の接点の一方が不要または大幅に体積を減少化することができ、開閉時のアーク 発生をもう一方の端部に設けた接点対に負わせて、接点使用効率上無駄のないス イッチ構成とし、安全性および信頼性を損わずコストダウンが図れるという効果 を有する安価でかつ安全性および信頼性の高いプッシュスイッチを実現するもの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のプッシュスイッチの一実施例の断面図
【図2】同要部である操作体、可動接片の斜視図
【図3】(a),(b)同動作説明のための断面図
【図4】従来のプッシュスイッチの断面図
【符号の説明】
11 ケース 12 操作体 13 可動接片 14 固定端子 15 固定端子 16 コイルバネ 18 固定側接点 19 可動側接点

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースと、このケースに配設された2個の
    固定端子と、この固定端子間に位置して固定端子の配設
    方向と略垂直方向に移動可能に装着された操作体と、こ
    の操作体に設けられた前記固定端子の配設面に対し傾斜
    した可動接片係止部にこの操作体に対し移動可能かつ揺
    動可能に嵌挿・係止された可動接片と、この可動接片を
    上記固定端子側に押圧するように上記操作体と上記可動
    接片間に装着されたコイルバネと、少なくとも上記可動
    接片と固定端子間の間隔の大なる可動接片の側のみに可
    動側接点を設け、この可動側接点に対応する固定端子の
    みに上記可動側接点に対応する固定側接点を設けたプッ
    シュスイッチ。
  2. 【請求項2】ケースと、このケースに配設された2個の
    固定端子と、この固定端子間に位置して固定端子の配設
    方向と略垂直方向に移動可能に装着された操作体と、こ
    の操作体に設けられた前記固定端子の配設面に対し傾斜
    した可動接片係止部にこの操作体に対し移動可能かつ揺
    動可能に嵌挿・係止された可動接片と、この可動接片を
    上記固定端子側に押圧するように上記操作体と上記可動
    接片間に装着されたコイルバネと、少なくとも上記可動
    接片と固定端子間の間隔の大なる可動接片の一方側に可
    動側接点を設け、この可動側接点に対応する固定端子に
    上記可動側接点に対応する固定側接点を設けるととも
    に、上記固定側接点の設けられていない固定端子および
    可動接片の他方側に上記可動側接点および固定側接点よ
    り小さい可動側接点および固定側接点を設けたプッシュ
    スイッチ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002343197A (ja) * 2001-05-14 2002-11-29 Furukawa Electric Co Ltd:The フラットケーブル用スイッチ及びその製造方法
WO2013021820A1 (ja) * 2011-08-10 2013-02-14 ナイルス株式会社 プッシュスイッチ

Cited By (4)

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US9595407B2 (en) 2011-08-10 2017-03-14 Valeo Japan Co., Ltd. Push switch

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JP2543406Y2 (ja) 1997-08-06

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