JPH0755795Y2 - 回路しや断器 - Google Patents

回路しや断器

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JPH0755795Y2
JPH0755795Y2 JP11468286U JP11468286U JPH0755795Y2 JP H0755795 Y2 JPH0755795 Y2 JP H0755795Y2 JP 11468286 U JP11468286 U JP 11468286U JP 11468286 U JP11468286 U JP 11468286U JP H0755795 Y2 JPH0755795 Y2 JP H0755795Y2
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JP
Japan
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pin
contact arm
guide hole
circuit breaker
mover
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JP11468286U
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JPS6320343U (ja
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晴久 戸田
士郎 村田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動引きはずし装置によるしや断動作とは
無関係に、大電流通電による電磁反発力により可動子を
離反させて限流を行なうようにした回路しや断器に関す
るものである。
〔従来の技術〕 従来のこの種の回路しや断器を第2図乃至第7図につい
て説明する。第2図は縦断側面図、第3図はオン状態を
示す第2図の要部拡大図、第4図はオフ状態を示す第3
図と同じ図、第5図はトリツプ状態を示す第3図と同じ
図、第6図は反発状態を示す第3図と同じ図、第7図は
第6図の部分縦断拡大図である。図において、(1)は
しや断器ケースで、ベース(1a)とカバー(1b)とで構
成される。(2)はベース(1a)に固定した電源側の固
定導体、(3)は固定導体(2)に固着した固定接点、
(4)は自動引きはずし装置、(5)は自動引きはずし
位置(4)に接続した負荷側の固定導体、(6)は可動
接点、(7)は可動接点(6)を固着した可動子、
(8)は可動子(7)を接続導体(9)を介して自動引
きはずし装置(4)に接続するための可撓導体、(10)
は可動子(7)を保持するコンタクトアームで、後記す
る開閉機構が連繋される第1のコンタクトアーム(10
a)と可動子(7)が第1のピン(11)により回転可能
に支持される第2のコンタクトアーム(10b)とに分割
形成されている。(12)はコンタクトアーム(10)の支
軸で、第1のコンタクトアーム(10a)と第2のコンタ
クトアーム(10b)とがそれぞれ回転可能に支持されて
いる。(13)は各極の第1のコンタクトアーム(10a)
を連結するクロスバー、(14)は第1のコンタクトアー
ム(10a)に設けられて開閉方向に延びるガイド孔、(1
5)は第2のコンタクトアーム(10b)に設けた長孔で、
ガイド孔(14)と交差する方向に延びている。(16)は
ガイド孔(14)と長孔(15)とに跨がつて係合する第2
のピン、(17)は第1のピン(11)と第2のピン(16)
との間に設けた引きばねで、第2のピン(16)を付勢す
る。(18)は可動子(7)と第2のコンタクトアーム
(10b)との間に設けた接圧ばね、(19)はしや断器の
操作ハンドル、(20)はしや断器の開閉機構で、クレド
ル(20a)、上部リンク(20b)、下部リンク(20c)な
どにより構成される。(21)はクレドル(20a)に設け
たストツパーピン、(22)は下部リンク(20c)を第1
のコンタクトアーム(10a)に連繋するための連結ピ
ン、(23)は消弧室である。
次に動作について説明する。第2図、第3図に示すオン
状態では電源側固定導体(2)→固定接点(3)→可動
接点(6)→可動子(7)→可撓導体(8)→接続導体
(9)→自動引きはずし装置(4)→負荷側固定導体
(5)の方向に電流が流れる。操作ハンドル(19)をオ
フ操作(第3図の矢印(24)の方向)すると、開閉機構
(20)によりコンタクトアーム(10)が持ち上げられて
可動子(7)と共に可動接点(6)が第4図に示すよう
に固定接点(3)より開離する。このとき、引きばね
(17)により第2のピン(16)がガイド孔(14)の凹部
(14a)に嵌まつているので、第2のコンタクトアーム
(10b)は第1のコンタクトアーム(10a)と一体となつ
て開閉機構(20)により持ち上げられ、支軸(12)を支
点としてストツパーピン(21)に衝突して止まる。
第2図、第3図に示すオン状態において過負荷電流が流
れると、自動引きはずし装置(4)が作動してクレドル
(20a)が第3図の矢印(25)の方向に回転するので、
この開閉機構(20)の動作によりコンタクトアーム(1
0)が持ち上げられて第5図に示すように可動接点
(6)が開離し、過負荷電流をしや断する。いわゆるト
リツプ状態となる。このときも第4図のオフ状態と同様
に引きばね(17)により第2のピン(16)がガイド孔
(14)の凹部(14a)に嵌まつているので、第2のコン
タクトアーム(10b)は第1のコンタクトアーム(10a)
と一体となつて開閉機構(20)により持ち上げられ、支
軸(12)を支点としてストツパーピン(21)に衝突して
止まる。
第2図、第3図に示すオン状態において短絡電流等の大
電流が流れると、固定導体(2)と可動子(7)との間
に生じる電磁力の作用により固定導体(2)に対して可
動子(7)が反発して第6図に示すように開離する。こ
のとき、自動引きはずし装置(4)の動作に続いて作動
する開閉機構(20)により作動される第1のコンタクト
アーム(10a)の動作が時間的に遅れるため、第2のコ
ンタクトアーム(10b)は引きばね(17)の付勢力に打
ち勝つて第2のピン(16)を凹部(14a)から外してガ
イド孔(14)内を移動させることにより支軸(12)を支
点として第3の矢印(26)の方向に開き、第2のピン
(16)がガイド孔(14)の端部(14b)に衝突して止ま
る。この反発運動は可動子(7)がコンタクトアーム
(10)を介して連結される開閉機構(20)の動作より連
動性があり、これにより限流効果を高めるものである。
なお、第6図の反発状態に引き続いて自動引きはずし装
置(4)により第1のコンタクトアーム(10a)がトリ
ツプされて持ち上げられるので、第2のピン(16)が再
びガイド孔(14)の凹部(14a)に嵌まり込み第5図の
トリツプ状態となる。この動作をコンタクトアーム(1
0)のリセツトという。このとき、第2のピン(16)は
引きばね(17)に付勢されてガイド孔(14)のピン摺動
面(14c)に当接した状態で長孔(15)のピン摺動面(1
5a)上を一往復する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の回路しや断器では、第2のピン(1
6)が摺動するガイド孔(14)のピン摺動面(14c)が第
7図に示すように第2のピン(16)がガイド孔(14)の
端部(14b)に衝突してはね返る方向(27)と平行に形
成されているので、第6図、第7図に示すように第2の
コンタクトアーム(10b)が反発開離したときに第2の
ピン(16)がガイド孔(14)の端部(14b)に衝突して
はね返り、両接点(3),(6)間の距離が小さくなつ
てしや断性能が低下するという問題点があつた。
この考案はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、ガイド孔により第2のピンに制動をかけて反発開離
した後の第2のピンのはね返りをなくし、しや断性能の
向上を図ることのできる回路しや断器を得ることを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る回路しや断器は、ガイド孔のピン摺動面
の一部として形成されかつ第2のピンがはね返る方向と
交差する向きに傾斜する斜面からなるピン制動部を備え
たものである。
〔作用〕
この考案においては、反発開離した後の第2のピンがガ
イド孔の端部に衝突したときに第2のピンがガイド孔の
端部に衝突してはね返ろうとしてもピン制動部に係合し
てブレーキがかかるので、第2のピンはガイド孔の端部
からはね返らない。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を第1図について説明する。
第1図は第7図と同じ部分縦断拡大図であり、上記従来
装置と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
図において、(28)はガイド孔(14)のピン摺動面(14
c)の一部として形成したピン制動部で、第2のピン(1
6)がはね返る方向(27)と交差する向きに傾斜する斜
面からなる。
このようにガイド孔(14)にピン制動部(28)を設けて
おくと、反発開離した後の第2のピン(16)がガイド孔
(14)の端部(14b)に衝突してはね返ろうとしてもピ
ン制動部(28)に係合してブレーキがかかるので、第2
のピン(16)は第1図に示すようにガイド孔(14)の端
部(14b)からはね返ることがない。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によればガイド孔にピン制動部
を設けるという簡単な構造により反発開離した後の第2
のピンのガイド孔内でのはね返りを防止できるので、安
価にしや断性能の向上が図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す部分縦断拡大図、第
2図は従来装置を示す縦断側面図、第3図はオン状態を
示す第2図の要部拡大図、第4図はオフ状態を示す第3
図と同じ図、第5図はトリツプ状態を示す第3図と同じ
図、第6図は反発状態を示す第3図と同じ図、第7図は
第6図の部分縦断拡大図である。 図において、(4)は自動引きはずし装置、(7)は可
動子、(10)はコンタクトアーム、(10a)は第1のコ
ンタクトアーム、(10b)は第2のコンタクトアーム、
(11)は第1のピン、(12)は支軸、(14)はガイド
孔、(14a)は端部、(14c)はピン摺動面、(15)は長
孔、(16)は第2のピン、(17)はばね、(28)はピン
制動部である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動引きはずし装置によるしや断器動作と
    は無関係に、大電流通電による電磁反発力により可動子
    を離反させて限流を行なうようにした回路しや断器であ
    つて、前記可動子を保持するコンタクトアームが互いに
    回転可能に支持される第1のコンタクトアームと第2の
    コンタクトアームとに分割され、かつ開閉機構が連繋さ
    れる前記第1のコンタクトアームに設けられて開閉方向
    に延びるガイド孔と、前記可動子が第1のピンにより支
    持される前記第2のコンタクトアームに設けられて前記
    ガイド孔と交差する方向に延びる長孔と、この長孔と前
    記ガイド孔とに跨がつて係合する第2のピンと、この第
    2のピンを付勢するばねとを有する回路しや断器におい
    て、 前記ガイド孔のピン摺動面の一部として形成されかつ前
    記第2のピンがはね返る方向と交差する向きに傾斜する
    斜面からなるピン制動部を備え、 前記第2のコンタクトアームが電磁反発して前記第2の
    ピンにより前記ガイド孔の端部に衝突したときに、前記
    第2のピンが前記ガイド孔の端部に衝突してはね返ろう
    としても前記ピン制動部に係合してブレーキがかかり、
    前記第2のピンが前記ガイド孔の端部からはね返らない
    ようにしたことを特徴とする回路しや断器。
JP11468286U 1986-07-24 1986-07-24 回路しや断器 Expired - Lifetime JPH0755795Y2 (ja)

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DE3789738T DE3789738T2 (de) 1986-07-24 1987-07-23 Ausschalter.
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US07/271,486 US4855549A (en) 1986-07-24 1988-11-15 Circuit breaker
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