JP2542851Y2 - 車庫用扉 - Google Patents

車庫用扉

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JP2542851Y2
JP2542851Y2 JP1992023831U JP2383192U JP2542851Y2 JP 2542851 Y2 JP2542851 Y2 JP 2542851Y2 JP 1992023831 U JP1992023831 U JP 1992023831U JP 2383192 U JP2383192 U JP 2383192U JP 2542851 Y2 JP2542851 Y2 JP 2542851Y2
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JP
Japan
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arm
gas spring
door body
door
gas
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Expired - Lifetime
Application number
JP1992023831U
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English (en)
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JPH0583298U (ja
Inventor
昌司 山田
勝之 奥村
隆宏 中村
眞 西川
彰良 東山
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、扉体を跳上げて車庫を
開放し、そして扉体を下降回動させて閉じる車庫用扉に
関し、詳しくは扉体を昇降開閉する開閉力を補助するガ
ススプリングの補助力を種々に変更して、扉体などの荷
重の変動に容易に対処しようとする技術に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図9に示すように、車庫用扉にお
いては支柱1の上端部にアームAが回動自在に枢着さ
れ、アームAの基端部においてアームA側に一体化され
てアームAの回動を司る保持アーム13が設けられ、保
持アーム13と支柱1の下部の取付部1A間にわたって
ガススプリング14が介装され、アームAとともに扉体
8をガススプリング14のガス圧を補助力として昇降回
動させるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このような
構成のものにおいては、ガススプリングのガス圧による
回動補助力を変更調整することができず、ガススプリン
グのガス圧を利用して扉体をできるだけ軽く昇降させよ
うとするのに、扉体やアーム重量を加えた負荷重量に見
合うようにガススプリングのガス圧を調整することがで
きないものとなっていて、充分な容量があるガススプリ
ングを使用しながら、その機能を充分に発揮させ難く、
また、扉体の材質の変更にも容易に対処し難いものとな
っていた。
【0004】本考案はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、簡単な改良によ
り、ガススプリングのガス圧を充分に活かし、跳上げ式
の車庫用扉をできるだけ軽く昇降させることができ、ま
た、扉体の材質や仕様の変更にも容易に対処することが
できる車庫用扉を提供しようとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、支柱1の上端
部の外部側部にブラケット6がピン9にて回動自在に枢
着され、ブラケット6にアームAが連結され、アームA
の先端に扉体8が取付けられ、アームAがブラケット6
を介して回動自在に枢着され、アームAの基端部におい
てアームA側に一体化されてアームAの回動を司る保持
アーム13が設けられ、保持アーム13と支柱1の下部
の取付部1A間にわたってガススプリング14が介装さ
れ、アームAとともに扉体8をガススプリング14のガ
ス圧を補助力として昇降回動させる車庫用扉であって、
保持アーム13にはその長手方向で、アームAの枢着軸
(ピン9)からの距離が相違する複数本の取付調整部
E,E,Eが並設され、保持アーム13の選択される取
付調整部Eと、取付部1Aの選択される他の取付調整部
Eとが、それぞれガススプリング14,14を介して連
結されて成るものである。
【0006】
【作用】保持アーム13及び支柱1の取付部1Aにおけ
る取付調整部E・・の選択にて、施工するガススプリン
グ14のガス圧を利用したスプリング力を種々に変更し
て、扉体8の開閉揺動をガススプリング14のスプリン
グ力を充分に利用して良好に開閉するための調整を容易
におこなう。扉体8の材質や仕様の変更に応じて複数本
のガススプリング14を使用するようにもでき、扉体8
の重量の変更にも容易に対処する。すなわち、保持アー
ム13だけでなく支柱1の下部の取付部1Aにも複数の
取付調整部E,E,Eが設けられていることで、ガスス
プリング14のスプリング力の調整範囲が、下部の取付
部1Aに並設される取付調整部E,E,Eの数だけ倍増
されることになり、しかも複数本のガススプリング1
4,14,14を並べて介設でき、これによって扉体8
が大幅に重畳される場合に容易に対応できる。
【0007】
【実施例】左右の支柱1の上端部に取付けられる第1ア
ーム2の下端部にブラケット6が取付けられ、このブラ
ケット6において第1アーム2が支柱1の上端部にピン
9にて回動自在に枢着されている。そして支柱1の上端
部にリンク4がピン10にて回動自在に枢支されてい
る。第1アーム2に略平行な第2アーム3がリンク4の
先端部にピン11にて回動自在に枢支されている。第1
アーム2の基端部に取付けたブラケット6にガイド溝7
が形成されている。リンク4の中間部にガイドピン5が
形成されている。ガイドピン5がガイド溝7にスライド
自在に挿通されている。第1アーム2及び第2アーム3
の先端部がピン12にて扉体8にブラケットBを介して
回動自在に枢支されている。ピン9には保持アーム13
が突出されていて、この保持アーム13の先端には扉体
8の開閉回動力を軽減させるとともに扉体8を開放上限
位置においてそれ以上開放回動されるのを阻止する保持
手段を兼ねたガススプリング14が連結されている。
【0008】このように、支柱1の上端部に第1アーム
2が回動自在に枢着され、支柱1の上端部にリンク4が
回動自在に枢支され、第1アーム2に略平行な第2アー
ム3がリンク4の先端部に回動自在に枢支され、第1ア
ーム2の基端部に取付けたブラケット6にガイド溝7が
形成され、リンク4の中間部にガイドピン5が形成さ
れ、ガイドピン5がガイド溝7にスライド自在に挿通さ
れ、第1アーム2及び第2アーム3の先端部が扉体8に
回動自在に枢支され、扉体8を起立回動させたときに扉
体8を起立保持する保持手段を設けることで、第1アー
ム2、第2アーム3、これら両アーム2、3の先端部が
枢着された扉体8部分、そして、両アーム2、3の基端
部及びリンク4にて四連リンク機構を構成するのであ
り、しかして扉体8を跳上げ回動する場合に、扉体8の
下端部が外方に振り出されるのを回避するようにし、し
かも、ブラケット6は第1アーム2側に取付けられてい
て、ブラケット6が支柱1から大きく突出して外観を低
下させるのを回避し、かつスライド構成もガイドピン5
とガイド溝7との1箇所でよく、構成を簡素化して耐久
性を向上させている。このような扉体8の跳上げ回動及
び扉体8の下降回動において、ガススプリング14が扉
体8、第1アーム2、第2アーム3などの重量を支え、
扉体8を手動で軽く開閉することができるようにしてあ
る。そして、扉体8の最大開き姿勢においては、その重
量は支柱1に対する回動中心を僅かに後方に越えている
位置においてガススプリング14の最大伸び状態におい
て支持されるものである。かかる場合、ロックピンなど
の機械的なストッパーにて扉体8の最大開状態を保持し
て、扉体8がそれ以上後方に開くのを阻止するようにし
てもよいものである。
【0009】そして、図6に示すように、アームAとし
ての第1アーム2が連結されたブラケット6とともに回
動するピン9には保持アーム13が溶接され、この保持
アーム13及びガススプリング14の下端部を取付ける
支柱1の下部の取付部1Aに各々上下複数箇所にわたっ
てガススプリング14のための取付調整部E・・を設け
てある。
【0010】しかして、保持アーム13及び支柱1の取
付部1Aにおける取付調整部E・・の選択にて、ガスス
プリング14の取付け位置を任意に変更するのである。
このようにして、施工するガススプリング14のガス圧
を利用したスプリング力を種々に変更して、扉体8の開
閉揺動をガススプリング14のスプリング力を充分に利
用して良好に開閉するための調整を容易におこなうので
ある。そして、図8に示すように、扉体8の材質や仕様
の変更に応じて複数本のガススプリング14を使用する
ようにもでき、扉体8の重量の変更にも容易に対処する
のである。
【0011】
【考案の効果】本考案は上述のように、支柱の上端部に
アームが回動自在に枢着され、アームの基端部において
アーム側に一体化されてアームの回動を司る保持アーム
が設けられ、保持アームと支柱の下部の取付部間にわた
ってガススプリングが介装され、アームとともに扉体を
ガススプリングのガス圧を補助力として昇降回動させる
車庫用扉であって、保持アームにはその長手方向で、ア
ームの枢着軸(ピン)からの距離が相違する複数個の取
付調整部が並設され、保持アームの選択される取付調整
部と、取付部の選択される他の取付調整部とが、それぞ
れガススプリングを介して連結されているから、保持ア
ームだけでなく支柱の下部の取付部にも複数の取付調整
部が設けられていることで、ガススプリングのスプリン
グ力の調整範囲が、下部の取付部に並設される取付調整
部の数だけ倍増されることになり、しかも複数本のガス
スプリングを並べて介設でき、これによって大幅に重量
化した扉体であっても容易に対応できるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の閉塞状態の一部破断した概
略側面図である。
【図2】同上の開放途中の概略側面図である。
【図3】同上の破断詳細側面図である。
【図4】同上の破断詳細平面図である。
【図5】同上の破断詳細正面図である。
【図6】同上のガススプリングの動作を示す破断概略正
面図である。
【図7】同上の保持アームを示し、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
【図8】同上の他の使用形態を示す側面図である。
【図9】従来例の概略側面図である。
【符号の説明】
1 支柱 1A 取付部 A アーム E 取付調整部 8 扉体 13 保持アーム 14 ガススプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 西川 眞 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)考案者 東山 彰良 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−75791(JP,A) 実開 平1−102399(JP,U) 実開 昭62−75200(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱の上端部にアームが回動自在に枢着
    され、アームの基端部においてアーム側に一体化されて
    アームの回動を司る保持アームが設けられ、保持アーム
    と支柱の下部の取付部間にわたってガススプリングが介
    装され、アームとともに扉体をガススプリングのガス圧
    を補助力として昇降回動させる車庫用扉であって、保持
    アームにはその長手方向で、アームの枢着軸からの距離
    が相違する複数個の取付調整部が並設され、保持アーム
    の選択される取付調整部と、取付部の選択される他の取
    付調整部とが、それぞれガススプリングを介して連結さ
    れて成る車庫用扉。
JP1992023831U 1992-04-15 1992-04-15 車庫用扉 Expired - Lifetime JP2542851Y2 (ja)

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JP1992023831U JP2542851Y2 (ja) 1992-04-15 1992-04-15 車庫用扉

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JP1992023831U JP2542851Y2 (ja) 1992-04-15 1992-04-15 車庫用扉

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JPH0583298U JPH0583298U (ja) 1993-11-12
JP2542851Y2 true JP2542851Y2 (ja) 1997-07-30

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ID=12121332

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