JP2542664Y2 - エアバックモジュールの誤作動防止装置 - Google Patents

エアバックモジュールの誤作動防止装置

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JP2542664Y2
JP2542664Y2 JP1992028297U JP2829792U JP2542664Y2 JP 2542664 Y2 JP2542664 Y2 JP 2542664Y2 JP 1992028297 U JP1992028297 U JP 1992028297U JP 2829792 U JP2829792 U JP 2829792U JP 2542664 Y2 JP2542664 Y2 JP 2542664Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車の衝突事故によ
る衝撃から運転者及び同乗者の安全を確保するためのエ
アバックモジュールに係わり、特に衝突センサ内蔵の一
括搭載型エアバックモジュールの誤作動防止装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】エアバックモジュールは、通常は車両の
ステアリングホィール等に搭載されており、自動車の衝
突事故による衝撃が発生すると、衝突センサが其を感知
し、ガスを発生させるインフレータに伝え、そのガスに
より、エアバックが風船のように膨らみステアリングホ
ィール等と人間の間で緩衝材となり、衝突事故による衝
撃から運転者の安全を確保するものである。この様な働
きをするエアバックモジュールは、上記衝突センサがエ
アバック等とは別に車両に取り付けられるタイプと、上
記衝突センサを内蔵し、車載電源装置からの電流を蓄え
インフレータを始動させる電流を供給する補助電源装置
共にエアバック等と一括してステアリングホィール等に
搭載されるタイプとの2種に分けることができる。後者
を一括搭載型エアバックモジュールという。
【0003】一括搭載型エアバックモジュールに内蔵さ
れている衝突センサには電気式のものがあり、此処で、
電気式衝突センサを内蔵している一括搭載型エアバック
モジュールの簡単な回路構造を説明する。図6に於い
て、2は主電源回路であり、3は作動回路であり、4は
補助電源回路であり、5はコネクタであり、13はイン
フレータであり、14は衝突センサである。主電源回路
2は車載電源装置に設けられており、コネクタ5を介し
て作動回路3と直列に接続されている。補助電源回路4
は主電源回路2に対して並列に接続され、主電源回路2
よりの電流を蓄えている。作動回路3は主電源回路2や
補助電源回路4よりインフレータ13を始動させる電流
を供給しており、この作動回路3中に衝突を感知して閉
じる衝突センサ14も接続されている。
【0004】このような一括搭載型エアバックモジュー
ル10は図7に示すようにボルト18にてステアリング
ホィール19に締着される。図7に於いて、11は収納
カバーであり、12はエアバックであり、13はインフ
レータであり、14は衝突センサであり、16は一括搭
載型エアバックモジュールを支えるリテーナであり、1
7は作動回路や補助電源回路等を収納している補助電源
装置である。前記リテーナ16とステアリングホィール
19がボルト18にて共締めされて一括搭載型エアバッ
クモジュール10はステアリングホィール19に固定さ
れる。そして、自動車の衝突事故による衝撃が発生する
と、衝突センサ14が其を感知し接点を閉じインフレー
タ13へ電流を供給し、ガスを発生させる。そのガスは
インフレータ13の吹き出し孔13aから流出しエアバ
ック12を膨張させる。膨張したエアバック12は収納
カバー11を破って外へ拡がり風船のように膨らむ。
【0005】この様な一括搭載型エアバックモジュール
10は衝突センサ14を内蔵している性質上、ステアリ
ングホィール19等への取付作業時、主電源回路2がコ
ネクタ5を介して作動回路3と接続された後に、誤って
過大な衝撃を加えられると、内蔵されている衝突センサ
14が自動車の衝突事故による衝撃発生と誤って感知
し、インフレータ13へ電流を供給し、エアバック12
を膨張させてしまうという誤作動をまねく恐れが有り、
非常に危険である。
【0006】そこで、この様な誤作動を防止する装置が
提示されている。具体的取付例としては、図8に示すよ
うに、ボルト18の螺合によりスイッチが切り換わるよ
うな取付作業とスイッチとを連動させた誤作動防止装置
20の例がある。誤作動防止装置20は一括搭載型モジ
ュールを支えるリテーナ16と、該リテーナ16に固定
されているマイクロスイッチ21と、該マイクロスイッ
チ21を螺合により切り換え、一括搭載型モジュール1
0をステアリングホィール19内に締着しているボルト
18とから成る。尚、マイクロスイッチ21は補助電源
装置17につながれている。
【0007】このような構造の誤作動防止装置20の作
用を説明する。マイクロスイッチ21は、作動回路3に
接続されインフレータ13への電流供給を絶ったり(図
9参照)、又は、インフレータ13への電流を迂回させ
るバイパス回路6を閉じたりして(図10参照)、ステ
アリングホィール19等への取付作業時、主電源回路2
がコネクタ5を介して作動回路3と接続された後に誤っ
て過大な衝撃が加えられても、一括搭載型エアバックモ
ジュール10が誤作動しないように防止している。そし
て、取付作業の最後に一括搭載型エアバックモジュール
10を支えるリテーナ16とステアリングホィール19
がボルト18にて共締めされて固定されると、ボルト1
8の先端がマイクロスイッチ21の作動子21aと圧接
して、作動回路3にインフレータ13へ電流を供給した
り、又はインフレータ13への電流を迂回させるバイパ
ス回路6を開いたりして、誤作動防止を解除し、インフ
レータ13の始動が衝突センサ14によって行われるよ
うになる。この様に、誤作動防止装置20はスイッチと
取付作業の最終工程とが連動しているので、誤作動防止
装置としては非常に有効である。尚、マイクロスイッチ
21が、開状態でインフレータ13へ電流供給をする回
路を絶つ接続方法は、図9に示されている以外に、例え
ば図6に示されているコンデンサ4aからの電流供給を
断ったり、主電源回路2からの電流がコンデンサ4aに
充電されないようにしたり、或いは主電源回路2からの
電流供給を断ったりする等の種々方法がある。又、マイ
クロスイッチ21が、閉状態でインフレータ13への電
流を迂回させる回路や他へ放電させる回路の接続方法も
図10に示されている以外に、補助電源回路4に対して
並列にバイパス回路を接続したり、コンデンサ4aが放
電するように回路を接続したりする等の種々方法があ
る。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来の誤作
動防止装置20は車両の走行時の振動等によりボルト1
8が緩むとマイクロスイッチ21の作動子が元に戻って
しまったりして、一括搭載型エアバッグモジュール10
がステアリングホィール19に装着されていても、誤作
動防止装置20が作用して、衝突時にインフレータ13
が始動せず、エアバッグ12が膨らまないという問題点
を有していた。
【0009】本考案は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、一括搭載型エアバッグモジュールがステアリン
グホィールに装着されると、誤作動防止を解除し、その
後は誤作動防止の解除状態を確実に維持する誤作動防止
装置、及び、再び一括搭載型エアバッグモジュールがス
テアリングホィールから離脱されると、再度、誤作動防
止が作用する誤作動防止装置を提供しようとするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本考案の一括搭載型エアバックモジュールの誤動作
防止装置は、エアバックと、該エアバックを急速膨張さ
せるインフレータと、衝突を感知して回路を閉じる衝突
センサと、該衝突センサを有し電源装置に接続されて前
記インフレータを始動させる作動回路と、スイッチを有
して該作動回路の誤作動を防止する誤作動防止装置とを
備えてなり、ステアリングホィールにボルトを介して装
着されるエアバックモジュールであって、前記ボルトの
螺合により誤作動防止を解除する誤作動防止装置に於い
て、前記誤作動防止装置のスイッチを不可逆スイッチに
したもの、又は前記スイッチとボルトの間にエアバック
モジュールがステアリングホィールに装着時は不可逆作
動の作動片を介在させたものである。
【0011】
【作用】エアバッグモジュールがステアリングホイール
にボルトにて締着され、該ボルトの螺合によりスイッチ
が切り換わり、誤作動防止が解除された後は、誤作動防
止装置のスイッチを不可逆スイッチにしたもの、又は誤
作動防止装置のスイッチとボルトの間にエアバックモジ
ュールがステアリングホィールに装着時は不可逆作動の
作動片を介在させたものであるので、車両の走行時の振
動等によりボルトが緩んでもスイッチが元に戻ることが
なく、誤作動防止の解除状態を維持する。又、ボルトの
間にエアバックモジュールがステアリングホィールに装
着時は不可逆作動の作動片を介在させたものはエアバッ
クモジュールがステアリングホィールから離脱される
と、誤作動防止装置のスイッチが元に戻り、再度、誤作
動防止が作用する。
【0012】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1を参照しつつ
説明する。本考案エアバックモジュールの誤作動防止装
置に於ける不可逆スイッチとして、エアバッグモジュー
ル10をステアリングホイール19に締着するボルト1
8の先端の螺合により破断し復元不可の回路基板31
と、該回路基板31の破断と共に切断される回路基板上
のパターン32とから成る不可逆スイッチ34を用いた
例である。
【0013】図1は本考案エアバックモジュールの誤作
動防止装置30の断面図であり、図2は本考案の誤作動
防止装置30の作用図である。図1に於いて図8と同様
の作用をする部分には同一の符号を付してその説明を省
略する。
【0014】本考案の誤作動防止装置30のスイッチ3
4は、図1に示すように、ボルト18の挿入孔を塞ぐ位
置に固定され、前記ボルト18の先端の螺合により破断
し復元不可の回路基板31と、該回路基板31の破断と
共に切断される回路基板上のパターン32とから成る不
可逆スイッチ34で、インフレータ13に対して前記パ
ターン32が並列に接続されてインフレータ13への電
流を迂回させるバイパス回路6を閉じて、誤作動を防止
する(図10参照)。
【0015】回路基板31は、図2(c)に示すよう
に、ボルト18の螺合により破断し易いように切り込み
33が入れられており、その形状は、破断後、その復元
を不可にするような引っ掛かり部31aと、その引っ掛
かり部31aが乗り越え可能で復帰不可にするような突
起部31bとを形成するように入れられている。
【0016】以下、このような誤作動防止装置30の作
動を図2を参照しつつ説明する。図2(a)は一括搭載
型エアバックモジュール10がステアリングホィール1
9内に配設され、まだボルト18にて締着されていない
時の様子を示している。回路基板上のパターン32がイ
ンフレータ13と並列に接続され、インフレータ13の
被電力供給部を迂回するバイパス回路6をつくって、誤
作動を防止しているのでインフレータ13は衝突センサ
14によって始動しない。
【0017】図2(b)は回路基板31がボルト18の
挿入孔を塞ぐ位置に固定されているので、ボルト18の
螺合により、その先端が回路基板31と圧接し破断した
ところである。其に伴い回路基板上のパターン32が切
断されインフレータ13の被電力供給部を迂回するバイ
パスが無くなり、誤作動防止が解除され、インフレータ
13は衝突センサ14によって始動する状態になる。
【0018】その時、破断した回路基板31は、図3
(c)に示すように、突起部31bに引っ掛かり部31
aが引っ掛かって、復帰不可の状態になっているので、
車両の走行時の振動等によりボルト18が緩みボルト1
8の先端による回路基板31への圧接が無くなっても、
インフレータ13の被電力供給部を迂回するバイパス回
路6が復元せず、誤作動防止の解除状態を維持し、イン
フレータ13は衝突センサ14によって始動する状態を
維持する。
【0019】この様に、誤作動防止装置30のスイッチ
34をリテーナ16に設けられたボルト18の挿入孔を
塞ぐ位置に、前記ボルト18の螺合により破断し復元不
可の回路基板31と、インフレータ13と並列に接続さ
れ前記回路基板31の破断と共に切断される回路基板上
のパターン32とから成る不可逆スイッチ34にする
と、車両の走行時の振動等によりボルト18が緩んで螺
合が不十分に成っても、回路基板31やパターン32は
復元しないので、スイッチ34が元に戻らず一括搭載型
エアバッグモジュール10がステアリングホィール19
に装着されると、誤作動防止を解除し、その後は誤作動
防止の解除状態を確実に維持する。
【0020】次に、他の本考案の一実施例を図3を参照
しつつ説明する。本考案エアバックモジュールの誤作動
防止装置に於けるスイッチにマイクロスイッチ21を使
用し、マイクロスイッチ21とボルト18の間の不可逆
作動の作動片として、板バネ41を使用した例である。
尚、マイクロスイッチ21は補助電源装置17に接続さ
れている。
【0021】図3は本考案エアバックモジュールの誤作
動防止装置40の断面図であり、図4は本考案の誤作動
防止装置40の作用図である。図3に於いて図8と同様
の作用をする部分には同一の符号を付してその説明を省
略する。
【0022】本考案の誤作動防止装置40のスイッチ
は、図3に示すように、マイクロスイッチ21が使用さ
れ、リテーナ16に固定されている。そして、マイクロ
スイッチ21の手前にリテーナ16に固定された板バネ
41が設けられており、板バネ41はステアリングホィ
ール19に設けられた突起42により一括搭載型エアバ
ックモジュール10がステアリングホィール19に装着
時は不可逆作動をする。尚、マイクロスイッチ21は補
助電源装置17内の作動回路3に接続されインフレータ
13への電流供給を絶ったり(図9参照)、又はインフ
レータ13への電流を迂回させるバイパス回路6を閉じ
たりして(図10参照)、誤作動を防止する。
【0023】一括搭載型エアバックモジュール10がス
テアリングホィール19に装着時、板バネ41に不可逆
作動をさせる突起42は、図4(a)に示すように、板
バネの先端41aがボルト18の螺合による圧接により
乗り越え易いように角度αを鈍角に、板バネの先端41
aが乗り越えた後は復帰不可にするように角度βは直角
若しくは鋭角にして設けられている。
【0024】以下、このような誤作動防止装置40の作
動を図4を参照しつつ説明する。図4(a)は一括搭載
型エアバックモジュール10がステアリングホィール1
9内に配設され、まだボルト18にて締着されていない
時の様子を示している。マイクロスイッチ21が作動回
路3に接続されインフレータ13への電流供給を絶った
り、又はインフレータ13への電流を迂回させるバイパ
ス回路6を閉じたりして、誤作動を防止しているのでイ
ンフレータ13は衝突センサ14によって始動しない。
【0025】図2(b)は板バネ41がボルト18とマ
イクロスイッチ21の間に取り付けられいるので、ボル
ト18の螺合により、その先端が板バネ41を介してマ
イクロスイッチの作動子21aと圧接したところであ
る。其に伴いマイクロスイッチ21が切り換わり、誤作
動防止を解除し、インフレータ13は衝突センサ14に
よって始動する状態になる。尚、ボルト18の先端とマ
イクロスイッチの作動子21aとの圧接は板バネ41を
介しているので圧接面積が拡がり確かなものになってい
る。
【0026】その時、板バネの先端41aは、図4
(c)に示すように、突起42を乗り越えており、車両
の走行時の振動等によりボルト18が緩みボルト18の
先端による板バネ41を介してのマイクロスイッチの作
動子21aとの圧接が無くなっても、マイクロスイッチ
21は板バネ41との圧接により元に戻らず、誤作動防
止の解除状態を維持し、インフレータ13は衝突センサ
14によって始動する状態を維持する。
【0027】そして、再び、一括搭載型エアバックモジ
ュール10がステアリングホィール19から離脱される
と、マイクロスイッチ21と圧接している板バネ41は
ステアリングホィール19に設けられた突起42による
拘束が無くなり復帰する。其に伴いマイクロスイッチ2
1も元に戻り、再び、誤作動防止装置が作用する。
【0028】この様に、誤作動防止装置40のマイクロ
スイッチ21とボルト18の間に、ステアリングホィー
ル19に設けられた突起42により一括搭載型エアバッ
クモジュール10がステアリングホィール19に装着時
は不可逆作動をする板バネ41を介在させると、車両の
走行時の振動等によりボルト18が緩んで螺合が不十分
に成っても、板バネ41が復帰しないので、マイクロス
イッチ21は元に戻らず、一括搭載型エアバッグモジュ
ール10がステアリングホィール19に装着されている
間は、誤作動防止を解除し、その後は誤作動防止の解除
状態を確実に維持する。そして、再び、一括搭載型エア
バックモジュール10がステアリングホィール19から
離脱されると、マイクロスイッチ21と圧接している板
バネ41のステアリングホィール19に設けられた突起
42による拘束が無くなり、板バネ41は復帰する。其
に伴いマイクロスイッチ21も元に戻り、再び、誤作動
防止装置が作用する。
【0029】又、板バネ41に不可逆作動をさせる突起
42をステアリングホィール19に設けたが、図5に示
す様な板バネ51の先端が乗り越え可能で復帰不可にす
る突起52をリテーナ16に設けてもよい。この場合、
突起52はバネで構成されており、ステアリングホィー
ル19に一括搭載型エアバックモジュール10が装着さ
れると突起52が板バネ51の先端を拘束する位置に固
定される。そして、ボルト18の螺合により板バネ51
の先端は突起52を乗り越えマイクロスイッチ21と圧
接し誤作動防止を解除し、その後は誤作動防止の解除状
態を確実に維持する。そして、再び、一括搭載型エアバ
ックモジュール10がステアリングホィール19から離
脱されると、マイクロスイッチ21と圧接している板バ
ネ51のリテーナ16に設けられた突起52による拘束
が無くなり、板バネ51は復帰する。其に伴いマイクロ
スイッチ21も元に戻り、再び、誤作動防止装置が作用
する。
【0030】
【考案の効果】本考案の一括搭載型エアバックモジュー
ルの誤作動防止装置は、エアバッグモジュールがステア
リングホイールにボルトにて締着され、該ボルトの螺合
によりスイッチが切り換わり、誤作動防止が解除された
後は、誤作動防止装置のスイッチを不可逆スイッチにす
ることにより、又は誤作動防止装置のスイッチとボルト
の間にエアバックモジュールがステアリングホィールに
装着時は不可逆作動の作動片を介在させることにより、
誤作動防止装置のスイッチが元に戻るのを防いでいるの
で、車両の走行時の振動等によりボルトが緩んでも誤作
動防止の解除状態を確実に維持する。又、ボルトの間に
エアバックモジュールがステアリングホィールに装着
時、不可逆作動の作動片を介在させたものはエアバック
モジュールがステアリングホィールから離脱されると、
誤作動防止装置のスイッチが元に戻り、再度、誤作動防
止装置が作用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の誤作動防止装置の断面図である。
【図2】本考案の誤作動防止装置の作用図である。
【図3】本考案の他の誤作動防止装置の断面図である。
【図4】本考案の他の誤作動防止装置の作用図である。
【図5】本考案の他の誤作動防止装置の断面図である。
【図6】エアバックモジュールの簡単な回路図である。
【図7】一括搭載型エアバックモジュールを示す図であ
る。
【図8】従来の誤作動防止装置の断面図である。
【図9】誤作動防止装置が接続されている簡単な回路図
である。
【図10】誤作動防止装置が接続されている簡単な回路
図である。
【符号の説明】
30 誤作動防止装置 31 回路基板 32 パターン 13 インフレータ 16 リテーナ 18 ボルト 19 ステアリングホィール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−303924(JP,A) 実開 平3−68156(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバックと、該エアバックを急速膨張
    させるインフレータと、衝突を感知して後述する作動回
    路を閉じる衝突センサと、該衝突センサを有し電源装置
    に接続されて前記インフレータを始動させる作動回路
    と、スイッチを有して該作動回路の誤作動を防止する誤
    作動防止装置とを備えてなり、ステアリングホィールに
    ボルトを介して装着されるエアバックモジュールであっ
    て、前記ボルトの螺合により切り換えられる前記スイッ
    チで誤作動防止回路を解除する誤作動防止装置に於い
    て、 前記誤作動防止装置のスイッチを不可逆スイッチにした
    ことを特徴とするエアバックモジュールの誤作動防止装
    置。
  2. 【請求項2】 エアバックと、該エアバックを急速膨張
    させるインフレータと、衝突を感知して回路を閉じる衝
    突センサと、該衝突センサを有し電源装置に接続されて
    前記インフレータを始動させる作動回路と、スイッチを
    有して該作動回路の誤作動を防止する誤作動防止装置と
    を備えてなり、ステアリングホィールにボルトを介して
    装着されるエアバックモジュールであって、前記ボルト
    の螺合により誤作動防止を解除する誤作動防止装置に於
    いて、 前記誤作動防止装置のスイッチとボルトの間にエアバッ
    クモジュールがステアリングホィールに装着時は不可逆
    作動の作動片を介在させたことを特徴とするエアバック
    モジュールの誤作動防止装置。
JP1992028297U 1992-04-01 1992-04-01 エアバックモジュールの誤作動防止装置 Expired - Lifetime JP2542664Y2 (ja)

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