JP2542137B2 - Ｆｒｐ成形体 - Google Patents
Ｆｒｐ成形体Info
- Publication number
- JP2542137B2 JP2542137B2 JP3234849A JP23484991A JP2542137B2 JP 2542137 B2 JP2542137 B2 JP 2542137B2 JP 3234849 A JP3234849 A JP 3234849A JP 23484991 A JP23484991 A JP 23484991A JP 2542137 B2 JP2542137 B2 JP 2542137B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- frp molded
- connection
- frp
- unsaturated polyester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は組立式プールの底壁パネ
ルのように端面相互を対向させると共に表面端部に跨が
って不飽和ポリエステル樹脂或いはエポキシアクリレー
ト樹脂を主成分とする接続樹脂を塗布することによって
接続されるFRP 成形体に関するものである。
ルのように端面相互を対向させると共に表面端部に跨が
って不飽和ポリエステル樹脂或いはエポキシアクリレー
ト樹脂を主成分とする接続樹脂を塗布することによって
接続されるFRP 成形体に関するものである。
【０００２】
【従来技術及びその問題点】組立式プールにおいて底壁
パネルは成形型の成形面上にゲルコート層（４）を施層
し、そのゲルコート層上にFRP 表面層（３）を施層し、
続いて発泡ウレタン層（２），FRP 裏面層（１）を施層
後脱型する所謂ハンドレイアップ法を用いて成形され、
また図４及び図５に示すように端部相互とで凹部（６）
を形成すべく裏面から相対向する方向へフランジ（５）
を突出形成している。
パネルは成形型の成形面上にゲルコート層（４）を施層
し、そのゲルコート層上にFRP 表面層（３）を施層し、
続いて発泡ウレタン層（２），FRP 裏面層（１）を施層
後脱型する所謂ハンドレイアップ法を用いて成形され、
また図４及び図５に示すように端部相互とで凹部（６）
を形成すべく裏面から相対向する方向へフランジ（５）
を突出形成している。
【０００３】
【外１】
【０００４】
【外２】
【０００５】
【外３】
【０００６】
【外４】
【０００７】
【外５】 失する僅かなものである為、その間に粗面（100)に接続
樹脂（７）で接続すれば化学的に接続できるが、輸送等
の中間期間を経た後、施工現場において接続樹脂（７）
で接続した際等、応々にして２週間の許容期間を経過し
ている場合が多く、FRP ライニング層を接続樹脂（７）
として施層しても、相互剥離し、水洩れ等の問題点をひ
きおこす。
樹脂（７）で接続すれば化学的に接続できるが、輸送等
の中間期間を経た後、施工現場において接続樹脂（７）
で接続した際等、応々にして２週間の許容期間を経過し
ている場合が多く、FRP ライニング層を接続樹脂（７）
として施層しても、相互剥離し、水洩れ等の問題点をひ
きおこす。
【０００８】
【技術的課題】本発明の技術的課題は、サンディングし
たゲルコート層上に、表面樹脂を予め塗布しておくこと
にある。
たゲルコート層上に、表面樹脂を予め塗布しておくこと
にある。
【０００９】
【技術的手段】本発明の技術的手段は、端面相互を対向
させると共に、表面端部相互に跨がって不飽和ポリエス
テル樹脂或いはエポキシアクリレート樹脂を主成分とす
る接続樹脂を塗布することによって接続されるFRP 成形
体において、表面端部にサンディングによる粗面を形成
し、該粗面に不飽和ポリエステル樹脂或いはエポキシア
クリレート樹脂を主成分とする表面樹脂を塗布せしめて
その表面を前記接続樹脂との接続面としたことである。
させると共に、表面端部相互に跨がって不飽和ポリエス
テル樹脂或いはエポキシアクリレート樹脂を主成分とす
る接続樹脂を塗布することによって接続されるFRP 成形
体において、表面端部にサンディングによる粗面を形成
し、該粗面に不飽和ポリエステル樹脂或いはエポキシア
クリレート樹脂を主成分とする表面樹脂を塗布せしめて
その表面を前記接続樹脂との接続面としたことである。
【００１０】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【００１１】図１はFRP 成形体（Ａ）即ち、組立式プー
ルにおいて底壁パネル（ａ1 ）（ａ 1 ）相互の接続構造
を示している。
ルにおいて底壁パネル（ａ1 ）（ａ 1 ）相互の接続構造
を示している。
【００１２】この図１において、（ａ1 ）（ａ1 ）は底
壁パネルである。
壁パネルである。
【００１３】この底壁パネル（ａ1 ）はFRP 裏面層
（１）と、FRP 表面層（３）との間にサンドイッチ状に
発泡ウレタン層（２）を有し、FRP 表面層（３）上に不
飽和ポリエステル樹脂或いはエポキシアクリレート樹脂
を主成分とするゲルコート層（４）を有した４層構造体
であり、端縁から隣接する底壁パネル（ａ1 ）とのフラ
ンジ（５）とで凹部（６）を形成すべくフランジ（５）
を略水平状に突出形成してなり、勿論ハンドレイアップ
法を用いて成形されている。
（１）と、FRP 表面層（３）との間にサンドイッチ状に
発泡ウレタン層（２）を有し、FRP 表面層（３）上に不
飽和ポリエステル樹脂或いはエポキシアクリレート樹脂
を主成分とするゲルコート層（４）を有した４層構造体
であり、端縁から隣接する底壁パネル（ａ1 ）とのフラ
ンジ（５）とで凹部（６）を形成すべくフランジ（５）
を略水平状に突出形成してなり、勿論ハンドレイアップ
法を用いて成形されている。
【００１４】この底壁パネル（ａ1 ）は脱型後、フラン
ジ（５）の表面層となるゲルコート層（４）をサンディ
ングしてその部分に粗面（100)を形成し、この粗面（10
0)に表面樹脂（８）を塗布せしめて形成されている。
ジ（５）の表面層となるゲルコート層（４）をサンディ
ングしてその部分に粗面（100)を形成し、この粗面（10
0)に表面樹脂（８）を塗布せしめて形成されている。
【００１５】
【外６】 −（不飽和酸）を表面に露出させるものであり、この粗
面（100)上に表面樹脂（８）を塗布し、この表面樹脂
（８）の上面を接続面（８’）としてFRP ライニング
層、更には前記ゲルコート層（４）と同色のゲルコート
層を順次積層してFRP成形体（Ａ）、即ち底壁パネル
（ａ1 ）（ａ1 ）相互を接続する。
面（100)上に表面樹脂（８）を塗布し、この表面樹脂
（８）の上面を接続面（８’）としてFRP ライニング
層、更には前記ゲルコート層（４）と同色のゲルコート
層を順次積層してFRP成形体（Ａ）、即ち底壁パネル
（ａ1 ）（ａ1 ）相互を接続する。
【００１６】
【外７】 酸）は日光等によって徐々に消失し、２週間程度で消失
するから、その期間内に表面樹脂（８）、即ちプライマ
ーゲルコートを塗布する。
するから、その期間内に表面樹脂（８）、即ちプライマ
ーゲルコートを塗布する。
【００１７】
【外８】
【００１８】
【外９】
【００１９】
【外１０】
【００２０】ちなみに（９)(10）はフランジ（５)(５）
相互を固定する裏打板と、リベットである。
相互を固定する裏打板と、リベットである。
【００２１】図３は、直角に接続樹脂（７）を介して接
続される板状のFRP成形体（Ａ）（Ａ）相互の接続例を
示したものである。
続される板状のFRP成形体（Ａ）（Ａ）相互の接続例を
示したものである。
【００２２】この実施例におけるFRP 成形体（Ａ）は容
器を形成する為のものであり、表面端部にサンディング
による粗面（100)を形成し、該粗面（100)に不飽和ポリ
エステル樹脂或いはエポキシアクリレート樹脂を主成分
とする表面樹脂（８）を塗布せしめて、その表面を接続
樹脂（７）との接続面（８’）とすること、前記実施例
と同様である。
器を形成する為のものであり、表面端部にサンディング
による粗面（100)を形成し、該粗面（100)に不飽和ポリ
エステル樹脂或いはエポキシアクリレート樹脂を主成分
とする表面樹脂（８）を塗布せしめて、その表面を接続
樹脂（７）との接続面（８’）とすること、前記実施例
と同様である。
【００２３】
【発明の作用効果】本発明は以上のように表面端部にサ
ンディングによる粗面を形成し、該粗面に不飽和ポリエ
ステル樹脂或いはエポキシアクリレート樹脂を主成分と
する表面樹脂を塗布せしめてその表面を前記接続樹脂と
の接続面としたので、下記の作用及び効果がある。
ンディングによる粗面を形成し、該粗面に不飽和ポリエ
ステル樹脂或いはエポキシアクリレート樹脂を主成分と
する表面樹脂を塗布せしめてその表面を前記接続樹脂と
の接続面としたので、下記の作用及び効果がある。
【００２４】
【外１１】
【００２５】故に、接続樹脂を塗布した際、相互剥離や
水洩れのないFRP 成形体を新規に供することができた。
水洩れのないFRP 成形体を新規に供することができた。
【００２６】依って、所期の目的を達成できる。
【図１】 要部のみの拡大断面図。
【図２】 接続状態を示す同拡大断面図。
【図３】 他の実施例の接続状態を示す拡大断面図。
【図４】 従来例の要部のみの拡大断面図。
【図５】 接続状態を示す拡大断面図。
【図６】 不飽和ポリエステル樹脂の硬化時のメカニズ
ムを示す正面図である。
ムを示す正面図である。
Ａ FRP 成形体 ａ1 底壁パネル 100 粗面 ８ 表面樹脂 ７ 接続樹脂 ８’ 接続面
Claims (1)
- 【請求項１】 端面相互を対向させると共に、表面端部
相互に跨がって不飽和ポリエステル樹脂或いはエポキシ
アクリレート樹脂を主成分とする接続樹脂を塗布するこ
とによって接続されるFRP 成形体において、表面端部に
サンディングによる粗面を形成し、該粗面に不飽和ポリ
エステル樹脂或いはエポキシアクリレート樹脂を主成分
とする表面樹脂を塗布せしめてその表面を前記接続樹脂
との接続面としたことを特徴とするFRP 成形体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3234849A JP2542137B2 (ja) | 1987-06-10 | 1991-09-13 | Ｆｒｐ成形体 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62143199A JPS63310457A (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 | プリンタ等の排紙トレイの使用順位処理方式 |
| JP3234849A JP2542137B2 (ja) | 1987-06-10 | 1991-09-13 | Ｆｒｐ成形体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05105775A JPH05105775A (ja) | 1993-04-27 |
| JP2542137B2 true JP2542137B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=26474983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3234849A Expired - Lifetime JP2542137B2 (ja) | 1987-06-10 | 1991-09-13 | Ｆｒｐ成形体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2542137B2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP3234849A patent/JP2542137B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05105775A (ja) | 1993-04-27 |
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