JPS5916183Y2 - 強化プラスチック成形型 - Google Patents

強化プラスチック成形型

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Publication number
JPS5916183Y2
JPS5916183Y2 JP16316680U JP16316680U JPS5916183Y2 JP S5916183 Y2 JPS5916183 Y2 JP S5916183Y2 JP 16316680 U JP16316680 U JP 16316680U JP 16316680 U JP16316680 U JP 16316680U JP S5916183 Y2 JPS5916183 Y2 JP S5916183Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
embedded
rubber
elastic body
reinforced plastic
Prior art date
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Expired
Application number
JP16316680U
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English (en)
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JPS56154313U (ja
Inventor
英夫 中村
耕造 小田
Original Assignee
松下電工株式会社
ヤシロ化工株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電工株式会社, ヤシロ化工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は強化プラスチック(以下F−R−Pという)の
表面に飾り板、飾り石等の埋込部品をF−R・Pと一体
的に成形することのできるF−R−P成形型に関する。
従来よりF−R−Pはゲルコートによる上品で美麗な表
面をもつという利点を有する反面、単色あるいは数色の
単調な表面となるため、一般雑貨用プラスチックスの表
面を連想させ、その為F−R・P製品の品位を傷つける
傾向があった。
本考案は上記F−R−Pの欠点を克服するため、木材の
木目や石材の石目等高級感のある美しい表面を持つ材料
を利用して、F−R−P表面の美麗ではあるが単調であ
るという欠点を補完する方法の開発に関連してなされた
ものである。
従来のF−R−Pにおいては、上記単調さを補完するた
め、次のような方法が採られていた。
即ち、 (a)化粧シート等をF−R−P表面に成形後に接着す
る方法。
(b)サーフエシングマットに、石目、木目等を印刷し
ておく方法。
(C)吹付は前のゲルコート樹脂に小薄片を混入してお
く方法。
(d)所望の模様を塗り分ける方法。
しかしながら上記方法はいずれも後述する如き難点があ
った。
(a)の場合はシート端面の処理が手際よく収め難く、
後で接着するための前後の処理等に手間取る。
(b)の場合はクリアゲルコート層を最表層とするため
、ゲルコート層の形成に通常のものの2〜3倍の手数を
必要とし、また手直しが困難で、はとんど手直しが不可
能である。
(C)の場合は模様が限定されることのほか、(b)に
類似した問題がある。
(d)は塗り分は部が手際よく仕上がらず、模様が限定
される等の難点があった。
これに対し、本考案による成形型を使用する方法によれ
ば、木板あるいは石板等の埋込部品を成形型の定位置に
形成された凹部のゴム状弾性体内にはめ込むだけでその
他は通常のF−R−P成形方法を行うことにより、製品
の表面に永久的に固定された状態で、しかもF−R−P
材料の流入を防ぐので質感を保って木板あるいは石板等
の美麗な表面が形成される。
したがって、手際よく、前後の処理等に手間取ることな
く、クリアゲルコート不要で、模様もかなり自由に選定
することができる。
以下本考案に係る成形型を実施例として示した図面に基
づき詳述する。
第1図は本考案の一実施例である洗場付浴槽を形成する
ための成形型を示す斜視図で、1は成形型(金型、木型
、F−R−P型等)、2は成形型1の表面に所望に形威
された凹部であり、後述する木板。
石板等の埋込部品4を埋込むために設けられたものであ
る。
3は凹部2の周縁に、成形型1に一体的に固着(たとえ
ば接着)されたシリコンゴム等のゴム状弾性体である、
このゴム状弾性体3は、耐熱、耐薬品性を具備したもの
であることが好ましい。
第2図は第1図の凹部2の一部拡大断面を示す断面図で
あり、四部2内に木板9石板等の埋込部品4を、凹部2
の表面に密着し、埋込部品4の周端面をゴム状弾性体3
の内周面に嵌合して成形型1の表面からやや突出せしめ
て埋込している。
埋込部品4はゴム状弾性体3の弾力と、埋込部品4とゴ
ム状弾性体3の面間摩擦力によって緊密に保持されてお
り、成形型の移動および成形時に移動、落下等を生じる
ことはない。
また、埋込部品の周囲から樹脂が漏れて、埋込部品の表
面に樹脂が付着硬化することもない。
このように成形型1に埋込部材4を埋設保持せしめた状
態で通常のF−R−P成形を行い第3図に示すF−R−
P成形品5が得られる。
得られたF・R−P成形品5は洗場付浴槽であり、その
洗い場部分の内面には図に示すように埋込部品4が突出
形成されており、スノコの如き役割を果すものである。
尚、凹部2は成形型1の表面のどこに形成してもよく、
その形状も又限定する趣旨ではない。
従って埋込部品4の形状も又限定するものではない。
例えば成形型1の側面あるいは曲面に凹部2を形成した
としてもゴム状弾性体3により埋込部品4は埋設状態を
保持することができる。
以上のように、表面に凹部を形威し、該凹部の周縁であ
って、その内周の全部にゴム状弾性体を固着せしめて成
る成形型であって、F−R−Pの成形に際して該凹部に
埋込部品が、該ゴム状弾性体の弾力と、埋込部品とゴム
状弾性体の両開摩擦力によって緊密に保持されて、F−
R−P材料の流入を防ぎ、埋込まれるようにしたことを
特徴とするので、本考案に係る成形型を使用すれば、パ
リ等が発生せず、F−R−P材料がまわりこまず、自由
な質感および模様をもつF−R−P成形品を、手際よく
しかも余分な前後を施すことなく容易に得ることができ
、実用上極めて有用であるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は成形型を示す斜視図、第2図は埋込部品を埋込
んだ状態での成形型の要部断面図、第3図はF−R−P
成形品の要部断面図である。 1・・・・・・成形型、2・・・・・・凹部、3・・・
・・・ゴム状弾性体、4・・・・・・埋込部品、5・・
・・・・成形品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 強化プラスチックスの埋込成形用型において、型面に埋
    込部品を嵌合するための凹部を形威し、かつその凹部の
    全内周縁にのみゴム状弾性体を、かつその弾性力により
    埋込部品を保持できるようにして固着し、埋込部品を嵌
    合することができるようにしたことを特徴とする強化プ
    ラスチックス成形型。
JP16316680U 1980-11-13 1980-11-13 強化プラスチック成形型 Expired JPS5916183Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16316680U JPS5916183Y2 (ja) 1980-11-13 1980-11-13 強化プラスチック成形型

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JP16316680U JPS5916183Y2 (ja) 1980-11-13 1980-11-13 強化プラスチック成形型

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JPS56154313U JPS56154313U (ja) 1981-11-18
JPS5916183Y2 true JPS5916183Y2 (ja) 1984-05-12

Family

ID=29674168

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JP16316680U Expired JPS5916183Y2 (ja) 1980-11-13 1980-11-13 強化プラスチック成形型

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