JPH02136236A - 車体の補強部構造 - Google Patents

車体の補強部構造

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JPH02136236A
JPH02136236A JP29062888A JP29062888A JPH02136236A JP H02136236 A JPH02136236 A JP H02136236A JP 29062888 A JP29062888 A JP 29062888A JP 29062888 A JP29062888 A JP 29062888A JP H02136236 A JPH02136236 A JP H02136236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcing member
panel
coating film
reinforcing
electrodeposition
Prior art date
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Pending
Application number
JP29062888A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoshi Ito
和俊 伊藤
Takeshi Uotani
魚谷 健
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Publication of JPH02136236A publication Critical patent/JPH02136236A/ja
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  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ドアパネルなどの剛性を高めるために車体
の適宜な部分に補強部材を貼着するが、この補強部材お
よびこれを貼付する補強部の構造に関する。
〔従来の技術〕
車体を構成するパネルは薄肉の鋼板で構成されているた
め、車両が軽度に衝突した場合、あるいは不用意に手を
付いた場合などであっても程度によっては当該部分がへ
こんでしまう。このため、車体の適宜な部分には、不用
意に手を付いた場合などにパネルがへこんでしまわない
ように、パネルの剛性を向上させるための補強部材が取
付けられている。
従来のこの種の補強部材1は、第5図に示すように、ガ
ラス繊維入エポキシ樹脂などのFRPからなる補強主体
1aに、該補強主体1aの表面を保護するとともにその
強度を高めるために、アルミニウム蒸着などを施して保
護層1bを被せて構成されている。一方、ドアパネル2
その他には塗装が施されるが、第5図に示すように、防
錆のためにカチオン電着などを施して電着室l113を
形成し、その上に中塗りをして中塗膜4を形成し、さら
に上塗りを施している。
このような構造に完成する工程は、次の通りである。
まず、ドアパネル2を構成する鋼板に補強部材1を、補
強主体1aを対向させて貼付する。このとき、補強部材
1はエポキシ樹脂などであるから接着性を備えており、
この接着性を利用して貼付する。そして、カチオン電着
液槽にドアパネル2を浸漬し電着塗装を行い電着塗膜3
を形成する。なお、電着塗装の前にリン酸亜鉛皮膜処理
などを行う場合がある。そして、焼付は処理を行い電着
塗膜3を乾燥させる。このとき、エポキシ樹脂などの補
強主体1aは熱硬化して、ドアパネル2の鋼板に対する
接着が強固となり貼着されることになる。
その後、中塗りをして中塗膜4を形成し、さらに上塗り
を行うのである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上述した従来の補強部構造では、次のような問
題がある。
カチオン電着などを行って電着塗膜3を形成する場合に
はドアパネル2をカソードにして行うが、補強部材1に
は通電しないからこの補強部材1には電着塗膜3は形成
されない。そして、焼付は処理後にドアパネル2が冷却
されると、電着塗膜3と補強主体1aとがそれぞれ収縮
してしまう。このため、冷却前には補強部材1の端面に
達して該端面を覆って鋼板に付着していた電着塗膜3や
その上層の中塗膜4、さらに上塗膜が、該端面から離れ
て第5図に示すように間VRGが生じてしまう。
すなわち、この間隙Gの部分はドアパネル2の鋼板が露
出してしまうことになるにのため該露出した部分から腐
食が始まり、これが徐々に進行してドアパネル2全体を
腐食させてしまうことになる。
そこで、この発明は焼付は処理を施した後、冷却されて
電着塗膜や補強部材などが収縮した場合であっても、補
強部材の周端部にドアパネルなどの鋼板が露出しないよ
うにして、パネルが極力腐食しないようにした車体の補
強部構造を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この発明に係る補強部構造
は、パネルの剛性を向上させるために。
該パネルを構成する鋼板にガラス繊維入エポキシ樹脂な
どのFRPを主体とした補強部材を貼着し、防錆のため
の電着塗装が施された車体の補強部において、前記補強
部材の主体に、該補強部材がパネルを構成する鋼板など
に磁着するように磁粉を混入し、パネルに形成された前
記電着塗膜の上に上記補強部材を設け、これら電着塗膜
と補強部材とを共に中塗装を施して中塗膜を形成したこ
とを特徴としている。
〔作 用〕
カチオン電着処理などを施し、上記パネルに電着塗膜を
形成して防錆処理を行う。この上に上記補強部材を、こ
れが有する磁力を利用して貼付する。そして、中塗装を
施して中塗膜を形成すると該塗膜と補強部材、電着塗膜
とが硬化して補強部材がパネルに強固に貼着されること
になる。
〔実施例〕
以下、第1図に示した好ましい実施例に基づいて、この
発明に係る補強部構造を具体的に説明する。
例えば、第2図ないし第4図に示すように、ドアパネル
10のアウタパネル10aの内側面には、ドアハンドル
11を操作しようとした場合に操作者の手が不用意にあ
たるような部分に、補強部材12が取付けられている。
なお、10bはドアパネル1oのインナパネルである。
第1図は、ドアパネル10のアウタパネル10aの一部
の縦断面図である。このアウタパネル10aの内側面に
、カチオン電着塗装処理などを施すことにより電着塗膜
13が形成されている。この電着塗膜13の上に上記補
強部材12が設けられている。
この補強部材12は、ガラス繊維入エポキシ樹脂などの
FRPからなる補強主体12aに、該補強主体12aの
保護や強度の向上のために、アルミニウムなどの箔を貼
付したり、アルミニウム蒸着などを施すなどして保護層
12bを形成して構成されている。また、補強主体12
aには磁粉14を混入してあり、その磁束の方向を一定
として補強主体12aが磁粉14の磁力により吸引され
て鋼板などで構成されたアウタパネル10aなどに磁着
するようにしである。
上記電着塗膜13の上には中塗膜15が形成され。
さらに該中塗膜15の上に上塗膜(図示省略)が形成さ
れる。なお、図示省略したが、電着塗膜13や中塗膜1
5、上塗膜などはアウタパネル10aの外側面にも形成
される。また、塗膜が形成されやすいように、電着塗装
の前にリン酸亜鉛皮膜処理などを行う場合がある。
以上により構成されたこの補強部構造を形成する工程を
、以下に説明する。
リン酸亜鉛皮膜処理などを施したドアパネル10をカチ
オン電着液の槽に浸漬し、ドアパネル10をカソードに
して電着塗装処理を施し、焼付は処理をして電着塗膜1
3を乾燥させる。これによりアウタパネル10aの内側
面などに電着塗膜13が形成される。そして、電着塗膜
13の上から補強部材12を貼付する。このとき、焼付
は処理後のアウタパネル10aは補強主体12aを構成
したエポキシ樹脂などの熱変形温度以上にあるため、補
強主体12aの貼付面が変形してアウタパネル1.Oa
から剥がれようとするが、この補強主体12aに混入さ
れた磁粉14の磁力によりアウタパネル10aに磁着し
で貼付状態が維持される。
このように補強部材12が貼付されているドアパネル1
0に中塗製処理を施して中塗膜15を形成する。
中塗膜15が形成されると、これが硬化して補強部材1
2がアウタパネルIOaに貼着され、以後固定された状
態となる。この状態にあっては、上記のように磁粉14
の磁力によって補強部材12をアウタパネル10aに磁
着させておく必要がない。したがって、磁着状態は、電
着塗膜13を形成した後中塗膜15を形成するまでの間
で十分である。
そして、中塗膜15の上からさらに上塗膜(図示省略)
を形成する。
このように構成されたアウタパネル10aでは、補強部
材12が設けられた部分の剛性が高められ、軽度の衝突
や手を押し付けた程度では当該アウタパネル10aは容
易にへこまない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明に係る車体の補強部構造
は、電着塗膜を形成して防錆処理を施した後に補強部材
を設ける構造としたから、焼付は処理後冷却されて電着
塗膜が収縮しても、補強部材の周端部などに間隙が生じ
てしまうことがない。
したがって、鋼板が露出することがないから、これが腐
食することを極力防止できる。
また、補強部材の主体に磁粉を混入して、その磁力によ
って鋼板などに磁着するようにしたがら、この補強部材
を垂直壁に固定しなければならない場合でも、脱落しな
いで確実に固定できる。
さらに、従来と同様にエポキシ樹脂などのFRPを使用
できるので、強度、耐熱性、耐腐食性などのすぐれた補
強部材を用いることができる。また、軽度な衝突や手を
押し付けた程度では、パネルが容易にへこむことがない
剛性を備えられる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明に係る補強部構造を、ドアパネルのアウ
タパネルに実装した場合の好ましい実施例を示すもので
ある。 第1図は、この発明の要部を示すアウタパネルの一部縦
断面図である。 第2図は、車体の側面図である。第3図は、ドアパネル
のアウタパネルの内側面を示す斜視図である。第4図は
、第2図におけるIV−IV線に沿ったドアパネルの縦
断面図である。 第5図は従来の補強部構造を示すもので、第1図に相当
する一部縦断面図である。 10・・・ドアパネル    11・・・ドアハンドル
10a・・・アウタパネル  13・・・電着塗膜12
・・・補強部材     12a・・・補強主体12b
・・・保護層     14・・・磁粉15・・・中塗
膜 特許出願人   三菱自動車工業株式”会社第 図 第4 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. パネルの剛性を向上させるために、該パネルを構成する
    鋼板にガラス繊維入エポキシ樹脂などのFRPを主体と
    した補強部材を貼着し、防錆のための電着塗装が施され
    た車体の補強部において、前記補強部材の主体に、該補
    強部材がパネルを構成する鋼板などに磁着するように磁
    粉を混入し、パネルに形成された前記電着塗膜の上に上
    記補強部材を設け、これら電着塗膜と補強部材とを共に
    中塗装を施して中塗膜を形成したことを特徴とする車体
    の補強部構造。
JP29062888A 1988-11-17 1988-11-17 車体の補強部構造 Pending JPH02136236A (ja)

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JP29062888A JPH02136236A (ja) 1988-11-17 1988-11-17 車体の補強部構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006315216A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Honda Motor Co Ltd スティフナー及び鋼板補強方法
JP2006315234A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Nippon Tokushu Toryo Co Ltd 磁着補強シート
JP2009248358A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Toyota Motor Corp Frp構造体、frp構造体の接着方法、及びfrp構造体の製造方法

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