JP2542112B2 - ミシンのインデキサ―装置 - Google Patents

ミシンのインデキサ―装置

Info

Publication number
JP2542112B2
JP2542112B2 JP2213598A JP21359890A JP2542112B2 JP 2542112 B2 JP2542112 B2 JP 2542112B2 JP 2213598 A JP2213598 A JP 2213598A JP 21359890 A JP21359890 A JP 21359890A JP 2542112 B2 JP2542112 B2 JP 2542112B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cloth
sewing machine
indexer
index
mount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2213598A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0496787A (ja
Inventor
功 渡辺
亨成 川野
中村  聡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP2213598A priority Critical patent/JP2542112B2/ja
Publication of JPH0496787A publication Critical patent/JPH0496787A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2542112B2 publication Critical patent/JP2542112B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 イ.発明の目的 〔産業上の利用分野〕 この発明は、縫製と布送りとを交互に複数回反復して
布に複数の穴かがり等を連続して行うミシンのインデキ
サーに関するものである。
1〔従来の技術〕 ボタン付け又は穴かがり用サイクルミシンと、布地を
保持してミシンの縫製位置に間歇的に送る布押え搬送体
とよりなり、縫製と布送りとを交互に複数回繰り返して
複数の縫製個所にそれぞれボタン付け又は穴かがりを行
う自動縫製機は、この出願前広く知られている(特公昭
63−5113号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
特に婦人物ブラウスのボタン穴は、その前身頃の種類
によって縦穴と横穴があるが、従来の穴かがり自動縫製
機は、縦穴あるいは横穴専用であり、両者を兼用するも
のは存在しない。また、例えば、第1ボタン穴が横穴、
第2ボタン穴以降が縦穴の衣服の場合、第1ボタン穴を
横穴かがり自動縫製機で、第2ボタン穴以降を縦穴かが
り自動縫製機で縫製しなければはらず、不便であった。
この発明は、縦のボタン穴用と横のボタン穴用とに兼
用することのできるミシンのインデキサーを提供するこ
とを目的としている。
ロ.発明の構成 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、この発明のミシンのイン
デキサー装置は、ミシン架台1におけるミシンの針位置
若しくはその近傍の角部と、インデキサー4を装備する
インデックス架台2のミシン架台1側長手方向中央付近
とを、相対的に90度回転し得るように軸支し、それらの
相対位置をロックし得るようにしたものである。
〔作 用〕
上記のように構成されたミシンのインデキサー装置に
あっては、ミシン架台1とインデックス架台2とが双方
の連結軸を中心にして相対的に90度回転され、双方の回
転後の相対位置がロックされる。
〔実施例〕
第1図ないし第9図を参照してボタン穴かがりに適用
した第1実施例を説明する。
このミシンのインデキサー装置は、その平面図である
第2図に示すごとく、穴かがり用サイクルミシン3を載
置したミシン架台1の部分と、インデキサー4を装備し
たインデックス架台2の部分とよりなっている。
この発明は、ミシン架台1に対してインデックス架台
2を相対的に90゜回転させるようにする点に特徴を有す
るものであるが、その機構を説明する前に穴かがり用サ
イクルミシン3に簡単に触れ、また、主として第1図を
参照して簡単にインデキサー4について説明する。
穴かがり用サイクルミシン3は、布押え6とその下方
に存在する図示しない布送り板との間に布を挟み、針5
の下をボタン穴に沿って布押え6と布送り板とが矢印CD
方向に移動する間に穴かがりをするミシンである。この
ミシンには、先端に布地押え体8を備えたピストンロッ
ドを有するシリンダー9よりなる補助クランプ7を装備
しており、布押え6が布を押えるときに、共に作動して
布をクランプする。
インデキサー4は、前述のごとくインデックス架台2
に装着されており、2つの布地係合手段10、10とその駆
動手段11とよりなっている。
2つの布地係合手段10、10は、インデックス架台2の
下面に間隔を置いて固設してある2つのストッパー12、
12間に装架された2本のロッド13、13に移動自在に設け
られているブロック14、14に取り付けてある。また、2
つのブロック14、14には、ラック板15が固定されてい
る。
布地係合手段10は、コの字状の布支持体16と、先端に
布地押え体17を備えたピストンロッドを有するシリンダ
ー18とよりなり、布支持体16のコの字状部に布を挿入し
てシリンダー18を作用させることによって布を挟持する
ものであるが、サイクルミシン3がボタン穴かがりをし
ている間はシリンダー18は非作用位置に後退している。
また、各布地係合手段10の間には、第6図に示すごと
く、連結体25が架け渡されており、それには調節ネジ25
a、25aが設けてある。調節ネジ25a、25aは布地係合手段
10の長孔と係合し、長孔中を移動、固定し得るようにし
てある。布が布地係合手段10の布支持体16のコ字状部に
導かれるときに、布縁が連結体25に当たる状態で案内さ
れ、それにより針落位置に対する距離が決まる。
駆動手段11は、パルスモーター11aと、その駆動軸に
取り付けられ、ラック板15の歯と噛み合うピニオン11b
とよりなっている。パルスモーター11aの代わりにシリ
ンダーを採用し、そのストロークによってブロック14、
14を直接移動させるようにしてもよい。
次に、インデキサー4の動作を説明する。
開放状態の布地係合手段10が、そのストロークエンド
である原点位置にあるとき、布押え6、補助クランプ7
等が上昇して布が図示しない搬送装置によって送られ、
セットされるのを待っている。布がセットされ起動させ
ると、布押え6、補助クランプ7は布をクランプし、サ
イクルミシン3が穴かがりを行う。そのとき穴かがりに
連れて布はCD方向に移動するが布がずれないように補助
クランプ7に食い止められてそれ以上の移動が阻止され
る。穴かがりを終了すると、布地係合手段10、10が布を
クランプし、布押え6と補助クランプ7を開放する。そ
して、パルスモーター11aが矢印A′の方向に回転し、
ピニオン11b、ラック板15を介して布地係合手段10を予
め設定された距離だけ矢印Aの方向に移動させ、布もそ
の移動に伴い搬送される。布が搬送されると、布押え
6、補助クランプ7が布をクランプした後布地係合手段
10、10が布を開放し、サイクルミシン3が穴かがりを行
う。サイクルミシン3の動作中にパルスモーター11aを
矢印B′の方向に回転させて布地係合手段10のみを矢印
B方向に移動して原点位置に戻し、サイクルミシン3の
穴かがり終了を待つ。以上のごとく、布地係合手段10、
10によるボタン穴ピッチ分の布の移動、サイクルミシン
3による穴かがり、布を開放してその布地係合手段10、
10の原点位置復帰、穴かがりを繰り返して布を1ピッチ
づつ送りつつ所定個数の穴かがりを終了し、図示しない
スタッカーへ送ると、布押え6、補助クランプ7、布地
係合手段10は全て布を開放し、布地係合手段10は原点位
置で次の布のセットを待つ。
このインデキサー4は、従来のもののように、クラン
プした布を設定個数の穴かがり終了まで離さずに搬送す
るのではなく、間欠移送するので、搬送機構の占めるス
ペースを小さくすることができる、縫製布をエンドレス
に搬送することができる、構成部品数の削減によるコス
トダウンを計ることができる等の利点を有する。
次に、ミシン架台1に対してインデックス架台2を90
゜回転させるための機構を説明する。
第5図には、ミシン架台1とインデックス架台2の連
結構造が示されている。それは、ミシン架台1における
サイクルミシン3の針位置に近い角部に軸受19、19を設
け、インデックス架台2のミシン架台1側の長手方向中
央付近に軸受20、20を設け、各々の軸受を突き合わせて
その間に回転軸21を支持するものである。この回転軸21
は、第2図に示すごとく針落位置から距離Eを置いた位
置に設けてある。この距離Eをゼロにして針落位置と回
転軸21とを一致させる必要は必ずしもないが、インデッ
クス架台2を90゜回転させたときに、インデックス架台
2上に落ちる針のインデックス架台2縁からの距離が大
きく変化しないような距離でなげればならない。
このようにして、ミシン架台1に対してインデックス
架台2を90゜回転させようにするのであるが、その回転
の邪魔にならないように、第4図の矢印Fで示すミシン
テーブルの針位置に近い角を斜めにカットしている。ま
たその回転の際、布地係合手段10はミシンベッドの上面
を移動するので、互いの干渉は全くないし、他にも回転
の障害となるものはない。
第5図は、第2図ないし第4図に示す位置関係にミシ
ン架台1とインデックス架台2をセットした状態を示し
ているが、その位置関係を維持するために、それぞれ対
応する2ケ所の位置に掛け金23と緊締体24とよりなるロ
ック装置22を設けている(第2図)。掛け金23はインデ
ックス架台2に、緊締体24はミシン架台1に、それぞれ
ネジで取り付けてあるが、この逆でも差し支えない。
このロック装置22を第7図を参照して説明する。
ロック装置22の掛け金23は、鉤状に先端を曲げた鉤部
23aを有するものである。
ロック装置22の緊締体24は、その基板24aに回動自在
に軸支されたレバー24bと、その中間に回動自在に支持
された軸24cと、一端を軸24cを貫いて調節ナット24dに
より進退自在に支持された連結ロッド24eと、連結ロッ
ド24eの他端に固定された掛け輪24fとよりなっている。
ロック装置22の掛け金23と緊締体24との係合は、ミシ
ン架台1とインデックス架台2を90゜回転させて突き合
わせたときに、レバー24bを掛け金23側に回動させて掛
け輪24fを掛け金23に近づけてその鉤部23aに引っ掛け、
その後レバー24bを反対側に回動させることによりなさ
れる。
ロック装置22は、この他に、同様の機能を有するもの
であれば、どのようなものでもよい。
第2図の縦穴かがりの状態にあるインデックス架台2
をミシン架台1に対して90゜回転させるには、先ず、電
源スイッチをオフして全出力を切る。そして、インデッ
クス架台2の右側のロック装置22を解除し、手動によっ
てインデックス架台2を回転させるか、あるいはその動
作をモーター等によって行い、横穴かがりの状態とす
る。次に、ロック装置22をロックし、電源スイッチを入
れる。
第2図に対応する図が第8図であり、この図からイン
デックス架台2を90℃回転させた図が第9図である。前
者は紳士物ワイシャツ等の縦穴かがり用、後者は婦人物
ブラウス等の横穴用のものであり、それぞれ布地係合手
段10が待機位置である原点位置にある。それぞれの状態
における身頃前立て部の縁と針落位置との間隔は、連結
体25の布地係合手段10における位置を前記のごとく調節
して設定される。
次に、第10図及び第11図を参照して第2実施例を説明
する。
これは、第1実施例のようにインデックス架台2を回
転させる代わりに、それを固定し、縫製対象のボタン穴
が縦穴か横穴かに応じて、ミシン架台1を90゜回転させ
るものである。その場合、身頃布の搬送方向の違いによ
り、スタッカーの設置位置をインデックス架台2の右又
は左又は左に変更する必要がある。即ち、ミシン3が通
常の方向に向いた縦穴をかがる第10図の状態では、スタ
ッカーSはインデックス架台2の右側にあり、ミシン3
を90゜回転させた横穴をかがる第11図の状態では、スタ
ッカーSはインデックス架台2の左側にある。その他の
点は、第1実施例と同様である。
ハ.発明の効果 この発明は、以上説明したように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
即ち、縦のボタン穴と横のボタン穴及び必ずしもイン
デキサーの回転を要しないがボタン付け並びに刺繍縫
い、面ファスナー縫い等にも使用することができる。従
って、多様なデザインに対応することができる。
また、縫製工程の途中でもミシン架台1とインデック
ス架台2の相対位置を切り換えることができるので、第
1ボタンが横穴、第2ボタン以降が縦穴である場合に
も、第1ボタン穴からきちんとした穴かがりなされ、品
質が安定する。
【図面の簡単な説明】
第1図はインデキサーを中心とする部分の斜視図、第2
図はこの発明のミシンのインデキサー装置の平面図、第
3図は同じく正面図、第4図は同じく側面図、第5図は
ミシン架台とインデックス架台との結合部の斜視図、第
6図は布地係合手段の平面図、第7図はロック状態にあ
るロック装置の斜視図、第8図は固定したミシン架台に
対してインデックス架台を回転させ縦穴かがり用にセッ
トした状態を示す図、第9図は同じく横穴かがり用にセ
ットした状態を示す図、第10図は固定したインデックス
架台に対してミシン架台を回転させ縦穴かがり用にセッ
トした状態を示す図、第11図は同じく横穴かがり用にセ
ットした状態を示す図である。 1……ミシン架台、2……インデックス架台、3……サ
イクルミシン、4……インデキサー、21……回転軸、22
……ロック装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミシン架台におけるミシンの針位置若しく
    はその近傍の角部と、インデキサーを装備するインデッ
    クス架台のミシン架台側長手方向中央付近とを、相対的
    に90度回転し得るように軸支し、それらの相対位置をロ
    ックし得るようにしたミシンのインデキサー装置。
JP2213598A 1990-08-11 1990-08-11 ミシンのインデキサ―装置 Expired - Fee Related JP2542112B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2213598A JP2542112B2 (ja) 1990-08-11 1990-08-11 ミシンのインデキサ―装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2213598A JP2542112B2 (ja) 1990-08-11 1990-08-11 ミシンのインデキサ―装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0496787A JPH0496787A (ja) 1992-03-30
JP2542112B2 true JP2542112B2 (ja) 1996-10-09

Family

ID=16641842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2213598A Expired - Fee Related JP2542112B2 (ja) 1990-08-11 1990-08-11 ミシンのインデキサ―装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2542112B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005131247A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Juki Corp ミシン

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10206477C1 (de) * 2002-02-16 2003-05-08 Duerkopp Adler Ag Vorrichtung zum Nähen von aus Stichgruppen bestehenden Nahtbildern

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005131247A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Juki Corp ミシン

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0496787A (ja) 1992-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5920226Y2 (ja) 定形縫い目を形成するための縫製機械
JP2542112B2 (ja) ミシンのインデキサ―装置
CN108360153B (zh) 一种弧形圆桶式缝纫机
JPH0148030B2 (ja)
US4580512A (en) Method of and apparatus for feeding fabric to a sewing machine
JPH04263895A (ja) 縫製装置
JPH0740377Y2 (ja) 筒状縫いミシンの布送り装置
JP3503672B2 (ja) 鳩目穴かがりミシン
JPH0344549B2 (ja)
JP2687336B2 (ja) ミシン自動縫製装置
JPS5839679Y2 (ja) 自動ミシン
JP3010858B2 (ja) 加工布折曲げ装置
JP2542804Y2 (ja) フラップおよび箱ポケット縫いミシン
JP2716343B2 (ja) 縫製装置
JPH0211016Y2 (ja)
JPH0790058B2 (ja) ミシンの布保持装置
JPS635111B2 (ja)
JPH0654972A (ja) 2頭ミシンによる縫製方法とその装置
US5269241A (en) Industrial sewing machine for simultaneously making different seaming patterns
JPH02280792A (ja) ファスナー縫着ミシン
JP2561801Y2 (ja) 自動ミシン
JPH01107793A (ja) ミシン
JP2877614B2 (ja) インデキサの布制御装置
JPH022283Y2 (ja)
JPH04371189A (ja) ミシン及び刺繍枠送り装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees