JPH0211016Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0211016Y2 JPH0211016Y2 JP17857285U JP17857285U JPH0211016Y2 JP H0211016 Y2 JPH0211016 Y2 JP H0211016Y2 JP 17857285 U JP17857285 U JP 17857285U JP 17857285 U JP17857285 U JP 17857285U JP H0211016 Y2 JPH0211016 Y2 JP H0211016Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cloth
- needle hole
- cloth feeding
- needle
- needles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 44
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 18
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 13
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 2
- 230000035515 penetration Effects 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は複数の針を有するオーバーロツクミシ
ンの針板に関する。
ンの針板に関する。
［従来技術］
従来、２本針オーバーロツクミシンにおいて
は、例えば実開昭57−67678号公報に記載されて
いるように、内、外側針の針落ち部の中間位置に
配設される内側針板爪を、針板に設けた外側針板
爪と並列する前進位置から布地の進行方向と逆方
向に後退可能とし、縫製中においては内側針板爪
を前進位置に配置させると共に、縫製終了時に形
成された空環を次の縫製作業によつて形成される
オーバーロツク縫目中に縫込むために、前記内側
針板爪を後退位置に配置させて空環を布送り込み
側に保持させる時の障害とならないようにしたも
のがある。
は、例えば実開昭57−67678号公報に記載されて
いるように、内、外側針の針落ち部の中間位置に
配設される内側針板爪を、針板に設けた外側針板
爪と並列する前進位置から布地の進行方向と逆方
向に後退可能とし、縫製中においては内側針板爪
を前進位置に配置させると共に、縫製終了時に形
成された空環を次の縫製作業によつて形成される
オーバーロツク縫目中に縫込むために、前記内側
針板爪を後退位置に配置させて空環を布送り込み
側に保持させる時の障害とならないようにしたも
のがある。
［考案が解決しようとする問題点］
しかしながら、前記したオーバーロツクミシン
においては、内側針板爪が進退可能に設けられて
いるため構造が複雑になり高価なものとなる問題
点がある。
においては、内側針板爪が進退可能に設けられて
いるため構造が複雑になり高価なものとなる問題
点がある。
［考案の目的］
本考案は前述の問題点を解決するためになされ
たものであり、その目的は構造が簡単で、しかも
安価なオーバーロツクミシンのための針板を提供
するにある。
たものであり、その目的は構造が簡単で、しかも
安価なオーバーロツクミシンのための針板を提供
するにある。
［問題点を解決するための手段及びその作用］
本考案は、布送り方向に対し略直交して配置さ
れた複数の針の貫通のために形成された針孔と、
その針孔の側方において布送り込み側から布送り
出し側に突出形成されると共に、加工布の縁かが
り部を支持するための爪体とが形成されたオーバ
ーロツクミシンの針板において、前記針孔の布送
り込み側端縁を前記複数の針をそれぞれ含む平面
に略平行に形成し、且つ前記針孔の布送り出し側
端縁の一部を画定すると共に前記爪体との間に縫
目離脱用の狭い間隙を残してその爪体に接近して
布送り方向に沿つて延びるように加工布支持部が
突出形成されており、加工布支持部は縫製中にお
いて針の加工布侵入に伴う加工布の針板下方への
移動を防止してルーパーにて加工布が刺通されて
加工布が傷むのを防止し、しかも作業者が空環を
布送り込み側に配置するに際して障害とならな
い。
れた複数の針の貫通のために形成された針孔と、
その針孔の側方において布送り込み側から布送り
出し側に突出形成されると共に、加工布の縁かが
り部を支持するための爪体とが形成されたオーバ
ーロツクミシンの針板において、前記針孔の布送
り込み側端縁を前記複数の針をそれぞれ含む平面
に略平行に形成し、且つ前記針孔の布送り出し側
端縁の一部を画定すると共に前記爪体との間に縫
目離脱用の狭い間隙を残してその爪体に接近して
布送り方向に沿つて延びるように加工布支持部が
突出形成されており、加工布支持部は縫製中にお
いて針の加工布侵入に伴う加工布の針板下方への
移動を防止してルーパーにて加工布が刺通されて
加工布が傷むのを防止し、しかも作業者が空環を
布送り込み側に配置するに際して障害とならな
い。
［実施例］
以下に本考案を２本針オーバーロツクミシン用
の針板に具体化した一実施例を示す図面を参照し
てその詳細を説明する。
の針板に具体化した一実施例を示す図面を参照し
てその詳細を説明する。
周知のように、２本針オーバーロツクミシンの
針板１には、送り歯（図示せず）用の送り歯孔２
が形成されると共に、布送り方向Ｆに対して直交
して配置された２本の針３，４の貫通のために針
孔５が形成されている。その針孔５の側方におい
て針板１には布送り込み側から布送り出し側に突
出するように爪体６が形成されており、その爪体
６により加工布の縁かがり部が支持される。前記
針孔５の布送り込み側端縁７は前記２本の針３，
４をそれぞれ含む平面に対し略平行（布送り方向
Ｆに対し直交する方向）な平坦面に形成されてい
ると共に、２本の針３，４の布送り出し側には、
加工布支持部８が突出形成されている。その加工
布支持部８は布送り込み側端縁９が前記針孔５の
布送り出し側端縁の一部を画定すると共に、その
端縁９から布送り方向Ｆに延びると共に前記爪体
６との間で狭い間隔Ｓを形成している。尚、この
間隔Ｓを通つて縫目が離脱する。
針板１には、送り歯（図示せず）用の送り歯孔２
が形成されると共に、布送り方向Ｆに対して直交
して配置された２本の針３，４の貫通のために針
孔５が形成されている。その針孔５の側方におい
て針板１には布送り込み側から布送り出し側に突
出するように爪体６が形成されており、その爪体
６により加工布の縁かがり部が支持される。前記
針孔５の布送り込み側端縁７は前記２本の針３，
４をそれぞれ含む平面に対し略平行（布送り方向
Ｆに対し直交する方向）な平坦面に形成されてい
ると共に、２本の針３，４の布送り出し側には、
加工布支持部８が突出形成されている。その加工
布支持部８は布送り込み側端縁９が前記針孔５の
布送り出し側端縁の一部を画定すると共に、その
端縁９から布送り方向Ｆに延びると共に前記爪体
６との間で狭い間隔Ｓを形成している。尚、この
間隔Ｓを通つて縫目が離脱する。
本考案にかかる針板は以上のように構成されて
いるので、通常縫製時に加工布を針３，４が通過
する時に加工布は下方への力を受けるが、爪体６
の側方に間隔Ｓを隔てて配置された加工布支持部
８により加工布は支持されているので、加工布の
針孔５内における下方移動は制限され、針板１下
方においてルーパーにより加工布が刺通されてし
まうことが防止される。
いるので、通常縫製時に加工布を針３，４が通過
する時に加工布は下方への力を受けるが、爪体６
の側方に間隔Ｓを隔てて配置された加工布支持部
８により加工布は支持されているので、加工布の
針孔５内における下方移動は制限され、針板１下
方においてルーパーにより加工布が刺通されてし
まうことが防止される。
また、縫製終了時に爪体６の周りに形成された
空環を、次の縫製開始に伴つてオーバーロツク縫
目中に縫込むためにその空環を加工布送り込み側
に配置固定する時、針孔５の加工布送り込み側端
縁７は平坦面であるので、作業者の空環の取り扱
いには何ら障害とならない。
空環を、次の縫製開始に伴つてオーバーロツク縫
目中に縫込むためにその空環を加工布送り込み側
に配置固定する時、針孔５の加工布送り込み側端
縁７は平坦面であるので、作業者の空環の取り扱
いには何ら障害とならない。
［考案の効果］
本考案は以上詳述したように構成されているの
で、簡単な構成で、しかも安価なオーバーロツク
ミシンの針板を提供できる利点がある。
で、簡単な構成で、しかも安価なオーバーロツク
ミシンの針板を提供できる利点がある。
図面は２本針オーバーロツクミシンの針板のみ
を示す正面図である。 １は針板、３，４は針、５は針孔、６は爪体、
８は加工布支持部である。
を示す正面図である。 １は針板、３，４は針、５は針孔、６は爪体、
８は加工布支持部である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 布送り方向Ｆに対し略直交して配置された複数
の針３，４の貫通のために形成された針孔５と、 その針孔５の側方において布送り込み側から布
送り出し側に突出形成されると共に、加工布の縁
かがり部を支持するための爪体６とが形成された
オーバーロツクミシンの針板において、 前記針孔５の布送り込み側端縁７を前記複数の
針３，４をそれぞれ含む平面に略平行に形成し、
且つ 前記針孔５の布送り出し側端縁９の一部を画定
すると共に、前記爪体６との間に縫目離脱用の狭
い間隙Ｓを残してその爪体６に接近して布送り方
向Ｆに沿つて延びるように加工布支持部８を突出
形成したこと を特徴とするオーバーロツクミシンの針板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17857285U JPH0211016Y2 (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17857285U JPH0211016Y2 (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6286182U JPS6286182U (ja) | 1987-06-02 |
| JPH0211016Y2 true JPH0211016Y2 (ja) | 1990-03-19 |
Family
ID=31120829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17857285U Expired JPH0211016Y2 (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0211016Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2763621B2 (ja) * | 1989-10-25 | 1998-06-11 | 株式会社鈴木製作所 | オーバーロックミシンの針板 |
| JP5212930B2 (ja) * | 2006-08-10 | 2013-06-19 | ヤマトミシン製造株式会社 | オーバーロックミシンの空環縫込み装置 |
-
1985
- 1985-11-20 JP JP17857285U patent/JPH0211016Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6286182U (ja) | 1987-06-02 |
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