JP2541597Y2 - スラブ仕切り型枠装置 - Google Patents

スラブ仕切り型枠装置

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JP2541597Y2
JP2541597Y2 JP1990050003U JP5000390U JP2541597Y2 JP 2541597 Y2 JP2541597 Y2 JP 2541597Y2 JP 1990050003 U JP1990050003 U JP 1990050003U JP 5000390 U JP5000390 U JP 5000390U JP 2541597 Y2 JP2541597 Y2 JP 2541597Y2
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重雄 有賀
良志 東
健治 中嶋
俊二 後藤
伊津夫 塩見
元 若林
建勇 池谷
敏行 八木
昇 鶴山
浩之 森
國夫 松田
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不動建設株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 （考案が属する技術分野） 本考案は、スラブ仕切り型枠装置、すなわち、スラブ
コンクリートの打継ぎ目に設置する仕切り型枠装置に関
する。
（考案の課題とその特徴点） 従来、打継ぎ部分の型枠上に弾性ゴム条からなる受け
材を布設し、その受け材上に鉄筋を配筋し、その上に弾
性ゴム条からなる締付け用定規を重ね、受け材と締付け
用定規とを結束線で緊結してなるスラブ打継ぎ型枠装は
公知である（実開昭58-25452号公報参照）。
本考案は、前記公知例の改良に相当するものであっ
て、その構成上の特徴は、実用新案登録請求の範囲に記
載したとおりである。
（図面による説明） 図示のスラブ仕切り型枠装置１は、半プレキャストコ
ンクリート床板２の上にスラブ上層コンクリート３を打
設してスラブを形成するときに、スラブ上層コンクリー
ト３の打継ぎ目に設置されるものであって、図面にはそ
の使用態様が示されている。
スラブ仕切り型枠装置１は、２本の仕切り棒４と１枚
の押さえ鉄板５と多数の締付けボルト６とから成り、仕
切り棒４は発泡ポリエチレン、合成ゴム等の弾性材で作
られている。
スラブ仕切り型枠装置１の設置は、仕切り棒4,4を、
上ば主筋７と直交させ、かつ、その間にスラブの上ば主
筋７を挟んで半プレキャストコンクリート床板２の上に
設置し、その上に押さえ鉄板５を載置し、締付けボルト
６で押さえ鉄板５を締め付けてなされる。
第２図に示す締付けボルト６はフックボルトであっ
て、先端のフック８を上ば主筋７に引っ掛けた状態でナ
ット９を締め付けることにより、また、第３図に示す締
付けボルト６は両端ねじ切りボルトであって、先端のね
じ部を予め半プレキャストコンクリート床板２に埋設し
ておいたインサート10にねじ込んだ状態でナット９を締
め付けることにより、それぞれ押さえ鉄板５は仕切り棒
４に押し付けられて固定される。
押さえ鉄板５と仕切り棒4,4の各厚さの和はスラブ上
層コンクリート３の所定打設厚さよりも若干大きく、ナ
ット９で押さえ鉄板５を介して全長に亙って均等に締め
付けて仕切り棒4,4を縮めることにより、所定厚さにな
るように調節されるが、この際、ナット９の締付け程度
を調節することにより、厚さの微調節、延いては、スラ
ブ天ばレベルの微調節が可能であり、また、仕切り棒4,
4が圧縮されて弾性変形することにより、仕切り棒4,4と
他部材との接触部、特に、仕切り棒4,4と上ば主筋７の
接触部が密閉され、ノロの流失が防止される。
なお、スラブ全体を現場打ちコンクリートで形成する
場合は、仕切り棒を３本にして、下方の２本の仕切り棒
でスラブの下ば主筋も挟むようにすればよい。
（考案の効果） 本考案のスラブ仕切り型枠装置は、以上のようなもの
であるから、仕切り棒が弾性変形することにより、仕切
り棒と他部材との接触部、特に鉄筋回りにおいて隙間が
生じにくく、ノロの流失を確実に防止することができ、
したがって、ノロ止めのために仕切り棒に切込み等の特
別の加工を施す必要がなく、また、スラブ仕切り型枠装
置全体の高さ、延いては、スラブ天ばレベルを微調節す
ることができる、等の諸効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の一実施例の設置態様を示す斜視図、第
２図は締付けボルトによる締付け態様の一例を示す断面
図、第３図は同じく別例を示す断面図である。 1:スラブ仕切り型枠装置、2:半プレキャストコンクリー
ト床板、3:スラブ上層コンクリート、4:仕切り棒、5:押
さえ鉄板、6:締付けボルト、・・・。
フロントページの続き (72)考案者 後藤 俊二 東京都台東区台東１―２―１ 不動建設 株式会社内 (72)考案者 塩見 伊津夫 東京都台東区台東１―２―１ 不動建設 株式会社内 (72)考案者 若林 元 東京都台東区台東１―２―１ 不動建設 株式会社内 (72)考案者 池谷 建勇 東京都台東区台東１―２―１ 不動建設 株式会社内 (72)考案者 八木 敏行 東京都台東区台東１―２―１ 不動建設 株式会社内 (72)考案者 鶴山 昇 東京都台東区台東１―２―１ 不動建設 株式会社内 (72)考案者 森 浩之 東京都台東区台東１―２―１ 不動建設 株式会社内 (72)考案者 松田 國夫 東京都台東区台東１―２―１ 不動建設 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭58−25452（ＪＰ，Ｕ)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】スラブ主筋と直交し、かつ、スラブ主筋を
    挟んで設置される複数本の弾性材製の仕切り棒と、前記
    仕切り棒の上に載置される押さえ鉄板と、前記押さえ鉄
    板を仕切り棒に押し付けて固定する多数の締付けボルト
    とから成ることを特徴とするスラブ仕切り型枠装置。
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