JP2541337B2 - デ―タベ―ス検索補助装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、データベースを検索利用する上での情報検
索の検索効率の向上と操作の統一化，容易化及び情報資
源の活用を促進させ得るデータベース検索補助装置に関
する。

〔従来の技術〕

従来、この種のデータベース検索では、利用するデー
タベース毎に検索キーワードやコマンド等の検索方法を
覚える必要があった。また、検索での利用者カタログ機
能がある場合でも、全てセンター側での管理となる為
に、利用者側の任意での統一利用が出来ない状況にあっ
た。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のデータベースの検索方法では、利用す
るデータベース毎に検索方法を覚え直す必要がある為、
データベースの検索操作の習熟に時間がかかるという欠
点があった。この為、データベース検索の利用者の拡
大，利用頻度の増加を図りにくいという普及面での問題
があった。

また、検索キーワードの提供管理もデータベースを保
持するセンター側に統制され依存している為に、用語の
慣れや分類の違いからくる試行錯誤が多く、検索効率を
高めにくいという欠点があった。

この事から、目的とする情報や関連する情報の入手を
容易に出来ないという問題があった。さらに、利用者向
けのカタログ編集機能がある場合でも、これを含め全て
の機能サービスがセンサー側に依存しているので、検索
効率の低さとあいまって、データベース検索の利用コス
トの低減を行いにくい状況にあった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のデータベース検索補助装置は、上述の従来で
の問題点を解決する為に、（ａ）利用者固有の形式での
検索方法を設定登録できる機能並びに（ｂ）これを利用
するデータベース毎に対応した検索方法に変換する機能
と、（ｃ）検索キーワードを表示・選択できる機能及び
（ｄ）データベースを保持するセンター側等の外部より
提供される検索キーワードに対して利用者の定義語を対
応づける機能。さらに（ｅ）利用者の定義語を含む検索
キーワードに対して、検索順位の指定や検索キーワード
相互間の関係づけ・分類を行う編集機能と、そして、
（ｆ）検索時の検索回数，キーワードの階層数，関連出
現性の強度等により、検索キーワードの検索順位及び相
互間の関係づけ・分類を自動的に再編集する機能ととも
に、（ｇ）これをもとにした検索キーワードの推論選択
を行う機能とをその特徴として有している。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例の全体構成図であり、第２
図は本装置の外観図である。

第１図にある様に、本装置はキーボード接続部１と接
続ケーブルｌにより、データベースを検索する端末のキ
ーボードに接続される。

まず、利用者固有の形式での検索方法の設定は、キー
ボードｋよりその内容を入力し、端末画面ｔで確認を行
いながら、登録部６に登録する事で行われる。データベ
ースを検索する時には、この登録部６に登録されている
内容に従った検索の指示をキーボードｋより行い、端末
画面ｔに表示する。

検索内容の確認後、データベースを保持するセンター
への検索要求の指示により、端末画面ｔにある入力され
た検索内容が、変換部３で利用するデータベース毎の検
索式やコマンド列に変換された後、端末ｔを介してデー
タベースを保持するセンターに通信される。

また、検索キーワードの利用者編集は、外部より提供
されるキーワードの辞書ファイルを外部キーワード読取
部９で読取らせ、キーボードｋからの対応づけする情報
の入力とともに編集部８に格納される。

格納された内容は、表示部４に呼出しながら、選択を
行う事ができる。この時に、類似語，反対語とかいった
関係づけを行って選択する事も可能であり、これは推論
選択部５により編集部４の内容を参照しながら実行され
る。

また、検索の回数や利用パターンに応じた自動再編集
は、学習記憶部７の方でキーボードの入力内容及び編集
部８の内容を参照して行う。制御部２はこれら全体の調
整制御を行う。

〔発明の効果〕

以上、説明したように本発明は、利用者に合わせた形
で検索方向を統一的に設定管理する事で、データベース
検索での操作方法及び利用の容易性が増す。

また、補助装置内の利用者定義語及びその検索順位，
関係づけといった登録内容を、経験に従った形で改訂す
る事が可能なので、データベース検索の習熟度を蓄積す
る事が出来る事になり、検索効率の向上を継続して行っ
ていく事ができる。

さらに、登録内容を補助装置側で表示選択・利用する
事が出来る事で、試行錯誤の過程を減少できるので、デ
ータベース検索の利用コストの低減を継続して実現でき
る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す全体構成図、第２図は
本装置の外観を示すとともに、データベースを検索する
時の端末との接続構成を示している。 １……キーボード接続部、２……制御部、３……変換
部、４……表示部、５……推論選択部、６……登録部、
７……学習記憶部、８……編集部、９……外部キーワー
ド読取部。

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】利用者固有の形式での検索方法を設定登録
   する機能部と、これを利用するデータベース毎に対応し
   た検索方法に変換する機能部と、検索キーワードを表示
   ・選択する機能部と、データベースを保持するセンター
   側等の外部より提供される検索キーワードに対して、利
   用者の定義語を対応づける機能部と、利用者の定義語を
   含む検索キーワードに対して、検索順位の指定や検索キ
   ーワード相互間の関係づけ・分類を行う編集機能部と、
   検索時の検索回数，キーワードの階層数，関連出現性の
   強度等により、検索キーワードの検索順次及び相互間の
   関係づけ・分類を自動的に再編集する機能部とともに、
   これをもとにした検索キーワードの推論選択を行う機能
   部とを含むことを特徴とするデータベース検索補助装
   置。