JPH10326279A - 情報処理装置及び方法並びに情報処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
情報処理装置及び方法並びに情報処理プログラムを記録した記録媒体Info
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- JPH10326279A JPH10326279A JP9083093A JP8309397A JPH10326279A JP H10326279 A JPH10326279 A JP H10326279A JP 9083093 A JP9083093 A JP 9083093A JP 8309397 A JP8309397 A JP 8309397A JP H10326279 A JPH10326279 A JP H10326279A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像領域の一部から算出した特徴量に応じた
検索キーを画像データに付加する情報処理装置を提供す
る。 【解決手段】 選択された画像データに対して、画像デ
ータの焦点の位置についての情報によって特定される画
像領域の一部から特徴量を抽出した上で、この特徴量に
基づいて推定した用語をキーワードとして付加情報に設
定し、画像データとともに画像データベースに登録す
る。
検索キーを画像データに付加する情報処理装置を提供す
る。 【解決手段】 選択された画像データに対して、画像デ
ータの焦点の位置についての情報によって特定される画
像領域の一部から特徴量を抽出した上で、この特徴量に
基づいて推定した用語をキーワードとして付加情報に設
定し、画像データとともに画像データベースに登録す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置及び
方法並びに情報処理プログラムを記録した記録媒体に関
する。
方法並びに情報処理プログラムを記録した記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理分野の発展はめざまし
く、特にパーソナルコンピュータ等の性能が向上したこ
とにより、画像や文書等のオブジェクトを入力装置から
取り込み、蓄積、管理し、必要に応じて検索し、出力装
置において印刷する画像データベース装置や電子ファイ
リング装置が、ビジネス分野/特定用途のみならず、一
般ユーザへも普及するまでになった。このような装置に
よって処理される画像や文書は、しばしば、ファイルと
して作成されてデータ管理される。そこで、これらオブ
ジェクトを効率的に管理するために、それらに特定の情
報を付加することが知られている。オブジェクトへの付
加情報が多くなれば、それだけ様々な検索が可能とな
り、検索効率が向上する。その反面、オブジェクトへの
様々なキーの入力/設定が必要となる。例えば、オブジ
ェクトの登録数が多い場合には、ユーザが各々のオブジ
ェクトについてキーを考え、例えばキーボードで登録す
る必要があり、ユーザにとって非常に面倒な作業とな
る。このため、従来からキー設定の簡略化が望まれてい
る。
く、特にパーソナルコンピュータ等の性能が向上したこ
とにより、画像や文書等のオブジェクトを入力装置から
取り込み、蓄積、管理し、必要に応じて検索し、出力装
置において印刷する画像データベース装置や電子ファイ
リング装置が、ビジネス分野/特定用途のみならず、一
般ユーザへも普及するまでになった。このような装置に
よって処理される画像や文書は、しばしば、ファイルと
して作成されてデータ管理される。そこで、これらオブ
ジェクトを効率的に管理するために、それらに特定の情
報を付加することが知られている。オブジェクトへの付
加情報が多くなれば、それだけ様々な検索が可能とな
り、検索効率が向上する。その反面、オブジェクトへの
様々なキーの入力/設定が必要となる。例えば、オブジ
ェクトの登録数が多い場合には、ユーザが各々のオブジ
ェクトについてキーを考え、例えばキーボードで登録す
る必要があり、ユーザにとって非常に面倒な作業とな
る。このため、従来からキー設定の簡略化が望まれてい
る。
【0003】特開平6−215089号に記載された画
像ファイル管理装置では、画像データ中の固有の性質を
表す特徴量(例えば形状および色)を抽出し、その特徴量
を判別して画像データに対応するキーワードを自動的に
列挙することによって、画像データへのキーワードの付
加を容易化する。この装置では、画像全域を対象として
特徴量が算出される。
像ファイル管理装置では、画像データ中の固有の性質を
表す特徴量(例えば形状および色)を抽出し、その特徴量
を判別して画像データに対応するキーワードを自動的に
列挙することによって、画像データへのキーワードの付
加を容易化する。この装置では、画像全域を対象として
特徴量が算出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば写真プリントの
ような媒体から取り込まれた画像データについて、その
画像中に存在するものは、写真撮影時にカメラで焦点を
合わせられた被写体のみに限らない。このような画像デ
ータを処理する場合、前述した従来装置では、画像領域
の一部を指定して特徴量を抽出することが出来ず、画像
全域を処理の対象とするので、画像中の必要とされる部
分(例えば焦点を合わせられた被写体が存在する領域)に
ついての内容に適しないキーワードが付加される可能性
がある。画像領域の一部を特定した上で特徴量を抽出す
る処理については、例えば特開平5−242160号、
特開平5−242161号及び特開平7−160725
号において開示されているが、その特徴量に基づいて上
記画像領域に応じた検索キーを決定する処理については
明らかにされていない。
ような媒体から取り込まれた画像データについて、その
画像中に存在するものは、写真撮影時にカメラで焦点を
合わせられた被写体のみに限らない。このような画像デ
ータを処理する場合、前述した従来装置では、画像領域
の一部を指定して特徴量を抽出することが出来ず、画像
全域を処理の対象とするので、画像中の必要とされる部
分(例えば焦点を合わせられた被写体が存在する領域)に
ついての内容に適しないキーワードが付加される可能性
がある。画像領域の一部を特定した上で特徴量を抽出す
る処理については、例えば特開平5−242160号、
特開平5−242161号及び特開平7−160725
号において開示されているが、その特徴量に基づいて上
記画像領域に応じた検索キーを決定する処理については
明らかにされていない。
【0005】この発明は、上記技術的課題に鑑みてなさ
れたもので、画像領域の特徴量に応じた検索キーを画像
データに付加する情報処理装置を提供することを目的と
する。
れたもので、画像領域の特徴量に応じた検索キーを画像
データに付加する情報処理装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、オブジェクト
をその検索情報となる付加情報と共に保存し、管理する
情報処理装置において、オブジェクトをその注目領域/
対象物体についての位置情報とともに取り込む取込み手
段と、オブジェクトとともに上記位置情報を記録する記
録手段と、上記位置情報に基づいて、オブジェクト中の
領域を特定する領域特定手段と、上記領域特定手段によ
り特定された領域からその固有の性質を表す特徴量を抽
出する特徴抽出手段と、上記特徴量に対応する検索キー
を決定する検索キー決定手段と、上記検索キー決定手段
により決定された検索キーを上記オブジェクトとともに
上記記録手段に記録させる検索キー付加手段とを備えた
ことを特徴とする。また、本発明の一形態として、オブ
ジェクト中の注目領域/対象物体についての位置情報を
入力する入力手段を有する情報処理装置が考えられる。
をその検索情報となる付加情報と共に保存し、管理する
情報処理装置において、オブジェクトをその注目領域/
対象物体についての位置情報とともに取り込む取込み手
段と、オブジェクトとともに上記位置情報を記録する記
録手段と、上記位置情報に基づいて、オブジェクト中の
領域を特定する領域特定手段と、上記領域特定手段によ
り特定された領域からその固有の性質を表す特徴量を抽
出する特徴抽出手段と、上記特徴量に対応する検索キー
を決定する検索キー決定手段と、上記検索キー決定手段
により決定された検索キーを上記オブジェクトとともに
上記記録手段に記録させる検索キー付加手段とを備えた
ことを特徴とする。また、本発明の一形態として、オブ
ジェクト中の注目領域/対象物体についての位置情報を
入力する入力手段を有する情報処理装置が考えられる。
【0007】また更に、本発明は、オブジェクトをその
検索情報となる付加情報とともに保存し、管理する情報
処理方法において、オブジェクトをその注目領域/対象
物体についての位置情報とともに取り込む取込みステッ
プと、オブジェクトとともに上記位置情報を記録する記
録ステップと、上記位置情報に基づいて、オブジェクト
中の領域を特定し、その固有の性質を表す特徴量を抽出
する特徴抽出ステップと、上記特徴量に対応する検索キ
ーを決定する検索キー決定ステップと、上記検索キー決
定手段により決定された検索キーを上記オブジェクトと
ともに上記記録手段に記録させる検索キー付加ステップ
とを有していることを特徴とする。また、本発明の一形
態として、オブジェクト中の注目領域/対象物体につい
ての位置情報を入力する入力ステップを有する情報処理
方法が考えられる。
検索情報となる付加情報とともに保存し、管理する情報
処理方法において、オブジェクトをその注目領域/対象
物体についての位置情報とともに取り込む取込みステッ
プと、オブジェクトとともに上記位置情報を記録する記
録ステップと、上記位置情報に基づいて、オブジェクト
中の領域を特定し、その固有の性質を表す特徴量を抽出
する特徴抽出ステップと、上記特徴量に対応する検索キ
ーを決定する検索キー決定ステップと、上記検索キー決
定手段により決定された検索キーを上記オブジェクトと
ともに上記記録手段に記録させる検索キー付加ステップ
とを有していることを特徴とする。また、本発明の一形
態として、オブジェクト中の注目領域/対象物体につい
ての位置情報を入力する入力ステップを有する情報処理
方法が考えられる。
【0008】また更に、本発明は、オブジェクトをその
検索情報となる付加情報とともに保存し、管理するため
の情報処理プログラムを記録した記録媒体において、オ
ブジェクトをその注目領域/対象物体についての位置情
報とともに取り込む取込みステップと、オブジェクトと
ともに上記位置情報を記録する記録ステップと、上記位
置情報に基づいて、オブジェクト中の領域を特定し、そ
の固有の性質を表す特徴量を抽出する特徴抽出ステップ
と、上記特徴量に対応する検索キーを決定する検索キー
決定ステップと、上記検索キー決定手段により決定され
た検索キーを上記オブジェクトとともに上記記録手段に
記録させる検索キー付加ステップとを有する情報処理プ
ログラムを記録していることを特徴とする。また、本発
明の一形態として、オブジェクト中の注目領域/対象物
体についての位置情報を入力する入力ステップを有して
いる情報処理プログラムを記録した媒体が考えられる。
検索情報となる付加情報とともに保存し、管理するため
の情報処理プログラムを記録した記録媒体において、オ
ブジェクトをその注目領域/対象物体についての位置情
報とともに取り込む取込みステップと、オブジェクトと
ともに上記位置情報を記録する記録ステップと、上記位
置情報に基づいて、オブジェクト中の領域を特定し、そ
の固有の性質を表す特徴量を抽出する特徴抽出ステップ
と、上記特徴量に対応する検索キーを決定する検索キー
決定ステップと、上記検索キー決定手段により決定され
た検索キーを上記オブジェクトとともに上記記録手段に
記録させる検索キー付加ステップとを有する情報処理プ
ログラムを記録していることを特徴とする。また、本発
明の一形態として、オブジェクト中の注目領域/対象物
体についての位置情報を入力する入力ステップを有して
いる情報処理プログラムを記録した媒体が考えられる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
添付図面に基づいて詳細に説明する。本実施の形態の情
報処理装置は、オブジェクトの1つである画像データお
よびその画像データに対する属性情報の1つである付加
情報を管理するものである。すなわち、情報処理装置は
画像データのデータベース管理システム(以下、「画像デ
ータベース」と称す。)を構成しており、画像データに付
加情報として検索キーを付加し、この検索キーを用いて
画像データの検索を行なうことができる。なお、画像デ
ータベースに用いられる検索キーとしては、画像の特徴
を表すキーワードや色、図形などがあるが、この実施の
形態では、キーワードを使用する。
添付図面に基づいて詳細に説明する。本実施の形態の情
報処理装置は、オブジェクトの1つである画像データお
よびその画像データに対する属性情報の1つである付加
情報を管理するものである。すなわち、情報処理装置は
画像データのデータベース管理システム(以下、「画像デ
ータベース」と称す。)を構成しており、画像データに付
加情報として検索キーを付加し、この検索キーを用いて
画像データの検索を行なうことができる。なお、画像デ
ータベースに用いられる検索キーとしては、画像の特徴
を表すキーワードや色、図形などがあるが、この実施の
形態では、キーワードを使用する。
【0010】また、上記情報処理装置は、その画像デー
タに関する題目、目的、場所、有形物の名称等の内容を
示す情報である内容情報の他に、種々の属性情報を伴う
画像データを取り扱い、それら情報のうちの特に画像領
域の一部を特定する位置情報(例えば、画像撮影時の焦
点についての位置情報)に基づいて、画像領域を特定し
た上で特徴量を抽出し、その特徴量から画像データの内
容に応じたキーワードの設定又はキーワード候補の表示
を自動的に行なう。
タに関する題目、目的、場所、有形物の名称等の内容を
示す情報である内容情報の他に、種々の属性情報を伴う
画像データを取り扱い、それら情報のうちの特に画像領
域の一部を特定する位置情報(例えば、画像撮影時の焦
点についての位置情報)に基づいて、画像領域を特定し
た上で特徴量を抽出し、その特徴量から画像データの内
容に応じたキーワードの設定又はキーワード候補の表示
を自動的に行なう。
【0011】図1は、本実施の形態に係る情報処理装置
(以下、「システム」という)の構成図である。該システム
は、中央演算処理装置(以下、「CPU」という)を備え、
システム全体を制御する制御装置1(コンピュータ)を中
心として構成される。上記制御装置1には、画像又は文
字等の表示や、操作のための表示等を行うディスプレイ
2と、各種入力、指示操作等を行うためのキーボード3
及びマウス4と、データを記憶/保管する媒体であるフ
ロッピーディスク5aへの書込み及び読出しを行なうフ
ロッピーディスクドライブ5bと、それぞれ属性情報の
付加されている多量の画像データを記憶及び保管するハ
ードディスク装置6と、文字や画像データ等を印刷する
プリンタ7と、画像データを取り込むためのスキャナ8
と、CD−ROM9aに格納されたデータを読出すため
のCD−ROM装置9bと、音声出力用のスピーカ10
と、音声入力用のマイクフォン11とが接続されてい
る。
(以下、「システム」という)の構成図である。該システム
は、中央演算処理装置(以下、「CPU」という)を備え、
システム全体を制御する制御装置1(コンピュータ)を中
心として構成される。上記制御装置1には、画像又は文
字等の表示や、操作のための表示等を行うディスプレイ
2と、各種入力、指示操作等を行うためのキーボード3
及びマウス4と、データを記憶/保管する媒体であるフ
ロッピーディスク5aへの書込み及び読出しを行なうフ
ロッピーディスクドライブ5bと、それぞれ属性情報の
付加されている多量の画像データを記憶及び保管するハ
ードディスク装置6と、文字や画像データ等を印刷する
プリンタ7と、画像データを取り込むためのスキャナ8
と、CD−ROM9aに格納されたデータを読出すため
のCD−ROM装置9bと、音声出力用のスピーカ10
と、音声入力用のマイクフォン11とが接続されてい
る。
【0012】図2は、制御装置1を中心とした本システ
ムのブロック図である。該制御装置1はCPU201を
中心として構成され、このCPU201に接続されるデ
ータバス220を介して本発明に係る検索プログラムを
記録するROM203、各種データを記憶するRAM2
04、画像あるいは文字等の表示をディスプレイ2に行
なう表示制御回路205、キーボード3からの入力を転
送制御するキーボード制御回路206、マウス4からの
入力を転送制御するマウス制御回路207、フロッピー
ディスクドライブ5bを制御するフロッピーディスクド
ライブ制御回路208、ハードディスク装置6を制御す
るハードディスク制御回路209、プリンタ7への出力
を制御するプリンタ制御回路210、スキャナ8を制御
するスキャナ制御回路211、CD−ROM装置9bを
制御するCD−ROM装置制御回路212、スピーカ1
0への音声出力を制御するスピーカ制御部213、及
び、マイクロフォン11を制御するマイクロフォン制御
回路214がそれぞれ接続される。また、CPU201
には、本システムを動作させるのに必要な基準クロック
を発生するためのクロック202が接続され、さらにデ
ータバス220を介して各種拡張ボードを接続するため
の拡張スロット215が接続される。なお、拡張スロッ
ト215にSCSIボードを接続し、このSCSIボー
ドを介してフロッピーディスクドライブ5b、ハードデ
ィスク装置6、スキャナ8、CD−ROM装置9b等を
接続しても良い。
ムのブロック図である。該制御装置1はCPU201を
中心として構成され、このCPU201に接続されるデ
ータバス220を介して本発明に係る検索プログラムを
記録するROM203、各種データを記憶するRAM2
04、画像あるいは文字等の表示をディスプレイ2に行
なう表示制御回路205、キーボード3からの入力を転
送制御するキーボード制御回路206、マウス4からの
入力を転送制御するマウス制御回路207、フロッピー
ディスクドライブ5bを制御するフロッピーディスクド
ライブ制御回路208、ハードディスク装置6を制御す
るハードディスク制御回路209、プリンタ7への出力
を制御するプリンタ制御回路210、スキャナ8を制御
するスキャナ制御回路211、CD−ROM装置9bを
制御するCD−ROM装置制御回路212、スピーカ1
0への音声出力を制御するスピーカ制御部213、及
び、マイクロフォン11を制御するマイクロフォン制御
回路214がそれぞれ接続される。また、CPU201
には、本システムを動作させるのに必要な基準クロック
を発生するためのクロック202が接続され、さらにデ
ータバス220を介して各種拡張ボードを接続するため
の拡張スロット215が接続される。なお、拡張スロッ
ト215にSCSIボードを接続し、このSCSIボー
ドを介してフロッピーディスクドライブ5b、ハードデ
ィスク装置6、スキャナ8、CD−ROM装置9b等を
接続しても良い。
【0013】なお、本システムでは、データを保管する
媒体としてフロッピーディスク5a及びハードディスク
装置6を使用するが、光磁気ディスク等の他の記録媒体
を用いても良い。また、画像データの入力装置としてス
キャナ8及びCD−ROM装置9bが使用されるが、ス
チルビデオカメラやデジタルカメラ等の他の入力装置を
用いても良い。また、出力装置としてはプリンタ7が用
いられるが、デジタル複写機等の他の出力装置を用いて
も良い。
媒体としてフロッピーディスク5a及びハードディスク
装置6を使用するが、光磁気ディスク等の他の記録媒体
を用いても良い。また、画像データの入力装置としてス
キャナ8及びCD−ROM装置9bが使用されるが、ス
チルビデオカメラやデジタルカメラ等の他の入力装置を
用いても良い。また、出力装置としてはプリンタ7が用
いられるが、デジタル複写機等の他の出力装置を用いて
も良い。
【0014】本システムでは、本発明に係る検索プログ
ラムをROM203に記録する。しかし、本プログラム
の一部又は全部をフロッピーディスク5aやハードディ
スク装置6等のデータ記録媒体に保管しておき、必要に
応じてデータ記録媒体よりプログラム及びデータをRA
M204に読み出し、これを実行させても良い。また、
本システムでは、外部入力装置からハードディスク装置
6に入力され、記憶された画像データを管理するように
しているが、CD−ROM9bに格納されている画像デ
ータを直接管理するようにすることも考えられる。この
場合、CD−ROM9bに記憶されている画像データを
示すインデックスデータと、このインデックスデータに
対して付加した検索キーとをハードディスク装置6に記
憶する(このインデックスデータと検索キーとのセット
を「レコード」と称す。)。画像データの検索時には、設
定された検索キーに基づいて、まずレコードを検索結果
として抽出し、しかる後、抽出されたレコードのインデ
ックスデータに基づいてCD−ROM9bから所望の画
像データを読み出すようにすれば良い。
ラムをROM203に記録する。しかし、本プログラム
の一部又は全部をフロッピーディスク5aやハードディ
スク装置6等のデータ記録媒体に保管しておき、必要に
応じてデータ記録媒体よりプログラム及びデータをRA
M204に読み出し、これを実行させても良い。また、
本システムでは、外部入力装置からハードディスク装置
6に入力され、記憶された画像データを管理するように
しているが、CD−ROM9bに格納されている画像デ
ータを直接管理するようにすることも考えられる。この
場合、CD−ROM9bに記憶されている画像データを
示すインデックスデータと、このインデックスデータに
対して付加した検索キーとをハードディスク装置6に記
憶する(このインデックスデータと検索キーとのセット
を「レコード」と称す。)。画像データの検索時には、設
定された検索キーに基づいて、まずレコードを検索結果
として抽出し、しかる後、抽出されたレコードのインデ
ックスデータに基づいてCD−ROM9bから所望の画
像データを読み出すようにすれば良い。
【0015】図3に、本システムにおいてプログラムの
実行に伴いディスプレイ2上に表示される設定画面の一
例を示す。画面21は、システム開始時に表示される初
期メニュー画面である。初期メニュー画面の各選択項目
23〜27をマウス等の入力手段で選択することにより
処理に応じた設定画面が表示される。ユーザは、これら
の設定画面上で、動作モードの設定、データの登録又は
キーワードの登録等に必要な設定値の入力等を行なう。
実行に伴いディスプレイ2上に表示される設定画面の一
例を示す。画面21は、システム開始時に表示される初
期メニュー画面である。初期メニュー画面の各選択項目
23〜27をマウス等の入力手段で選択することにより
処理に応じた設定画面が表示される。ユーザは、これら
の設定画面上で、動作モードの設定、データの登録又は
キーワードの登録等に必要な設定値の入力等を行なう。
【0016】また、本システムは、画像データを管理す
べく、画像データと共にその内容情報とその他の属性情
報等を含む画像データベースを有している。この画像デ
ータベースは、ハードディスク装置6等の情報記録媒体
に記録されており、登録番号である「インデックス」、画
像データの内容を表す「データ名」、画像データが記録さ
れている情報記録媒体上の場所を示す「データパス」、画
像データの「ファイル名」、検索時に用いられる「キーワ
ード」、及び、その他の情報等、画像データに関連した
種々の属性情報を含んでいる。
べく、画像データと共にその内容情報とその他の属性情
報等を含む画像データベースを有している。この画像デ
ータベースは、ハードディスク装置6等の情報記録媒体
に記録されており、登録番号である「インデックス」、画
像データの内容を表す「データ名」、画像データが記録さ
れている情報記録媒体上の場所を示す「データパス」、画
像データの「ファイル名」、検索時に用いられる「キーワ
ード」、及び、その他の情報等、画像データに関連した
種々の属性情報を含んでいる。
【0017】以下、本システムの制御処理について説明
する。図4は、CPU201がROM203に格納され
たプログラムに基づいて実行する制御処理のメインルー
チンのフローチャートである。システムの電源が導入さ
れ、プログラムが起動されると、まず、各処理で必要な
変数等の初期化、ディスプレイ2上への初期設定画面
(図3参照)の表示等の初期設定処理を行う(ステップS
1、以下「ステップ」を省略する)。次に、初期メニュー
画面21でいずれかの処理の選択が行なわれたか否かを
判定する(S2)。ここで、「データ登録」23が選択され
た場合には、スキャナ8等の画像入力装置から画像を取
り込み、所定の情報を付加してデータベースへ登録する
データ登録処理が実行される(S3)。また、「キーワー
ド登録」24が選択された場合には、画像データに付加
するキーワードをデータベースへ登録するキーワード登
録処理が実行される(S4)。「データ検索」25が選択さ
れた場合、所望の画像データをデータベースから検索す
る検索処理が実行される(S5)。更に、「データ出力」2
6が選択された場合、プリンタ等の画像出力装置によ
り、画像を印刷するデータ出力処理が実行される(S
6)。また、更に、「その他のメニュー」が選択された場
合には、上記処理以外の所定の処理が実行される(S
7)。なお、S2において、何のメニューも選択されな
い場合には、直ちにその他の処理(S8)へと進む。S8
でその他の処理が終了した後、S2へと戻り、以後同様
の処理が繰り返し実行される。なお、キーワード登録処
理(S4)、検索処理(S5)、データ出力処理(S6)、そ
の他のメニューが選択された時の処理(S7)、及び、そ
の他の処理(S8)については、従来の検索システムと基
本的に同様であり、本願に直接関係しないので、ここで
の説明は省略する。
する。図4は、CPU201がROM203に格納され
たプログラムに基づいて実行する制御処理のメインルー
チンのフローチャートである。システムの電源が導入さ
れ、プログラムが起動されると、まず、各処理で必要な
変数等の初期化、ディスプレイ2上への初期設定画面
(図3参照)の表示等の初期設定処理を行う(ステップS
1、以下「ステップ」を省略する)。次に、初期メニュー
画面21でいずれかの処理の選択が行なわれたか否かを
判定する(S2)。ここで、「データ登録」23が選択され
た場合には、スキャナ8等の画像入力装置から画像を取
り込み、所定の情報を付加してデータベースへ登録する
データ登録処理が実行される(S3)。また、「キーワー
ド登録」24が選択された場合には、画像データに付加
するキーワードをデータベースへ登録するキーワード登
録処理が実行される(S4)。「データ検索」25が選択さ
れた場合、所望の画像データをデータベースから検索す
る検索処理が実行される(S5)。更に、「データ出力」2
6が選択された場合、プリンタ等の画像出力装置によ
り、画像を印刷するデータ出力処理が実行される(S
6)。また、更に、「その他のメニュー」が選択された場
合には、上記処理以外の所定の処理が実行される(S
7)。なお、S2において、何のメニューも選択されな
い場合には、直ちにその他の処理(S8)へと進む。S8
でその他の処理が終了した後、S2へと戻り、以後同様
の処理が繰り返し実行される。なお、キーワード登録処
理(S4)、検索処理(S5)、データ出力処理(S6)、そ
の他のメニューが選択された時の処理(S7)、及び、そ
の他の処理(S8)については、従来の検索システムと基
本的に同様であり、本願に直接関係しないので、ここで
の説明は省略する。
【0018】図5は、上記データ登録処理(図4のS3)
のフローチャートである。ここでは、スキャナ8等の画
像入力装置から新規に入力される画像データ、又は、C
D−ROMドライブ9bによりCD−ROM9aから読み
込まれる画像データに、キーワード等の付加情報が付加
されたものを、画像データベースのファイルとしてハー
ドディスク装置6に書き込む処理を行なう。このデータ
登録処理に入ると、上記CPU201は、まず、自動キ
ー付けモードの動作モードでデータ登録を行なうか否か
を判断する(S31)。この自動キー付けモードとは、例
えばハードディスク装置6等に予め登録されているキー
ワードの中から、画像データから抽出した特徴量に基づ
いてキーワードを自動的に付加する、若しくはユーザが
所定の候補の中からキーワードを選択することができる
ように、キーワード候補を選択し、表示する動作モード
である。判断した結果、自動キー付けモードでデータ登
録する場合には、システムが自動キー付けモードか否か
を判断するためのフラグである自動キー付けモードフラ
グをONにし(S32)、自動キー付けモードでデータ登
録しない場合には、自動キー付けモードフラグをOFF
にする(S33)。
のフローチャートである。ここでは、スキャナ8等の画
像入力装置から新規に入力される画像データ、又は、C
D−ROMドライブ9bによりCD−ROM9aから読み
込まれる画像データに、キーワード等の付加情報が付加
されたものを、画像データベースのファイルとしてハー
ドディスク装置6に書き込む処理を行なう。このデータ
登録処理に入ると、上記CPU201は、まず、自動キ
ー付けモードの動作モードでデータ登録を行なうか否か
を判断する(S31)。この自動キー付けモードとは、例
えばハードディスク装置6等に予め登録されているキー
ワードの中から、画像データから抽出した特徴量に基づ
いてキーワードを自動的に付加する、若しくはユーザが
所定の候補の中からキーワードを選択することができる
ように、キーワード候補を選択し、表示する動作モード
である。判断した結果、自動キー付けモードでデータ登
録する場合には、システムが自動キー付けモードか否か
を判断するためのフラグである自動キー付けモードフラ
グをONにし(S32)、自動キー付けモードでデータ登
録しない場合には、自動キー付けモードフラグをOFF
にする(S33)。
【0019】次に、これから処理しようとする画像デー
タが新規入力するものか、既にデータベースに存在して
いるデータかを判断する(S34)。この判断はユーザが
マウス4又はキーボード3を介してデータ登録画面上で
為した入力に基づいて行なう。判断の結果、画像データ
を新規入力する場合には、スキャナ8等の画像入力装置
から新規の画像データを取り込む画像データの取り込み
処理が実行される(S35)。この画像データの取り込み
処理(S35)の詳細については後述する。一方、画像デ
ータが既存データである場合には、CD−ROM9a等
の記録媒体に記録された既存の画像データの中から所望
のデータを選択する(S36)。この画像データの取り込
み又は選択は、ユーザによりデータ登録画面29上でマ
ウス4やキーボード3等を介して行なわれる。選択され
た既存の画像データには位置情報が付随している。その
後、自動キー付けモードフラグに基づき、動作モードが
自動キー付けモードであるか否かを判断する(S37)。
自動キー付けモードでない場合には、S44に進み、キ
ーワードの自動付加は行なわない。
タが新規入力するものか、既にデータベースに存在して
いるデータかを判断する(S34)。この判断はユーザが
マウス4又はキーボード3を介してデータ登録画面上で
為した入力に基づいて行なう。判断の結果、画像データ
を新規入力する場合には、スキャナ8等の画像入力装置
から新規の画像データを取り込む画像データの取り込み
処理が実行される(S35)。この画像データの取り込み
処理(S35)の詳細については後述する。一方、画像デ
ータが既存データである場合には、CD−ROM9a等
の記録媒体に記録された既存の画像データの中から所望
のデータを選択する(S36)。この画像データの取り込
み又は選択は、ユーザによりデータ登録画面29上でマ
ウス4やキーボード3等を介して行なわれる。選択され
た既存の画像データには位置情報が付随している。その
後、自動キー付けモードフラグに基づき、動作モードが
自動キー付けモードであるか否かを判断する(S37)。
自動キー付けモードでない場合には、S44に進み、キ
ーワードの自動付加は行なわない。
【0020】動作モードが自動キー付けモードである場
合にはS38へ進み、ハードディスク装置等に画像デー
タとともに予め記憶されている位置情報を識別する。本
システムでは、画像が固定サイズのデータ群で保存され
ており、S38においては、上記位置情報がいずれのデ
ータ群からなる領域に属しているかが判断される。な
お、本発明に関連し、撮影時の視点を検知して、焦点の
位置を自動認識する機能を有するカメラが知られてお
り、上記位置情報としては、このような画像撮影時の焦
点の位置についての情報が用いられてもよい。
合にはS38へ進み、ハードディスク装置等に画像デー
タとともに予め記憶されている位置情報を識別する。本
システムでは、画像が固定サイズのデータ群で保存され
ており、S38においては、上記位置情報がいずれのデ
ータ群からなる領域に属しているかが判断される。な
お、本発明に関連し、撮影時の視点を検知して、焦点の
位置を自動認識する機能を有するカメラが知られてお
り、上記位置情報としては、このような画像撮影時の焦
点の位置についての情報が用いられてもよい。
【0021】本実施の形態では、S38において位置情
報を判断する上で、図6に示すように、3つの領域A,
B及びCからなる画像領域が本システムにおいて予め設
定されており、S38において上記位置情報が領域Aに
属している場合にはS39へ、領域Bに属している場合
にはS40へ、また、領域Cに属している場合にはS4
1へ進む。続いて、画像データの領域Aから、規定の解
析/演算手段で、領域Aのパターン固有の性質を表す各
種特徴量が抽出される(S39)。同様に、画像データの
領域Bから領域Bについての各種特徴量が抽出される
(S40)。また、画像データの領域Cから領域Cについ
ての各種特徴量が抽出される(S41)。この特徴量は、
例えば色や形状に関して、画像データの固有の性質を表
現するパラメータ(具体的には色相,明度,彩度や円/楕
円/多角形状含有率,直線/曲線含有率等)であり、以降
の処理においてキーワードを推定するために用いられ
る。なお、本システムでは、画像を保存するデータ群か
らなる領域をより細かく分割することもできる。また、
上記位置情報が分割された領域のうちの複数の領域に相
当するものである場合にも同様の方法で対応可能であ
る。
報を判断する上で、図6に示すように、3つの領域A,
B及びCからなる画像領域が本システムにおいて予め設
定されており、S38において上記位置情報が領域Aに
属している場合にはS39へ、領域Bに属している場合
にはS40へ、また、領域Cに属している場合にはS4
1へ進む。続いて、画像データの領域Aから、規定の解
析/演算手段で、領域Aのパターン固有の性質を表す各
種特徴量が抽出される(S39)。同様に、画像データの
領域Bから領域Bについての各種特徴量が抽出される
(S40)。また、画像データの領域Cから領域Cについ
ての各種特徴量が抽出される(S41)。この特徴量は、
例えば色や形状に関して、画像データの固有の性質を表
現するパラメータ(具体的には色相,明度,彩度や円/楕
円/多角形状含有率,直線/曲線含有率等)であり、以降
の処理においてキーワードを推定するために用いられ
る。なお、本システムでは、画像を保存するデータ群か
らなる領域をより細かく分割することもできる。また、
上記位置情報が分割された領域のうちの複数の領域に相
当するものである場合にも同様の方法で対応可能であ
る。
【0022】S42では、前処理で抽出された特徴量に
基づいて、例えばハードディスク装置6等に予め登録さ
れており特徴量に対応するキーワード情報を有している
キーリストを参照して、特定された画像領域の内容に応
じたキーワードが自動的に決定される。自動的に決定さ
れたキーワードは、S43において、画像データの付加
情報として設定される。その後、S44へ進む。なお、
S42において、上記キーリストから1つのキーワード
が自動的に決定される代わりに、複数のキーワード候補
が選択され画面上に表示されてもよい。この場合には、
ユーザが所定の候補の中から最適なキーワードを選択す
ることができる。
基づいて、例えばハードディスク装置6等に予め登録さ
れており特徴量に対応するキーワード情報を有している
キーリストを参照して、特定された画像領域の内容に応
じたキーワードが自動的に決定される。自動的に決定さ
れたキーワードは、S43において、画像データの付加
情報として設定される。その後、S44へ進む。なお、
S42において、上記キーリストから1つのキーワード
が自動的に決定される代わりに、複数のキーワード候補
が選択され画面上に表示されてもよい。この場合には、
ユーザが所定の候補の中から最適なキーワードを選択す
ることができる。
【0023】S44では、他の付加情報を手動で入力す
るか否かを判断する。判断の結果、他の付加情報を手動
で入力する場合には、ユーザにより、マウス4やキーボ
ード3等を介して付加情報が入力され(S45)、S46
へ進む。S45における付加情報入力処理についての詳
細は後述する。また、S44で付加情報を手動で入力し
ない場合には、S46へスキップする。S46では、キ
ーワード等の付加情報が付加された画像データ、あるい
は、付加情報が付加されなかった画像データが、画像デ
ータベースのファイルとしてハードディスク装置6等に
登録される。
るか否かを判断する。判断の結果、他の付加情報を手動
で入力する場合には、ユーザにより、マウス4やキーボ
ード3等を介して付加情報が入力され(S45)、S46
へ進む。S45における付加情報入力処理についての詳
細は後述する。また、S44で付加情報を手動で入力し
ない場合には、S46へスキップする。S46では、キ
ーワード等の付加情報が付加された画像データ、あるい
は、付加情報が付加されなかった画像データが、画像デ
ータベースのファイルとしてハードディスク装置6等に
登録される。
【0024】以上のように、本実施の形態に係る情報処
理装置では、画像領域の一部を特定した上で、その指定
領域についての特徴量を算出し、その特徴量に応じたキ
ーワードを決定し、このキーワードを画像データの付加
情報に設定する。
理装置では、画像領域の一部を特定した上で、その指定
領域についての特徴量を算出し、その特徴量に応じたキ
ーワードを決定し、このキーワードを画像データの付加
情報に設定する。
【0025】図7は、前述した画像データの取り込み処
理(図5のS35)のフローチャートである。この画像デ
ータの取り込み処理においては、まず、スキャナ8等の
画像入力装置又はハードディスク装置6等の画像データ
を格納する情報記録媒体から画像データを取り込む(S
351)。次に、キーボード等の入力装置を介して、取
り込んだ画像データの位置情報(例えば画像撮影時の焦
点の位置についての情報)を入力する(S352)。続い
て、画像データの保管先の設定を行ない(S353)、S
354において画像データ名を入力した後、リターンす
る。なお、画像データを新規に取り込む場合に対して、
予め位置情報を備えている既存の画像データを選択する
場合(図5のS36)にも、特徴量を抽出すべき画像領域
を改めて特定する必要があれば、上記キーボード等の入
力装置を介して新しく位置情報を入力してもよい。ま
た、画像領域を特定する方法としては、取得した位置情
報を用いる方法とは別に、位置情報により特定される領
域の判断時(図5のS38)に、ユーザが所望の画像領域
を特定してもよい。
理(図5のS35)のフローチャートである。この画像デ
ータの取り込み処理においては、まず、スキャナ8等の
画像入力装置又はハードディスク装置6等の画像データ
を格納する情報記録媒体から画像データを取り込む(S
351)。次に、キーボード等の入力装置を介して、取
り込んだ画像データの位置情報(例えば画像撮影時の焦
点の位置についての情報)を入力する(S352)。続い
て、画像データの保管先の設定を行ない(S353)、S
354において画像データ名を入力した後、リターンす
る。なお、画像データを新規に取り込む場合に対して、
予め位置情報を備えている既存の画像データを選択する
場合(図5のS36)にも、特徴量を抽出すべき画像領域
を改めて特定する必要があれば、上記キーボード等の入
力装置を介して新しく位置情報を入力してもよい。ま
た、画像領域を特定する方法としては、取得した位置情
報を用いる方法とは別に、位置情報により特定される領
域の判断時(図5のS38)に、ユーザが所望の画像領域
を特定してもよい。
【0026】図8は、前述した付加情報入力処理(図5
のS45)のフローチャートである。この付加情報入力
処理では、まず、画面上に付加情報入力メニューが表示
され、CPU201は、ユーザによっていずれの処理が
選択されたかを判断する。すなわち、キーワードを手動
で付加情報として付加する処理(S452)、又は、キー
ワード以外の情報を付加情報として付加する処理(S4
53)のいずれが選択されたかを判断する。いずれの処
理も選択されない場合には、S454に進む。キーワー
ドの付加を選択した場合には、キーワード付加処理が行
われる(S452)。このキーワード付加処理の詳細は後
述する。その他の情報の付加処理を選択した場合には、
キーワード以外の情報の付加処理が行われる(S45
3)。その他の情報の付加処理については、基本的に、
従来からの処理又はS452のキーワード付加処理と同
等であるのでその詳細は省略する。以上のような付加処
理が終了した後、かかる付加情報の入力を終了するか否
かを判断し(S454)、ユーザがこの付加処理を終了さ
せるまで同様の動作が繰り返される。
のS45)のフローチャートである。この付加情報入力
処理では、まず、画面上に付加情報入力メニューが表示
され、CPU201は、ユーザによっていずれの処理が
選択されたかを判断する。すなわち、キーワードを手動
で付加情報として付加する処理(S452)、又は、キー
ワード以外の情報を付加情報として付加する処理(S4
53)のいずれが選択されたかを判断する。いずれの処
理も選択されない場合には、S454に進む。キーワー
ドの付加を選択した場合には、キーワード付加処理が行
われる(S452)。このキーワード付加処理の詳細は後
述する。その他の情報の付加処理を選択した場合には、
キーワード以外の情報の付加処理が行われる(S45
3)。その他の情報の付加処理については、基本的に、
従来からの処理又はS452のキーワード付加処理と同
等であるのでその詳細は省略する。以上のような付加処
理が終了した後、かかる付加情報の入力を終了するか否
かを判断し(S454)、ユーザがこの付加処理を終了さ
せるまで同様の動作が繰り返される。
【0027】図9は、キーワードの付加処理(図8のS
452)の詳細を示すフローチャートである。このキー
ワード付加処理では、まず、S4521において、登録
されているキーワードをリスト表示する(以下、このリ
スト表示を登録キーリストという)。続いて、ユーザが
画面に表示されたリストの中から所望のキーワードを選
択する(S4522)。この選択方法としては、ユーザが
マウス4でキーワードをクリックする方法やキーボード
3でカーソルをキーワードの位置に移動させ、反転表示
や強調表示させることにより指定する方法等が考えられ
る。ユーザにより選択されたキーワードは、S4523
において画像データの付加情報に設定される。その後、
ユーザによる画面上での入力に基づいて、このキーワー
ドの付加処理を終了するか否かが判断され(S452
4)、ユーザがこの処理を終了させるまで上記動作が繰
り返される。
452)の詳細を示すフローチャートである。このキー
ワード付加処理では、まず、S4521において、登録
されているキーワードをリスト表示する(以下、このリ
スト表示を登録キーリストという)。続いて、ユーザが
画面に表示されたリストの中から所望のキーワードを選
択する(S4522)。この選択方法としては、ユーザが
マウス4でキーワードをクリックする方法やキーボード
3でカーソルをキーワードの位置に移動させ、反転表示
や強調表示させることにより指定する方法等が考えられ
る。ユーザにより選択されたキーワードは、S4523
において画像データの付加情報に設定される。その後、
ユーザによる画面上での入力に基づいて、このキーワー
ドの付加処理を終了するか否かが判断され(S452
4)、ユーザがこの処理を終了させるまで上記動作が繰
り返される。
【0028】尚、本発明は、以上の実施態様に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、
種々の改良あるいは設計上の変更が可能であることは言
うまでもない。
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、
種々の改良あるいは設計上の変更が可能であることは言
うまでもない。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、オブジェクトに付随す
る注目領域/対象物体についての位置情報に基づいて、
オブジェクト中の領域が特定でき、形状特徴抽出/色味
抽出領域を絞り込んで特徴量を抽出し、その特徴量に応
じた検索キーを精度良く決定し、オブジェクトに対して
付加することができる。その結果、検索キーの付加作業
の負担が大幅に軽減される。
る注目領域/対象物体についての位置情報に基づいて、
オブジェクト中の領域が特定でき、形状特徴抽出/色味
抽出領域を絞り込んで特徴量を抽出し、その特徴量に応
じた検索キーを精度良く決定し、オブジェクトに対して
付加することができる。その結果、検索キーの付加作業
の負担が大幅に軽減される。
【図1】 本実施の形態に係る情報処理装置の構成を示
す説明図である。
す説明図である。
【図2】 上記情報処理装置における制御装置を中心と
したブロック図である。
したブロック図である。
【図3】 ディスプレイに表示される設定画面を示す図
である。
である。
【図4】 上記制御装置における制御処理のメインルー
チンのフローチャートである。
チンのフローチャートである。
【図5】 データ登録処理のフローチャートである。
【図6】 複数の領域からなる画像領域を示す説明図で
ある。
ある。
【図7】 画像データの取り込み処理のフローチャート
である。
である。
【図8】 付加情報入力処理のフローチャートである。
【図9】 キーワード付加処理のフローチャートであ
る。
る。
【符号の説明】 1…制御装置 3…キーボード 5a…フロッピーディスク 5b…フロッピーディスク装置 6…ハードディスク装置 8…スキャナ 9a…CD−ROM 9b…CD−ROM装置 201…CPU 203…ROM 204…RAM
Claims (6)
- 【請求項1】 オブジェクトをその注目領域/対象物体
についての位置情報とともに取り込む取込み手段と、 オブジェクトとともに上記位置情報を記録する記録手段
と、 上記位置情報に基づいて、オブジェクト中の領域を特定
する領域特定手段と、 上記領域特定手段により特定された領域からその固有の
性質を表す特徴量を抽出する特徴抽出手段と、 上記特徴量に対応する検索キーを決定する検索キー決定
手段と、 上記検索キー決定手段により決定された検索キーを上記
オブジェクトとともに上記記録手段に記録させる検索キ
ー付加手段とを有していることを特徴とする情報処理装
置。 - 【請求項2】 オブジェクトを取り込む取込み手段と、 オブジェクト中の注目領域/対象物体についての位置情
報を入力する入力手段と、 オブジェクトとともに上記位置情報を記録する記録手段
と、 上記位置情報に基づいて、オブジェクト中の領域を特定
する領域特定手段と、 上記領域特定手段により特定された領域からその固有の
性質を表す特徴量を抽出する特徴抽出手段と、 上記特徴量に対応する検索キーを決定する検索キー決定
手段と、 上記検索キー決定手段により決定された検索キーを上記
オブジェクトとともに上記記録手段に記録させる検索キ
ー付加手段とを有していることを特徴とする情報処理装
置。 - 【請求項3】 オブジェクトをその注目領域/対象物体
についての位置情報とともに取り込む取込みステップ
と、 オブジェクトとともに上記位置情報を記録する記録ステ
ップと、 上記位置情報に基づいて、オブジェクト中の領域を特定
し、その固有の性質を表す特徴量を抽出する特徴抽出ス
テップと、 上記特徴量に対応する検索キーを決定する検索キー決定
ステップと、 上記検索キー決定手段により決定された検索キーを上記
オブジェクトとともに上記記録手段に記録させる検索キ
ー付加ステップとを有していることを特徴とする情報処
理方法。 - 【請求項4】 オブジェクトを取り込む取込みステップ
と、 オブジェクト中の注目領域/対象物体についての位置情
報を入力する入力ステップと、 オブジェクトとともに上記位置情報を記録する記録ステ
ップと、 上記位置情報に基づいて、オブジェクト中の領域を特定
し、その固有の性質を表す特徴量を抽出する特徴抽出ス
テップと、 上記特徴量に対応する検索キーを決定する検索キー決定
ステップと、 上記検索キー決定手段により決定された検索キーを上記
オブジェクトとともに上記記録手段に記録させる検索キ
ー付加ステップとを有していることを特徴とする情報処
方法。 - 【請求項5】 オブジェクトをその注目領域/対象物体
についての位置情報とともに取り込む取込みステップ
と、 オブジェクトとともに上記位置情報を記録する記録ステ
ップと、 上記位置情報に基づいて、オブジェクト中の領域を特定
し、その固有の性質を表す特徴量を抽出する特徴抽出ス
テップと、 上記特徴量に対応する検索キーを決定する検索キー決定
ステップと、 上記検索キー決定手段により決定された検索キーを上記
オブジェクトとともに上記記録手段に記録させる検索キ
ー付加ステップとを有する情報処理プログラムを記録し
ていることを特徴とする記録媒体。 - 【請求項6】 オブジェクトを取り込む取込みステップ
と、 オブジェクト中の注目領域/対象物体についての位置情
報を入力する入力ステップと、 オブジェクトとともに上記位置情報を記録する記録ステ
ップと、 上記位置情報に基づいて、オブジェクト中の領域を特定
し、その固有の性質を表す特徴量を抽出する特徴抽出ス
テップと、 上記特徴量に対応する検索キーを決定する検索キー決定
ステップと、 上記検索キー決定手段により決定された検索キーを上記
オブジェクトとともに上記記録手段に記録させる検索キ
ー付加ステップとを有する情報処理プログラムを記録し
ていることを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9083093A JPH10326279A (ja) | 1997-03-27 | 1997-04-01 | 情報処理装置及び方法並びに情報処理プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-75602 | 1997-03-27 | ||
JP7560297 | 1997-03-27 | ||
JP9083093A JPH10326279A (ja) | 1997-03-27 | 1997-04-01 | 情報処理装置及び方法並びに情報処理プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10326279A true JPH10326279A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=26416745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9083093A Pending JPH10326279A (ja) | 1997-03-27 | 1997-04-01 | 情報処理装置及び方法並びに情報処理プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10326279A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10258033A1 (de) * | 2002-12-12 | 2004-06-24 | Deutsche Telekom Ag | Objekt-Sprachdatenbank |
JP2012164334A (ja) * | 2012-04-09 | 2012-08-30 | Fujifilm Corp | キーワード設定方法、プログラムおよび装置 |
JP2014071589A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Brother Ind Ltd | 情報処理装置、情報処理装置のプログラム、および情報処理装置の制御方法 |
KR101529597B1 (ko) * | 2011-08-19 | 2015-06-29 | 캐논 가부시끼가이샤 | 촬영 화상의 보조 정보를 생성하는 촬상장치, 화상처리장치, 및 화상처리방법 |
-
1997
- 1997-04-01 JP JP9083093A patent/JPH10326279A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10258033A1 (de) * | 2002-12-12 | 2004-06-24 | Deutsche Telekom Ag | Objekt-Sprachdatenbank |
KR101529597B1 (ko) * | 2011-08-19 | 2015-06-29 | 캐논 가부시끼가이샤 | 촬영 화상의 보조 정보를 생성하는 촬상장치, 화상처리장치, 및 화상처리방법 |
JP2012164334A (ja) * | 2012-04-09 | 2012-08-30 | Fujifilm Corp | キーワード設定方法、プログラムおよび装置 |
JP2014071589A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Brother Ind Ltd | 情報処理装置、情報処理装置のプログラム、および情報処理装置の制御方法 |
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