JP2541229Y2 - 出窓の下地地板取付構造 - Google Patents

出窓の下地地板取付構造

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JP2541229Y2
JP2541229Y2 JP10177991U JP10177991U JP2541229Y2 JP 2541229 Y2 JP2541229 Y2 JP 2541229Y2 JP 10177991 U JP10177991 U JP 10177991U JP 10177991 U JP10177991 U JP 10177991U JP 2541229 Y2 JP2541229 Y2 JP 2541229Y2
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JP
Japan
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ground
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JP10177991U
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JPH0542574U (ja
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勝 鎌田
仁 千田
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Daiwa House Industry Co Ltd
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Daiwa House Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、出窓に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】出窓の床面は、下地地板１２を、その後
端部を窓台下地桟１１に戴設して釘打固定し、その先端
部を戸外側に突き出して片持ち梁状に取り付け、その下
地地板１２の先端部から後端部を超えて内壁面１３に至
る窓下枠の全面を化粧地板１４で覆って形成されてい
る。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】この種の出窓において
は、戸外側に突き出た下地地板１２の先端側が、下地地
板１２を含む出窓全体の自重によって垂れ下がる所謂前
垂れ現象が起き易い。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、かかる前垂れ
現象を解消するものであり、下地地板１２が、その後端
部を窓台下地桟１１に戴設して釘打固定し、先端部を戸
外側に突き出して片持ち梁状に取り付けられており、そ
の下地地板１２の先端部から後端部を超えて内壁面１３
に至る窓下枠の全床面を覆う化粧地板１４が、その先端
部を下地地板１２の上に戴設して取り付けられる出窓に
おいて、 （ａ） 窓台下地桟１１の全上面を覆う板状の上面被覆
部１５と、その上面被覆部１５の先端側から窓台下地桟
１１の戸外面１７に沿ってＬ字状に鉛直に折れ曲がって
続く下向きに突き出た垂直部１８と、上面被覆部１５の
後端側から上向きに鉛直に突き出た突出部１９と、その
突き出た突出部１９の上端から水平に上面被覆部１５に
平行に折れ曲がって上面被覆部１５との間に下地地板１
２の嵌合するコ字状溝２１を形成する折返部２０とを一
体的に形成した金属製補助材２３を、 （ｂ） その垂直部１８を窓台下地桟の戸外面１７に密
着させ、その上面被覆部１５を窓台下地桟１１の上面１
６に載せ、釘２４を打ち込んで上面被覆部１５を窓台下
地桟１１に固定し、 （ｃ） 下地地板１２を、その先端部を垂直部１８を超
えて戸外側へと突き出し、その後端部をコ字状溝２１に
嵌め込んで補助材２３に戴設し、 （ｄ） 上下に重なり合う下地地板１２と補助材２３と
窓台下地桟１１とを、下地地板１２の上から窓台下地桟
１１に向けて釘２５を打ち込んで一体化される出窓の下
地地板取付構造を要旨とするものである。
【０００５】
【考案の効果】下地地板１２が、その後端部を窓台下地
桟１１に戴設して釘打固定し、先端部を戸外側に突き出
して片持ち梁状に取り付けられ、その下地地板１２の先
端部から後端部を超えて内壁面１３に至る窓下枠の全床
面を覆う化粧地板１４を、その先端部を下地地板１２の
上に戴設して取り付けた出窓に生じる前垂れ現象は、下
地地板１２の先端に作用する出窓の自重によって生じる
窓台下地桟１１の上面と戸外面との交わる角部を中心と
するモーメントによるものである。
【０００６】この点で本考案では、下地地板１２の後端
部が、単に窓台下地桟１１に釘２５によって固定されて
いるだけではなく、窓台下地桟１１に釘打固定されて当
該モーメントに抗する反力が生じる垂直部１８を有する
金属製の補助材２３の後端側の溝部２２に把持されてお
り、その溝部２２から当該モーメントを相殺する逆モー
メントが下地地板１２の後端部に作用するので、釘２５
と下地地板１２の間に弛み・ガタが生じても、下地地板
１２を含む出窓全体の自重による前垂れ現象が解消され
ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案に係る出窓の断面側面図である。
【図２】本考案に係る補助材の側面図である。
【図３】本考案に係る出窓の要部断面側面図である。
【図４】従来技術に係る出窓の要部断面側面図である。
【符号の説明】
１１ 窓台下地桟 １２ 下地地板 １３ 内壁面 １４ 化粧地板 １５ 上面被覆部 １６ 上面 １７ 戸外面 １８ 垂直部 １９ 突出部 ２０ 折返部 ２１ コ字状溝 ２２ 溝部 ２３ 補助材 ２４ 釘 ２５ 釘

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 下地地板１２が、その後端部を窓台下地
    桟１１に戴設して釘打固定し、先端部を戸外側に突き出
    して片持ち梁状に取り付けられており、その下地地板１
    ２の先端部から後端部を超えて内壁面１３に至る窓下枠
    の全床面を覆う化粧地板１４が、その先端部を下地地板
    １２の上に戴設して取り付けられる出窓において、 （ａ） 窓台下地桟１１の全上面を覆う板状の上面被覆
    部１５と、その上面被覆部１５の先端側から窓台下地桟
    １１の戸外面１７に沿ってＬ字状に鉛直に折れ曲がって
    続く下向きに突き出た垂直部１８と、上面被覆部１５の
    後端側から上向きに鉛直に突き出た突出部１９と、その
    突き出た突出部１９の上端から水平に上面被覆部１５に
    平行に折れ曲がって上面被覆部１５との間に下地地板１
    ２の嵌合するコ字状溝２１を形成する折返部２０とを一
    体的に形成した金属製補助材２３を、 （ｂ） 垂直部１８を窓台下地桟の戸外面１７に密着さ
    せ、上面被覆部１５を窓台下地桟の上面１６に載せ、釘
    ２４を打ち込んで上面被覆部１５を窓台下地桟１１に固
    定し、 （ｃ） 下地地板１２を、その先端部を垂直部１８を超
    えて戸外側へと突き出し、その後端部をコ字状溝２１に
    嵌め込んで補助材２３に戴設し、 （ｄ） 上下に重なり合う下地地板１２と補助材２３と
    窓台下地桟１１とを、下地地板１２の上から窓台下地桟
    １１に向けて釘２５を打ち込んで一体化したこと、 を特徴とする出窓の下地地板取付構造。
JP10177991U 1991-11-13 1991-11-13 出窓の下地地板取付構造 Expired - Lifetime JP2541229Y2 (ja)

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JPH0542574U JPH0542574U (ja) 1993-06-08
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