JP2540691Y2 - 電子式ラベラー - Google Patents

電子式ラベラー

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JP2540691Y2
JP2540691Y2 JP1990020893U JP2089390U JP2540691Y2 JP 2540691 Y2 JP2540691 Y2 JP 2540691Y2 JP 1990020893 U JP1990020893 U JP 1990020893U JP 2089390 U JP2089390 U JP 2089390U JP 2540691 Y2 JP2540691 Y2 JP 2540691Y2
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昇治 高橋
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株式会社 新盛インダストリーズ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、入力キーボード部により印刷信号をそのま
ゝ、またはバーコード等に変換して印刷することが出来
ると共に、バーコードリーダにより読取ったバーコード
をラベルに印刷することが出来、且つ、この印刷したラ
ベルを移送テープの移行により該テープから剥離するよ
うにした電子式ラベラーに関するものである。
〔従来の技術〕
従来の電子式ラベラーにおいて、バーコードを一体的
に配置しているものは、米国特許第4652317号明細書に
開示されているものが知られている。
しかし、その従来例では、押付ロール(36)とバーコ
ードリーダ(12)とは有機的な関係には置かれていな
い。
〔考案が解決しようとする課題〕
その従来品は、印刷されたラベルを物品に貼付するラ
ベラー操作と、バーコードリーダによる原本となるバー
コードの読取り操作とが片方の手のみで行える点では、
本考案と同じ指向を持っているが、次のような課題が残
されている。
即ち、バーコードリーダで原本となるバーコードを読
取る時、該リーダの先端部をバーコードの印刷面上に接
しさせて摺動することになるので、その先端部にゴミが
付着して読取りエラーを起こすと云うこととか、キーボ
ード入力とバーコードリーダによる読取り入力との何れ
が可能かの状態表示が徹底されていない等の欠点があっ
た。
〔問題を解決するための手段〕
本考案の電子式ラベラーにおいては、キーボード入力
に代わる読取り入力のためのバーコードリーダを、その
先端部が、印刷済みのラベルを物品上に押付けるための
押付ロールの近くであって、該押付ロールの押付周面よ
り少し後方に(内側に或はひっっこんで)位置するよう
に配置し、且つ、キーボード入力可能状態とバーコード
リーダ入力可能状態とを択一的に設定する切替設定スイ
ッチを、夫々の状態表示機能を持たせて、入力データの
ための表示部及びキーボードが配置された操作部に並置
したものである。
〔作用〕
本考案の電子式ラベラーは、キーボードからの入力を
禁止してバーコードリーダを動作状態にするか、バーコ
ードリーダを不動作状態にしてキーボードからの入力を
可能にするかの切替設定スイッチが、状態表示機能を持
って表示部及びキーボードが配置された操作部に並置さ
れているので、その何れかの状態を容易に判別でき、ま
た、キーボード入力に代わってバーコードデータの入力
をバーコードリーダでバーコードを読取って行う場合に
は、本来印刷済みのラベルを物品上に押付けるための押
付ロールを、読取るバーコードラベルの平面に当接させ
て、そのバーコード列と平行的に移動させることによ
り、バーコードリーダが、その先端部を、押付ロールの
近くであって、この押付ロールの押付周面より少し後方
に(内側に或はひっこんで)位置するように配置されて
いるので、バーコードリーダはその先端部が、バーコー
ドラベルに直接摺接することなく、そのバーコード列に
対して短い距離の間隔を保って、それを横断走査して読
取りが行われる。
〔実施例〕
本考案の電子式ラベラーは、第1図に示す操作部10の
読取(切替設定)スイッチ111をOFFとし、且つ、入力キ
ーボード部を操作してラベル81に印刷する印刷信号を選
択し、これを制御装置14に入力する。制御装置14は入力
信号を表示部12に表示すると共に、第3図に示す印刷部
40のサーマルヘッド45に信号を供給するべく待機する。
使用者が表示部12の表示、例えば数字を確認して始動
スイッチ5を押すと、第3図に示す駆動機構70が動作し
て移送テープ80を移行せしめると同時にサーマルヘッド
45が動作して、進行中のラベル81上に上記表示部12に表
示された数字と対応するバーコードを焼付印刷する。
このようにしてラベル81に印刷が施されている間に、
移送テープ80が折返部52で折返されて移送されるから、
ラベル81は移送テープ80から剥離して押付ロール34の下
方に被印刷面を臨ませて進出し、その裏側接着面を物品
上に対向させられる。
このようにラベル81が剥離進出した後にラベル81を物
品上に当接して、ラベラー本体を手許に引寄せると、ラ
ベル81を押付ロール34が物品上に押付けて接着される。
前記印刷部40がバーコードを印刷しない場合や、サー
マルヘッド45を使用しない場合には、上記ラベル81を印
刷中において停止せしめると共に、印刷後にラベル長さ
だけ進出せしめるように構成しても良いが、この種電子
式ラベラーは、ラベルを移行させつゝ印刷を施すことが
多いから、印刷後に移送テープ80を停止せしめてラベル
81を物品に貼着する形式が望ましい。
また、原本となるバーコードと同じものをラベルに印
刷する場合には、読取(切替設定)スイッチ111をONと
し、原本となるバーコードをバーコードリーダ1111によ
り読取って記憶し、且つ、このバーコードを10進数に変
換して表示部12に表示させた後に始動スイッチ15を押す
と、バーコードリーダ1111により読取ったバーコードを
印刷部40により移送テープ80上のラベル81に印刷するこ
とが出来る。
前述の動作は後述の構成によって達成される。
本考案の電子ラベラーは、第1図、第2図に示す如く
操作部10と、把部20及び機構部30とを有している。
上記操作部10には入力キーボード部11と、読取スイッ
チ111とこの入力キーボード部11の入力信号を表示する
表示部12、例えば液晶パネルとが設けてあり、これら入
力キーボード部11と表示部12とは長方形状をした操作部
外装体13の表面側に配置されている。
上記把部20は、上記操作部外装体13の裏面側に該外装
体13の一端から後方に延出するように、例えば直角方向
に延設されており、内部には乾電池等の電源21が収容さ
れている。
上記機構部30は、上記把部20と平行状に上記操作部10
の裏面側に延設されており、且つ、その延出側は該把部
20の延出端と、例えば着脱可能なように結合されてい
て、これにより把部20の下方には、該操作部10及び該機
構部30とによって形成された指掛窓22が形成されてい
る。
また上記機構部30は、上記操作部10の操作部外装体13
と一体成形されたケース31を有しており、このケース31
には底枠開閉用の開閉手段、例えば押釦32と、メインス
イッチ操作片33、ラベル残量確認用の切窓311及びラベ
ル貼着用の押付ロール34が設けてあり、この押付ロール
34は上記操作部外装体13に接するケース31の基端下方側
に設けられている。
上記操作部10には第3図、第4図に示す如く、操作部
外装体13の前面パネル131の背後にプリント基板141,142
等で構成される制御装置14が内蔵されており、読取(切
替設定)スイッチ111をOFFとした状態で、入力キーボー
ド部11のキーを操作することによって制御装置14に入力
信号を与え、この入力信号によって得られる印刷信号、
例えば印刷されるバーコードを示す数字が表示部12に表
示されると共に、操作部10に設けられた始動スイッチ15
によって、後述の如く、ラベルに印刷が施されるように
構成されている。なお、読取(切替設定)スイッチ111
をONとした状態においては、入力キーボード部11のキー
の入力信号が制御装置14に入力されるのを禁止される。
上記把部20は、内部電池に充電し得るように、または
内部電池を取替え得るように、例えば第3図鎖線の如
く、機構部30を構成するケース31の延出端に設けられた
支軸312を支点として内端を外方へ回動し得るように構
成されている。
実施例では、上記把部20は全体として取替え可能のよ
うに構成されており、従って延出端に形成された係止部
23は支軸312と着脱可能に作られている。このために、
上記操作部10には始動スイッチ15が把部20に沿って設け
られており、この始動スイッチ15は端子ホルダー151と
組合わされて操作部10に固定されると共に、端子ホルダ
ー151を介して上記制御装置14を操作するように構成さ
れている。
これに対し、上記把部20には、コネクター24が設けて
あり、これにより把部20が操作部10に連結された時に、
上記コネクター24と端子ホルダー151が結合して、電源2
1が制御装置14と接続されるように構成されている。
上記把部20には第3図、第4図に示す如く、ロック機
構25が設けてあり、このロック機構25の係止片251が操
作部外装体13の係合部、例えば端子ホルダー151に設け
られた係合孔152に係着することで、把部20が上記支軸3
12を支点として固定される。
上記機構部30には、印刷部40と、底枠50、ラベルホル
ダー60及び駆動機構70が内蔵されており、ラベルホルダ
ー60には多数のラベル81を順次貼着して巻装された移送
テープ80が装架されている。
上記印刷部40は、第3図乃至第7図に示す如く、上記
押付ロール34に近いケース31内に設けてあり、前記メイ
ンスイッチ操作片33と連動するカム片41と、このカム片
41により印刷時に開放される一方印刷停止時にはラベル
81から離隔する方向、即ち第5図において上方へ回動せ
しめられる支枠42と、この支枠42を常時ラベル81に向け
押圧付勢する発条43と、上記支枠42がラベル81に向けて
回動した時、即ち支枠42がカム片41から開放された時
に、この支枠42により動作せしめられて制御装置14を動
作状態に閉成する一方、支枠42がカム片41により発条43
に抗して回動せしめられた時、即ち支枠42がラベル81か
離隔された時には、この支枠42により動作せしめられて
制御装置14を不動作状態に開放するメインスイッチとし
てのマイクロスイッチ44と、上記制御装置14が閉成され
た時において、上記始動スイッチ15の操作で上記入力キ
ーボード部11からの入力信号に対応するバーコードをラ
ベル81上に印刷するサーマルヘッド45と、更に上記支枠
42を支承する支承機構46とを備えている。
上記カム片41は前述の如く、メインスイッチ操作片33
と連動するように作られており、該操作片33が第5図鎖
線で示す如く作動位置にある時に支枠42を図示の如く開
放する一方、操作片33が矢印方向に回動して不動作位置
に移った時に図中反時計方向に回動して支枠42を発条43
に抗して回動せしめる。
従って本実施例においては、支枠42のサーマルヘッド
45が印刷中にのみ底枠50側のプラテンローラー51と圧接
することになるため、プラテンローラー51の表面が常時
受圧によって変形することを防止出来る。
上記支枠42は第3図、第6図に示す如く、外枠421と
この外枠421内に嵌合される枠板422とを有しており、上
記枠板422のラベルと対向する面には上記サーマルヘッ
ド45が取付られていると共に、上記枠板422と外枠421と
は上記プラテンローラー51の軸線Lに対し直角に螺着さ
れた1対の結合螺子423,423により連結されていて、こ
の一対の結合螺子423,423の螺合度によって、上記サー
マルヘッド45の発熱部がプラテンローラー51の軸線上に
位置するよう調整することが出来る。
また上記枠板422は、伝熱性の良い材料で作られると
共に、放熱板424を有しており、これによってサーマル
ヘッド45から発生する熱を放散するように設計されてい
る。
上記支承機構46は、上記支枠42の回動支点を構成する
ように設けられており、実施例では上記支枠42の後部に
形成された軸受孔部461と、この軸受孔部461内に挿入さ
れた支軸462、及びこの支軸462または軸受孔部461の内
壁の何れか一方に設けられた揺動支点、例えば第7図に
示されている如く孔部内壁に設けられた環状突起463と
を備えており、上記揺動支点により上記軸受孔部461、
従って上記支枠42が支軸462に対して矢印方向に揺動し
得るように構成されている。
即ち、この実施例にあっては、上記支枠42が上記プラ
テンローラー51に対してサーマルヘッド45を正確に密接
させるこが可能であるから、均一な濃度の印刷を行わせ
ることが出来る。
上記底枠50は第3図乃至第5図に示す如く、回動先端
側に上記サーマルヘッド45とラベル81を介して圧接する
プラテンローラー51を設けると共に、このプラテンロー
ラー51より先端側に移送テープ80を折り返す剥離部材、
例えば小径のピン52を設け、またこのピン52の前方に、
移送テープ80の挿通空間501と、該空間501の前に底枠回
動先端を形成するラベルガイド用の突片53とを設けた構
成で、更に後端側を、枢軸54でケース31に枢支すること
により、突片53を有する回動先端が第3図鎖線の如く回
動してケース31の底面を開放したり、或は実線の如くケ
ース31の底面を閉じるように復帰せしめられる構成であ
る。
また底枠50は、前記押釦32によりロックされたり開放
されたりする構成に作られており、そのためにフック50
2が設けられ、このフック502に押釦32のピン321が係脱
する様に設計されている。
そのピン321は、実施例では押釦32に固定されてお
り、底枠50を閉じた時にフック502の傾斜面に沿って後
退すると共に、図示しない発条によってフック502側に
附勢されて係着するように作られており、従って押釦32
を発条に抗する方向に押してスライドさせることによ
り、底枠50を解放するように作用する。
更に上記底枠50には、ラベルの位置を検出するセンサ
ー手段、例えば光電変換素子を用いた位置センサー55が
支板551で支承されるように設けてあり、この位置セン
サー55によってラベル81の位置が正確にサーマルヘッド
45と対向するように上記駆動機構70の動作が制御され
る。
このために上記移送テープ80の裏面には、第8図に示
す如く検出マーク82が一定間隔で印刷されており、上記
位置センサー55がこのマーク82を検出することで制御装
置14に駆動制御信号を送るように設計されている。
上記移送テープ80は、上記ピン52で折返された後は、
底枠50に形成された切窓503から再び枠内に挿入される
と共に、駆動機構70により間欠的に移送(牽引)され
る。
更にまた上記底枠50には、ラベル巾に合わせてガイド
面の巾を調整し得るような適数のガイドローラー56や、
切窓503近辺に設けられたガイドローラー561及び上面側
に配置されたテープ押え562等のガイド手段が設けてあ
り、またケース31側に配置された自己の閉止状態を確認
する検知スイッチ57が、例えば電気的に前記マイクロス
イッチ44と直列に接続されて、その閉止が完全でない時
には、制御装置14を動作させないように設計されてい
る。
また上記底枠50には、第4図、第9図乃至第11図に示
す如き、ラベルガイド58が設けてあり、このラベルガイ
ド58は第9図、第10図に示す如く、底枠50の両側内部に
夫々回転子581,581を備えると共に、この各回転子581に
は直交方向に延びる2個の止片582,582をこれら止片が
所定の間隔を置いて位置するように設け、外側の止片58
2が直立する時は第9図の如く、止片間の巾Wが大きく
なり、また内側の止片583が直立する時は第11図の如
く、止片間の巾Wが小さくなるように構成してあり、そ
してこれら止片の位置を確保するためには、上記回転子
581に90度間隔で係合切欠部581aを設けて、それに第10
図に示す如く底枠50側から延びる弾性係止片581bが係着
するように構成してある。従ってこの実施例において
は、ラベルガイド58を、巾の異なる2種類のラベルに対
して適合するように調整することが出来る。
更にまた上記底枠50には、第4図及び第12図乃至第15
図に示す如きラベルホルダー60が設けられていて、この
ラベルホルダー60にはラベル81を順次貼着して巻装され
た移送テープ80が装架されると共に、この移送テープ80
が上記ラベルガイド58を経てピン52で折返され、底枠50
の外面に沿って展帳されると共に、切窓503から再びケ
ース内に挿入されている。
このラベルホルダー60は上記ラベルガイド58と同様
に、巾の異なる2種類のラベルに適合してホルダー巾を
変え得るように設計されている。このためにラベルホル
ダー60は、底枠50に固定されると共に、底枠50を横断す
る方向に受筒611を突設した支枠61と、この支枠61の受
筒外側に外嵌される外スリーブ62と、該支枠61の受筒内
側に内嵌される内スリーブ63とで構成されており、上記
受筒611にはその軸方向に2箇の係止孔612,613が並設さ
れている。また上記外スリーブ62には外側にテープ押え
621が設けられると共に、内面には上記係止孔612,613と
択一的に係着する突起622が設けてあり、これに対し上
記内スリーブ63には外側にテープ押え631が設けられる
と共に、外面には上記係止孔612,613と択一的に係着す
る突起632が設けてある。
従って、本実施例によれば、第12図、第13図に示す如
く、外スリーブ62の突起622が外側係止孔612に係着し、
また内スリーブ63の突起632が内側係止孔613に係着した
場合においては、一対のラベル押え621,631間の巾Wが
広くなり、反対に第14図、第15図に示す如く、外スリー
ブ62の突起622が内側係止孔613に係着し、また内スリー
ブ63の突起632が外側係止孔612に係着した場合には、一
対のラベル押え621,631間の巾Wは狭くなる。
而して本実施例においては、内外両スリーブ62,63が
同寸宛交叉方向に移動することでラベル押え間の内Wが
変わるため、この巾Wの中心線Cの位置が不動であり、
従ってラベル81に対する印刷中心が常に一定であると云
う効果がある。
また上記ラベルホルダー60は、その外スリーブ62にラ
ベル81の移送テープ80を装架するものであるから、通常
は内スリーブ63のラベル押え631を第15図鎖線の如く外
方に回動させて、ロール状に巻回された移送テープ80の
嵌装を可能にする。
上記ケース31内には、制御装置14により制御されるモ
ータ71と、このモータ71により回転せしめられる牽引ロ
ール72とが設けられる一方、上記底枠50には、底枠閉止
時において牽引ロール72と圧接する圧接ロール73が設け
られている。そしてモータ71,牽引ロール72及び圧接ロ
ール73で構成される駆動機構70が機構部30に内蔵され、
その駆動機構70により切窓503から挿入された移送テー
プ80を移行せしめられる。
実施例ではこの駆動機構70の牽引ロール72とモータ71
間には減速ギヤ74が設けてあり、この減速ギヤ74は牽引
ロール72のギヤ721とモータ71の駆動ギヤ711間に介在す
るように配置され、また上記牽引ロール72の支軸722は
ケース31に形成された連結孔を介して外部のアタッチメ
ントと連結出来るように作られている。
また前記圧接ロール73は底枠50に設けられた発条75に
より圧接力を附与されているが、この発条75は底枠50を
開放方向に附勢するためにも利用されており、従って底
枠50を押釦32の操作で解放すると底枠50は発条75でケー
ス31外に突出する。
更にまた上記ケース31内には、移送テープ80の排出ガ
イド76が設けてあり、移送テープ80は牽引ロール72と圧
接ロール73で牽引されつゝ排出ガイド76を経てケース31
の排出窓313から外部に排出されると共に、排出窓313に
設けたカッター314で随時切断される。
上記移送テープ80は前述の如く、裏面に検出マーク82
を印刷されていると共に、表面側に例えば感熱性の紙で
作られたラベル81を順次貼着した構成であり、上記検出
マーク82で得られる制御信号でモータ71が駆動されるこ
とにより、例えば入力キーボード部11で選定されたバー
コードをラベル81上印刷される。
上記駆動機構70における牽引ロール72の支軸722と連
結する外部アタッチメントとしては、例えば第16図乃至
第20図に示す如きプリンター用アタッチメント90が考え
られる。
このプリンター用アタッチメント90は、第18図乃至第
20図に示す如く、上記牽引ロール72の支軸722と結合す
る受軸91と、この受軸91と結合した歯付プーリ92と、こ
のプーリ92で回巡せしめられる歯付ベルト93と、このベ
ルト93で回転せしめられる受側の歯付プーリ94と、該プ
ーリ94の回転で回転せしめられる送りロール95と、上記
各部品を内蔵すると共に、送りロール95を上記押付ロー
ル34に圧接せしめる取付ケース96とを有しており、上記
取付ケース96は、例えば機構部30のケース31内に挿入さ
れると共に、底枠50によって係止される支片97を備えて
いて、これによりケース31に固定されるように構成され
ている。
従ってプリンター用アタッチメント90を取り付ける場
合には、第17図鎖線の如く、底枠50を回動せしめて取付
ケース96の支片97をケース31内に受け入れるようにすれ
ば良い。
またこのプリンター用アタッチメント90は、その送り
ロール95が押付ロール34と圧接して、第16図の如く、ラ
ベル81を移送テープ80と共に送り出すことが出来るか
ら、移送テープ80を折返すことなくラベル81を貼着した
状態で送りロール95と押付ロール34間に挿入すれば、移
送テーブル80を台紙として有する印刷済みのラベルを得
ることが出来る。
即ち、このプリンター用アタッチメント90を使用すれ
ば、本考案の電子式ラベラーをプリンターとして利用す
ることが出来る利点がある。
なお、上記プリンター用アタッチメント90のカバー98
には、係止部961を設けておいて、これを第18図に示す
如く、ケース31の連結孔315内に係止するように構成す
るのが望ましい。
上記ケース31の側面の押付ロール34の近くには、第1
図に示す如く、バーコードリーダ1111が設けられてい
る。このバーコードリーダ1111の先端部は、周面部より
少し後方に(内側に或は引っ込んで)位置させられてい
る。
これは、原本となるバーコードラベル1111aの近くの
平面に押付ロール34を当接した状態で、電子式ラベラー
全体をそのバーコード列と平行的に移動させた時に、バ
ーコードリーダ1111の先端部が、バーコードラベル1111
aに対して接することなくそのバーコード列上を短い距
離の間隔を保って横断走査出来るようにしているもので
ある。
上記バーコードリーダ1111は、読取(切替設定)スイ
ッチ111がON状態である場合にのみ動作状態となって、
バーコードラベル1111aのバーコードの情報を制御装置1
4に与えることが出来るようになっている。読取(切替
設定)スイッチ111がON状態である場合には、入力キー
ボード部11のキーの入力信号が制御装置14に入力される
のを禁止している。
また、上記バーコードリーダ1111は、第21図に示す如
く、照射ランプ1112と光学系1113とイメージセンサ1114
と解読回路1115と記憶回路1116と制御回路1117とからな
る。
そして、バーコードリーダ1111の先端部を原本となる
バーコードラベル1111aのバーコード面と対向させる
と、照射ランプ1112から照射される光束が原本となるバ
ーコードラベル1111aのバーコード面を照射し、このバ
ーコード面から反射される光束が光学系1113によりイメ
ージセンサ1114上にバーコードの光像を作る。
このイメージセンサ1114は、バーコードの光像を電気
信号に変換して解読回路1115に与える。この解読回路11
15は、イメージセンサ1114からの情報を符号化して記憶
回路1116に記憶させる。
照射ランプ1112、イメージセンサ1114、解読回路1115
及び記憶回路1116の作動は、制御回路1117により制御さ
れる。
記憶回路1116に記憶されているバーコードの情報は、
10進数に変換されて表示部12に表示することが出来るよ
うになっている。
また、記憶回路1116に記憶されているバーコードの情
報は、制御装置14にも与えられる。
この制御装置14は、記憶回路1116から受けたバーコー
ドの情報に基づいて、使用者が始動スイッチ15を押した
場合に、前述と同様にラベル81に印刷施するように、印
刷部40及び機構部70を制御する。
[考案の効果] 本考案の電子式ラベラーは、バーコードリーダがその
先端部を、印刷済みのラベルを物品上に押付ける押付ロ
ールの押付周面より少し後方に(内側に或いはひっこん
で)位置するように配置されているから、押付ロール
を、バーコードの印刷平面に当接させてそのバーコード
列と平行的に移動させて、バーコードリーダにバーコー
ドを横断走査させるとき、バーコードリーダの先端は、
バーコードの印刷面に対して接触することなく短い距離
の間隔を保たれ、ゴミ等の付着の心配がないので、常に
安定した読取り入力が行え、また、キーボード入力可能
状態かバーコードリーダ入力可能状態かが、切替設定ス
イッチの状態表示機能により操作部上において一目瞭然
で、実用上頗る取扱い易いものとなっている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電子式ラベラーの斜視図、第2図は同
背面図、第3図は同上電子式ラベラーの要部を示す一部
切欠側面図、第4図は本考案の電子式ラベラーの部品を
示す分解斜視図、第5図は同上電子式ラベラーの印刷部
を示す拡大側面図、第6図は同上印刷部の支枠を示す平
面図、第7図は同上印刷部の支承機構を説明する断面
図、第8図は本考案の電子式ラベラーに使用する移送テ
ープの表面を示す斜視図、第9図は本考案の電子式ラベ
ラーに使用する底枠の要部切欠正面図で底枠に設けられ
たラベルガイドを示すもの、第10図は同上底枠の要部を
示すもので第9図10−10線に沿った断面図、第11図は第
9図に示すラベルガイドの変形状態を示す断面図、第12
図は本考案の電子式ラベラーを示す横断平面図、第13図
は同正面図、第14図は同上ラベルホルダーの変形時の状
態を示す横断平面図、第15図は同正面図、第16図は本考
案の電子式ラベラーの他の使用例を示す斜視図、第17図
は第16図に示すラベラーの側面図、第18図は第16図のラ
ベラーの要部を示す縦断面図、第19図は第16図のラベラ
ーに用いるアタッチメントの斜視図、第20図は同上アタ
ッチメントの分解斜視図、第21図は同上電子式ラベラー
のバーコードリーダを示すブロック図である。 図中10は操作部、11は入力キーボード部、12は表示部、
15は始動スイッチ、20は把部、21は電源、22は指掛窓、
30は機構部、50は底枠、70は駆動機構、80は移送テー
プ、81はラベル、111は読取(切替設定)スイッチ、111
1はバーコードリーダを示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キーボードにより入力したデータに基づい
    て、移送テープ上に順次貼着されているラベルに印刷を
    施し、その印刷に引続いてラベルを、移送テープから剥
    離させて、物品上に押付けるための押付ロールの下に被
    印刷面側を向けて臨ませる電子式ラベラーにおいて、 キーボード入力に代わる読取り入力のためのバーコード
    リーダを、その先端部が、前記押付ロールの近くであっ
    て、該押付ロールの押付周面より少し後方に位置するよ
    うに配置し、 また、キーボードからの入力を禁止してバーコードリー
    ダを動作状態にするか、バーコードリーダを不動作状態
    にしてキーボードからの入力を可能にするかの切替設定
    スイッチを、表示部及びキーボードが配置された操作部
    に状態表示機能を持たせて並置し、 切替設定スイッチによるバーコードリーダの動作状態で
    バーコードを読取った時、そのバーコードデータを10進
    数で表示部に表示させるようにした ことを特徴とする電子式ラベラー。
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