JP2540667Y2 - 天窓取付部の防水構造 - Google Patents
天窓取付部の防水構造Info
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- JP2540667Y2 JP2540667Y2 JP3996392U JP3996392U JP2540667Y2 JP 2540667 Y2 JP2540667 Y2 JP 2540667Y2 JP 3996392 U JP3996392 U JP 3996392U JP 3996392 U JP3996392 U JP 3996392U JP 2540667 Y2 JP2540667 Y2 JP 2540667Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、天窓取付部周囲より雨
水が屋根下地材に流れることを防止する天窓取付部の防
水構造に関する。
水が屋根下地材に流れることを防止する天窓取付部の防
水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】天窓取付部の防水構造としては例えば実
開平1−153034号公報に示すものが知られてい
る。すなわち、屋根下地材の開口部に取付けた木枠体の
周囲に上水切り材、下水切り材、縦水切り材を取付けて
屋根材より浸入した雨水を各水切り材の横板に沿って屋
根こう配方向下部、つまり下流側に流すようにした防水
構造が知られている。
開平1−153034号公報に示すものが知られてい
る。すなわち、屋根下地材の開口部に取付けた木枠体の
周囲に上水切り材、下水切り材、縦水切り材を取付けて
屋根材より浸入した雨水を各水切り材の横板に沿って屋
根こう配方向下部、つまり下流側に流すようにした防水
構造が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】かかる水密構造である
と、下水切り材が一対の縦水切り材の横板間の距離と同
一となり、その下水切り材の長さが短かくなって屋根板
と下水切り材の横板との重なり長さが十分でないから、
下水切り材の横板から屋根下地材に雨水が流れることが
あって防水性が悪いものとなる。
と、下水切り材が一対の縦水切り材の横板間の距離と同
一となり、その下水切り材の長さが短かくなって屋根板
と下水切り材の横板との重なり長さが十分でないから、
下水切り材の横板から屋根下地材に雨水が流れることが
あって防水性が悪いものとなる。
【0004】そこで、本考案は前述の課題を解決できる
ようにした天窓取付部の防水構造を提供することを目的
とする。
ようにした天窓取付部の防水構造を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】縦板と横板より成り方形
状に連結された上水切り材10と下水切り材11と一対
の縦水切り材12,12の各縦板を木枠体3の外面にそ
れぞれ取付け、その下水切り材11の横板11bの下端
縁にスカート15を一対の縦水切り材12の横板12b
より側方に突出して連結し、このスカート15の長手方
向両端寄りと一対の縦水切り材12の横板12bにおけ
る長手方向下流側外側縁に亘って補助スカート23をそ
れぞれ取付け、前記上水切り材10の横板10bと一対
の縦水切り材12,12の横板12b,12bに上シー
ル材24と一対の縦シール材25,25をコ字状に取付
け、前記一対の縦水切り材12の横板12bにおける長
手方向上流側に上側部シール材26をそれぞれ取付け、
前記補助スカート23の外側縁に縦補助シール材27を
スカート15まで突出して取付け、前記各水切り材の横
板を屋根下地材1の開口部2周囲に先付ルーフィング1
3を介して取付け、前記スカート15の下に屋根材を葺
き、前記各シール材の上に屋根材を葺いて縦水切り材1
2の横板12bと屋根材との間にスカート15まで連続
した縦通路37を構成すると共に、上水切り材10の横
板10bと屋根材との間に上流側に開口し、且つ前記縦
通路37と連続した上通路38を構成して成る天窓取付
部の防水構造。
状に連結された上水切り材10と下水切り材11と一対
の縦水切り材12,12の各縦板を木枠体3の外面にそ
れぞれ取付け、その下水切り材11の横板11bの下端
縁にスカート15を一対の縦水切り材12の横板12b
より側方に突出して連結し、このスカート15の長手方
向両端寄りと一対の縦水切り材12の横板12bにおけ
る長手方向下流側外側縁に亘って補助スカート23をそ
れぞれ取付け、前記上水切り材10の横板10bと一対
の縦水切り材12,12の横板12b,12bに上シー
ル材24と一対の縦シール材25,25をコ字状に取付
け、前記一対の縦水切り材12の横板12bにおける長
手方向上流側に上側部シール材26をそれぞれ取付け、
前記補助スカート23の外側縁に縦補助シール材27を
スカート15まで突出して取付け、前記各水切り材の横
板を屋根下地材1の開口部2周囲に先付ルーフィング1
3を介して取付け、前記スカート15の下に屋根材を葺
き、前記各シール材の上に屋根材を葺いて縦水切り材1
2の横板12bと屋根材との間にスカート15まで連続
した縦通路37を構成すると共に、上水切り材10の横
板10bと屋根材との間に上流側に開口し、且つ前記縦
通路37と連続した上通路38を構成して成る天窓取付
部の防水構造。
【0006】
【作 用】天窓よりも上流側あるいは側方の屋根材よ
り浸入した雨水が上通路38、縦通路37を経てスカー
ト15上に流れ、そのスカート15に沿って天窓より下
流側の屋根材上に流れるし、このスカート15は一対の
縦水切り材12の横板12bより側方に突出して屋根材
との重なり長さが十分に長く、しかもスカート15と屋
根材36との間に浸入した雨水は補助スカート23に流
れるから、天窓取付部より雨水が屋根下地材1に流れる
ことを確実に防止できて防水性が優れたものとなる。
り浸入した雨水が上通路38、縦通路37を経てスカー
ト15上に流れ、そのスカート15に沿って天窓より下
流側の屋根材上に流れるし、このスカート15は一対の
縦水切り材12の横板12bより側方に突出して屋根材
との重なり長さが十分に長く、しかもスカート15と屋
根材36との間に浸入した雨水は補助スカート23に流
れるから、天窓取付部より雨水が屋根下地材1に流れる
ことを確実に防止できて防水性が優れたものとなる。
【0007】
【実 施 例】図1、図2に示すように、屋根下地材1
の開口部2に木枠体3を取付け、この木枠体3の上縁部
に固定枠体4を取付け、その固定枠体4の上部に障子5
が取付けられて天窓を構成している。前記木枠体3は屋
根こう配方向上流側の上木枠6と下流側の下木枠7と左
右の縦木枠8,8で方形枠となり、その上木枠6に上水
切り材10が取付けられ、下木枠7に下水切り材11が
取付けられ、縦木枠8に縦水切り材12が取付けてあ
り、これら上切り材10、下水切り材11、縦水切り材
12は縦板10a,11a,12aと横板10b,11
b,12bでL字状となってその縦板10a,11a,
12aが上木枠6、下木枠7、縦木枠8に取付けられ、
横板10b,11b,12bが屋根下地材1に取付けら
れた先付ルーフィング13に接し、この先付ルーフィン
グ13の上に屋根材14が取付けられ、前記下水切り材
11の横板11bに鉛製のスカート15が取付けてあ
り、そのスカート15が屋根材14の上面に重なり合っ
ている。
の開口部2に木枠体3を取付け、この木枠体3の上縁部
に固定枠体4を取付け、その固定枠体4の上部に障子5
が取付けられて天窓を構成している。前記木枠体3は屋
根こう配方向上流側の上木枠6と下流側の下木枠7と左
右の縦木枠8,8で方形枠となり、その上木枠6に上水
切り材10が取付けられ、下木枠7に下水切り材11が
取付けられ、縦木枠8に縦水切り材12が取付けてあ
り、これら上切り材10、下水切り材11、縦水切り材
12は縦板10a,11a,12aと横板10b,11
b,12bでL字状となってその縦板10a,11a,
12aが上木枠6、下木枠7、縦木枠8に取付けられ、
横板10b,11b,12bが屋根下地材1に取付けら
れた先付ルーフィング13に接し、この先付ルーフィン
グ13の上に屋根材14が取付けられ、前記下水切り材
11の横板11bに鉛製のスカート15が取付けてあ
り、そのスカート15が屋根材14の上面に重なり合っ
ている。
【0008】図3に示すように、前記上水切り材10の
縦板10aと横板10bは同一長さとなり、横板10b
の上面に複数の突条16が長手方向に連続して一体的に
設けてあり、前記下水切り材11の横板11bは縦板1
1aよりも長くなって両側方に突出し、この横板11b
の下縁部は下部片17と上部片18より成り、前記縦水
切り材12の横板12bは縦板12aよりも長くなって
上水切り材10側に突出し、その横板12bの上面には
立上り片19と複数の突条20が平行に長手方向に連続
して一体的に設けてある。各水切り材の縦板10a,1
1a,12a,12aが溶接されて方形枠となり、かつ
各横板10b,11b,12b,12bの突き合せ部下
面が溶接されて各横板10b,11b,12b,12b
が矩形状となる。前記スカート15は下水切り材11よ
りも長尺なる板状となり、その上縁部表裏面に防食テー
プ21がそれぞれ貼着され、下縁部裏面に両面テープ2
2が貼着してあり、このスカート15は防食テープ21
部分を下水切り材11の横板11bにおける下部片17
と上部片18との間に挿入してカシメして連結してあ
る。
縦板10aと横板10bは同一長さとなり、横板10b
の上面に複数の突条16が長手方向に連続して一体的に
設けてあり、前記下水切り材11の横板11bは縦板1
1aよりも長くなって両側方に突出し、この横板11b
の下縁部は下部片17と上部片18より成り、前記縦水
切り材12の横板12bは縦板12aよりも長くなって
上水切り材10側に突出し、その横板12bの上面には
立上り片19と複数の突条20が平行に長手方向に連続
して一体的に設けてある。各水切り材の縦板10a,1
1a,12a,12aが溶接されて方形枠となり、かつ
各横板10b,11b,12b,12bの突き合せ部下
面が溶接されて各横板10b,11b,12b,12b
が矩形状となる。前記スカート15は下水切り材11よ
りも長尺なる板状となり、その上縁部表裏面に防食テー
プ21がそれぞれ貼着され、下縁部裏面に両面テープ2
2が貼着してあり、このスカート15は防食テープ21
部分を下水切り材11の横板11bにおける下部片17
と上部片18との間に挿入してカシメして連結してあ
る。
【0009】図4と図5に示すように、下水切り材11
の横板11bと縦水切り材12の横板12bとスカート
15とに亘って補助スカート23がそれぞれ貼着され、
この補助スカート23は縦水切り材12の横板12bよ
りも側方に突出している。なお、補助スカート23の裏
面には剥離紙を有する接着テープが貼着されており、貼
着する部分の剥離紙を剥離して貼着するようにしてあ
る。前記上水切り材10の横板10bには防止スポンジ
等より成る上シール材24が長手方向に沿って貼着さ
れ、縦水切り材12の横板12bには防水スポンジ等よ
り成る縦シール材25が長手方向に沿って貼着されてお
り、前記上シール材24の長手方向両端部は縦水切り材
12の横板12bまで突出して縦シール材25と突き合
せられて上シール材24と一対の縦シール材25,25
はコ字状となっている。前記縦水切り材12の横板12
bにおける長手方向上流側寄りに防水スポンジ等より成
る上側部シール材26が長手方向と直角方向、つまり幅
方向に沿ってそれぞれ貼着され、この上側部シール材2
6は上水切り材10の横板10bに若干突出して貼着し
てある。前記補助スカート25の側縁部に沿って防水ス
ポンジ等より成る縦補助シール材27が貼着され、この
縦シール材27はスカート15まで突出して貼着してあ
る。
の横板11bと縦水切り材12の横板12bとスカート
15とに亘って補助スカート23がそれぞれ貼着され、
この補助スカート23は縦水切り材12の横板12bよ
りも側方に突出している。なお、補助スカート23の裏
面には剥離紙を有する接着テープが貼着されており、貼
着する部分の剥離紙を剥離して貼着するようにしてあ
る。前記上水切り材10の横板10bには防止スポンジ
等より成る上シール材24が長手方向に沿って貼着さ
れ、縦水切り材12の横板12bには防水スポンジ等よ
り成る縦シール材25が長手方向に沿って貼着されてお
り、前記上シール材24の長手方向両端部は縦水切り材
12の横板12bまで突出して縦シール材25と突き合
せられて上シール材24と一対の縦シール材25,25
はコ字状となっている。前記縦水切り材12の横板12
bにおける長手方向上流側寄りに防水スポンジ等より成
る上側部シール材26が長手方向と直角方向、つまり幅
方向に沿ってそれぞれ貼着され、この上側部シール材2
6は上水切り材10の横板10bに若干突出して貼着し
てある。前記補助スカート25の側縁部に沿って防水ス
ポンジ等より成る縦補助シール材27が貼着され、この
縦シール材27はスカート15まで突出して貼着してあ
る。
【0010】図6に示すように、前記各横板10b,1
1b,12b,12bの下面には内側上シーール材2
8、内側下シール材29、内側縦シール材30がそれぞ
れ貼着され、これら各内側シール材は端部を突き合せ連
結して4周連続しており、前記上水切り材10、縦水切
り材12の横板10b,12bには外側上シール材3
1、外側縦シール材32がそれぞれ貼着され、この外側
上シール材31と外側縦シール材32の端部は突き合せ
連結されてコ字状となっている。
1b,12b,12bの下面には内側上シーール材2
8、内側下シール材29、内側縦シール材30がそれぞ
れ貼着され、これら各内側シール材は端部を突き合せ連
結して4周連続しており、前記上水切り材10、縦水切
り材12の横板10b,12bには外側上シール材3
1、外側縦シール材32がそれぞれ貼着され、この外側
上シール材31と外側縦シール材32の端部は突き合せ
連結されてコ字状となっている。
【0011】次に取付け作業を工程順に説明する。図7
に示すように、屋根下地材1の開口部2に木枠体3を取
付けた後にその屋根下地材1の開口部2の周囲に先付ル
ーフィング13を貼着する。方形枠状に連結した上水切
り材10、下水切り材11、一対の縦水切り材12,1
2を木枠体3の外周に嵌合して各横板10b,11b,
12bを先付ルーフィング13上に接し、各縦板10
a,11a,12aを木枠体3に固着する。スカート1
5と先付ルーフィング13の下流側をめくり上げて先付
ルーフィング13の下に下部のルーフィング33を貼着
する。
に示すように、屋根下地材1の開口部2に木枠体3を取
付けた後にその屋根下地材1の開口部2の周囲に先付ル
ーフィング13を貼着する。方形枠状に連結した上水切
り材10、下水切り材11、一対の縦水切り材12,1
2を木枠体3の外周に嵌合して各横板10b,11b,
12bを先付ルーフィング13上に接し、各縦板10
a,11a,12aを木枠体3に固着する。スカート1
5と先付ルーフィング13の下流側をめくり上げて先付
ルーフィング13の下に下部のルーフィング33を貼着
する。
【0012】図8に示すようにスカート15の長手方向
端部と補助スカート23をめくり上げて先付ルーフィン
グ13の上から側部のルーフィング34を貼着する。
端部と補助スカート23をめくり上げて先付ルーフィン
グ13の上から側部のルーフィング34を貼着する。
【0013】図9に示すように先付ルーフィング13の
上縁部と重ね合せて上部のルーフィング35を貼着す
る。
上縁部と重ね合せて上部のルーフィング35を貼着す
る。
【0014】図10に示すようにスカート15をめくり
上げて屋根下地材1の天窓下流側に屋根材36を葺き、
次に図11に示すようにスカート15、補助スカート2
3、縦水切り材12の横板12b上に屋根材36を葺
く。このとき屋根材36は立上り片19までとする。こ
れにより、屋根材36が縦シール材25と縦補助シール
材27との上に接して縦水切り材12の横板12bと屋
根材36との間に縦通路37が構成され、その縦通路3
7は補助スカート23よりスカート15まで連続する。
その後に図12に示すように上水切り材10の横板10
b上に屋根材36を葺く。これにより、屋根材36が上
シール材24と上側部シール材26に接して上水切り材
10の横板10bと屋根板36との間に上通路38が構
成され、この上通路39は一対の上側部シール材26,
26間より上流側に開口し、かつ前記縦通路38に連続
する。
上げて屋根下地材1の天窓下流側に屋根材36を葺き、
次に図11に示すようにスカート15、補助スカート2
3、縦水切り材12の横板12b上に屋根材36を葺
く。このとき屋根材36は立上り片19までとする。こ
れにより、屋根材36が縦シール材25と縦補助シール
材27との上に接して縦水切り材12の横板12bと屋
根材36との間に縦通路37が構成され、その縦通路3
7は補助スカート23よりスカート15まで連続する。
その後に図12に示すように上水切り材10の横板10
b上に屋根材36を葺く。これにより、屋根材36が上
シール材24と上側部シール材26に接して上水切り材
10の横板10bと屋根板36との間に上通路38が構
成され、この上通路39は一対の上側部シール材26,
26間より上流側に開口し、かつ前記縦通路38に連続
する。
【0014】このようであるから、天窓の上流側あるい
は側方の屋根材36より浸入した雨水は上通路38、縦
通路37を通ってスカート15に流れ、そのスカート1
5に沿って天窓の下流側屋根材36上に流れ、スカート
15と屋根材36の屋根こう配方向の重なり代が小さ
く、スカート15と屋根材36との間に雨水が浸入した
時には補助スカート23に流れるので、屋根下地材1に
流れることがなく天窓取付部周囲の防止性が向上する。
は側方の屋根材36より浸入した雨水は上通路38、縦
通路37を通ってスカート15に流れ、そのスカート1
5に沿って天窓の下流側屋根材36上に流れ、スカート
15と屋根材36の屋根こう配方向の重なり代が小さ
く、スカート15と屋根材36との間に雨水が浸入した
時には補助スカート23に流れるので、屋根下地材1に
流れることがなく天窓取付部周囲の防止性が向上する。
【0015】
【考案の効果】天窓よりも上流側あるいは側方の屋根材
より浸入した雨水が上通路38、縦通路37を経てスカ
ート15上に流れ、そのスカート15に沿って天窓より
下流側の屋根材上に流れるし、このスカート15は一対
の縦水切材12の横板12bより側方に突出して屋根材
との重なり長さが十分に長く、しかもスカート15と縦
水切材12の横板12bに亘って補助スカート23が設
けてあるからそのスカート15と屋根材36の屋根こう
配方向の重なり代が小さくその間に浸入した雨水はスカ
ート15上に流れるから、天窓取付部より雨水が屋根下
地材1に流れることを確実に防止できて防水性が優れた
ものとなる。
より浸入した雨水が上通路38、縦通路37を経てスカ
ート15上に流れ、そのスカート15に沿って天窓より
下流側の屋根材上に流れるし、このスカート15は一対
の縦水切材12の横板12bより側方に突出して屋根材
との重なり長さが十分に長く、しかもスカート15と縦
水切材12の横板12bに亘って補助スカート23が設
けてあるからそのスカート15と屋根材36の屋根こう
配方向の重なり代が小さくその間に浸入した雨水はスカ
ート15上に流れるから、天窓取付部より雨水が屋根下
地材1に流れることを確実に防止できて防水性が優れた
ものとなる。
【図1】天窓取付部の断面図である。
【図2】天窓取付部の断面図である。
【図3】水切り材の斜視図である。
【図4】水切り材の平面図である。
【図5】水切り材のスカート、補助スカート取付部の斜
視図である。
視図である。
【図6】水切り材の底面図である。
【図7】屋根材取付け作業を示す斜視図である。
【図8】屋根材取付け作業を示す斜視図である。
【図9】屋根材取付け作業を示す斜視図である。
【図10】屋根材取付け作業を示す斜視図である。
【図11】屋根材取付け作業を示す斜視図である。
【図12】屋根材取付け作業を示す斜視図である。
1…屋根下地材、2…開口部、3…木枠体、5…障子、
10…上水切り材、10a…縦板、10b…横板、11
…下水切り材、11a…縦板、11b…横板、12…縦
水切り材、12a…縦板、12b…横板、13…先付ル
ーフィング、15…スカート、23…補助スカート、2
4…上シール材、25…縦シール材、26…上側部シー
ル材、27…縦補助シール材、37…縦通路、38…上
通路。
10…上水切り材、10a…縦板、10b…横板、11
…下水切り材、11a…縦板、11b…横板、12…縦
水切り材、12a…縦板、12b…横板、13…先付ル
ーフィング、15…スカート、23…補助スカート、2
4…上シール材、25…縦シール材、26…上側部シー
ル材、27…縦補助シール材、37…縦通路、38…上
通路。
Claims (1)
- 【請求項1】 屋根下地材1の開口部2に木枠体3を取
付け、この木枠体3に障子5を取付けた天窓において、 縦板と横板より成り方形状に連結された上水切り材10
と下水切り材11と一対の縦水切り材12,12の各縦
板を前記木枠体3の外面にそれぞれ取付け、その下水切
り材11の横板11bの下端縁にスカート15を一対の
縦水切り材12の横板12bより側方に突出して連結
し、 このスカート15の長手方向両端寄りと一対の縦水切り
材12の横板12bにおける長手方向下流側外側縁に亘
って補助スカート23をそれぞれ取付け、前記上水切り
材10の横板10bと一対の縦水切り材12,12の横
板12b,12bに上シール材24と一対の縦シール材
25,25をコ字状に取付け、前記一対の縦水切り材1
2の横板12bにおける長手方向上流側に上側部シール
材26をそれぞれ取付け、前記補助スカート23の外側
縁に縦補助シール材27をスカート15まで突出して取
付け、 前記各水切り材の横板を屋根下地材1の開口部2周囲に
先付ルーフィング13を介して取付け、前記スカート1
5の下に屋根材を葺き、前記各シール材の上に屋根材を
葺いて縦水切り材12の横板12bと屋根材との間にス
カート15まで連続した縦通路37を構成すると共に、
上水切り材10の横板10bと屋根材との間に上流側に
開口し、且つ前記縦通路37と連続した上通路38を構
成して成る天窓取付部の防水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3996392U JP2540667Y2 (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | 天窓取付部の防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3996392U JP2540667Y2 (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | 天窓取付部の防水構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH061558U JPH061558U (ja) | 1994-01-14 |
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JPH061558U (ja) | 1994-01-14 |
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