JP2540438B2 - 合成繊維用紡糸油剤 - Google Patents

合成繊維用紡糸油剤

Info

Publication number
JP2540438B2
JP2540438B2 JP5189240A JP18924093A JP2540438B2 JP 2540438 B2 JP2540438 B2 JP 2540438B2 JP 5189240 A JP5189240 A JP 5189240A JP 18924093 A JP18924093 A JP 18924093A JP 2540438 B2 JP2540438 B2 JP 2540438B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emulsion
oil agent
spinning oil
viscosity
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5189240A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06280160A (ja
Inventor
修介 堺
誠司 堀江
一郎 尾崎
三郎 占部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Chemical Industries Ltd filed Critical Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority to JP5189240A priority Critical patent/JP2540438B2/ja
Publication of JPH06280160A publication Critical patent/JPH06280160A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2540438B2 publication Critical patent/JP2540438B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Chemical Treatment Of Fibers During Manufacturing Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成繊維用紡糸油剤に
関する。更に詳しくは高速紡糸に適した紡糸用油剤に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、合成繊維の紡糸工程におい
て、潤滑剤と界面活性剤などの混合物からなる油剤の水
系エマルションが給油されている。しかし、近年工業化
されつつある5,000m/分以上の高速紡糸におい
て、従来から使用されている紡糸油剤では製糸不良(糸
切れ、毛羽、染色斑など)となる。
【0003】一般に紡糸油剤の水系エマルションは油分
濃度の低い領域ではO/W型のエマルションを形成し、
高濃度側ではW/O型のエマルションを形成する。この
中間領域(油分50〜70重量%)は転相に伴い粘度が
上昇し、10万センチポイズ(cp)を越える油剤もあ
る。従来より転相粘度の高い油剤は紡糸段階でトラブル
を起こし易いが、高速紡糸ではこの傾向が著しくなる。
このため転相粘度の低い種々の油剤が高速紡糸用に検討
されているが製糸不良解決に至っていない。
【0004】またパーフルオロアルキルアミンオキシド
やポリオキシエチレンオクチルエーテルを油剤中に含有
させることも提案されている(特開平2−47361号
公報、特開平3−97961号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、5,000m
/分以上の高速紡糸用油剤としては更に高性能の油剤が
求められている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは高速紡糸に
適した紡糸油剤を得るべく鋭意検討を重ねた結果、高速
紡糸工程での製糸性についてはある温度範囲での転相前
のエマルション粘度特性が大きく影響していることを見
いだし、本発明に到達した。
【0007】すなわち本発明は、25℃における原液粘
度が100cst以下、50℃における50%水系エマ
ルションの粘度が50cst以下であり、かつ20〜5
0℃の温度範囲における任意の温度でエマルション粘度
が濃度50%以下において極大値を持たないことを特徴
とする合成繊維用紡糸油剤である。
【0008】本発明の油剤の原液粘度は25℃で100
cst以下であり、好ましくは80cst以下である。
原液粘度が100cstを超えると紡糸時の張力が上昇
し、糸切れ、毛羽が多くなる。
【0009】また本発明の油剤の50%エマルションの
粘度は、50℃で50cst以下であり、好ましくは4
0cst以下である。50cstを超えると高速紡糸時
毛羽や染色斑が発生し易くなる。なお、エマルション粘
度はウベローデ型粘度計で測定する。
【0010】本発明の油剤は、20〜50℃の温度範囲
における任意の温度でエマルション粘度が濃度50%以
下において極大値を持たない。すなわち、この濃度範囲
において、エマルション濃度(X%)に伴いエマルショ
ン粘度(Ycst)が単調に増加する。単調増加のパタ
ーンとしては、 A:凹型のカーブで増加する場合 (dY/dX>0) B:直線的に増加する場合 (dY/dX=0) C:凸型のカーブで増加する場合 (dY/dX<0) があるが、特に好ましいパターンはAである。すなわち
X、Yの2次微分式の関係において 一般式 dY/dX>0 (1) (但し、0<X≦50) が成立する場合である。
【0011】上記温度、濃度範囲でエマルション粘度が
極大値を持つ場合は、繊維に付着したエマルションの繊
維表面での湿潤、拡展速度が低くなるため、毛羽や染色
斑が発生し易くなる。また上記Aパターンの場合は特に
高速紡糸での製糸性が良好である。
【0012】本発明において、上記のエマルション粘度
特性を持つ油剤としては、(1)脂肪酸エステル、界面
活性剤、およびポリグリセリンを含有する油剤、および
(2)脂肪酸エステル、界面活性剤および多価アルコー
ルと、オキシカルボン酸および/またはそのアルカノー
ルアミン塩、を含有する油剤が挙げられる。
【0013】本発明の油剤に使用する脂肪酸エステルと
しては、天然および合成の一価アルコールと一価カルボ
ン酸とのモノエステル(イソプロピルミリスチレート、
ブチルステアレート、イソオクチルパルミテート、イソ
オクチルステアレート、椰子油還元アルコール牛脂脂肪
酸エステル、イソトリデシルステアレート、イソトリデ
シルオレエート、イソステアリルオレエートなど)、二
価以上のアルコールと一価カルボン酸とのエステル(ネ
オペンチルグリコールジラウレート、ネオペンチルグリ
コールジオレエート、トリメチロールプロパントリラウ
レート、グリセリントリオレエート、ペンタエリスリト
ールテトラオレエート、ソルビタンテトラオレエート、
ソルビトールヘキサオレエートなど)、二価以上のカル
ボン酸と一価アルコールとのエステル(ジオクチルセバ
ケート、ジオレイルアジペート、ジラウリルフタレー
ト、ジイソトリデシルチオジプロピオネートなど)、ア
ルコールまたはフェノールのアルキレンオキシド付加物
とカルボン酸とのエステル(イソトリデシルアルコール
のエチレンオキシド(以下EOと略記)2モル付加物と
チオジプロピオン酸とのエステル、ビスフェノールAの
プロピレンオキシド(以下POと略記)EO付加物とラ
ウリン酸とのエステル、トリメチロールプロパンPO付
加物と椰子脂肪酸とのエステルなど)、および天然の動
植物油(抹香鯨油、椰子油、菜種油など)などがあげら
れる。
【0014】これらの中で好ましいものはモノエステル
であり、特に好ましいのは炭素数8〜16の分岐アルコ
ールと炭素数12〜18の一価カルボン酸のエステルで
ある。
【0015】。本発明の油剤に使用する界面活性剤とし
ては、ノニオン界面活性剤とイオン性の界面活性剤の併
用が好ましい。
【0016】ノニオン界面活性剤としては、炭素数10
〜18の一価アルコールのEO付加物(ラウリルアルコ
ールEO付加物、イソトリデシルアルコールEO付加
物、イソステアリルアルコールEO付加物など)、ポリ
エチレングリコールの高級脂肪酸エステル(ポリエチレ
ングリコール(数平均分子量200)モノラウレート、
ポリエチレングリコール(数平均分子量300)モノ牛
脂脂肪酸エステルなど)、硬化ヒマシ油のEO付加物、
アルキルアミンのEO付加物、多価アルコールの脂肪酸
部分エステル、および高級脂肪酸アルカノールアミドな
どが挙げられる。
【0017】これらのうち好ましいものは、一価アルコ
ールEO低モル(5モル以下)付加物や多価アルコール
の脂肪酸部分エステルである。
【0018】イオン性界面活性剤としてはアニオン界面
活性剤(アルキルスルホネートアルカリ金属塩、高級脂
肪族カルボン酸金属塩およびアミン塩、アルキルホスフ
ェート金属塩およびアミン塩、ポリオキシアルキレンア
ルキルホスフェート金属塩、動植物油の硫酸化物な
ど)、両性界面活性剤(ベタイン型およびアミノ酸
型)、およびカチオン界面活性剤(アミン塩型および四
級アンモニウム塩型)等が挙げられる。ジメチルシロキ
サン基、およびパーフルオロアルキル基を持つイオン性
活性剤も必要に応じ使用可能である。
【0019】これらのうち好ましいもの、はアニオン界
面活性剤であり、必要に応じスルホネート、ホスフェー
ト、カルボン酸塩などから選ばれる2種以上の成分を使
用する。特に好ましいものはアルキルスルホネートアル
カリ金属塩である。
【0020】本発明の油剤に使用するポリグリセリンと
してはグリセリンの3量体〜15量体(トリグリセリ
ン、テトラグリセリン、ヘキサグリセリン、デカグリセ
リンなど)が挙げられる。これらのうち好ましいもの
は、6〜10量体である。
【0021】本発明の油剤に使用する多価アルコールと
しては、グリコール類(エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ジエチレングリコールなど)、グリセリ
ン類、トリメチロールプロパン、ソルビトールなどが挙
げられる。これらのうち好ましいものはグリセリン類で
ある。
【0022】本発明の油剤に使用するオキシカルボン酸
としては、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、ク
エン酸などが挙げられ、これらのうち好ましいものは乳
酸である。
【0023】本発明の油剤に使用するオキシカルボン酸
のアルカノーアミン塩としては、上記オキシカルボン酸
のトリエタノールアミン、イソプロパノールアミン、ジ
エチルエタノールアミン、ジブチルエタノールアミン、
ジエチルアミノエタノール塩などが挙げられる。これら
のうち好ましいものは乳酸のトリエタノールアミン塩で
ある。
【0024】本発明において油剤中の、脂肪酸エステル
の含有量は通常40〜90重量%、好ましくは50〜8
5重量%である。40重量%未満の場合は平滑性が不足
し、高速紡糸工程で糸切れが起こり易くなるとともに後
加工工程(整経、製織、編立など)の成績が低下する。
90重量%を超えるとエマルションの安定性が低下し、
毛羽および糸切れが起こり易くなる。
【0025】ノニオン界面活性剤の含有量は通常10〜
30重量%である。5重量%未満ではエマルションの安
定性が低下し、30重量%を超えると平滑性が低下する
とともにサイジング特性も劣性となる。
【0026】イオン性界面活性剤の含有量は通常3〜1
0重量%であり、好ましくは4〜8重量%である。3重
量%未満では本発明のエマルション粘度特性を得ること
が困難となり、静電気防止性能も低下する。10重量%
を超えると平滑性が低下するとともに、ローラーやガイ
ドへの油剤脱落物が多くなり、毛羽および糸切れが多く
なる。
【0027】ポリグリセリンの含有量は通常1〜5重量
%であり、好ましくは2〜4重量%である。1重量%未
満では本発明のエマルション特性を得ることが困難とな
り、含有量が5重量%を超えると油剤原液およびエマル
ションの安定性が低下する。
【0028】多価アルコールの含有量は通常1〜5重量
%である。1重量%未満では本発明のエマルション特性
を得ることが困難となり、5重量%を超えると油剤原液
の安定性が低下する。
【0029】オキシカルボン酸および/またはそのアル
カノールアミン塩の含有量は、通常0.05〜8重量
%、好ましくは0.1〜6重量%である。0.05%未
満では本発明のエマルション特性を得ることが困難とな
り、8重量%を超えると油剤原液およびエマルションの
安定性が低下する。
【0030】本発明の油剤には本発明のエマルション粘
度特性から逸脱しないかぎり必要に応じ前記以外の任意
の成分が使用可能である。任意の成分としては潤滑剤
(鉱物油、シリコーン油およびポリエーテルなど)、油
性向上剤(高級脂肪酸および高級脂肪族アミンなど)、
極圧添加剤、防錆剤、酸化防止剤、およびその他の機能
添加剤などが挙げられる。
【0031】本発明の油剤は合成繊維の溶融紡糸工程に
おいて、水系エマルションとして紡出糸条に給油され
る。
【0032】適用される合成繊維としてはポリエステ
ル、ナイロン、およびポリプロピレンなどが挙げられ
る。糸銘柄については特に限定はないが、200デニー
ル以下の編織用途の原糸に好適である。
【0033】エマルションの濃度は0.5〜30重量%
の範囲の任意の濃度の選択が可能であり、好ましくは5
〜20重量%である。
【0034】エマルションの給油方法については特に限
定はなく、ノズル給油およびローラー給油などが適用可
能である。
【0035】油剤の付着量は繊維に対して純分として通
常0.3〜2.0重量%、好ましくは0.5〜1.5重
量%である
【0036】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
【0037】実施例1〜7、比較例1〜6 表1記載組成の本発明油剤(1〜7)および比較油剤
(1〜6)を調製した。表1の中で記号で示した油剤成
分の内容は下記の通りである。また各成分の配合比率は
純分重量%を示す。 L−1 イソオクチルパルミテート L−2 イソオクチルステアレート L−3 イソトリデシルオレエート L−4 トリメチロールプロパントリラウレート L−5 精製流動パラフィン(レッドウッド粘度100
秒) L−6 ポリエチレングリコール(分子量400)ジラ
ウレート L−7 ブタノール(EO/PO)ランダム付加物(平
均分子量:800) N−1 グリセリンモノオレエート N−2 イソトリデシルアルコールEO2モル付加物 N−3 硬化ヒマシ油EO20モル付加物 N−4 トリメチロールプロパンEO20モル付加物ジ
ラウレート N−5 オレイン酸ジエタノールアミド A−1 パラフィンスルホネートNa塩(バイエル社製
ワロラートU) A−2 オレイン酸K塩 A−3 イソトリデシルホスフェートK塩 A−4 オレイルアルコールEO3モル付加物ホスフェ
ートNa塩 A−5 ジイソオクチルスルホサクシネートNa塩 F−1 乳酸トリエタノールアミン塩 F−2 グリコール酸ジエチルエタノールアミン塩 F−3 乳酸 G−1 グリセリン G−2 ジエチレングリコール G−3 デカグリセリン
【0038】
【表1】
【0039】本発明油剤、および比較油剤のエマルショ
ン粘度などの評価結果を表2、表3に示す。なお、エマ
ルションの調製および粘度の測定は次のようにして行っ
た。例えば25℃における30%エマルションの場合
は、エマルション量が50gになるように100ccの
ビーカーに25℃のイオン交換水を採取し、これをマグ
ネティックスターラーで攪伴しながら25℃の油剤を徐
々に投入し油剤濃度を30%にした。得られたエマルシ
ョンを25℃の恒温槽で15分間温度調整後、ウベロー
デ型粘度計で測定した。その他の任意の温度での、任意
の濃度のエマルションの粘度測定も同様である。
【0040】
【表2】
【0041】
【表3】
【0042】次に各油剤の10%エマルションを用い、
スピンドロー方式(引き取り速度:3,000m/分、
延伸速度:5,000m/分)で50デニール36フィ
ラメントのポリエステル繊維を紡糸した。この際、各エ
マルションはノズル給油方式で紡出直後に付与した。ま
たエマルション付与量は繊維重量に対し10%とした。
紡糸中の糸切れ回数(1時間当り)、および得られた原
糸品質(毛羽数、染色性)の評価結果を表4に示す。な
お毛羽数は得られた原糸ケーク20個について毛羽数を
測定し、100万メートル当りの数で表した。また染色
性は得られた原糸で織地を作成し、これを染色して染色
斑の程度を判定した。
【0043】
【表4】
【0044】更に、本発明の油剤(1〜5)で前記の製
糸条件で大量に製糸し、後加工(整経、糊付け、製織)
を行ったところ、従来糸と同等以上の工程通過性を示し
た。中でも本発明油剤1および2を用いた原糸が良好で
あった。
【0045】
【発明の効果】本発明の紡糸油剤は、ポリエステルやナ
イロンの溶融紡糸、延伸に際して、優れた製糸特性を示
す。とりわけ、巻取り速度5,000m/分以上の1ス
テップでの高速紡糸工程(特にスピンドロー方式)にお
いて、従来油剤との差が顕著に現れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 渕野 留香 (56)参考文献 特開 平3−97961(JP,A) 特開 平4−24284(JP,A) 特開 平2−191770(JP,A) 特開 昭59−163478(JP,A) 特開 昭52−5396(JP,A) 特開 平3−40867(JP,A) 特開 昭52−63496(JP,A) 特開 昭57−149554(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 25℃における原液粘度が100cst
    以下、50℃における50%水系エマルションの粘度が
    50cst以下であり、かつ20〜50℃の温度範囲に
    おける任意の温度でエマルション粘度が濃度50%以下
    において極大値を持たないことを特徴とする合成繊維用
    紡糸油剤。
  2. 【請求項2】 20〜50℃の温度範囲における任意の
    温度でエマルション濃度(X%)と粘度(Ycst)の
    2次微分式が下記一般式(1)を満足することを特徴と
    する請求項1記載の紡糸油剤。 一般式 dY/dX>0 (1) (但し、0<X≦50)
  3. 【請求項3】 合成繊維用紡糸油剤が、脂肪酸エステ
    ル、界面活性剤およびポリグリセリンを含有する請求項
    1または2記載の紡糸油剤。
  4. 【請求項4】 合成繊維用紡糸油剤が、脂肪酸エステ
    ル、界面活性剤および多価アルコールと、オキシカルボ
    ン酸および/またはそのアルカノールアミン塩、を含有
    する請求項1または2記載の紡糸油剤。
  5. 【請求項5】 界面活性剤がノニオン界面活性剤および
    イオン性の界面活性剤からなる請求項3または4記載の
    紡糸油剤。
JP5189240A 1993-01-22 1993-06-30 合成繊維用紡糸油剤 Expired - Fee Related JP2540438B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5189240A JP2540438B2 (ja) 1993-01-22 1993-06-30 合成繊維用紡糸油剤

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-27582 1993-01-22
JP2758293 1993-01-22
JP5189240A JP2540438B2 (ja) 1993-01-22 1993-06-30 合成繊維用紡糸油剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06280160A JPH06280160A (ja) 1994-10-04
JP2540438B2 true JP2540438B2 (ja) 1996-10-02

Family

ID=26365529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5189240A Expired - Fee Related JP2540438B2 (ja) 1993-01-22 1993-06-30 合成繊維用紡糸油剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2540438B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007077525A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Daicel Chem Ind Ltd 繊維油剤エマルションおよびその製造方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4947798B2 (ja) * 2007-12-27 2012-06-06 竹本油脂株式会社 合成繊維用処理剤、合成繊維の処理方法及び合成繊維
DE102008045296A1 (de) * 2008-09-02 2010-03-04 Byk-Chemie Gmbh Monocarbonsäureester enthaltendes Dispergiermedium für Feststoffpräparationen
JP5213291B1 (ja) 2012-09-28 2013-06-19 竹本油脂株式会社 合成繊維用処理剤、合成繊維用処理剤水性液、合成繊維の処理方法及び合成繊維
KR102095920B1 (ko) * 2013-03-29 2020-04-01 마쓰모토유시세이야쿠 가부시키가이샤 합성 섬유용 처리제 및 그 이용
CN111101376A (zh) * 2018-10-25 2020-05-05 中国石油化工股份有限公司 一种腈纶油剂及其制备方法与应用
CN116289196A (zh) * 2023-03-07 2023-06-23 浙江恒逸石化研究院有限公司 一种强耐候性涤纶fdy纺丝油剂及其制备方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2528734C3 (de) * 1975-06-27 1978-09-14 Hoechst Ag, 6000 Frankfurt Präparationsmittel für das Texturieren von Polyesterfasern
JPS5263496A (en) * 1975-11-14 1977-05-25 Kao Corp Straight oiling agent for synthetic fiber
JPS6040552B2 (ja) * 1981-09-10 1985-09-11 東洋紡績株式会社 ウオ−タ−ジエツトル−ム無糊製織用合成繊維経糸油剤
JPS59163478A (ja) * 1983-03-04 1984-09-14 松本油脂製薬株式会社 合成繊維用平滑処理剤組成物
JPS6119874A (ja) * 1984-07-02 1986-01-28 東レ株式会社 ポリアミド繊維用油剤
JPH02191770A (ja) * 1989-01-12 1990-07-27 Sanyo Chem Ind Ltd 合成繊維用処理剤
JPH089831B2 (ja) * 1989-07-03 1996-01-31 東レ株式会社 高速製糸用の油剤組成物および該油剤組成物を用いる高速製糸方法
JP2702240B2 (ja) * 1989-09-08 1998-01-21 松本油脂製薬株式会社 繊維処理剤
JP2520496B2 (ja) * 1990-05-17 1996-07-31 帝人株式会社 ポリエステル繊維用油剤及びそれを付着してなるポリエステル繊維

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007077525A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Daicel Chem Ind Ltd 繊維油剤エマルションおよびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06280160A (ja) 1994-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI701369B (zh) 合成纖維用處理劑的稀釋液以及合成纖維的製造方法
JPH07216733A (ja) 繊維用紡糸油剤
KR101157465B1 (ko) 합성 섬유용 처리제 및 합성 섬유의 처리 방법
JP2540438B2 (ja) 合成繊維用紡糸油剤
JP6219000B1 (ja) 合成繊維用処理剤及びその用途
JP6321860B1 (ja) 合成繊維用処理剤、合成繊維及び合成繊維の処理方法
JP6625449B2 (ja) 合成繊維用処理剤及びその用途
JPH07216734A (ja) 合成繊維用油剤
KR102590458B1 (ko) 탄성 섬유용 처리제 및 탄성 섬유
JPH1161646A (ja) 合成繊維用処理剤
JP3488563B2 (ja) 合成繊維処理剤およびこれを付与する合成繊維の製造法
JP2700299B2 (ja) 合成繊維用紡糸油剤
JP5878261B1 (ja) 合成繊維用処理剤及びその用途
US6426141B1 (en) High-speed false-twist texturing process
JPH08120564A (ja) 合成繊維用処理剤
JPH04194077A (ja) ポリエステル繊維
JP4181702B2 (ja) ポリアミド系合成繊維用処理剤
JPH0397961A (ja) 繊維処理剤
JP2000017573A (ja) 合成繊維用処理剤および合成繊維
JP3391132B2 (ja) 合成繊維用低摩擦化処理剤およびその処理剤を付与した合成繊維
JP3570819B2 (ja) 合成繊維処理用油剤及びこれを用いた合成繊維処理方法
JP2664372B2 (ja) ポリアミド系合成繊維用油剤
JP3926050B2 (ja) 合成繊維用油剤
JP2628462B2 (ja) 合成繊維用処理剤
JPH06228866A (ja) 繊維用油剤

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees