JP2540142Y2 - 油圧式工具のピストン早戻し機構 - Google Patents

油圧式工具のピストン早戻し機構

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JP2540142Y2
JP2540142Y2 JP9024391U JP9024391U JP2540142Y2 JP 2540142 Y2 JP2540142 Y2 JP 2540142Y2 JP 9024391 U JP9024391 U JP 9024391U JP 9024391 U JP9024391 U JP 9024391U JP 2540142 Y2 JP2540142 Y2 JP 2540142Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電線等の切断、接続作業
等に使用する油圧式工具の作動機構に関し、特に、早送
りピストンを備える手動油圧式工具のピストン早戻し機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ピストンの早送り機構を備えた手
動油圧式工具としては、図7に示したようなものがあ
る。この手動油圧式工具Bにおいては、工具ボディ51
の基端部にオイルタンク52を備え、工具ボディ51の
先端部に形設したシリンダ53に、スプリング54で基
端側に付勢された出力ピストン55を収装してある。こ
の出力ピストン55内には、基端面側に開口する小シリ
ンダ56を形設し、この小シリンダ56に、油路57を
貫設し一端を工具ボディ51側に取り付けた小径の早送
りピストン58が収装された状態にしてある。
【0003】早送りピストン58の基端部に接する工具
ボディ51部分には、早送り油室59を形設して、図示
しないポンプ機構により、前記オイルタンク52から吸
引した作動油が供給されるようにしてあり、また、この
早送り油室59からシリンダ53の基底部に連通する油
路60にはアンロード弁61を介設してある。
【0004】従って、早送りピストン58の油路57を
経由して出力ピストン55内の小シリンダ56に作動油
を供給して出力ピストン55を早送りさせることがで
き、出力ピストン55が荷重を受け作動油の圧力が高ま
り、所定圧力を越えると、アンロード弁61が開弁され
て、シリンダ53の基底部に作動油が供給され、出力ピ
ストン55に作動を行わせることができるようになって
いる。
【0005】また、作動油の戻し機構としては、早送り
油室59とオイルタンク52間を連通する油路62に、
リリーフ弁を兼ねる戻し弁63を介設すると共に、シリ
ンダ53の基底部と、該戻し弁63との間にチェック弁
64を介設してあり、外部での戻しレバー65の操作
で、内設するばねの付勢力に抗して戻し弁63を開弁で
きるようにしてあり、作業終了後、前記戻しレバー65
を押動することにより、内部作動油をオイルタンク52
に戻し、出力ピストン55を原位置に復帰させ得るよう
にしてある。
【0006】早送りピストン機構を有する手動油圧式工
具の他の従来例としては図8に示すものがある。この手
動油圧式工具Cのピストン早送り機構は、工具ボディ7
1に形設された大径室と小径室からなる2段のラム室7
2に嵌挿される大小径2段に形成したラム73を備え、
付設する加圧ハンドル74を揺動させることによりオイ
ルタンク75から作動油を吸引してシリンダ76に供給
し、このシリンダ76内に収装された出力ピストン77
を移動させるものである。
【0007】即ち、大径プランシャ部分73aで多量の
作動油を送って出力ピストン77を早送りし、出力ピス
トン77に負荷を生じた時点で小径プランシャ部分73
bで高圧力を加えて作業を行えるようにしたものであ
る。
【0008】なお、この手動油圧式工具Cにおいては、
シリンダ76基底部とオイルタンク75間に連通する油
路78に、リリーフ弁79と外力操作によって開放作動
する戻し弁80を介設し、それぞれ作業時の過圧力除去
と、作業終了後の作動油戻しによる出力ピストン77の
戻しを行わせるようにしてある。
【0009】前記のように、このような手動油圧式工具
におけるピストンの早送り機構としては、出力側のピス
トンを2段に構成した方式と、送油側のポンプラムを2
段に形設した方式とがあるが、早送りの速度は、ピスト
ンを2段に構成した方式の方が圧倒的に大きく、この方
式のものが優位に利用されている。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この2
段ピストン方式のピストン早送り機構を用いた油圧式工
具では、通常、コンパクトで高出力に耐える必要性から
構成が複雑になるのを避け、油圧回路を簡素化するた
め、リリーフ弁に戻し弁を兼ねさせるように構成してい
る。
【0011】従って、リリーフ弁のチョーク部が作動油
の戻り回路において隘路になっている。即ちリリーフ弁
は、その機能上、受圧面の断面積に応じたばね力を要す
るため、収納ばねの負担を軽減して部品の耐久性を高め
ると共に、戻しレバーの操作性を良くするため、受圧面
の穴径を極力小さく、狭径のチョーク部に形成するよう
にしてあり、このようなリリーフ弁を戻し弁として兼用
するときは、作動油の戻りにおいてチョーク部が隘路と
なるため、ピストンの戻りが遅く、作業の効率化を妨げ
る原因にもなっていた。
【0012】また、このようなリリーフ弁が戻り弁とし
て使用されるため、油もれの防止のために精密に仕上げ
られた弁座の摩耗や損傷が著しく、油圧式工具の耐久性
をも低下させる原因にもなっていた。
【0013】さらに、リリーフ弁におけるリリーフ圧設
定用ばね力のため、戻し弁開放時には常に高いレバー押
圧力を必要とし、操作性にも問題があった。
【0014】以上の状況に鑑み、本考案は、ピストンの
早送りと共にピストンの早戻しが可能で作業性に優れる
と共に、操作が簡単で、耐久性の高い手動油圧式工具の
ピストン早戻し機構の提供を目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案は、工具ボディの基端部に付設したオイルタ
ンクと、工具ボディの先端部に形設したシリンダと、該
シリンダ内に収装され且つスプリングで基端側に付勢さ
れる出力ピストンと、内部に油路を貫設され且つ該出力
ピストンに形設する小シリンダ内に収装される早送りピ
ストンと、前記オイルタンクと前記シリンダの基底部と
の間の油路に介設した戻し弁と、前記小シリンダ底部と
前記シリンダの基底部間を連通する油路に介設したアン
ロード弁と、前記オイルタンクの作動油を吸引して前記
小シリンダの底部に圧送するポンプ機構とを備える手動
油圧式工具であって、前記戻し弁と前記アンロード弁と
を外部から同時に開放する戻し機構を設けると共に、前
記オイルタンクと前記シリンダの基底部間に新たに油路
を設けてリリーフ弁を介設した油圧式工具のピストン早
戻し機構を提供するものである。
【0016】
【作用】ポンプ機構を手動操作すると、オイルタンクの
作動油が小シリンダの底部に圧送され、出力ピストンを
内部から押動して早送りすることができる。早送りされ
た出力ピストンが荷重を受けて停止した後、作動油を送
り続けると、待機することなく油圧力が上昇し、所定油
圧力でアンロード弁が開弁するので、シリンダの基底部
に加圧された作動油が供給され、出力ピストンは大出力
で前進し、所要の作業を行うことができる。
【0017】作業時、作動油の油圧力が所定圧力以上に
上昇すると、リリーフ弁が開弁するので、シリンダの基
底部の作動油を直接オイルタンクに逃がして所定圧以下
に抑止することができる。
【0018】前記作業の終了により、ポンプ操作を止め
ると、アンロード弁は閉弁するが、戻し機構を手動操作
すると、アンロード弁は開弁され、同時に戻し弁が開弁
して小シリンダ底部と出力ピストン基底部とオイルタン
クとの間を開通するので、シリンダ内のスプリングの付
勢力により、小シリンダ底部の作動油とシリンダ基底部
の作動油は急速にオイルタンクに戻り、出力シリンダは
原位置に早戻しされる。
【0019】
【実施例】以下、本考案の油圧式工具の早戻し機構を、
実施例を示す添付図面により説明する。図1は本考案の
ピストン早戻し機構を備える油圧式工具の側断面図、図
2は図1のII−II線に沿う断面図、図3は図2のIII −
III 線に沿う断面図、図4は図3のIV−IV線に沿う断面
図、図5は図3のV−V線に沿う断面図、図6は図1の
油圧式工具の油圧回路図である。
【0020】本考案に係る油圧式工具Aは、図1と図2
に示したように、電線等の端末処理において使用する手
動圧着用油圧工具であって、工具ボディ1の基端部にオ
イルタンク2を抱持させる形に把持部3を付設してい
る。
【0021】工具ボディ1の先端部には先端方向に開口
する有底のシリンダ4を形設し、内部にスプリング5で
基端側に付勢する出力ピストン6を収装し、スペーサ7
を施しキャップ8を冠装してある。出力ピストン6のロ
ッド6aの先端部分は工具ボディ1外に突出させ、この
ロッド6aの先端部に取外し交換可能に圧着用パンチ9
を取り付けてあり、また工具ボディ1の先端部外周面に
は、ヘッド10を介してダイスホルダ11を螺着手段に
よって取り付け、このダイスホルダ11に圧着用ダイス
12を抱持させてあり、出力ピストン6に従って圧着用
パンチ9の進退により電線等被圧着物13の圧着処理が
できるようにしてある。
【0022】出力ピストン6は、中心軸線に沿い、基端
側に開口する有底の小シリンダ14を形設してあり、こ
の小シリンダ14に嵌入する早送りピストン15が、そ
の基端部を螺入する状態に工具ボディ1に取り付けてあ
り、この早送りピストン15には中心軸部分を貫通する
小径の油路16を穿設してある。
【0023】早送りピストン15の基端に接する工具ボ
ディ1部分には小室の早送り油室17を形設してある。
また、ポンプ機構18として工具ボディ1の側部中央部
に穿設したラム室19と、このラム室19に嵌入され、
一端を工具ボディ1の外部に突出するラム20と、この
ラム20の突出端に係合するように付設した加圧ハンド
ル21とを備え、このポンプ機構18によって吸引され
るオイルタンク2からの作動油が前記早送り油室17に
供給され、さらに、油路16を経由して小シリンダ14
の底部14aに供給されるようにしてある。
【0024】即ち、このラム室19からの油路22はオ
イルタンク2への油路23と前記早送り油室17への油
路24とに分岐され、それぞれの油路23,24にチェ
ック弁25,26を介設してあり、前記ポンプ機構18
の加圧ハンドル21の揺動操作により、オイルタンク2
内の作動油がストレーナ27とチェック弁25,26を
経由して前記早送り油室17に供給されるようにしてあ
る。
【0025】また、前記早送り油室17とシリンダ4の
基底部4a間に油路28を設け、図3に示すように、こ
の油路28にばねで閉弁方向に付勢されているアンロー
ドステム29と球弁30とを備えたアンロード弁31を
工具ボディ1の軸方向に対する直角面に設けてあり、ポ
ンプ機構18の加圧操作により早送り油室17内の作動
油の圧力が設定圧力以上に高まったときに開弁し、油路
28を経由してシリンダ4の基底部4aに作動油を供給
できるようにすると共に、球弁30に当接するリリース
ステム32を設け、図4にも示すように、外部からの戻
しレバー39の操作で球弁30を強制開弁できるように
もしてある。
【0026】また、シリンダ4の基底部4aとオイルタ
ンク2との間にも、独立した油路33を設け、この油路
33にはリリーフ弁34を介設し、シリンダ4の基底部
4aにおいて、作動油が所定圧力以上に圧力上昇した場
合は開弁させ、作動油をオイルタンク2に戻すようにし
てある。
【0027】さらに、シリンダ4の基底部4aとオイル
タンク2との間に、独立した油路35を設け、この油路
35には前記アンロード弁と並列した状態に戻し弁36
を介設してある。この戻し弁36は、図5にも示すよう
に、ばねで開弁方向に付勢されている球弁37を工具ボ
ディ1の外部に一端を突出し且つばねで開弁方向に付勢
してあるリリースステム38を押動して開弁させること
により、シリンダ4の基底部4aの作動油を油路35を
経由してオイルタンク2に返戻できるようにしてある。
【0028】そして、この油圧式工具Aにおいては、特
に、アンロード弁31のリリースステム32と、戻し弁
36のリリースステム38を1個の戻しレバー39で同
時に押動できるようにしてあり、この押動により、アン
ロード弁31と戻し弁36とを同時に強制開弁できるよ
うに構成してある。
【0029】また、シリンダ4の基底部4aと作動油吸
引回路の前記油路23間に油路40を設け、この油路4
0に自動吸入弁41を介設してある。即ち、出力ピスト
ン6の早送りの際、油路40を経由してシリンダ4の基
底部4aにオイルタンク2から作動油が自然補給されて
該基底部4aが真空化するのを防止し、ポンプ機構18
による作動油の加圧が円滑に行われるようにしてある。
【0030】以上のように構成した本考案のピストン早
送り機構を備える油圧式工具Aを、図6の油圧回路図を
併用して説明する。この油圧式工具Aを操作して圧着用
ダイス12と圧着用パンチ9間に被圧着物13が位置す
るようにした後、ポンプ機構18の加圧ハンドル21を
揺動操作すると、ラム20の作用により、オイルタンク
2の作動油がストレーナ27から油路23とチェック弁
25を経由して吸引され、さらに油路24とチェック弁
26を経由して早送り油室17に供給され、またさら
に、早送りピストン15の油路16を経由して小シリン
ダ14の底部14aに導入されるので、出力ピストン6
は少ない油量で早送りされる。このとき、シリンダ4の
基底部4aには、油路40の自動吸入弁41を経由して
オイルタンク2から作動油が補給される。即ち、圧着用
パンチ9が急速に前進する。
【0031】そして、圧着用パンチ9が被圧着物13に
当接して荷重を受けると、出力ピストン6は一旦停止す
る。引き続き加圧ハンドル21を揺動させると、時間の
無駄なく急速に供給作動油の油圧力が高まり、この油圧
力が所定圧力を越えるとアンロード弁31の球弁30が
圧力作動油に押されて開弁し、圧力作動油は油路28を
通ってシリンダ4の基底部4aに供給される。
【0032】そして、シリンダ4の基底部4aと小シリ
ンダ14の底部14aにおける圧力作動油の油圧力に応
じて、負荷に抗して出力ピストン6はさらに前進し、圧
着用ダイス12と圧着用パンチ9による被圧着物13の
圧着作業が行われる。圧力作動油が所定の油圧力に達す
ると、油路33におけるリリーフ弁34が開弁してシリ
ンダ4の基底部4aの作動油の一部をオイルタンク2に
返戻し、油圧力の上昇を防止して安全が図られる。
【0033】以上の圧着作業の終了後、工具ボディ1側
部の戻しレバー29を手指で押動することにより、図4
と図5に示されているように、アンロード弁31のリリ
ースステム32と戻し弁36のリリースステム38とを
同時に押動し、それぞれの球弁30,37を開弁させる
と、小シリンダ14の底部14aの作動油はシリンダ4
の基底部4aに導入され、このシリンダ4の基底部4a
の作動油と共に、油路35により急速にオイルタンク2
に返戻されるので、出力ピストン6はスプリング5の付
勢力により早戻りし、圧着用パンチ9を後退させ、被圧
着物13の取り外しができる状態とする。
【0034】また、本考案においては、作動油の戻し用
油路28,35に介設したアンロード弁31と戻し弁3
6はリリーフ弁34のように強いばねを必要としないか
ら、戻しレバー39は軽いワンタッチ操作で操作でき、
さらに、リリーフ弁34も、独立した油路33に介設し
たことにより、弁座の摩耗や損傷が低減し、油圧式工具
としても耐久性が向上する。
【0035】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
によれば、シリンダとオイルタンク間のリリーフ弁と作
動油の戻し弁とを別々の油路に介設し、小シリンダ底部
とシリンダ基底部間の油路に介設したアンロード弁を外
部から強制開弁できるようにすると共に、このアンロー
ド弁と前記戻し弁とを同時開弁できるように構成したか
ら、作動油の戻り油路に隘路がなくなり、軽いワンタッ
チ操作による戻しレバー等の戻し機構の操作でアンロー
ド弁及び戻し弁を開弁し、シリンダ内のスプリングの付
勢力により、小シリンダ底部とシリンダ基底部の作動油
を同時に且つ急速にオイルタンクに返戻させ、出力ピス
トンを早戻しすることができ、また、リリーフ弁におけ
る弁のシート面の摩耗や損傷による故障を低減すること
ができる。
【0036】従って、本考案によれば、操作性と作業性
にすぐれると共に耐久性の良好な油圧式工具が得られる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のピストン早戻し機構を備える油圧式工
具の側断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図2のIII −III 線に沿う断面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図3のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図1の油圧式工具の油圧回路図である。
【図7】従来例の油圧式工具の側断面図である。
【図8】他の従来例の油圧式工具の要部側断面図であ
る。
【符号の説明】
A 油圧式工具 1 工具ボディ 2 オイルタンク 4 シリンダ 4a 基底部 5 スプリング 6 出力ピストン 14 小シリンダ 14a 底部 15 早送りピストン 16 油路 18 ポンプ機構 20 ラム 21 加圧ハンドル 25 チェック弁 26 チェック弁 31 アンロード弁 34 リリーフ弁 36 戻し弁 39 戻しレバー 41 自動吸入弁

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具ボディの基端部に付設したオイルタ
    ンクと、工具ボディの先端部に形設したシリンダと、該
    シリンダに収装され且つスプリングで基端側に付勢され
    る出力ピストンと、内部に油路を貫設され且つ該出力ピ
    ストンに形設した小シリンダ内に収装される早送りピス
    トンと、前記オイルタンクと前記シリンダの基底部間の
    油路に介設した戻し弁と、前記小シリンダの底部と前記
    シリンダの基底部間の油路に介設したアンロード弁と、
    前記オイルタンクの作動油を吸引して前記小シリンダの
    底部に圧送するポンプ機構とを備える手動油圧式工具で
    あって、前記戻し弁と前記アンロード弁とを外部から同
    時に開放する戻し機構を設けると共に、前記オイルタン
    クと前記シリンダの基底部間に油路を設けてリリーフ弁
    を介設したことを特徴とする油圧式工具のピストン早戻
    し機構。
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